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こんばんは。aquaです。

 まだ梅雨が明けないこの時期はこの先の降水確率が気になりますが、その「
降水確率」について多少誤解している方が少なくないようです。

 たとえば「日中の降水確率50%」という場合は、「午前9時から午後6時
までの間、予報が100回出された時、およそ50回は降水(1ミリ以上)が
ある」ということを意味しています。

 天気予報は過去の実績から判定しており、過去に同じような気象条件になっ
た時に50%の割合で雨が降った実績があれば降水確率50%と予報されます。
つまり、降水確率50%の場合、実際に雨に遭う確率はイメージよりもずっと
高いと言えます。

 気象庁ではパーセントでの降水確率のほか、「曇り一時雨」または「曇り時
々雨」のように言葉による予報も出しています。この「一時雨」と「時々雨」
ではどちらが雨が降っている時間が長いかと申しますと、「時々雨」の方です。

 「一時雨」というのは「連続的に雨が降り、その降雨の発現期間が予報期間
の4分の1未満のとき」で、例えば「日中、曇り一時雨」の場合、「午前9時
から午後6時までの9時間で、曇りが6時間45分以上で、雨が降っている時
間は2時間15分未満」であることを示しています。

 「時々雨」というのは「断続的に雨が降り、その降雨の発現期間の合計時間
が予報期間の4分の1以上、2分の1未満のとき」で、例えば「日中、曇り時
々雨」の場合、「午前9時から午後6時までの9時間で、雨が降っている時間
は2時間15分以上、4時間30分未満でそれ以外は曇り」であることを示し、
雨が降る時間が予報期間の2分の1以上の場合は「雨時々曇り」となります。

 ちなみに、地面がかすかに湿る程度の1ミリ以下の雨については、降水確率
では含まれませんが、言葉による雨の予報には含まれます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.7月のイベント

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均    9570.67(-123.27)▼1.27%
◎TOPIX    852.19(-  8.61)▼1.00%

◎売買高概算  15億9587万株
◎売買代金概算  1兆1138億円
◎時価総額  289兆0115億円

◎値上り銘柄数  414  ◎(年初来)新高値   8
◎値下り銘柄数 1139  ◎(年初来)新安値 144
◎変わらず    121

◎騰落レシオ(25日)101.7%

◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ○○○●●○●●○●●● 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.18% 75日線比-8.46%
 
◎為替  (対ドル) 88.75  (対ユーロ)108.60

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  147円(-  2円) 97,679千株
 2.三菱UFJ<8306>  407円(-  4円) 60,592千株
 3.日立   <6501>  328円(-  9円) 46,969千株
 4.東芝   <6502>  452円(-  8円) 39,695千株
 5.野村   <8604>  499円(-  8円) 28,521千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.三菱UFJ<8306>  407円(-  4円) 24,825百万
 2.三井住友 <8316> 2575円(- 33円) 24,457百万
 3.トヨタ自 <7203> 3080円(- 20円) 24,131百万
 4.ソニー  <6758> 2430円(+  5円) 22,518百万
 5.任天堂  <7974>26030円(+ 80円) 21,688百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1830万株 買い840万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比123円(1.2%)安の9
570円と心理的節目の9500円に接近して取引終了です。

 午前中は小幅高での推移となっていましたが、昼から為替が約1ヶ月ぶりに
1ドル=88円台半ば、1ユーロ=108円台半ばの円高に進行するとハイテ
クなど輸出関連中心に売りが優勢となり、一気にマイナスに転じています。ま
た香港、上海、韓国、台湾、そしてインドなど主要アジア市場が全面安となっ
ていること、三菱UFJや三井住友などメガバンクが年初来安値を更新したこ
とも投資心理を冷やし、引けにかけてジリジリと下げ幅拡大となっています。
売買代金は概算1兆1138億円、上海総合指数は108ポイント(4.2%)
の大幅安で2427です。

 業種別では、通信・陸運・電力ガスなどディフェンシブ系が高く、電機・非
鉄・証券・不動産などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、NTTドコモが900円高の13
万4600円、KDDIが1000円高の426500円となるなど通信株が
値を上げています。為替市場で円相場が1ドル=88円台、1ユーロ=108
円台と円高に進んだため、収益水準が為替変動の影響を受けにくい内需関連の
一角として逃避的な買いが向かっています。米アップル社が多機能携帯電話(
スマートフォン)の新機種「iPhone(アイフォーン)4」の世界販売が
発売後3日で170万台を超えたと発表したことも支援材料となっています。
スマートフォンはデータ通信容量が大きいため、普及すれば通信事業者全体の
通信利用単価の上昇→収益向上という期待に繋がっています。

 ウェザーニューズが149円高の1208円と大幅高。昨日の引け後に発表
した2010年5月期の連結純利益が前期比20%増の14億円となり、3期
連続で最高益を更新。あわせて期末配当を従来予想から10円増やし、年間2
5円(前期は15円配当)にすると発表し、好感した買いが入っています。携
帯電話向けなど個人向けサービスが好調で業績を押し上げています。今期は純
利益が前期比13%増の16億円となる見通しです。

 佐鳥電機が57円高の721円と大幅高。昨日の引け後、2010年5月期
の連結最終損益が11億円の黒字(前期は約9億円の赤字)になったと発表。
従来予想9億円の黒字からも黒字幅が拡大し、好感した買いが入っています。
海外パソコンメーカーを中心とした半導体や電子部品の需要が想定以上に伸び
ています。業績上方修正を受け、年間配当を従来予想の15円から20円に引
き上げています。

 NTTが35円高の3660円、ヤフーが500円高の3万6150円、J
R東日本が30円高の6030円、東京ガスが3円高の414円、大阪ガスが
1円高の324円とねるなど景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄が堅調。

 その他、ヤング向けの婦人衣料や雑貨など多ブランド展開するパルが140
円高の3270円、東京製鉄が41円高の1054円、合同製鉄が6円高の2
13円、日本電設が25円高の894円、JUKIが5円高の187円と値を
上げています。

 一方、三菱UFJが4円安の407円、三井住友FGが33円安の2575
円、みずほFGが2円安の147円、野村HDが8円安の499円といずれも
年初来安値更新。また、三井不が24円安の1284円、三菱地所が28円安
の1268円、東京エレクが80円安の5010円、キヤノンが95円安の3
395円、オリンパスが43円安の2157円と軒並み年初来安値更新となっ
ています。

 本日の新高値銘柄は、日本電設、稲葉製作、参天薬・・・等々です。


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【2】主な材料                          **
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・5月の鉱工業生産、3カ月ぶりマイナス 輸出が伸び悩み

・5月の完全失業率、3カ月連続悪化 求人倍率は小幅改善

・5月の実質消費支出、2カ月連続減少 天候不順の影響も

・6月の中小企業景況指数、2カ月ぶりのプラス 商工中金

・新年金制度、最低限の年金額保障など 政府が7原則示す

・ファストリ、マレーシアへの出店で合弁企業 年内1号店

・中国農業銀、7月上場で最大約2兆円調達 過去最大規模

・上海株、年初来安値を下回る 需給悪化懸念が相場を圧迫

・米運輸省、高速鉄道整備で追加約2千億円の補助金受付け



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 据置き   A (6665) エルピーダメモリ      3,200円
 据置き   A (4063) 信越化学          6,500円
 据置き   B (8233) 高島屋            880円

[クレディS証券]
 据置き   A (4506) 大日本住友製薬    860→   850円
 据置き   B (4508) 田辺三菱製薬    1,200→ 1,300円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (5218) オハラ       1,830→ 1,900円
 据置き   A (5727) 東邦チタニウム       2,600円
 据置き   B (8750) 第一生命保険   18.5万→17.3万円

[シティG証券]
 据置き   A (4503) アステラス製薬       5,200円
 据置き   A (7203) トヨタ自動車    4,750→ 3,790円

[三菱UFJモルガンS証券]
 据置き   1 (9433) KDDI     74.3万→62.2万円
 据置き   1 (9984) ソフトバンク    2,900→ 3,100円
 据置き   3 (7445) ライトオン      720→   660円
 据置き   3 (9437) NTTドコモ   14.6万→14.7万円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】7月のイベント                       **
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 7月1日発表の日銀短観や米ISM製造業景気指数等、7月入りと同時に日
米ともに重要指標の発表が相次ぎますが、個別の指標・統計についきましては
日々の朝刊をご参照いただくとしまして、7月の大きなイベントとしましては
まず7月11日投開票の参院選があります。

 今回の参院選は与党が増税を掲げてるという希有な選挙ですが、市場が注目
しているのは政府が18日に閣議決定した「新成長戦略」です。

 新成長戦略では「環境・エネルギー」「健康(医療・介護)」「アジア」「
観光・地域活性化」「科学・技術・情報通信」「雇用・人材」「金融」の7分
野を戦略分野として、環境、健康、アジア、観光の4つの成長分野で123兆
円の需要創出、499万人の雇用創出を目標を明示しています。

 具体的には21の政策を「国家プロジェクト」としており、例えば中古住宅
流通の市場規模を2020年までに現在の4兆円から8兆円に、住宅リフォー
ム市場を現在の6兆円から12兆円にそれぞれ倍増させるとの方針を打ち出し
ています。

 他にも、2020年までに官民合わせた研究開発投資をGDP比4%以上に
することなども明記されており、民主党が過半数をとれるかどうかで新成長戦
略が改めて材料視される可能性があります。

 尚、新成長戦略で、法人税の実効税率を主要国並みに引き下げる方針を打ち
出したことも好材料ですが、法人実効税率の引き下げと引き替えに、租税特別
措置(企業活動を政策目的に誘導するための期限付き減税措置)の見直しも謳
っており、租税特別措置が廃止さればデメリットとなる産業があることには要
注意です。


 ミクロでは、7月は日米ともに四半期(主に4―6月期)決算の発表が相次
ぎます。NY市場では7月12日の非鉄大手アルコアを皮切りに、翌13日は
インテル、15日にグーグルやJPモルガンなど四半期決算の発表が本格化。
ちなみに、現時点で米主要500社の純利益は前年同期比27%増(3四半期
連続の増益)の見通しです。日本でも中旬から下旬にかけて4―6月期決算の
発表が相次ぎますが、世界経済や為替相場の影響を加味しても収益回復基調を
維持できるかが注目されます。

 また、欧州諸国の国債を大量に抱える欧州主要銀26行の資産査定(ストレ
ステスト)の結果が7月に公表される見通しです。以前、NY市場ではストレ
ステストの結果公表で市場の不安心理が後退した経緯がありますが、今回の結
果を公表を受けて安心感が広がるのか、新たな懸念を呼ぶのかについて市場の
予想は定まっていません。

 日本では15日から18日までの日程で開催される国内最大級の見本市「東
京おもちゃショー2010」も要注目です。

 ちなみに、過去10年の7月相場の勝敗は3勝7敗と、他の月と比べ芳しく
ありません。その理由としては、株主総会を経過したことで企業側の株価意識
が薄れる、同様に欧米企業の上半期末(6月末)の経過で動きが鈍る、欧米勢
のバカンス入り前の利益確定売りなどが上げられます。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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中国はやることが雄大です。中国大手日用品メーカーが、社業に報いた社員や
家族ら約1万人を連れて日本で5泊6日の団体旅行を実施するそうです。もち
ろん一企業の団体旅行としては過去に例がない規模です。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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