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おはようございます。aquaです。

 貴重な3連休、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 さて、経営難に陥っていた米4位の大手証券リーマン・ブラザーズが昨日に連
邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請すると発表し
ています(米大手銀行バンク・オブ・アメリカは米大手証券メリルリンチの買収
で合意と発表、事実上の救済合併となります)。

 これを受け、米金融システム不安が高まったことから為替市場では1ドル=1
04円台の円高に進行。米金融不安が欧州にも波及するとの懸念から円の対ユー
ロ相場も大幅上昇。1ユーロ=149円台と2円以上の円高に振れています。

 また、米国発の景気冷え込みの波が世界に広がり、燃料需要が減退するとの観
測から原油価格は大幅下落。一時7.05ドル安い1バレル=94.13ドルと
100ドル台を割り込んでいます。

 NYダウは504ドル安の1万917ドル。シカゴ日経平均先物は1万173
0円となっています。詳細は下記のNY市況欄をご覧下さいませ。

 尚、リーマン・ショックに隠れて目立っていませんが、中国が6年半ぶりに0
.27%の利下げに踏み切っています。2004年10月から金利引き上げ局面
が続いていただけに、この中国の動きも要注目となります。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      10917.51(-504.48)▼4.42%
□ナスダック       2179.91(- 81.36)▼3.60%
□CME日経225先物 11730   (-440)
□NY原油先物(10月限)  95.71(- 5.47)
□NY金先物 (12月限) 787.00(+22.50)
□為替     (対ドル) 104.52  (対ユーロ)149.08


 週明け15日のNY株式市場は、リーマン・ブラザーズの経営破たんを受けて
急落。2001年の同時多発テロ以来の下げ幅となりました。

 米金融当局と米銀大手などが救済を模索していた米証券4位で158年の歴史
をもつ老舗証券会社のリーマン・ブラザーズが15日未明、連邦破産法11条(
チャプター・イレブン)の適用申請を発表。最終的には金融当局主導で救済策が
まとまるとの見方が根強かっただけに、破たんのニュースでウォ-ル街に衝撃が
走りました。

 金融株が下げ幅を拡大。資金難に陥っている保険大手のアメリカン・インター
ナショナル・グループ(AIG)は前週末比で半値以下に急落しています。株式
市場から資金を引き上げる動きが広がり全面安。指数は下げを拡大し、ダウは2
001年の同時多発テロ以来の暴落です。

 また、米金融不安を背景にドルが対円で急落(急激な円高)。世界経済の冷え
込みで需要が減退するとの観測からNY原油先物は5ドル47セント安の大幅反
落。一時94ドル台前半まで下げおよそ7カ月ぶりの安値水準となっています。
一方、逃避先を求める資金が米国債に流入し金利が急低下。安全資産を選好する
動きでNY金先物は大幅続伸となりました。

 個別では、次の破たん懸念先の一つと見られているAIGが大幅続落で前週末
比60%安。昨年8月末に66ドルだったAIGの株価は、前週末に30%安、
この日の60%安で5ドルを割り込み、1年あまりで株価は10分の1以下にま
で下げています。

 米証券1位のゴールドマン・サックスと2位のモルガン・スタンレーはともに
10%超の下落。両社は16日と17日にそれぞれ決算を発表する予定でともに
大幅減益が見込まれいます。

 バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)に買収されることになった証券3位のメ
リルリンチは、買収提示価格の約29ドルにさや寄せする形で大幅高で寄り付き
ましたが、買いが続かず前週末比ほぼ変わらずの17ドルで取引を終了。メリル
の買収で、資産規模でシティグループを抜いて米銀最大となるバンカメは21%
の下落です。

 ダウ採用の30銘柄で、コカコーラが唯一の上昇。金融不安や景気減速の影響
を受けにくいディフェンシブ銘柄は、指数の下げのわりには比較的しっかり。プ
ロクター&ギャンブルやジョンソン&ジョンソンは終値では小幅安となりました
が、一時プラス圏に浮上する場面もありました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 米証券大手リーマン・ブラザーズは昨日、連邦破産法第11条(日本の民事再
生法に相当)の適用を裁判所に申請しました。一方、米大手銀行バンク・オブ・
アメリカは同日、米大手証券メリルリンチを買収することで合意しています。

 昨日のロンドン市場では、米リーマン・ブラザーズの発表を受け、為替が1ド
ル=104円台の円高に振れています。

 NY市場で原油価格は一時、前日比7.05ドル安の1バレル=94.13ド
ルとなり、2月14日以来、約7ヵ月ぶりの安値を付けています。終値は前日比
5.47ドル安の95.71ドルとなっています。
 
 中国が6年半ぶりに0.27%の利下げに踏み切っています。

 東証1部上場銘柄の予想配当利回り(単純平均)が11日に2%に上昇、長期
債利回りの1.5%台を大きく上回っています。9月24日の権利付き最終日ま
で、本日を含め残り6日間(立会い日数)となり、「高配当」銘柄への関心が高
まりそうです。

 本日から、日銀金融政策決定会合が開催されます(~17日)。焦点の政策金
利は前回(8月)同様、据え置きとなる公算大です。会合後に行われる白川総裁
の記者会見で景気認識にどのような見方を示すか注目されます。

 今週の主な国内日程では、18日に08年「基準地価」(国交省)が発表され
ます。「基準地価」とは都道府県が判定する7月1日時点の土地価格です。「公
示価格」(1月1日時点)とともに土地取引の目安とされており、地価が上昇傾
向にあるのか、下方傾向にあるのかを把握する1つの指標となります。

 海外では、FOMC(米連邦公開市場委員会)が本日開催されます。特に、F
OMC後の声明文の内容に市場の関心が集まります。また、主要金融機関では米
ゴールドマン・サックス(本日)、米モルガン・スタンレー(17日)などが四
半期(6~8月期)決算の発表を予定しています。


◆主なニュース

・NY州、米保険大手AIGへのつなぎ融資実施でFRBと交渉  
・FRB、資金供給制度を拡充 金融10社が基金700億ドル 
・米リーマン、破産法適用を申請 バンカメはメリルを救済合併 
・衆院選投票日、「10月26日」自民党内で意見強まる
・日本企業による海外M&A急増 1―8月2.8倍、欧米勢は減少
・上場企業、6割が役員退職慰労金廃止 株式購入権3分の1導入
・商品先物で海外規制当局と情報交換、経産省方針 投機監視へ連携
・日産ディーゼルとボルボ、低公害型トラックを共同開発 
・素材各社、値上げ難航 原油先安観から自動車など抵抗
・エルピーダ、中国中堅と提携 DRAM合弁へ出資要請
・関電、検針を自動化 総投資額1000億円、利用状況随時把握
・アウトレットの出店競争過熱 三井不とチェルシー、仙台進出
・三菱電機、洗濯機事業から撤退 赤字続き、来月で生産終了
・キヤノン(7751)の今期、9期ぶり減益 最高益予想から一転
・米大統領「悪影響を最小限にするために注力」リーマン破綻で


◆経済指標等

・日銀金融政策決定会合(明日まで)
・資金循環統計(4―6月期速報値)
・首都圏マンション発売戸数
・消費動向調査(8月)

・米チェーンストア売上高
・米大規模小売店売上高
・米消費者物価指数(CPI)
・米実質所得
・対米証券投資
・米住宅建設業者指数
・米財務長官議会証言
・米連邦公開市場委員会(FOMC)

◆企業動向

・業績報告 ナイガイ(8013)、スバル興業(9632)

◆その他

・国連総会開幕
・米GMが会社設立100周年
・米ゴールドマン・サックスが決算発表



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【3】心に残る名言                         **
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    現代人は自由そのものを求める。

    何かをしたいための自由ではなく、何かをしないための自由である。


             福田 恆存(ふくだ つねあり、劇作家・評論家)





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◆9月16日 今日は何の日? 六輝:赤口
 国際オゾン層保護デー、競馬の日、ハイビジョンの日、マッチの日


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◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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