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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 今こそご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 08/09/16 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 昨日は敬老の日でしたが、長年の労に感謝し年配者を敬うこの習慣は聖徳太子 の時代にまでさかのぼります。 ちなみに「敬」という字は「敬意・敬愛」の「敬」です。当たり前のことです が、敬う心は信頼の土台の上にあります。信頼があって敬意があって、その上に 良き社会、良き人間関係が築かれます。 ところが、事務所費問題や業者との癒着など政治家や官僚の汚職が相次ぎ、教 員採用試験でカネが動き、食品偽装の事実が次から次へと表沙汰になっています。 このような状況では、子供のみならず人々は自己が属する学校や社会への敬意を 失ってしまいます。現在繰り広げられている政治劇も、「永田町での出来事」と ある種冷めた見られ方をされているのも、政治に対する信頼と敬意の喪失が根底 にあります。 米金融界ではメリルリンチが立ちゆかなくなり、１５８年の歴史がある老舗証 券会社リーマンが破たんしました。破たんする企業の株価は急落し、社員は前向 きな仕事は手につかず、小声で自社の先行きの話が交わされるようになります。 そうなってしまいますと、社員の士気を取り戻すことは難しく、再建することも 困難になってしまいます。 信頼と敬意、自信と誇り、前向きな姿勢を失うのは簡単ですが、それを取り戻 すことは容易ではありません。 ……………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ ……………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ＜スペシャル版＆プライベート・サービス通信＞ ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．順逆あり ５．編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １１６０９.７２（－６０５.０４）▼４.９５％ ◎ＴＯＰＩＸ １１１７.５７（－ ５９.６３）▼５.０７％ ◎売買高概算 ２６億０６３９万株 ◎売買代金概算 ２兆６０５０億円 ◎値上り銘柄数 ２２７ ◎（昨年来）新高値 ４ ◎値下り銘柄数 １４５７ ◎（昨年来）新安値 ４８４ ◎変わらず ３５ ◎騰落レシオ（２５日）６９.６％ ◎サイコロ（日経平均）４勝８敗 ○●●○●●○●●●○● ３３.３％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－８.４６％ ７５日線比－１２.４４％ ◎為替 （対ドル）１０４.２１ （対ユーロ）１４８.５３ ◎出来高上位 １.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ７９２円（－ ６６円） ９４,４７５千株 ２.三菱自 ＜７２１１＞ １６５円（＋ １３円） ８１,５０６千株 ３.新日鉄 ＜５４０１＞ ４２５円（－ ３２円） ７２,２９０千株 ４.住金 ＜５４０５＞ ３７４円（－ ２８円） ５２,９５７千株 ５.東芝 ＜６５０２＞ ４８１円（－ ２１円） ４０,０４５千株 ◎売買代金上位 （円） １.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ７９２円（－ ６６円） ７３,９１６百万 ２.トヨタ自 ＜７２０３＞ ４６１０円（－１８０円） ７３,７１５百万 ３.みずほ ＜８４１１＞ ４１８千円（－５０千円） ７２,６８１百万 ４.三井住友 ＜８３１６＞ ６１９千円（－６７千円） ７１,９１７百万 ５.キヤノン ＜７７５１＞ ３８４０円（－４３０円） ５４,５０３百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り３３００万株 買い５５１０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前週末比６０５円（４．９５ ％）安の１万１６０９円と３月１７日に付けた安値１万１６９１円を割り込んで 取引終了です。リーマン・ブラザーズの経営破綻を受け、昨晩のＮＹダウが５０ ４ドル安と１９８７年１０月のブラックマンデーの５０８ドル安に匹敵する下げ となり、また０１年９月の米同時多発テロ直後の６８４ドル安以来となる史上６ 番目の下げ幅となったことで東京市場も朝方から売りが先行。為替が１ドル＝１ ０４円台の円高に進行したことも嫌気し、銀行・保険などの金融株や自動車・電 機などの輸出関連、また原油価格が大幅下落したことで資源エネルギー関連など 幅広い銘柄が大きく値を下げ、信用取引の追証発生に伴う投げ売りを巻き込んで 下げ幅拡大となっています。ジャスダックは０３年９月以来の安値を更新、ヘラ クレスは指数算出来の安値を更新です。売買代金は概算２兆６０５０億円、上海 総合株価指数は９３ポイント（４．４７％）安の１９８６と２０００ポイントを 割っています。 業種別では、紙・パ、電力・ガス、電鉄セクターが比較的しっかり。金融・保 険、不動産、資源関連の下げがきつくなっています。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって古河電池がストップ高。ハイブリッド 車向けの長寿命新型電池の商品化によって収益拡大期待が高まっており、環境・ 代替エネルギー関連としての買いが集まっています。代替エネルギー関連として、 ＦＤＫ、ＧＳユアサ、三晃金属も高くなっています。 小田急、阪急阪神、南海、東武、近鉄など電鉄株が高くなっています。米金融 不安の深刻化で世界経済の悪化懸念が強まっている中、安定した国内需要が見込 める電鉄株を見直す買いが入っています。米金融不安を受けて国内金利は低下基 調を強めており、電鉄は比較的有利子負債が多い業種であるため、金利低下がコ スト負担軽減につながるとの観測も買いの要因となっています。 ダイハツが値を飛ばしています。自動車株全般が値を下げる中、国内の軽自動 車需要の拡大を背景に０９年３月期の業績が事前計画を上回るとの見方から根強 い買いが入っています。同社の軽自動車「タント」はモデルチェンジにより好調 に売り上げが伸びています。 ディフェンシブ関連として、ヤクルトが大幅高。ユニ・チャームペット、シマ ノ、オリエンタルランドも高くなっています。 一方、リーマン・ブラザーズの会社更生手続き申請などで金融不安が広がり、 世界的に銀行株など金融セクターから資金が流出。三菱ＵＦＪ、三井住友ＦＧ、 みずほＦＧなど大手銀行株が軒並み値を下げ、新生銀、あおぞら銀、りそなＨＤ、 中央三井は値下がり率が１０％を超えています。野村ＨＤ、大和証券Ｇ、東京海 上ＨＤも大きく値を下げ、年初来安値更新です。 尚、リーマン・ブラザーズに日本の金融機関が計１６億７０００万ドル（１７ ００億円）を融資していることが、リーマンがニューヨーク連邦破産裁判所に提 出した大口債権者リストで明らかとなっています。債権額が最も多いのはあおぞ ら銀行で４億６３００万ドル（４９０億円）、次いでみずほコーポレート銀行が ３億８２００万ドル、新生銀行が２億３１００万ドル、その他に三井住友銀行、 信金中央金庫、中央三井信託銀行、日本生命保険も融資しており、上位３０件の 大口債権のうち、日本の金融機関が９件を占めています。 為替が１ドル＝１０４円台の円高に進行したことを嫌気して、トヨタ自動車、 ホンダ、ソニー、キヤノン、コマツなど輸出関連株が幅広く売られています。金 融不安の一段の高まりから米国景気の低迷が長引くとの見方が広がり、企業業績 の悪化懸念から見切り売りが出ています。 本日の新高値銘柄は、ライオン、曙ブレーキ、小田急等々です。 ☆スペシャル版（有料版）、プライベート・サービス通信 パニック安となった本日の株式市場。こうなりますと、最も気になりますのは 下値メドかと思います。明日のスペシャル版では、テクニカル指標から見たその 下値メドにつきまして触れさせて頂きます。 尚、本日の株式マーケットでは、相場全般が大幅安となる中、古河電池がスト ップ高となるなど環境関連の一角が値を上げています。やはりこのテーマ性は根 強いものがありますが、明日のスペシャル版では、『稼ぎ時は弱気相場にあり！ 』として、この局面で安く仕込んでおきたい環境関連の有望銘柄をご紹介させて 頂きます。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ” ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・リーマンの負債総額は約６４兆円 米国史上最大 山一の約１８倍 ・政府、金融市場の混乱回避で日銀との連携確認 ・日銀、短期市場に１兆５０００億円を即日供給 ・邦銀、リーマンに１７００億円融資 金融庁が実態把握に着手 ・マネー、安全資産選好で国債に 長期金利が一時急低下 ・リーマン日本法人、民事再生法の適用を申請 負債総額は３兆円 ・リーマン、円建て外債の発行残高は１９５０億円 債務不履行も ・首都圏マンション発売戸数、１２カ月連続減 ８月は３８.８％減 ・松下、「パナソニック」ブランドの白物家電を１０月発売 ・出光興産、石油製品卸価格を週単位で見直し １０月から ・日電産、１株６３５円で東洋電にＴＯＢ提案 東洋電では対応検討 ・北朝鮮、長距離ミサイル開発を継続 実験実施 韓国紙報道 ・ＦＲＢ、米有力金融機関にＡＩＧ向け融資枠の創設を要請 ・ＮＹ原油価格、時間外取引で一時９１ドル台に下落 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［ドイツ証券］ 据置き Ａ (4063) 信越化学 8,100円 据置き Ａ (6503) 三菱電機 1,350円 ［モルガンＳ証券］ 据置き Ａ (2914) ＪＴ 68万円 据置き Ａ (2503) キリン 1,850円 据置き Ａ (9370) 郵船航空サービス 2,600→ 1,900円 据置き Ａ (9375) 近鉄エクスプレス 4,600→ 3,300円 ［クレディＳ証券］ 据置き Ａ (6417) ＳＡＮＫＹＯ 7,000円 ［ＵＢＳ証券］ 新 規 Ａ (4768) 大塚商会 10,000円 据置き Ａ (3086) Ｊフロント 700→ 680円 ［日興シティＧ証券］ 据置き Ａ (4704) トレンドマイクロ 4,300→ 4,900円 据置き Ｂ (2651) ローソン 5,750→ 5,200円 引下げ Ａ→Ｂ (8233) 高島屋 1,050→ 920円 ［野村証券］ 据置き ２ (5301) 東海カーボン 据置き ２ (8801) 三井不動産 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】順逆あり ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 今現在２０００円前後の松下電産株を８６０円で購入できるとすれば、誰もが 手をあげるはずです。また、今現在２８００円前後の東京電力株を９４２０円で 買う者はいないかと尋ねましても見向きもされません。 しかし上記の株価は現実にあった株価であり、その時は松下電産株を８６０円 で売ってくれる人がいて、東京電力を９４２０円で買ってくれる人がいたわけで す。 後から「あそこで買って（売って）おけば・・・」と言うのは簡単ですが、結 果は事前には分からないというのが株式投資の醍醐味であり難しさでもあります。 「順境あり、逆境あり。消長の数、怪しむべきもなし。よろしくその逆に処し て、あえて易心を生ぜず、その順に居りてあえて惰心を起こさざるべし。」 順境や逆境、栄枯盛衰は物事の理（ことわり、道理）であり、逆境にあって自 棄を慎み、順境にあって怠けてはいけない、というのが上記の言葉です。 「わが心に順逆あり」とも言い、一方からみれば逆境でありましても、もう一 方からみれば順境に見える、それは自分自身がそう思うに過ぎないということを 意味しています。「順にいて逆境を忘れず、逆にいて己を捨てず」という言葉も あります。 難しいことではありますが、投資におきましては思考を停止せずに客観的にみ ることが大切です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 今晩のＦＭＯＣ（米連邦公開市場委員会）で利下げが行われるとの予想が大勢と なっています。今日明日のゴールドマン・サックスとモルガン・スタレーの決算 発表やＡＩＧの動向とともに、ＦＯＭＣの声明文で金融不安や景気についてどの ようなメッセージを発信するのか注目されます。また、本日の引け後に東京製鉄 が業績予想の修正を発表。本日発売の会社四季報予想をも上回る大幅上方修正と なっています。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝２年連続ダブル受賞＝ ◎まぐまぐ大賞２００７ http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 ◎２００７年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長（金商）第５０４号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
