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【人の行く裏に道あり 花の山】教訓

  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方の配信予定です。


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おはようございます。aquaです。

 時の経つのは早いもので、本日から名実ともに10月「神無月」相場入りとな
ります。古来から十月を「神無月」と言いますのは、旧暦の十月には全国の神々
が出雲の国(現在の島根県)に集まり、留守になるために神の無い月と言われて
いるそうです。

 神の出発を「神送り」、帰来を「神迎え」といい、普通は出発が九月末日、帰
還が十月の末日になります。逆に、出雲では、神々が集合してきますので「神在
月(かみありづき)」と呼ばれているそうです。

 ところで、お隣の中国は本日の10月1日に『国慶節』(建国記念日)を迎え、
この日をはさんで約1週間が大型連休となっています。1949年10月1日に
故毛沢東主席が天安門で建国宣言、中華人民共和国が正式に建国されたことにち
なんでいます。多くの公共機関の窓口や工場などが大型連休となり、本格的な観
光シーズンとなって何億人ものヒトが移動します。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      10850.66(+485.21)△4.68%
□ナスダック       2082.33(+ 98.60)△4.97%
□CME日経225先物 11655   (+335)
□NY原油先物(11月限) 100.64(+ 4.54)
□NY金先物 (12月限) 880.80(-13.60)
□為替     (対ドル) 106.32  (対ユーロ)149.69


 歴史的な暴落から一夜、9月末日のNY株式市場は、金融安定化法案の再審議
よる可決期待で急反発。ダウは過去3番目の上げ幅となりました。

 金融安定化法案の否決を受けて前日のNY株は過去最大の下げ幅を記録しまし
たが、この日は自律反発狙いの買いが入り朝方から上昇して始まりました。

 ブッシュ大統領が緊急声明で「現実は急を要しており、行動しなければ日を追
うごとに影響は悪化する。この損失は結局は国民が年金などを通じて被ることに
なる」として法案通過を促した他、議員らも再審議の方針を表明したことなどか
ら市場はやや落ち着きを取り戻しました。また、証券化商品の評価手法を実質的
に緩める方向で関係当局が検討を進めているとの観測が浮上したことも金融機関
の財務悪化懸念の後退につながりました。

 尚、この日発表された7月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は1987
年の調査開始以来過去最大の下落率となり、米住宅市場の低迷が続き未だ底打ち
が見えない状況を示唆。一方、9月のシカゴ地区購買部協会景気指数は前月比で
は低下しましたが、事前予想を上回り、景気の拡大と縮小の判断の分かれ目とな
る50を上回る状況を維持しました。

 経済指標はそれほど材料視されず、法案の可決期待から指数は引けにかけて上
げ幅を拡大。ダウは前日の歴史的な暴落による下げ幅の6割を戻し、ナスダック
指数は前日の下げ幅の半分を取り戻しました。

 業種では金融を中心にほぼ全面高の展開で、個別でもバンク・オブ・アメリカ
やシティグループ、メリルリンチの15%高、JPモルガンとウェルズ・ファー
ゴの14%高など主要金融株が大幅反発となりました。フィフス・バンコープや
ナショナル・シティなどの地銀株も急騰しています。

 ハイテク株ではグーグルが10%超の下落となったものの、アマゾンやイーベ
イが10%超の大幅反発となっており、インテルやマイクロソフト、アップルや
シスコシステムズ、クアルコム、モトローラなど主要銘柄が上昇しています。

 前日の原油先物相場は10ドルを超える急落となりましたが、金融安定化法案
可決が期待され3営業日ぶりに反発。エクソン・モービルやシュブロンなどのエ
ネルギー株も上昇しました。一方、金先物相場は3営業日ぶりに反落し、バリッ
ク・ゴールドやゴールド・コープなどの産金株が軟調です。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 本日から名実ともに10月相場、下半期相場入りとなります。

 昨日のNY市場でNYダウは485ドルの大幅高。シカゴ日経平均先物は1万
1655円と昨日の日経平均株価より396円の上げとなっています。

 ブッシュ大統領は昨日、緊急声明を発表。「米経済は緊急を要する局面にある。
行動しなければ日に日に悪化する」と述べ、議会に金融安定化法案の早期可決を
要請しています。米政府は、議会指導部と金融法案修正に向けた協議を行う予定
です。

 本日は8:50に9月の日銀短観が発表されます。大企業製造業の業況判断指
数(DI)の事前予想はマイナス2。前回6月のプラス5から3四半期連続で悪
化し、約5年ぶりにマイナスに転じる見通しです。短観の悪化は市場では既に織
り込みつつあり、予想通りであれば影響は限定的とみられますが、事前予想の数
値から上下どれくらい大きく振れるかに市場の関心が集まります。

 昨日発表された9月26日時点の3市場信用取引残高は、買い残が前週比17
4億円増の1兆8154億円となり、5週ぶりの増加に転じています。一方、売
り残は前週比448億円減の9356億円となり、こちらは2週連続の減少です。
売り残高は04年5月21日時点以来の低水準となります。尚、信用倍率は前回
(9月19日時点)の1.83倍から1.94倍となっています。


◆主なニュース

・世界の株式時価総額、ピークから1年で2000兆円目減り  
・米大統領、「経済、危機的局面に」 金融法案、修正再協議へ 
・与党、補正成立に傾く 金融情勢や野党の出方を見極め
・総務省新指標、43市町村が財政不健全 夕張など破綻状態 
・大手銀、株含み益27%減 有価証券、朝日・三井生命は含み損
・トヨタと鉄鋼大手、鋼材コスト削減で協力始動 品種減など
・新日石と三洋が新会社 次世代太陽電池、2010年から量産
・昭和電工とHOYA、HD事業を統合 09年1月に新会社
・日本電産、総合モーター企業へ 富士電機の事業を買収
・ファミリーマート、大衆薬に参入 3年で100―150店に
・ユニ・チャーム、豪の紙おむつ大手を買収 150億円で
・日清食品(2897)の4―9月、営業益6%増 販促費圧縮進む
・銀行間取引マヒ続く 欧州中銀、ドル資金供給を2回実施
・仏ベルギー系大手銀デクシアに公的資金 9800億円投入


◆経済指標等

・日銀企業短期経済観測調査(日銀短観9月調査)
・生活意識に関するアンケート調査(9月調査)
・毎月勤労統計(8月速報値)
・国内新車販売台数(9月及び上期)
・軽自動車販売台数(9月及び上期)

・ユーロ圏失業率
・米住宅ローン申請指数
・米石油在庫統計
・ADP全米雇用報告
・米新車販売台数
・米ISM製造業景気指数
・米企業人員削減数

◆企業動向

・業績報告 西松屋チェーン(7545)、しまむら(8227)、ニトリ(9843) 等

◆その他

・衆院で各党の代表質問
・香港及び中国株式市場は「国慶節」連休のため今週休場
・観光庁と運輸安全委員会が発足
・日本政策投資銀行と商工中金が株式会社化
・日本政策金融公庫が発足
・協和発酵とキリンファーマが合併し「協和発酵キリン」に
・新日本石油が九州石油を吸収合併
・国際石油開発帝石HDが傘下2社を吸収合併し「国際石油開発帝石」に
・持ち株会社に移行 日清食品が「日清食品HD」
          住友石炭鉱業が「住石HD」
・経営統合 日本ビクターとケンウッドが「JVC・ケンウッド・HD」
      テンプスタッフとピープルスタッフが「テンプHD」に
・松下電器産業が「パナソニック」に社名変更 ブランドも統一
・日経平均(225)構成銘柄入れ替え 
   新規採用:大平洋金属、日立建機  除外:熊谷組、東亜合成



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【3】心に残る名言                         **
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      困難は避けるものではなく、解決するものである。


            カルロス・ゴーン(日産自動車CEO)






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◆10月1日 今日は何の日? 六輝:大安
 衣替え、赤い羽根の日、法の日、都民の日、ネクタイの日、デザインの日、
 ハンコの日、メガネの日、土地の日、日本酒の日、香水の日、展望の日、
 国際音楽の日、福祉用具の日、浄化槽の日、コーヒーの日、北海道狩猟解禁


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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