■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。


  『 上昇相場に備えて仕込んでおきたい爆発力大の有望銘柄!』


  『 時間を見方につけてダマシを見抜く 』


  ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 

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              ◎ ハロー!株式 ◎        08/10/01 夕刊
 
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こんばんは。aquaです。

 松下電器産業は今日から「パナソニック株式会社」に社名を改めました。株価
ボードに表示される銘柄名も変更され、街のナショナルショップの看板は一足先
にパナソニックに置き換えられています。

 東京都台東区にある浅草寺の、今ある雷門と大提灯は生前に松下幸之助氏が寄
進したもので、提灯の下輪金具には「松下電器」と大書きされていますが、これ
も変更されるのかどうか気になるところです。

 ところで、松下幸之助氏の商売哲学に「商売は世の為、人の為の奉仕にして、
利益はその当然の報酬なり」、または「売る前のお世辞より売った後の奉仕、こ
れこそ永久の客を作る」というのがありますが、氏の経営哲学には「奉仕」とい
う概念が色濃く投影されています。

 欧米では奉仕の一形態に「ノブレス・オブリージュ」という考え方があります。
これは「富や名声を持つ者の社会的義務、自発的で無私の行い」という意味の言
葉で、ゲイツ夫妻が創設した世界最大の慈善基金団体に約4兆3千億円の私財を
寄付したウォーレン・バフェット氏のような例もあります。

 お金を出すことだけが「ノブレス・オブリージュ」ではなく、もちろん富や名
声がなくても、自分の経験や知識を他人に分け与えてもよく、地域のボランティ
アに参加するのでも構いません。

 「与える」ことと「与えられる」ことは表裏一体。今日から始まった赤い羽根
共同募金などもその精神に則っています。


 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場
         
 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.足らぬものは余る

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  11368.26(+108.40)△0.96%
◎TOPIX  1101.13(+ 13.72)△1.26%

◎売買高概算  19億3670万株
◎売買代金概算  1兆9998億円

◎値上り銘柄数 954 ◎(年初来)新高値  5
◎値下り銘柄数 661 ◎(年初来)新安値 78
◎変わらず    91

◎騰落レシオ(25日)70.3%
 
◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○●○●○○○●●●●○ 50.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-6.88% 75日線比-12.10%
 
◎為替  (対ドル)105.87 (対ユーロ)149.53

◎出来高上位
 1.三菱UFJ<8306>  923円(+ 30円)102,026千株
 2.新日鉄  <5401>  390円(+  3円) 65,224千株
 3.住金   <5405>  322円(+  5円) 44,123千株
 4.住友化  <4005>  424円(- 31円) 28,173千株
 5.GSユアサ<6674>  340円(- 29円) 26,193千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三菱UFJ<8306>  923円(+ 30円) 94,166百万
 2.三井住友 <8316> 655千円(+25千円) 67,101百万
 3.みずほ  <8411> 450千円(+ 8千円) 66,776百万
 4.トヨタ自 <7203> 4460円(+ 80円) 44,081百万
 5.三菱商事 <8058> 2240円(+ 85円) 42,980百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2240万株 買い2340万株

 名実ともに10月相場入りとなった本日の東京マーケットは、日経平均株価が
前日比108円(0.96%)高の1万1368円で取引終了です。昨晩のNY
ダウが金融安定化法案の再審議よる可決期待から485ドルの大幅高となったこ
とを受け、朝方から金融株を中心に押し目買いが先行。9時20分には一時20
0円近く値を上げる場面がありました。ただ、世界的な景気後退と金融不安が懸
念される中で積極的に上値を買う動きも限定的、また修正案の具体的な内容を見
極めたいと買い手控える向きも多く、買い一巡後は伸び悩む展開です。売買代金
は概算1兆9998億円、上海と香港市場は国慶節のため休場、インド市場は1
6:30現在で1.7%高です。

 業種別では、金融、医薬品、電力・ガス、商社セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなど銀行株が軒並み高。
欧米の銀行と比べて日本の銀行の相対的な優位性に着目した見直し買いや米金融
安定化法案の早期成立への期待感からの買いが集まっています。

 NY市場で原油価格が1バレル=100ドル台に乗せたことを受け、三菱商事、
三井物産、丸紅、伊藤忠など商社株が買われ、ディフェンシブ・ストックとして
武田、アステラス、第一三共、ツムラ、エーザイなど医薬品株、またJR東日本、
JR東海、JR西日本、東急、小田急、東武、京成など電鉄株、そして東電、中
部電、関西電、東ガス、大ガスなど電力・ガス株も軒並み値を上げています。

 肥料大手のコープケミカルが50円高の236円とストップ高。昨日の引け後
に08年4~9月期の連結純利益が前年同期比5.8倍の12億円になるもよう
と発表し、好感した買いが集まっています。従来予想は1億8000万円であり、
大幅増額となります。国内の肥料価格が大幅に上昇したことが収益を押し上げて
います。

 セブン銀行が上場来高値更新。セブン・イレブン店舗に設置したATM手数料
を収入源としているため、業績の安定性を評価した買いや上昇トレンドが継続し
ているため、先高期待からの買いが集まっています。

 日清食品HDが上昇。08年4~9月期の連結営業利益が前年同期比6%増の
120億円前後と従来予想の85億円から大幅増益になる公算が大と報じられ、
買いが集まっています。日清食品は本日1日付で持ち株会社制に移行し、日清食
品ホールディングスに商号変更しています。

 好業績を評価した買いからテルモ、ユニ・チャームペット、ヤクルトが高く、
オリエンタル・ランドは150円高の7300円まで値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、有機合成薬、ライオン、リンナイ、オリンピック、セブ
ン銀行・・・等々です。


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【2】主な材料                           **
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・日銀短観、大企業製造業DIはマイナス3 5年ぶりマイナス
・大企業非製造業DIはおよそ10年ぶりの悪化幅 日銀短観
・9月の新車登録車数、前年比5.3%減で2カ月連続の減少
・9月の日銀生活意識調査、景況感「悪化」が大幅に増加
・8月の現金給与、8カ月ぶりのマイナス 毎月勤労統計
・ガソリン小売価格、8週連続の下落 全国平均170.2円
・スズキのインド子会社、4―9月の新車販売台数が4.5%増
・OLC、4―9月期入園者数は1304万8千人 過去最高を更新 
・仏大統領、金融危機波及食い止めで週内に新たな金融安定化策
・英首相、預金保護の上限を現行の1.4倍に引き上げの意向
・米ペプシ、7―9月出荷数量が6%減 節約指向で需要に陰り
・米低利融資法が成立、ビッグスリーなど資金繰り改善



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (4005) 住友化学       650→   600円
 据置き   A (9602) 東宝            2,400円 

[メリルリンチ証券]
 据置き   C (6981) 村田製作所     4,300→ 4,000円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (6753) シャープ      1,900→ 1,500円

[UBS証券]
 据置き   A (5406) 神戸製鋼所          380円
 据置き   B (4739) 伊藤忠テクノ    3,500→ 2,800円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4005) 住友化学       840→   610円
 据置き   B (2802) 味の素       1,100→ 1,000円
 引下げ A→B (4569) キョーリン     1,500→ 1,300円

[三菱UFJ証券]
 新 規   B (4665) ダスキン

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】余るものは足らぬ                       **
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 本間宗久は「足らぬものは余る、余るものは足らぬと申すことあり」と言いま
す。

 足らないと分かっているものは、用心して調整しながら消費するので最後は余
るようになり、反対にたくさんある思うと油断して、次の手当てもしないで無駄
に消費してしまい、結局は足らなくなってしまうということを言っています。

 家計なども上記のとおりですが、経済活動に置き換えてみますと、メーカーが
限られ売れ行き好調なマーケットは新規参入が増え、しだいに過剰供給となり採
算が悪化することになります。一方、メーカーがひしめくマーケットは、見切り
をつける業者も多く、その後再び需要が盛り上がった時に生産が追いつかないほ
どの繁盛となります。つまり上記の言葉は需給や景気の循環(サイクル)を言い
表しています。

 株式投資では、人気銘柄は一気に上昇しますが、盛り上がっているのは買った
人達のみで、期待した後続が現れず、一気に下落するというパターンがよくあり
ます。これも足らぬものは余るの例えでの如く、一時期は株券が足らなくなるほ
どの勢いがありましても、気づいて見れば自分たちの株券の持って行き場がない
といった状況です。

 魅力的に見える銘柄(足らない銘柄)は得てして斯くの如しではありますが、
反対に誰もが見切りを付けたような銘柄(余った銘柄)は当初の動きは芳しくあ
りませんが、底堅い動きから徐々に下値を切り上げ、ある日衆目を集めて人気化
するというケースも多々あります。

 こういったことから、一時の人気に惑わされず、変動のサイクル、市場心理、
需給をよくよく考えよ、ということを宗久は伝えたかったものと思われます。

 また、資金も、用心しながら用いるのと欲のままに使うのとでは、結果として
天と地ほどの違いとなってくるのは明白です。

 老子も言っています。「足るを知る者は富む」と。



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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景気の先行き不安が相場の上値を抑えましたが、個別では好業績を背景に上伸し
ている銘柄もあります。全体のムードに流されて元気を失いがちですが、相場全
体の水準が低位にある現在は相場が天井の時よりもはるかにチャンスに溢れてい
ます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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