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おはようございます。aquaです。

 さっそくですが、昨晩のNY市場は大幅安。NYダウで一時800ドル安の9
525ドルまで値を下げ、1万ドルの大台を割り込んでいます。NYダウが1万
ドルの大台を下回るのは2004年10月以来、約4年ぶりとなります。終値は
369ドル安の9955ドルとなっています(詳細は下記のNY市況欄をご覧下
さいませ)。

 また、世界的な株安は中国やインド、ロシアなど新興国市場も直撃、昨日の上
海総合株価指数は5.2%安を記録。インドのSENSEX指数も5.78%の
下落となっており、ロシア株にいたってはRTS指数で20%近い下げとなって
います。主要銀行への公的資金投入などロシア政府は安定化策を打ち出していま
すが、グルジア侵攻によるロシアへの不信も底流にあり、内外投資家の資金逃避
が広がっています。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       9955.50(-369.88)▼3.58%
□ナスダック       1862.96(- 84.43)▼4.34%
□CME日経225先物 10095   (-355)
□為替     (対ドル) 101.69  (対ユーロ)137.56

□NY原油先物(11月限)  87.81(- 6.07)
□NY金先物 (12月限) 866.20(+33.00)
□半導体株指数        274.77(- 9.97)
□バルチック海運指数   2992   (-10)

 
 週明け6日のNY株式市場は大幅続落。世界同時株安の様相を呈し、ダウは一
時800ドル安まで下落、取引時間中の下げ幅としては過去最大を記録しました。

 金融安定化法案は可決しましたが、銀行間取引市場は貸し倒れリスクへの警戒
でマヒ状態に陥いり金融機関の資金繰りは一段と厳しくなっており、欧州での金
融機関の救済が拡大するなど、世界的な金融不安や景気後退は深刻さを増してい
るとの懸念が広がりました。

 週明け最初に取引されるアジア株は日本を含め大幅安。ブラジルやロシアなど
の株式市場も急落し、ロンドンなど欧州の株式市場は1987年のブラック・マ
ンデー以来の下落率となり、下げ幅は過去最大を記録。この流れがNY株式市場
でも続き、売り先行となりました。

 投資家の資金返還要求に応えるためファンドなどが幅広い銘柄で売りを出した
のに加え、損失確定の売りやリスク資産からの逃避の動きで下げ幅を拡大。ダウ
は節目の1万ドルを割り込むとパニック的な売りが殺到し、一時800ドル安ま
で急落しました。

 NY株式市場は先週月曜日に終値ベースで過去最大の急落となり、火曜日には
一旦戻しましたが、水曜日以降は再度下落傾向が続いています。週明けのこの日
は2度目の月曜日波乱となり、指数は4営業日続落です。引けにかけては下げ幅
を縮小したものの、ダウは、2004年10月以来の1万ドル割れで取引を終了
しました。

 業種別でも全面安の展開。個別では、製薬大手イーライ・リリーが約65億ド
ルで買収することが明らかになったバイオ製薬大手イムクローン・システムズが
堅調。ドイツの保険大手アリアンツから25億ドルの出資を受け入れることにな
った米大手保険会社のハートフォードが大幅高となりました。

 尚、為替市場では欧米での金融不安や景気後退懸念の高まりを背景にドル売り、
ユーロ売りが加速、円は対ドルで一時6カ月ぶりの100円台をつけました。

 NY原油先物相場は、世界的な景気後退により原油需要が落ち込むとの見方が
広がっていることに加え、為替市場でドルが対ユーロで大きく下げているため、
ドル建てで取引される原油の割高感が台頭、さらにはリスク資産を圧縮する動き
で大幅下落、8カ月ぶりの90ドル割れとなりました。OPECのヘリル議長が
来年も原油相場の下落が続くとの見通しを示したことも売りを誘いました。

 NY金先物相場は安全な投資先としての需要の高まりでおよそ2週間ぶりの大
幅高。金相場の上昇を受けてバリック・ゴールドなどの産金株は一時上昇する場
面もありましたが間もなく下落に転じています。原油や金属需要の減退は必至と
の見方で、素材や資源株の下げ幅も拡大しました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 NYダウは369ドルの大幅安。為替は1ドル=101円台の円高に進行、金
価格は33ドル高の866.20ドルと大幅高となっています。

 昨日の騰落レシオは63%、日経平均株価の25日移動平均線からの乖離率は
マイナス12%となっています。サイコロは4勝8敗の33.3%です。

 日銀は、本日の金融政策決定会合で政策金利を現状維持(0.5%)とする見
通しです。8月の決定会合以降は、経済情勢について「わが国の景気は、停滞し
ている」としており、今回はどのような見方を示すか注目されます。尚、会合後
に白川総裁の記者会見が予定されていますが、米欧の金融危機や景気への認識に
ついてのコメントに市場の関心が集まります。

 14:00に8月の景気動向指数(速報値)が発表されます。市場予測では、
8月の一致指数「CI」(景気合成指数:コンポジット・インデックス)は10
0.7と前月差2.8ポイントの低下、景気の数ヵ月先の動きを先取りして動く
とされる先行指数「CI」も89.1と前月差2.3ポイント低下する見通しで
す。市場予測と比べてどの程度の開きがあるのか、景気の先行きを見極める上か
らも注目されます。

 16:00に、10月3日時点の3市場信用取引残高が発表されます。前回発
表分(9月26日時点)は買い残が前週比174億円増の1兆8154億円とな
り、5週ぶりに増加に転じています。一方、売り残は前週比448億円減の93
56億円となり、こちらは2週連続で減少しています。信用倍率は前回(9月1
9日時点)の1.83倍から1.94倍となっています。

 海外では、非鉄大手のアルコアが決算発表を行います。内容次第では鉄鋼や素
材関連に影響を及ぼす可能性があります。


◆主なニュース

・NYダウ1万ドル割れ、4年ぶりの安値 円急伸、101円台
・米、資金供給90兆円に拡大 政府・FRB、金融危機対策着手
・米欧金融不安で円全面高、消去法で買われる 対ユーロも上昇
・原子力・太陽光など非化石燃料、電力・ガス各社に利用義務づけ
・投信から個人マネー流出 日本株や新興国株、新規設定見送りも
・武田など製薬大手、抗がん剤の開発加速 買収先の技術活用
・レナウン、英ブランドのアクアスキュータム売却へ 再建計画で
・ガソリン店頭価格、値下げ広がる 週単位の卸値変更が影響
・東芝、半導体を緊急テコ入れ 設備更新前倒し、海外生産を拡大
・日立、鉄道事業の海外展開を加速 制御システム、中国で受注
・4―9月新車販売、軽・小型上位集中 ワゴンR、5年連続首位
・住友大阪セメント、薬剤でアスベスト分解する新技術を開発
・リンガーハット、不振店の閉鎖拡大 今期、過去最多の53店
・牛丼店舗数「すき家」、「吉野家」を逆転 国内1087店に
・シャープ(6753)の今3月期、4割減益 従来予想を下方修正
・EU、横断的な金融監督体制の創設 財務相理事会に新体制提案


◆経済指標等

・日銀金融政策決定会合(結果発表)
・外貨準備高(9月)
・景気動向指数(8月速報値)
・携帯電話3社の契約件数(9月)
・日銀総裁会見

・豪中央銀行理事会
・ECB総裁講演
・英鉱工業生産
・英製造業生産
・米週間チェーンストア売上高
・米週間大規模小売店売上高
・米地区連銀総裁講演
・米FRB議長講演
・米FOMC議事録公表
・米消費者信用残高

◆企業動向

・新規公開 メディサイエンスプラニング(2182) 公開価格1,100円
・業績報告 ユーシン(6985)、サイゼリヤ(7581) 等

◆その他
・米大統領選、第2回候補者討論会



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【3】心に残る名言                         **
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       喜びとは、勝利それ自体にではなく、 

       途中の戦い、努力、苦闘の中にある。


              マハトマ・ガンジー(インド独立の父)





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◆10月7日 今日は何の日? 六輝:大安
 旧重陽の節句(旧暦9月9日)、ミステリー記念日


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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
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