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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投資の羅針盤 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/10/20 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは、aquaです。 景気と個人の消費や好みは密接に関係しており、例えばスカートの丈と景気の 関係は昔から指摘されています。事実、04年夏のマイクロミニの流行の際も景 気回復と関連付けた記事が散見されました。 他にも「女性の眉毛は景気が悪い時は細く、良い時は太い眉毛が流行する」と いう説もあります。また、色と景気についても「景気が良い時は白や明るい色が 流行し、反対に景気が悪い時は黒やモノトーン(黒・白・グレーなどの無彩色だ けで構成されたスタイル)が流行ると言われます。 流行色というのは、社会の多様化などにより一様ではなくなってきたようにも 感じますが、全体としてはやはりはっきりとしたトレンドが見てとれます。 ただし、流行色が足元の景気の良し悪しを必ずしも反映しているわけではあり ません。女性誌などでは早い時期に「次の流行色はこれ」という特集が組まれま すが、実際には流行する色が何であるかという情報が予め存在しています。 これは実シーズンの約半年前にパリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京 で開催される世界5大デザイナーズコレクションが参考になっているわけですが、 その約1年半前から流行色の情報を元に素材メーカーやアパレルメーカーにより 商品開発が進められています。そこで元になる情報というのが、毎年2回開かれ る国際流行色委員会で決定した「インターカラー」です。 つまり流行色というのは、実シーズンの2年前にはおおよそのトレンドが決定 しているわけです。実際にその色が流行るとの保障はありませんが、供給側の利 便性という観点から、コントールされた情報の一つといえます。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.先週の動き 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 9005.59(+311.77)△3.59% ◎TOPIX 927.37(+ 33.08)△3.70% ◎売買高概算 22億1642万株 ◎売買代金概算 1兆8887億円 ◎値上り銘柄数 1411 ◎(年初来)新高値 5 ◎値下り銘柄数 242 ◎(年初来)新安値 41 ◎変わらず 60 ◎騰落レシオ(25日)67.4% ◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●●●●●●○○●○○ 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-16.02% 75日線比-26.38% ◎為替 (対ドル)102.19 (対ユーロ)137.89 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 330円(+ 14円)132,619千株 2.三菱UFJ<8306> 800円(+ 40円) 88,776千株 3.住金 <5405> 235円(+ 7円) 70,412千株 4.長谷工 <1808> 65円(- 2円) 34,587千株 5.三菱重 <7011> 367円(- 5円) 31,254千株 ◎売買代金上位 (円) 1.三菱UFJ<8306> 800円(+ 40円) 69,937百万 2.みずほ <8411> 347千円(+ 5千円) 62,645百万 3.トヨタ自 <7203> 3610円(+190円) 54,463百万 4.三井住友 <8316> 535千円(+ 9千円) 50,657百万 5.新日鉄 <5401> 330円(+ 14円) 43,289百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2080万株 買い2470万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前週末比311円(3.59 %)高の9005円と9000円台を回復して取引終了です。 週末のNYダウが127ドル安と軟調だったことを受けて朝方は一時マイナス となる場面がありましたが、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)でナスダ ック100株価指数先物が上昇していることを受け、今晩のNY市場への上昇期 待から次第に上げ幅を拡大。為替が円安に振れていることや新日鉄・パナソニッ クといった主力株の業績が上方修正される見通しと報じられたこと、さらに香港、 上海、韓国、インドといったアジア主要市場が大幅高となっていることも買い安 心感を誘い、引けにかけて9000円台回復となっています。 尚、本日の新日鉄、パナソニックの動きに見られます通り、市場の関心は今週 後半から本格化する中間決算発表に集まっています。売買代金は概算1兆888 7億円、上海総合株価指数は43ポイント(2.2%)高の1974、香港ハン セン指数は16時現在で5%を越す上げとなっています。 業種別では、ゴム、不動産、倉庫、石油、商社、医薬品セクターの上げが顕著 です。 個別銘柄では、主力企業の4~9月期決算の発表が近づく中、株価は業績動向 に敏感に反応して見直し買いが入りやすい地合いとなっています。ブリヂストン が163円高の1874円と大幅高。タイヤの原料となる天然ゴム価格の下落や、 最近の原油価格の調整で収益力が回復するとの見方が強まり、見直し買いが入っ ています。東洋ゴム、横浜ゴム、住友ゴムなども軒並み10%程度の値上がり率 となり、業種別ではゴムセクターの値上がり率ランキングはトップとなっていま す。 パナソニック(松下)が133円高の1633円と値を飛ばしています。08 年4~9月期の連結営業利益が期初予想を200億円以上上回り、減益予想から 一転増益を確保した模様と報じられたことを好感した買いが集まっています。営 業利益は2200億~2500億円程度になる見通しで、期初は前年同期比9% 減の2000億円計画としていました。尚、同社は業績報道について「当社から 発表したものではありません」とのコメントを発表、4~9月期決算の発表は2 8日予定です。 新日鉄が連日で値を上げています。同社とJFEの09年3月期の連結経常利 益が7月末に公表した予想値を上回る見通しと報じられたことが買い材料となっ ており、原燃料価格の下落と鋼材値上げの効果で収益が改善することを好感した 買いが入っています。JFE、住金、神戸製鋼など他の鉄鋼株も軒並み値を上げ ています。 三菱UFJ、みずほFG、三井住友FGなどの銀行株、三井不、三菱地所、住 友不などの不動産株、三菱倉庫、上組、三井倉庫、住友倉庫などの倉庫株、ファ ーストリテイリング、セブン&アイ、イオン、ファミリーマート、ローソン、ニ トリなどの小売り株、そして武田、アステラス、第一三共、久光薬などの医薬品 株といった内需系銘柄も総じて堅調。新日石、出光、昭和シェル、三菱商事、三 井物産などの資源・エネルギー株も高くなっています。 本日の新高値銘柄は、プリマハム、ライオン、能美防災、イオンディライト等 々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ <明日配信!> ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・中国の7―9月期GDP、9%に減速 11四半期ぶり低成長 ・中国の物価上昇率は一段と低下 インフレ圧力弱まる ・日銀地域経済報告、総括景気判断を「停滞」に下方修正 ・日銀総裁「当面は停滞を続ける可能性が高い」 ・政府、金融機能強化法改正案を21日に骨子とりまとめ ・オランダ政府、金融大手INGに公的資金1.3兆円を投入 ・経団連と連合、国内景気や雇用情勢で意見交換 協力体制も ・9月のコンビニ売上高、タスポ効果続き6.6%増 ・ベトナム、最低賃金を最大35%引き上げ 日系企業にも影響 ・豪カンタスでエアバス社超大型機A380が就航 ・米企業、08年の配当額は6年ぶりの低水準 配当抑制強まる ・米大統領選、オバマ氏のリードが拡大 パウエル氏も支持 ・国際貨物大手、急送便料金を値上げ 燃料高、遅れて転嫁 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 引上げ B→A (7201) 日産自動車 800→ 610円 据置き A (7203) トヨタ自動車 6,000→ 4,300円 引上げ B→A (7262) ダイハツ工業 1,300→ 1,060円 据置き A (7267) ホンダ 4,100→ 3,300円 据置き A (7269) スズキ 3,200→ 2,300円 据置き B (7270) 富士重工 570→ 420円 [ゴールドマンS証券] 据置き A (8031) 三井物産 1,770→ 1,470円 引下げ A→B (3116) トヨタ紡織 2,050→ 900円 引下げ A→B (8058) 三菱商事 2,510→ 2,100円 引上げ C→B (8015) 豊田通商 1,320→ 1,180円 据置き C (7248) カルソニック 330→ 200円 据置き C (7251) ケーヒン 1,100→ 930円 [日興シティG証券] 据置き A (9477) 角川グループHD 2,900→ 2,000円 引上げ B→A (9766) コナミ 4,000→ 2,400円 据置き B (6474) 不二越 400→ 220円 据置き B (7974) 任天堂 59,000→38,000円 [野村証券] 据置き 1 (9432) NTT 据置き 2 (4817) ジュピターテレコム 据置き 2 (9437) NTTドコモ ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】先週の動き ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎先週の日経平均株価:変動率+5.04%(値幅+417.39円) ◎週足サイコロ ●○●●○●○●●●●○ ◎上昇率順位(整理・管理銘柄除く) ※本日(先週末比) 1位 1898 世紀東急 +55.00% ※-3.23% 2位 6351 鶴見製作所 +47.56% ※-3.60% 3位 7709 クボテック +46.59% ※+13.0% 4位 8200 リンガーハット +42.22% ※+2.60% 5位 2918 わらべや日洋 +41.75% ※+7.04% ◎下落率順位(同) 1位 8902 パシフィック -50.00% ※-4.69% 2位 8924 リサ -37.47% ※-11.2% 3位 8888 クリード -36.49% ※-12.3% 4位 4848 フルキャスト -30.17% ※-11.1% 5位 6727 ワコム -29.38% ※-2.77% ◎先週の業種別動向 ◎TOPIX及び規模別株価指数 1位 空運業 +23.15% TOPIX +6.35% 2位 電気ガス業 +16.93% 大型株 +5.10% 3位 ゴム製品 +15.11% 中型株 +7.96% 4位 パルプ紙 +13.78% 小型株 +10.3% 5位 サービス業 +12.11% ●現在値付近の主なテクニカルポイント 直近高値 9601(10月15日) 心理的節目 9500 -1σ 9429(ボリンジャーバンド) 一目転換線 9239 5日線 9030 9005 本日終値 9000 心理的節目 8500 心理的節目 8115 年初来安値(10月10日) ●先週末の東証1部全銘柄 今期予想PER 11.84倍 前期基準PBR 0.99倍 今期予想平均配当利回り 2.54% ※前日のNY市場の騰落、シカゴ日経平均先物、為替、原油や金価格動向、寄り 前の外国人の注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は毎朝 寄り前配信の下記携帯版メルマガをご利用ください。 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 世界経済の変調による企業業績の悪化が心配される一方で、業績見通しを上方修 正する企業も目立ちます。業績がしっかりしているのにも関わらずムード先行で 下げ過ぎの銘柄がたくさんありますので、今はそういう視点で相場を捉えること が大切です。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━