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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投資の羅針盤 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ お申し込みは→ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ※今なら明日の配信にまだ間に合います。 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/11/04 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 この時期、西高東低の冬型の気圧配置となった時に、北寄りの風で風速8メー トル以上で最初に吹いた風を「木枯らし1号」と呼び、東京では先週末の土曜日 に吹いた強い風が「木枯らし1号」となりました。昨年よりも17日早い観測で す。 12月下旬並みの強い寒気が入り込んだ今日の札幌の平野部では昨年よりも2 日遅い初雪となっています。 気象庁が先日発表した11月から来年1月までの3カ月予報では全国的に暖冬 の予報となっていますが、晩秋のこの時期から朝晩は冷え込みますので体調管理 には気をつけたいところです。 ところで、長い戦いとなった米大統領選も4日の投票で勝敗が決します。現地 時間4日夜(日本時間5日朝)に、投票が締め切られた州から順次開票が始まり、 同日深夜(同昼頃)には大勢が判明する見通しです。 アメリカでは、政権が変わりますと省庁の課長級以上の役人が総入れ替えとな り、約3000人の人事異動が行われますが、47歳のオバマ氏優勢が伝えられ ている現在、早くも政権人事に関心が移りつつあります。 注目は外交を担当する国務長官と、経済運営で大きな権限を持つ財務長官人事 です。特に金融市場の混乱収束でリーダシップを期待される財務長官は、緊急経 済安定化法の7千億ドル(約70兆円)の支出の権限を握っているだけに、誰が 次の長官に就任するのか、あるいは限定的に現長官が留任するのか等、その人事 が注目されています。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信> 2.主な材料 3.主な投資判断 4.紛らわしい用語 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 9114.60(+537.62)△6.27% ◎TOPIX 910.70(+ 43.58)△5.03% ◎売買高概算 22億5843万株 ◎売買代金概算 1兆9030億円 ◎値上り銘柄数 1365 ◎(年初来)新高値 8 ◎値下り銘柄数 278 ◎(年初来)新安値 5 ◎変わらず 66 ◎騰落レシオ(25日)75.3% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○●●●●○○○●○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.07% 75日線比-21.43% ◎為替 (対ドル) 98.86 (対ユーロ)124.84 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 338円(+ 14円) 79,229千株 2.三菱UFJ<8306> 627円(+ 29円) 71,213千株 3.住金 <5405> 261円(+ 14円) 62,779千株 4.三菱自 <7211> 144円(+ 10円) 50,095千株 5.日産自 <7201> 441円(- 52円) 48,380千株 ◎売買代金上位 (円) 1.トヨタ自 <7203> 3850円(+120円) 64,141百万 2.みずほ <8411>2484百円(164百円) 58,132百万 3.キヤノン <7751> 3520円(+180円) 54,925百万 4.三井住友 <8316> 412千円(+30千円) 47,530百万 5.コマツ <6301> 1150円(+ 96円) 45,880百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り3900万株 買い2890万株 3連休明け、名実ともに11月相場入りとなる本日の東京マーケットは日経平 均株価が大幅高、前週末比537円(6.27%)高の9114円と9000円 台を一気に回復して取引終了です。 NY市場が堅調に推移していることや為替相場が1ドル=99円台と円安に振 れていること、また各国政府による利下げなどの協調対策を好感、さらに米国大 統領選を前に新大統領による政策への期待感も加わり、朝方から幅広い銘柄に買 いが先行。公的年金と見られる大口の買いも見られ、戻り待ちの売りを吸収して 大引けにかけてジリジリと上げ幅を拡大しています。本日は米大統領選の投票日 でもあり、結果を見極めたいとする向きもあり、売買代金は概算1兆9030億 円と低水準、上海総合株価指数は13ポイント(0.76%)安の1706です。 業種別では、紙・パ、保険、小売り、石油、機械セクターの上げが7%を超え ています。 個別銘柄では、三洋電機がストップ高。パナソニック(旧松下電器)が経営再 建中の同社を子会社することで両社首脳が基本合意したと報じられたことを好感 した買いが集まっています。パナソニックは三洋電機の資産査定に着手し、具体 的な買収金額を提示する見通しです。 また、パナソニックも大幅高。三井住友銀行、大和証券SMBC、米ゴールド マン・サックスなど三洋電機の大株主3社と株式買い取りについて交渉中で、買 収が実現すれば年間売上高は11兆円を超え、日立製作所を抜き国内電機で最大 手となり、成長著しい太陽電池やリチウムイオン電池といった事業の補完・拡大 に繋がります。 電池関連としてGSユアサがストップ高。4~9月期の連結最終損益が25億 円の黒字(前年同期は16億円の赤字)となり、従来予想10億円から増額修正 したことを好感する買いが集まっています。循環取引については弁護士らで構成 する外部調査委員会から会社や役員などによる組織的な関与は無かったとの報告 を受け、業績や企業統治への不透明感が和らいでいます。 その他、リチウムイオン、太陽光など電池関連としてFDKが大幅高で東証1 部の値上がり率ランキングトップ、三洋電機、GSユアサが2位、3位と続き、 古河電池と新神戸電機はストップ高、三晃金属、NECトーキンも大幅高となっ ています。 ヨネックスが8%を超える大幅高。ゴルフの石川遼選手がプロ転向後初勝利と なったことを受け、同社は石川選手と用具使用契約を結んでいることから好感し た買いが集まっています。 個人投資家の関心が高いソフトバンクは100円高の1050円と4日連続の ストップ高。29日に08年4~9月期決算の発表に併せて09年3月期と10 年3月期の連結営業利益とフリーキャッシュフロー(純現金収支)の見通しを開 示したことで、資金繰りに対する警戒感が和らぎ、継続して見直し買いが集まっ ています。 電源開発がストップ高。筆頭株主である英ファンドのザ・チルドレンズ・イン ベストメント・ファンド(TCI)から、TCIが保有する自社株のすべてにあ たる9.9%を買い取ると発表したことで需給が引き締まるとして好感した買い が集まっています。また、週末に09年3月期の営業利益予想を従来の620億 円から680億円に上方修正したことも好材料視されています。 ニトリ、NEC、テルモ、栗田工業、東海カーボン、セブン&アイ、木村化工 機、日本ケミコン、ローソン、しまむら等々も大きく値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、山崎パン、プリマハム、キューピー、リソー教育、アコ ム、沖縄電力等々です。 ☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信 いい相場展開となってきました。これで、日経平均株価は10月28日(先週 の火曜日)の瞬間安値6994円から値幅にして2120円の上昇です。先週の 総悲観の中で仕込まれた方、取り敢えずはおめでとうございます。 今年は子年。過去の子年は「人の行く裏に道あり、花の山」、後半にかけて一 気に上昇する傾向があり、また大統領選も通過することによって政策期待も高ま り、年明けから新春にかけての展開が楽しみとなってきました。 明日のスペシャル版では、「半値八掛け二割引、こんなに安く仕込める再生期 待大の有力銘柄!」としましてやはり「ど真ん中銘柄」をご紹介させて頂きます。 ご期待下さいませ。 ☆大好評! アクア・スペシャル版のお申し込みは・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・10月の米新車販売、年率換算で25年ぶり低水準 日米総崩れ ・首相、定額給付金の所得制限に理解 一方で「技術的には難しい」 ・新車販売、10月としては40年ぶりの低水準 前年比は6.6%減 ・10月の軽自動車販売は6.2%増 安価な点と燃費効率の良さで ・08年夏のボーナス、景気減速で2年連続の減少 厚労省調査 ・9月の鉄鋼輸出量、単月としては史上2番目の高水準に ・ユニクロの10月既存店売上高、6カ月ぶりのマイナスに ・豪中央銀行、0.75%追加利下げ 今後も利下げ続く見通し ・ブラジル第3位行と6位行が合併 南米最大手の金融グループ誕生 ・ユーロ圏15カ国財務相会合、2011年の財政均衡を断念 ・米ヤフーとグーグル、ネット広告での提携を2年に短縮 ・米ガソリン小売価格、7週連続下落で1年8カ月ぶり安値に ・米銀、融資基準の厳格化広がる 融資担当者の84%が引き締め ・米財務省、10―12月は過去最大の5500億ドルの国債発行 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 引下げ A→B (5201) 旭硝子 2,050→ 690円 引下げ A→B (6861) キーエンス 29,000→15,000円 引下げ B→C (6988) 日東電工 3,000→ 1,200円 [UBS証券] 据置き A (5002) 昭和シェル石油 1,350→ 950円 据置き A (5016) 新日鉱HD 800→ 650円 据置き A (7269) スズキ 2,300→ 2,100円 据置き B (5201) 旭硝子 760→ 600円 引下げ A→B (7201) 日産自動車 610→ 480円 据置き B (9474) ゼンリン 2,000→ 900円 据置き C (4183) 三井化学 450→ 260円 据置き C (9409) テレビ朝日 14万→11.5万円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A (9513) 電源開発 3,600→ 3,700円 引下げ B→C (7201) 日産自動車 510→ 300円 引下げ B→C (7733) オリンパス 2,400→ 1,300円 [野村証券] 据置き 1 (9474) ゼンリン 引下げ 2→3 (5201) 旭硝子 引下げ 2→3 (5406) 神戸製鋼所 引下げ 3→4 (7012) 川崎重工業 引下げ 3→4 (7201) 日産自動車 引下げ 3→4 (7261) マツダ ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】紛らわしい用語 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ MBOやTOBという言葉をよく耳にしますが、紛らわしい用語ですので確認 の意味で簡単にご説明解説させていただきます。 ●TOB(公開買い付け)※Take Over Bid 会社の経営権の取得等を目的として、不特定かつ多数の人に対して広く買付け 又は売付け申し込みの勧誘を広告によって行い、市場外で株券の買付けを行う こと。主に関連会社等の出資比率の引き上げを目的としてTOBが用いられま す。買い付け価格はプレミアがついて市場の実勢価格よりも高い場合が多く、 TOBが発表されますと買い付け価格にサヤ寄せするケースがほとんどです。 ●LBO ※Leveraged Buyout 買収をしようとする企業の資産や将来のキャッシュフローを担保に借り入れし、 少ない自己資金で買収を行うこと。借り入れの返済は、買収先の資産の売却や キャシュフローによって行われるのが一般的。米国では80年代からよく用い られてきた手法です。 尚、買収先企業の賛同を得ないで買収を行おうとすることを“敵対的”と言い ます。 ●MBO ※Management Buyout その企業の経営者や従業員が、自社の株式や一事業部門を買収すること。その 際、投資ファンドや金融機関が買収先企業の資産や将来の収益を担保に金融支 援を行います。 親会社から事業を切り離す際や、上場のメリットよりも敵対的買収の可能性を 回避するために株式非公開に踏み切るため会社自らが行う場合があります。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ パナソニックによる三洋電機買収も相次ぐ自社株買いの発表も、ひとつには株価 水準の割安さが背景にあります。投資家心理の面からもそうした機運が盛り上が りつつあります。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━