■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。


   『 原油安・円高・製品値上げで業績急拡大、

                 先高期待大の割安銘柄!』


   『 相場の位置を意識することのメリット 』


  ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 

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              ◎ ハロー!株式 ◎        08/11/26 夕刊
 
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こんばんは。aquaです。

 アメリカでは、最初の移民が初めて収獲を得て神に感謝したことを記念し、明
日27日木曜日は「感謝祭(サンクスギビングデー)」の祝日となります。

 27日はNY株式市場も休場で、翌28日金曜日は午後1時までの短縮取引と
なります。感謝祭から日曜日まで4連休をとる市場参加者も多く、金曜日のNY
株式市場は例年薄商いとなります。

 ただ、感謝祭明け後からクリスマスにかけては相場が上昇することもしばしば
で、これを「クリスマス・ラリー」または「サンタクロース・ラリー」と呼びま
す。

 ちなみにアメリカでは感謝祭翌日の金曜日からクリスマスまでの年末商戦(ク
リスマス商戦)が本格化します。

 例年、感謝祭翌日の金曜日は「ブラック・フライデー(黒字の金曜日)」と呼
ばれるほどに小売店の売上げが伸び、ネット通販の売上げが伸びる感謝祭明けの
月曜日は「ブラック・マンデー」または「サイバー・マンデー」、ネット通販で
の取引件数が最も伸びる12月第2月曜日は米ドル札の色にちなみ「グリーン・
マンデー」と呼ばれます。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場
         
 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.米年末商戦(続き) 

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   8213.22(-110.71)▼1.33%
◎TOPIX   817.22(- 14.36)▼1.73%

◎売買高概算  16億6744万株
◎売買代金概算  1兆3343億円

◎値上り銘柄数  407 ◎(年初来)新高値  4
◎値下り銘柄数 1198 ◎(年初来)新安値 17
◎変わらず    102

◎騰落レシオ(25日)88.5%
 
◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ○●●●○○●●●○○● 41.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.86% 75日線比-23.03%
 
◎為替  (対ドル) 94.97 (対ユーロ)123.11

◎出来高上位
 1.三菱UFJ<8306>  498円(-  8円) 59,527千株
 2.新日鉄  <5401>  281円(-  3円) 51,228千株
 3.三菱重  <7011>  356円(-  4円) 32,848千株
 4.ソフトBK<9984> 1302円(-  2円) 27,985千株
 5.GSユアサ<6674>  362円(-  1円) 25,533千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411>2404百円(-73百円) 51,574百万
 2.トヨタ自 <7203> 2985円(-145円) 47,594百万
 3.ソフトBK<9984> 1302円(-  2円) 37,104百万
 4.三井住友 <8316> 320千円(-20千円) 29,655百万
 5.三菱UFJ<8306>  498円(-  8円) 29,446百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2840万株 買い1980万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比110円(1.33%)安の8
213円で取引終了です。

 前日までの2日間で620円の上げとなっていただけに終日買い手控えムード
が強く、世界的な景気後退や米GMなどビッグスリーの経営不安に対する警戒感
に加えて為替が1ドル=94円台の円高に振れていることで自動車・精密といっ
た輸出関連株が値を下げ、ハイテク指数とも呼ばれる日経平均株価を押し下げて
います。明日発表予定の米新築住宅販売件数などの経済指標の内容やNY市場動
向を見極めたいとして日経平均株価8250円を中心に膠着感の強い展開となっ
ています。売買代金は概算1兆3343億円と今年最低となっています。上海総
合株価指数は9ポイントの小幅高で1897です。

 業種別では、保険、紙・パ、倉庫セクター等が高く、証券、自動車、銀行セク
ターの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、日本風力開発が値を上げています。風力発電機の代理店販売手
数料が事前計画を上回る好調となっており、通期業績予想を上方修正するなど好
調な業績推移を好感し、また、相場全体が手掛かり材料難となる中にあって代替
エネルギー関連との位置づけからも物色の矛先が向かっています。尚、本日昼に
えりも風力発電研究所(北海道幌泉郡)の株式を取得し、子会社化すると発表し
たことも支援材料となっています。三晃金属、日本電子、古河電池、日本製鋼な
ども代替エネルギー関連として値を上げています。

 大阪証券取引所が大幅高で5日連続高。政府が商品取引所法と金融商品取引法
を改正し、証券取引所と商品取引所が持ち株会社を設立して経営統合に踏み切り
やすい環境を整えると報じられたことが手掛かり材料となっています。大証は国
内取引所の中では株式先物などデリバティブ(金融派生商品)で先行しており、
今後統合が実現する場合には主体的な立場になることが期待されています。

 新型インフルエンザ関連として大和紡績が連日で値を上げています。気象庁が
発表した12月~09年2月の3ヶ月予報で12月は例年に比べ全国的に寒さが
厳しそうだとの見通しを示したことで、インフルエンザが流行し抗ウイルス素材
を使用した新型多機能マスクの需要が伸びるとの思惑から買いが集まっています。
抗ウイルス素材を使ったマスクを製造するシキボウも値を上げています。

 東京海上HD、三井海上、損保ジャパン、T&Dなど損保株が軒並み高。東京
海上HDの場合、先週の19日に09年3月期の業績予想を下方修正してから2
1日の年初来安値1820円まで1000円を超える大幅な下げを演じていただ
けに自律反発期待の買いが入っています。米連邦準備理事会(FRB)が最大で
8000億ドル(約77兆円)にのぼる追加金融対策を発表したことで保有する
証券化商品の損失拡大に歯止めがかかるとの期待も支援材料となっています。業
種別では保険セクターの値上がり率ランキングがトップです。

 本日の新高値銘柄は、シモジマ、ワタミ、神奈川交、ダイワボウ情報等々です。



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【2】主な材料                           **
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・東南アジアや中東の大型プロジェクト、延期や縮小相次ぐ
・首相、郵政株売却凍結発言について「民営化否定でない」
・国交省、2020年の道路需要見通しを下方修正
・国内パソコン出荷台数、10月は2カ月ぶり微増 金額は減少
・三菱ケミ、傘下企業間でリチウムイオン電池部材を共同開発
・イオン、新たに700品目の円高値下げを実施 12月から
・東芝、岩手に予定していた半導体新工場の着工延期を検討
・スズキ、「アルトラパン」を7年ぶり全面改良 燃費向上
・09年の先進国の実質賃金は0.5%減少 ILO予測
・独ポルシェ、本社工場で8日間生産休止 販売記録更新を断念
・米ネット小売り、年末商戦の伸び率は大幅鈍化 調査会社予測
・米の問題金融機関、171行から171行に増加 FDIC集計
・米投信、10月の流出額は過去最高の1270億ドル
・米次期政権、国防長官は続投の見通し 米メディア報道
・オバマ次期大統領、歳出を全面見直し 景気対策の財源捻出で



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (4063) 信越化学     6,500→ 5,000円
 据置き   A (4185) JSR      1,500→ 1,400円
 据置き   A (4186) 東京応化工業   2,300→ 1,700円
 据置き   A (4217) 日立化成     1,500→ 1,400円
 据置き   A (8848) レオパレス21  1,070→ 1,000円
 引下げ A→B (8358) スルガ銀行    1,900→ 1,100円
 据置き   C (6988) 日東電工         1,200円

[モルガンS証券]
 据置き   A (4547) キッセイ薬品   2,800→ 3,000円
 据置き   A (6923) スタンレー電気  1,900→ 2,100円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (9843) ニトリ      6,700→ 7,500円

[クレディS証券]
 据置き   A (5801) 古河電気工業    650→   460円
 引上げ C→B (5332) TOTO          570円
 据置き   B (5803) フジクラ      480→   240円

[大和総研]
 新 規   2 (8185) チヨダ          1,700円

[野村証券]
 据置き   1 (6379) 新興プランテック
 据置き   2 (1662) 石油資源開発
 据置き   2 (1605) 国際石油開発帝石

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】米年末商戦(続き)                      **
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 実際の米年末商戦の売上げは感謝祭の1週間後、またはクリスマス直前にピー
クに達します。米小売業にとってこの商戦期間中の売上げは年間売上高の3割を
占め、中には年間トータルの約半分をこの期間に売り上げる店もあります。

 アメリカの個人消費はGDPの7割を占めているため、必然的に同期間中の消
費者動向は注目度が高くなります。ちなみに11―12月の期間中の米小売売上
高は4699億ドル(約45兆円)で、5年ぶりの低い伸び率でしたが増加は維
持しました。

 ただ今年は例年とは違うようです。米調査会社のS&Pは、個人消費の冷え込
みにより、今年の年末商戦の売上高は過去10年間で初めてマイナスに転落する
可能性が高いとの見通しを示しています。前年比20―30%の高い伸び率を維
持してきたネット小売り各社も、売上高自体は史上最高額に達するものの、伸び
率は大きく減速する見通しです。

 家電最大手ベスト・バイのCEOは「消費マインドの急速な冷え込みは、42
年の会社の歴史のなかで見たこともないほど急速でとてつもないものだ」と語り
ましたが、すでに同業のサーキット・シティが破たんするなど厳しい状況が続い
ています。

 今年は安売りを前倒しで行う動きもみられますが出足は鈍く、消費者はお買い
得品が増える商戦後半に購買時期を遅らせる傾向が強まっています。

 そんな中、百貨店大手のコールズの商戦初日は午前4時から開店し大幅値引き
を実施。同じく全米1100店舗が朝4時から開店するJCペニーは、顧客が希
望すればモーニングコールまでかける念の入れようです。

 一方、節約ムードが高まると強いのが、全米に4200店舗を持つ巨大ディス
カウントストアで小売最大手のウォルマートです。「ウォルマート・ママ」と呼
ばれる中流階級以下(世帯収入7万5千ドル以下)の主婦層からの支持が同社の
強みとなっています。

 ちなみに、米企業は金融不安と景気後退の影響で軒並み株価を下げました。1
年前と比べ、シティグループが80%下落、ゴールドマン・サックスが66%下
落、ボーイングが55%下落、GEは58%下落、インテルが47%下落、アッ
プルが47%下落、グーグルが53%下落、GMは87%下落、アルコアは72
%下落、ファイザーが30%下落、メルクが55%下落、コカコーラは27%下
落、エクソン・モービルが11%下落と、大手企業の株価が1年前と比べ軒並み
急落している中、ウォルマートのみは約20%の上昇となっています。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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世界1位2位を争う富豪で世界一有名な投資家、ウォーレン・バフェット氏は危
機に直面している足元の景気に対し「妙薬はない」としながらも、「5年後の経
済については心配していない」とコメントしています。また、「皆が恐れを抱い
ている時こそ欲を出す時」ともコメントしており、ゆっくりと着実に行動してい
ます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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