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こんばんは。aquaです。

 本日発表された12月の日銀短観では、最も注目された大企業製造業の景況感
を示す業況判断指数(DI:景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」
との回答を引いた値)が前回9月調査のマイナス3からマイナス24に大幅に悪
化、21ポイントの悪化幅は34年ぶり(第一次石油ショック時以来)の大きさ
で、6年9カ月ぶりの低い水準となりました。

 日本の経済が急速に悪化していることの証左ではありますが、前回9月調査で
は米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻した15日以前におよそ8割の企
業が回答を済ませていたこともあり、今回調査の大幅悪化はほぼ予想どおりとな
っています。※相場の反応は下記「相場概況」をご参照ください。

 ところで本日15日は、投資家のバイブルとも言われる「会社四季報2009
年1集 新春号」の発売日です。

 先週までに「新春お年玉号」のお手続きが完了した方で、送付先をご連絡いた
だいた方にはすべて配送手続きを完了しております(別途ご連絡済み)。本日以
降のお手続き完了と送付先のご連絡をいただいた方にも順次配送手続きを行って
まいりますので何卒よろしくお願いいたします。

『新春お年玉号』詳細 → http://www.aqua-inter.com/2009/otoshidama.htm 



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.先週の動き

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   8664.66(+428.79)△5.21%
◎TOPIX   846.93(+ 33.56)△4.13%

◎売買高概算  18億6644万株
◎売買代金概算  1兆4238億円

◎値上り銘柄数 1538 ◎(年初来)新高値 12
◎値下り銘柄数  131 ◎(年初来)新安値  6
◎変わらず     45

◎騰落レシオ(25日)101.0%
 
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○●●○●●○○○○●○ 58.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.86% 75日線比-12.08%
 
◎為替  (対ドル) 90.95 (対ユーロ)122.63

◎出来高上位
 1.三菱UFJ<8306>  517円(+ 33円)103,655千株
 2.住金   <5405>  221円(+  4円) 44,205千株
 3.長谷工  <1808>   98円(+ 11円) 38,964千株
 4.新日鉄  <5401>  296円(+ 11円) 37,285千株
 5.太平洋セメ<5233>  177円(+ 18円) 31,762千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.トヨタ自 <7203> 3030円(+270円) 82,513百万
 2.三菱UFJ<8306>  517円(+ 33円) 53,317百万
 3.任天堂  <7974> 348百円(+18百円) 46,088百万
 4.三井住友 <8316> 352千円(+14千円) 35,878百万
 5.ホンダ  <7267> 2085円(+164円) 29,381百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1680万株 買い1410万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前週末比428円(5.21
%)高の8664円で取引終了です。

 米自動車ビッグスリー救済について米政府が金融安定化法に基づく公的資金導
入を検討と報じられたことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行、為替が
週末に一時1ドル=88円台まで円高に振れたものの、本日は91円近い水準ま
で戻したことも買い安心感を誘い、これまで売り込まれていた自動車セクターが
値上がり率トップで相場を牽引する形となっています。朝方に日銀短観が発表さ
れましたが、大企業製造業DIがマイナス24とほぼ事前予想と同じだったこと
や景況感の悪化は分かっていたことでもあり、影響は限定的です。売買代金は概
算1兆4238億円、上海総合株価指数は10ポイント(0.5%)高の196
4、韓国が4%を越す大幅高、台湾、香港も高くなっています。

 業種別では、自動車、海運、保険、非鉄、不動産セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、トヨタが10%近い上昇、ホンダ、日産、スズキ、デンソー、
アイシン精機なども7%を超える上げとなるなど自動車を含む輸送用機器セクタ
ーが業種別で値上がり率ランキングトップ。為替が円安に振れたことや週末のN
Y株高を受けて割安感からの見直し買いが集まっています。キヤノン、ソニー、
リコー、東京エレク、アドバンテスト、ニコンなども円高一服を好感して値を上
げています。

 飯野海運がストップ高、第一船、乾汽船、新和海運、商船三井、川崎汽船など
も軒並み大幅高となり、海運セクターの値上がり率ランキングが第2位となって
います。バル積み船運賃の国際指標バルチック海運指数(BDI)が前週末まで
5日続伸し、海運市況下げ止まりの期待感から物色の矛先が向かっています。バ
ルチック指数の週末の終値は前日比7.45%高の764と続伸が始まる直前の
5日の663に比べ15%超の上げとなっています。

 大和紡績が4日連続高で年初来高値更新。同社は抗菌効果のある多機能マスク
を手掛けており、インフルエンザ関連としての買いが継続しています。また、直
近の信用倍率が0.81倍の好取組みとなっていることも買いを誘う要因となっ
ています。

 三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなどの大手銀行株や三井不、三菱地所、
住友不などの不動産株、東京海上、三井海上、T&D、日本興亜などの保険株も
値を飛ばし、王子紙は500円台乗せとなっています。

 本日の新高値銘柄は、大和紡績、能美防災、ライトオン、シモジマ、近鉄、ダ
イワボウ情報、タキヒョー等々です。



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【2】主な材料                           **
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・大企業製造業の景況感、第一次石油ショック以来の悪化幅 短観
・日銀総裁、来年度成長率の下方修正を示唆 英紙インタビューで
・中国経済の減速感が強まる 11月の工業生産は過去最低の伸び
・野党3党、雇用関係4法案を参院に提出 派遣救済盛り込む
・首都圏マンション発売戸数、過去最長の15カ月連続前年割れ
・三菱地所、丸の内のオフィス賃料を15%引き上げ 
・元ナスダック会長関与の巨額詐欺事件 野村が275億円投資
・NECエレ、LSIの消費電力を半分にする次世代技術を開発
・日本電産、東洋電機製造へのTOB提案を事実上撤回
・JKホールディングス、株式交換で通商を完全子会社化
・伊フィアット、販売低迷で生産調整 全工場で1カ月間生産休止
・米景気刺激策、7千億ドルから1兆ドルに上積み検討 米紙報道



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【3】主な投資判断                         **
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[UBS証券]
 据置き   A (3395) サンマルクHD  5,500→ 3,000円
 据置き   A (7947) エフピコ     4,000→ 5,000円
 新 規   A (8251) パルコ          1,300円
 引下げ A→B (3003) 昭栄       2,200→ 1,000円
 引下げ A→B (5486) 日立金属     1,000→   600円
 引下げ A→B (6505) 東洋電機製造    450→   350円

[クレディS証券]
 引下げ A→B (8703) カブドットコム証券    109千円
 引下げ A→B (8002) 丸紅       1,080→   380円
 引下げ A→B (8031) 三井物産     3,180→   910円
 引下げ A→B (8053) 住友商事     1,840→   920円
 引下げ A→B (8058) 三菱商事     4,270→ 1,180円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4321) ケネディクス  102,300→41,200円
 引上げ C→B (2503) キリンHD    1,400→ 1,200円

[三菱UFJ証券]
 据置き   2 (8113) ユニチャーム   9,100→ 8,550円

[大和総研]
 引上げ 2→1 (4547) キッセイ薬品
 引下げ 1→2 (4502) 武田薬品
 引上げ 3→2 (4523) エーザイ
 引上げ 3→2 (4553) 東和薬品

[野村証券]
 据置き   2 (4508) 田辺三菱製薬
 引上げ 3→2 (6849) 日本光電
 引下げ 2→3 (4185) JSR

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】先週の動き                          **
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◎先週の日経平均株価:変動率+4.02%(値幅+318.36円)

◎週足サイコロ ●●●○●○○●●○●○

◎上昇率順位(整理・管理銘柄除く)

 1位 8597 SFCG      その他金融 +114.3%
 2位 8875 東栄住宅      不動産   +53.85%
 3位 8924 リサ        不動産   +52.30%
 4位 9449 GMO       通信    +48.48%
 5位 8993 アトリウム     不動産   +46.32%
                
◎下落率順位(同)       (業種)     (週間騰落率)

 1位 7241 フタバ       輸送用機器 -51.76%
 2位 6505 東洋電機製造    電気機器  -25.92%
 3位 5721 Sサイエンス    非鉄金属  -25.00%
 4位 5310 東洋炭素      ガラス土石 -18.54%
 5位 7532 ドンキホーテ    小売    -18.53%
 
◎先週の業種別動向           ◎TOPIX及び規模別株価指数

 1位 鉱業     +21.42%    TOPIX +3.48%
 2位 海運業    +18.56%    大型株   +3.65%
 3位 その他金融  +16.74%    中型株   +3.56%
 4位 非鉄金属   +12.86%    小型株   +2.16%
 5位 機械     + 9.72%

●現在値付近の主なテクニカルポイント

          +2σ 8942
         13週線 8793
       一目雲の下限 8741
         直近高値 8720(12月11日)

              8664 本日終値

              8639 +1σ
              8535 5日線
              8500 心理的節目
              8342 25日線


●先週末の東証1部全銘柄 今期予想PER     15.17倍
             前期基準PBR     0.92倍
             今期予想平均配当利回り 2.48%


※前日のNY市場の騰落、シカゴ日経平均先物、為替、原油や金価格動向、寄り
 前の外国人の注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は毎朝
 寄り前配信の下記携帯版メルマガをご利用ください。

 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html 


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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数週間前に各家庭の郵便受けには、年末年始の年賀状の仕分けや配達を担うアル
バイト(平均時給は約800円)を募集するチラシが入っていたかと思いますが、
今年は応募数が急増しているそうです。各地で派遣労働者の契約打ち切りが相次
いでおり、そうした失職者の多くが年賀状のアルバイトに流れているとみられて
います。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◆まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◆2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
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