朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資力をアップさせたい方は必読です。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2010/06/22 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 昨年8月発売開始の桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が先鞭をつ け、ラー油トップメーカーのエスビー食品が「ぶっかけ!おかずラー油」を今 年3月に投入して食べるラー油の市場が急拡大しています。 2製品ともに生産が間に合わない状況で、同じくエスビーの「李錦記 具入 り辣油」も品薄状態が続いています。いずれの商品にも共通しているのがニン ニクがたっぷり使われていることで、原料となるニンニクの調達にも支障が出 ています。 ニンニクの国内生産は青森県産が7割超を占めており、中でも田子町(たっ こまち)のニンニク「福地(ふくち)ホワイト六片種」が有名ですが、業務用 ニンニクとしては価格が安い中国産が主に使われています。 食べるラー油のブームに加えて、主産地の中国で冷え込みと干ばつの影響に よりニンニクの供給量が減少し、労働コストの上昇や投機マネーの流入で中国 産ニンニクの価格が高騰、加工食品などに使われるニンニクフレークは過去1 カ月間で3割前後の上昇となっているそうです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.売買単価は先行指標の一つ 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 10112.89(-125.12)▼1.22% ◎TOPIX 894.56(- 7.93)▼0.88% ◎売買高概算 16億9194万株 ◎売買代金概算 1兆2086億円 ◎時価総額 303兆1802億円 ◎値上り銘柄数 529 ◎(年初来)新高値 34 ◎値下り銘柄数 987 ◎(年初来)新安値 6 ◎変わらず 153 ◎騰落レシオ(25日)99.6% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○●○○○○○●●○● 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.21% 75日線比-3.66% ◎為替 (対ドル) 90.75 (対ユーロ)111.79 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 156円(± 0円)135,068千株 2.三菱UFJ<8306> 431円(+ 3円) 61,835千株 3.日立 <6501> 360円(- 4円) 39,830千株 4.OKK <6205> 181円(+ 3円) 38,204千株 5.中国工 <5974> 119円(+ 21円) 32,240千株 ◎売買代金上位 (円) 1.任天堂 <7974>28300円(-980円) 29,855百万 2.三井住友 <8316> 2700円(+ 18円) 27,839百万 3.三菱商事 <8058> 2021円(- 12円) 27,326百万 4.三菱UFJ<8306> 431円(+ 3円) 26,699百万 5.ファナック<6954>10990円(-380円) 21,897百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1910万株 買い1490万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比125円(1.2%)安の1 万0112円で取引終了です。 昨晩のNYダウは8ドル安の小動きで材料難の中、昨日に242円の大幅高、 またここまで6月9日の安値9378円から立会い日数8日間で860円の上 昇となっていただけに短期的な警戒感が台頭、朝方から売りが優勢となってい ます。格付け会社フィッチが仏銀行大手BNPパリバの長期格付けを引き下げ たことや米格付け会社S&Pがスペインの銀行業界の予想損失額を増やしたこ とで欧州金融機関の財務悪化懸念が再浮上したこと、また為替がユーロ安・円 高に振れたことも相場の重石となっています。売買代金は概算1兆2086億 円、上海総合指数は2ポイント(0.1%)高の2588と小動きです。 業種別では、銀行が唯一高く、電機・機械・精密などが下げています。 個別銘柄では、三菱UFJが3円高の431円、三井住友FGが18円高の 2700円、りそなHDが31円高の1124円となるなどメガバンクが値を 上げています。本日に株主総会を開いたみずほFGの株価が8000億円規模 の増資観測が根強いにもかかわらず堅調なことを受け、大手銀行株全般に見直 し買いが入っています。業種別では33業種中、銀行セクターが唯一高くなっ ています。シティグループ証券の「捨てたものでもない銀行セクター」と題す るリポートの内容も材料視されています。世界的な新しい金融規制「バーゼル 3」が当初案より厳しさが緩和する可能性があるとしています。 ネットワーク専業首位のネットワンが6600円高の13万2100円と値 を飛ばしています。昨日の午後、米ベンチャーのシーマイクロ(カリフォルニ ア州)が開発したネット向けの小型高効率サーバーを販売する代理店契約を結 んだと発表。本日にこのニュースが新聞紙上で取り上げられ、収益貢献への期 待から買いを集めています。小型ノートパソコン向けのMPU(超小型演算処 理装置)を搭載し、サーバーの大きさと消費電力をともに従来の4分の1にし、 売上高目標を今後3年間で30億円としています。 橋梁業界トップの横河ブリッジが29円高の575円と上昇。昨日に自己株 式の取得を発表し、需給が引き締まるとの見方から買いが優勢になっています。 取得株数は上限で発行済み株式数(約4556万株)の3%強にあたる150 万株、取得額は上限で12億円と規模は限定的で取得期間も本日から2011 年6月21日までの1年間と長いです。 帝人が8円高の290円と連日で値を上げています。2010年4~6月期 の連結業績見通しについて、営業損益90億円前後の黒字(前年同期は15億 円の赤字)になる見通しと報じられ、収益回復を好感した買いが入っています。 ポリエステル繊維と化成品部門の営業黒字化や収益源の医薬医療部門で高水準 の利益を確保します。尚、昨日は自動車向けの新しい炭素繊維材料を開発した と報じられて値を上げています。 1都3県を地盤に戸建て住宅販売を手掛けるタクトホームが1100円高の 7万7400円と連日で値を上げています。2010年5月期の単独営業利益 が前の期比22倍の40億円強になった模様と報じられ、好感した買いが入っ ています。政府の住宅減税や住宅版エコポイント制度が業績を後押ししていま す。 その他、ドクターシーラボが3日連続高で5400円高の28万円と年初来 高値更新、ジェネリック(後発医薬品)の沢井製薬が60円高の8300円、 東和薬品が60円高の5850円、日医工が80円高の3400円、科研製薬 が8円高の841円といずれも年初来高値更新、中国関連のユニチャームが6 0円高の1万0140円と連日で年初来高値更新、牛丼首位で「すき家」・「 なか卯」や「ココス」・「サンデーサン」を展開するゼンショーが5円高の9 10円と高値接近となっています。 本日の新高値銘柄は、IIJ、科研薬、東和薬品、沢井製薬、ドクターシー ラボ、日本精線、ツガミ、OKK、帝国ピストン、メルコ、パイロット、ユニ チャーム・・・等々です。 ☆スペシャル版(有料版)、プライベートサービス通信 強気一貫のドクターシーラボ(4924)が連日で上昇、本日も5400円 高の28万円ちょうどと連日で年初来高値更新となっています。これで、6月 に入ってから立会い日数16日間のうち上昇13日、下落3日という好調ぶり でご紹介時の20万円前後からは40%の上昇となっています。 市場調査をした結果、株式マーケットには先高期待大の美味しい銘柄がゴロ ゴロしています。下げたところは絶好の安く買うチャンスと捉えて臨みたいと ころです。明日のスペシャル版でも先高期待大の有望銘柄をご紹介しますので ご期待下さいませ! 〓今週も有望銘柄をご紹介〓 アクア・スペシャル版のお申込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・政府財政運営政策、2020年度に基礎収支の黒字化目指す ・通商白書、アジアの中間所得者層は今後10年で2倍超増加 ・税調専門委、消費税増税と所得税累進強化が税制改革の両輪 ・中国人民銀、人民元の基準値を引き上げ 対ドル最高値更新 ・全国スーパー売上高、18カ月連続減少 5月は5.3%減 ・薄型テレビ国内出荷台数、5月は前年比56%増125万台 ・日本製紙、中国の段ボール原紙2位L&Mに426億円出資 ・米アマゾン、電子書籍端末「キンドル」値下げ 競争激化で ・独アディダス、サッカー事業の売上高が過去最高更新の見込 ・仏独首脳、G20での銀行税の検討を要請 議長国カナダに ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 引上げ B→A (8848) レオパレス21 470→ 400円 [メリルリンチ証券] 据置き A (8729) ソニーF 36万→37.8万円 据置き A (8750) 第一生命 21万円 引上げ B→A (8795) T&D HD 2,600→ 2,900円 [クレディS証券] 引上げ B→A (4151) 協和発酵キリン 950→ 960円 据置き A (5202) 日本板硝子 360→ 390円 [UBS証券] 据置き A (3333) あさひ 1,800円 引上げ B→A (4503) アステラス製薬 3,600→ 3,700円 [ゴールドマンS証券] 据置き A (7201) 日産自動車 800円 [野村証券] 据置き A (6302) 住友重機 615→ 675円 [三菱UFJモルガンS証券] 据置き 2 (9842) アークランド 1,250→ 1,360円 据置き 3 (5711) 三菱マテリアル 270円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】売買単価は先行指標の一つ ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 日経新聞朝刊の株式市況欄の主要指標の一つとして掲載されている「単純平 均」は全銘柄の株価の合計を全銘柄数で割ったもので、「売買単価」は市場全 体の売買代金を売買高で割ることで求められます。 その売買単価の推移は、相場の流れが値がさ株(高株価の銘柄)にあるのか 低位株にあるのかを示しています。 例えば昨日の東証1部の売買単価は735円となっています。これは昨日の 東証1部市場では様々な銘柄が売買された結果、平均すると1株当たり735 円程度の取引が中心だったことを意味しています。 1999年から2000年にかけてのIT相場では売買単価が2400円台 にまで急上昇しました。これは、ソニーやソフトバンクのような値ガサの銘柄 が好んで売買された結果であり、このような単価上昇局面では値ガサ株の投資 効率がよくなります。 また、売買単価は日経平均株価に対し先んじて上昇する傾向があるため、相 場の先行指標としても活用できます。 2000年1月に高値をつけた売買単価は、その後急激に下落しています。 日経平均株価の高値は2000年4月ですから、売買単価の高値は指数の高値 に約3カ月先行していたということになります。 当時、相場では値ガサ株の上昇が続いていたものの、上値を買い上がる力は 急速に萎え始め、しだいに出遅れ感が強い低位の銘柄へ物色がシフトしていき、 この段階では低位の銘柄への投資が相対的に投資効率が相対的に良くなります。 尚、日々の数値は大きく変化することがあります。例えば、株価指数先物・ オプションの特別清算指数(SQ)の清算日などで、値がさ株の多い日経平均 株価の指数対象銘柄に売買が集中した場合に売買単価が大きく上昇するケース がありますので、数値を均した売買単価6日移動平均(当日を含め過去6日間 の平均値)で相場の動向を探るのが一般的な利用方法です。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ TOPIX(東証株価指数)の更新間隔は、現在は15秒間隔(それ以前は1 分間隔)ですが、9月13日から更新時間が1秒間隔に短縮されます。これは コンピューターが株価や出来高などに応じて自動的に高速売買するアルゴリズ ム取引(欧米の市場ではこうした取引が売買全体の6~7割を占めます)に対 応するためで、東証ではさらにミリ秒(1秒の1000分の1)レベルにまで 短縮したサービスも提供する予定です。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━