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こんばんは、aquaです。

 携帯版メルマガ「ハロー株式【ミニ】」で速報しましたように、今朝の外国証
券の寄付前の注文状況は大幅買い越しとなっています。

 外国証券経由の寄付前の注文状況は売り買いともに大量の注文が入り、買い注
文9710万株は2005年10月5日以来の高水準。差し引きの買い越し株数
3190万株も、直近の最高水準だった昨年8月17日の3170万株を上回り、
2005年11月18日の3560万株以来の水準です。

 マドを空け買い先行で始まった東京市場は、9月3日の戻り高値(ザラ場)1
万6575円を一気に抜き去り、テクニカル的にも上昇指向を鮮明にしています。

 9月の取引は明日で終わり、来週から名実ともに10月・下半期入りとなりま
すが、楽しみな展開となってきそうです。

 詳細は下記「相場概況」をご参照ください。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.10月の主なイベント

 5.編集後記





☆aquaのおすすめ携帯版! ~毎朝8時半ごろ配信~

  ハロー株式【ミニ】→  http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html 

 (当日の外国人投資家の寄付前注文状況等のチェックにご活用ください。)
 


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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  16832.22(+396.48)△2.41%
◎TOPIX  1615.15(+ 39.13)△2.48%

◎売買高概算  20億8018万株
◎売買代金概算  2兆8995億円

◎値上り銘柄数 1510 ◎(年初来)新高値 32
◎値下り銘柄数  169 ◎(年初来)新安値  9
◎変わらず     34

◎騰落レシオ(25日)95.1%
 
◎サイコロ(日経平均 8勝4敗 ●○●○○●○○●○○○ 66.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.84% 75日線比-1.67%
 
◎為替 (対ドル)115.62 (対ユーロ)163.57

◎東証1部出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  837円(+ 10円) 41,876千株
 2.住金   <5405>  669円(+ 15円) 38,574千株
 3.日立   <6501>  750円(+ 49円) 36,503千株
 4.三菱重  <7011>  737円(+ 17円) 35,093千株
 5.双日   <2768>  502円(+  9円) 30,692千株

◎東証1部売買代金上位                      (円)
 1.みずほ  <8411> 658千円(+30千円)112,093百万
 2.三井住友 <8316> 891千円(+58千円) 78,068百万
 3.トヨタ自 <7203> 6690円(+ 80円) 55,087百万
 4.三菱地所 <8802> 3390円(+290円) 53,678百万
 5.ソニー  <6758> 5590円(+160円) 47,741百万
 

◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り6520万株 買い9710万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高で大幅高、前日比396円
高の1万6832円と節目(ふしめ)となる9月3日の高値1万6575円を上
回って取引終了です。これで底値切り上げ型のダブルボトムが完成した形となり、
下値サポートライン(支持線)はその1万6575円どころとなります。昨晩の
NY株高や為替の円安、更に寄付き前の外国証券経由の注文状況が3000万株
を超える買い越しとなったことを好感して朝方から買いが先行、昼からは上げ幅
が一時400円を超え、戻り売りを吸収しながら徐々に上値を指向する展開とな
っています。外国人が海外市場と比べて出遅れ感のある日本株を買い始めたとの
見方が買い安心感に繋がっています。売買代金は概算2兆8995億円です。

 業種別では、不動産、証券、消費者金融セクターの上げが特に目立ちます。

 個別銘柄では、日本車両が大幅高で値上がり率ランキングの上位に入っていま
す。JR東海とJR西日本が昨日に2011年までに東海道・山陽新幹線「のぞ
み」の全ての定期車両に新型車両「N700系」を導入すると発表し、両社で計
2000億円の追加投資を実施する計画であり、N700系車両を製造している
同社の業績拡大に繋がるとの期待から買いが集まっています。今年7月に導入さ
れたN700系は東京~大阪間の所要時間を5分短縮したほか、車内の静音性な
ど快適さでも好評を得ており、他の鉄道車両関連銘柄では川崎重工や日立も値を
飛ばしています。尚、日立は不振のハードディスク駆動装置(HDD)事業売却
の方針を固めたことも好材料視されています。

 三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産、東京建物、アーバンコーポ
など不動産株が軒並み大幅高。業種別では値上がり率第2位となっています。ド
イツ証券が昨日付のリポートで不動産セクターの投資判断を「中立」から「強気
」に引き上げたことが材料視されていますが、根底には先日発表された基準地価
動向に見られます通り、都市部を中心とした土地価格の上昇があります。

 日立建機が大幅高、2008年3月期の年間配当を前期比12円増の40円程
度(従来予想は8円増の36円)とする公算が大きいと報じられたことが支援材
料となっており、株主への利益配分を厚くすることを好感した買いが集まってい
ます。ロシアや独立国家共同体(CIS)など新興国向けの売り上げが好調で、
油圧ショベルや建設・鉱山機械が伸びています。08年3月期の連結営業利益は
従来予想を上回って上場来初の1000億円台に乗せる可能性もあります。

 日本電気硝子が一時ストップ高、昨日に07年9月中間期の利益見通しを上方
修正したことが材料視され、スルガ銀行は連日の大幅高、引き続き住宅ローンで
「ゆうちょ銀行」と業務提携協議を進めると発表したことが好材料視されていま
す。発行済み株式総数の2.92%にあたる100万株を上限とする自己株取得
を決議したと発表した三菱鉛筆も値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、中部飼料、旭化成、住友化学、東ソー、富士通ゼネラル、
三菱商事、第一中央汽船、日本空港ビル・・・等々です。


☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 9月14日。巷では悲観論が蔓延する中にあって本誌だけが「相場復活の狼煙」
宣言をいたしましたが、やはり悲観論は相場の肥やし。シナリオ通りの本当にい
い相場展開となってきました。

 特に、本日の注目ポイントは、寄付き前の外国証券経由の注文状況が何と31
90万株という大幅買い越しとなっている点であり、これだけの大幅買い越しは
久しぶりのこととなります。

 とは言え、相場ですので日々「上げ下げ」はします。その日々の上げ下げに一
喜一憂することなく、重要なのは相場の「方向性」、これをしっかりと見極める
ことです。そうすれば、上がってきたところで勢いにつられてジャンピング・キ
ャッチすることなく、下がった局面でチャンスとばかりに絶好の押し目買いをす
ることが出来るようになります。

 この度のサプブライムによる下げ局面で一杯買った人は、年末辺りには一杯儲
かる。こうなりそうです。ちなみに、米長者番付けで毎年ベスト3に入っている
株式投資家「ウォーレン・バフェット」も相場下落の真っ只中にあって、いくつ
かの安い拾い物をしたと伝わっていますが、この辺りのことも後になって明らか
になってきそうです。

 尚、直近ご紹介しました銘柄コード「×××3」、昨日に続いて本日も急騰。
三菱商事は年初来高値更新、9月19日の基準地価の発表前に2700円前後で
ご紹介しました「三井不動産」は本日230円高の3210円と値幅にして早く
も500円程度の上昇となってきています。仕込まれた方、本当におめでとうご
ざいます!もちろん、今後の展開も楽しみです。


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【2】主な材料                           **
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・ドコモの主力機種、11月発売分から海外利用可能に
・06年度の法人企業統計、売上高や設備投資などが過去最高に
・日銀の須田委員、米住宅市場の調整は「来年後半まで長引く可能性」
・虎ノ門パストラル買収交渉権、森トラストとダヴィンチ連合が落札
・ジャスダック上場のマキ製作所が民事再生法の適用を申請
・フリージアマクロス、技研興へのTOB実施を発表
・ユニー(8270)、今期最終利益見通しを下方修正
・日本オラクル(4716)、6―8月期売上高は21%増
・11カ国の駐日大使、給油継続を求める共同声明を発表
・露スホイ、新型の小型旅客機を公開 すでに70機以上受注
・ミャンマー軍事政権、僧侶多数を拘束 死傷者も
・米ヤンキース、地区シリーズ進出確定 13年連続
・バフェット氏がベアスターンズへの出資を検討 米紙報道
・08会計年度の対テロ戦費は22兆円要求 米国防長官
・米ワーナー、アブダビ系2社と中東でホテルやテーマパーク開発
・全米自動車労組、フォードとクライスラーともGM同様の協約締結方針

 

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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A <8801> 三井不動産     3,150→ 3,800円
 引上げ B→A <8802> 三菱地所      3,050→ 3,600円
 引上げ B→A <8830> 住友不動産     4,000→ 4,800円
 引上げ B→A <8804> 東京建物      1,600→ 1,850円
 据置き   A <8815> 東急不動産     1,200→ 1,450円

[UBS証券]
 引上げ B→A <5214> 日本電気硝子        2,100円
 引下げ A→B <7735> 大日本スクリーン  1,600→   740円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A <5214> 日本電気硝子        2,300円
 据置き   A <5333> 日本ガイシ         3,400円

[日興シティG証券]
 据置き   A <5384> フジミインコーポ      4,400円
 据置き   A <6857> アドバンテスト   6,750→ 5,400円

[野村證券]
 引上げ 2→1 <5214> 日本電気硝子
 新 規   2 <6890> フェローテック

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】10月の主なイベント                     **
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 月が改まってまず注目されるのが1日(月)の日銀短観です。これは国内外の投
資家からの注目度が非常に高く、足元の景気実態を正確に把握できる経済指標で、
翌週の10日(水)・11日(木)に開かれる日銀金融政策決定会合にも影響を与え
ます。

 また、10月1日は持ち株会社「日本郵政」の下に、ゆうちょ銀、かんぽ生命、
郵便事業会社、郵便局会社が発足。民間では、マルハグループ本社とニチロが経
営統合、HOYAとペンタックスの合併などがあります。

 10月1日は日経平均採用銘柄の銘柄入れ替え実施日(9月7日発表)でもあ
り、日清オイリオグループとトピー工業が採用から外れ、J・フロントリテイリ
ング、SUMCOが新規に採用されます。

 尚、中国では10月1日の国慶節(建国記念日)から1週間の大型連休が始ま
るため、来週1週間は中国市場はお休みとなります。ちなみにこの期間は旅行や
観光の繁忙期であり、香港には980万人、北京市だけでも日本の総人口に迫る
1億1618万人の出入りが見込まれています。

 国内に戻りますと、同日9時から気象庁による緊急地震速報の一般への提供が
始まります。一般的にはテレビなどを視聴していた際に、緊急速報として表示さ
れ、防災行政無線、集客施設の構内放送などによっても伝えられます。受信装置
を設置する義務はなく、行政が業務化しているような説明で装置を販売しようと
する業者も現れているそうですので、特に高齢者の方は注意が必要です。

 また、2日には「CEATEC JAPAN2007」が幕張メッセで開催さ
れます。これはアジア最大規模の映像・情報・通信の国際展示会で、国内及び海
外を代表するIT&エレクトロニクスの関連企業および団体が参加し、時代の先
端を行く最新技術や製品を発表します。さらに企業トップやキーパーソンによる
講演やセミナーなども催されます。

 他にも10月に予定されているものとしては、新しい東京駅の顔、八重洲口の
ツインタワー「グラントウキョウノースタワー(地上43階)」と「グラントウ
キョウサウスタワー(地上42階)」が完成。ちなみに三井不動産が一括運営す
るノースタワーには大丸東京店や大和証券グループ本社などが入居します。

 東京モーターショーやプロ野球日本シリーズ開幕などのイベントもあります。

 国外では、今年10月は「ブラックマンデー」からちょうど20年にあたりま
す。中旬にG7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)が行われ、ノーベル賞
の受賞者発表などもあります。

 また、総2階建て超大型機エアバス「A380」がシンガポール航空に引き渡
される予定となっており、直後のシンガポール―豪シドニー線が初就航となりま
す。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日の東証1部の出来高は久しぶりに20億株を超えました。これはSQの14
日を除けば9月6日以来のことになります。売買代金も3兆円目前に迫っており、
相場の上昇とともに投資マインドが回復しつつあります。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
皆様の投票、心から御礼申し上げます。

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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