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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資のノウハウがここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/02/19 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 今から40年ほど前にアメリカの心理学者が人を対象に実験を行い、次のよう な結論を導きだしました。 「人は匿名性が保証されている・責任が分散されているといった状態におかれる と、自己規制意識が低下する。その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現 われ、又、周囲の人の行動に感染しやすくなる」 (現代社会の一面を説明しているようにも見えます。)そして上記のことを踏ま えて提唱されたのが「割れ窓理論」です。 割れ窓理論とは、割れた窓が放置されたビルは管理されていないことが一目瞭 然で、そのまま放置しておくと建物全体の荒廃が進み、さらには地域全体が荒れ ていくというもので、ビジネスの現場でも広く応用されています。 例えば、ある小売店でトイレをまめに掃除して清潔に保つように努めた結果、 お客や従業員のマナーが良くなったという話も耳にします。 昔は、やって来た営業マンの靴を見ればその営業マンの質が分かると言われて いました。本気で考えれば細かいところまで心が行き届くはずという考え方です。 些細なことかもしれませんが、意外にそんなところから抜本的な変化がもたら されたりするものです。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.計画ありき 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 13757.91(+122.51)△0.90% ◎TOPIX 1345.29(+ 12.30)△0.92% ◎売買高概算 21億4459万株 ◎売買代金概算 2兆5832億円 ◎値上り銘柄数 1102 ◎(昨年来)新高値 1 ◎値下り銘柄数 528 ◎(昨年来)新安値 12 ◎変わらず 99 ◎騰落レシオ(25日)107.1% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○●●○●○○○●○○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.60% 75日線比-7.08% ◎為替 (対ドル)107.85 (対ユーロ)158.55 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 588円(+ 13円) 90,308千株 2.三菱UFJ<8306> 961円(+ 34円) 63,976千株 3.三菱重 <7011> 488円(- 1円) 50,349千株 4.住金 <5405> 468円(+ 4円) 48,311千株 5.伊藤忠 <8001> 1167円(+ 85円) 30,842千株 ◎売買代金上位 (円) 1.みずほ <8411> 449千円(+23千円)111,378百万 2.トヨタ自 <7203> 6310円(+110円)104,878百万 3.三菱UFJ<8306> 961円(+ 34円) 61,346百万 4.ソニー <6758> 5010円(+110円) 55,457百万 5.新日鉄 <5401> 588円(+ 13円) 53,114百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1980万株 買い2030万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が続伸、前日比122円高の1万375 7円で取引終了です。昨晩のNY市場はプレジデントデーのため休場でしたが、 このところの地合い好転によって買い安心感を誘い、朝方から買い優勢の展開。 オイルマネーと見られる大量の買いが主力株に入ったことや、カタールの首相が 米欧の銀行株の購入に今後1年で最高150億ドル(約1兆6000億円)を投 じる方針と伝わったこと、さらにドバイの政府系投資会社ドバイ・インターナシ ョナル・キャピタル(DIC)が日本株への追加投資を検討と報じられたことも 好材料視され、終日堅調な展開での推移となっています。香港、上海、韓国、イ ンドなどアジアの主要マーケットが高くなっていることもプラス要因となってい ます。売買代金は概算2兆5832億円です。 業種別では、商社、銀行、証券、輸送用機器セクターの上げが顕著です。 個別銘柄では、三菱商事、三井物産、住商、伊藤忠、丸紅など商社株が軒並み 高。業種別では、商社株を含む卸売セクターが上昇率ランキングでトップとなっ ています。原油価格が堅調に推移していることから資源高による収益拡大を期待 した買いが集まっています。また、鉄鋼石の価格上昇により、鉱山に権益出資し ている商社は利益増加が見込まれやすいことも好材料となっています。 コマツが5日連続高。国内で販売する油圧ショベルなどの建設機械を3月1日 から8~10%値上げすると発表したことが買い材料となっており、鋼材など原 材料価格が高騰しているため海外で販売する建機についても値上げを検討すると しています。 住友金属鉱山が大幅高。昨日にフィリピンの子会社コーラルベイニッケル社の 第1工場と第2工場を合わせた年間生産能力が約10%増加すると発表したこと が好材料視されており、好業績・割安という点を改めて見直した買いが集まって います。 ソニーが値を上げていますが、ドバイ政府系ファンド「ドバイ・インターナシ ョナル・キャピタル」(DIC)の幹部が東京都内で会見し、ソニー株の買い増 しについて価格が妥当であれば無論行うと述べたことが買い手掛かりとなってい ます。 トヨタが4日連続高。鉄鉱石価格値上げで鉄鋼価格の上昇を通じたコストアッ プが懸念されていますが、車1台あたり2万円程度のコストアップが予想されて おり、100万円以上する自動車価格にとっては消費者が買い控えようとするほ ど大きい幅ではなく、影響は限定的との見方から買いが入っています。また、大 量の自社株買いが株価の押し上げ要因となっています。 パルコが大幅高。昨日に森トラスト(東京・港)から株式買い増しの意向表明 を受けたと発表したことが買い材料となっています。信用力の強化や事業拡大を 期待した買いが入っており、森トラストは資本提携の一環として株式所有割合が 3分の1未満となる範囲内で市場内取引によりパルコ株を取得するとしています。 同社は18日時点でパルコの発行済み株式の25.37%に当たる約2092万 株を所有しています。 日本ハウズイングがストップ高買い気配。不動産開発を手がける原弘産(大証 2部8894)が買収提案したと発表したことが買い材料となっており、TOB (株式公開買い付け)価格の1000円にサヤ寄せする形で気配を切り上げてい ます。日本ハウズはマンション管理を手がけ、管理人の派遣や清掃業務、修繕工 事を請け負っています。 三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなど銀行株が軒並み高。外国人と見ら れる大量の買いが株価を押し上げおり、株式マーケットの地合い好転によって主 力銘柄を物色する流れとなっています。 本日の新高値銘柄は、きもと、日本風力開発等々です。 成功する株式投資への必読版 ┏━――――――――――━┓ ┃ アクア・スペシャル版 ┃ ┗━――――――――――━┛ ◎お申込み・詳細は・・・https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・市町村の役所窓口の一部を民間に委託 政府の市場化テスト ・日銀総裁の後任人事、来週初めに国会へ提示 政府方針 ・金融庁、虚偽報告の疑いに注意表示「EDINET」の開示情報 ・租特法改正案審議入り、与野党の駆け引きが本格化 ・07年のマンション発売戸数、前年比14%減 価格は7%上昇 ・全国百貨店売上高が2カ月連続の減少 1月は2.1%減 ・英豪系資源大手リオティント、鉄鋼メーカーに鉄鉱石値上げを要求 ・日野自、ロシアとインドの市場に本格参入 販売網を整備 ・ソニー、約220億円を投資し有機ELパネル事業を強化 ・ブリヂストン(5108)、前期経常益は37%増 今期は31%減見通し ・中国のCPI、1月は7.1%上昇 11年4か月ぶりの高い伸び ・人民元、インフレ懸念で切り上げ後の最高値を更新 ・国際電気通信連合、中東の海底ケーブル破損でテロの可能性を指摘 ・パキスタン総選挙、与党惨敗 2大野党は過半数獲得 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (9984) ソフトバンク 2,660→ 2,860円 据置き A(8801)三井不動産 3,800円 据置き A (7203) トヨタ自動車 7,000円 [メリルリンチ証券] 引上げ B→A <6113> アマダ 1,000円 [UBS証券] 引上げ B→A(9064) ヤマトHD 1,800円 据置き A (9086)日立物流 1,500→ 1,550円 [クレディS証券] 据置き A (6594) 日本電産 10,000円 引上げ B→A (6861) キーエンス 26,000→28,000円 [日興シティG証券] 据置き A (6779) 日本電波工業 6,600→ 5,500円 据置き A (8001) 伊藤忠商事 1,900→ 2,000円 据置き A (8031) 三井物産 3,400→ 3,500円 据置き B (6804) ホシデン 1,900→ 1,750円 据置き B (6996) ニチコン 1,300→ 920円 [大和総研] 引上げ 2→1 (7541) メガネトップ 引下げ 2→3 (3088) マツモトキヨシ [野村證券] 据置き 1 (6728) アルバック 据置き 1 (6301) コマツ ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】計画ありき ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 資産運用の目的はもちろん資産の増加にあります。資産運用を考える時、長期 計画を立てることのメリットとしては、無理をしない、計画に沿って行動を修正 することが容易になる等があげられます。 資産運用を博打のように考えてしまいますと、欲や願望といった感情が強くな ってしまいがちで、良くても悪くてもなかなか見切ることができなくなります。 つまり、結果も博打と同様になってしまいます。 しかし、目標を据え長期的な視野で考えている投資家は、売買の際の力みや心 情的な負担が少なく、冷静に判断・実行できる場合が多いようです。 ところで、元手が300万円あり、5年間で1000万円の資金をつくること を考えた場合、ある人は300万円を株式投資で年間30%の複利で回せば5年 で1113万円になると答えるかもしれません。またある人は、300万円を年 間1割で複利運用を行い5年で483万円まで増やし、尚且つ毎月9万円ずつの 積立てを行い合わせて1023万円を達成すると考えるかもしれません。答えは 様々です。 あまり高い利回りでの運用を科した場合、途中で上手くいかなかった時の挽回 が非常に困難になります。それよりもなによりも、リスクの高い投資を行ってし まう可能性がありますので注意が必要です。 一方、目標利回りを抑えて考えた場合は、それ自体の目標達成は比較的容易で あり、それ故に1回の投資で無理をする必要はなく、いつでも仕切り直しができ るという状態が好結果を生むこともあります。積立てに関してはいくらかでもす るべきで、できない人は資産運用の前にまずはお金を残す努力が必要です。積立 ての分も複利で運用するに越したことはありませんが、あえて資金を同一にせず にあくまで別個で考えたほうが無難です。 上記のような運用目標が難しい場合は、数値を変えて具体的に計算してみるこ とをお勧めします。具体的な目標が立てば、具体的な行動計画も自ずと見えてく るはずです。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ネックラインの1万3900円前後では戻り売り圧力が強まる水準ですが、同時 に上に行くことへの警戒感(買わざるリスク)も強まっています。なかなか安い 指値では買えないという声が強まってきており、明らかに地合いは変わりつつあ ります。相場は悲観の中に生まれ(悲観の中で底を打ち)、次の段階として「懐 疑の中で育ち」つつあるのが現在の相場状況のようです。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━