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■□    女性のための株式投資       2022/01/25 夕刊 VOL.10960
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こんにちは。aquaです。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、日本時間27日午前4時に発
表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見は同日午前4時
半に行われます。

 量的緩和の終了や量的引き締め開始のタイミング、利上げ回数や幅を巡って
は様々な憶測が流れていますが、次回3月のFOMCでFRBは、政策金利の
フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の0.00~0.25%か
ら0.25~0.50%に0.25%以上引き上げることが確実視されていま
す。

 以下、紛らわしいので利幅が0.25%の場合、25bp(ベーシスポイン
ト)と表記します。

 FRBが政策金利を変更する場合、通常は25bpの幅で行いますが、3月
の会合でいきなり50bpの利上げに踏み切るとの見方も一部にあります。

 ちなみに、米政策金利の市場見通しを示す「Fedウオッチ」によりますと、
現時点で3月のFOMCで25bp利上げする確率は84.8%、50bpの
利上げの確立は5.0%、計89,8%の確率で利上げ実施、据え置きとの見
方もあってその確率は10.3%となっています。

 25bpの利上げが続くと仮定して、年内の利上げ回数の確率は現時点で下
記のようになっており、年内4回の利上げが市場予想のコンセンサスとなって
います。

   2回  9.0%
   3回 24.1%
   4回 32.4%
   5回 23.1%
   6回  8.5%
   7回  1.4%



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.マンション販売、百貨店売上高など

 3.ボラティリティ・インデックス(VIX)






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  27131.34(-457.03)▼1.66%
◎TOPIX  1896.62(- 33.25)▼1.72%

◎売買高概算   13億2031万株
◎売買代金概算   3兆1569億円
◎時価総額   692兆6831億円

◎値上り銘柄数  290  ◎(昨年来)新高値   0
◎値下り銘柄数 1832  ◎(昨年来)新安値 211
◎変わらず     62

◎騰落レシオ(25日) 84.74%(前日比9.53%低下)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●●〇●●〇●●〇●〇●  33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -4.45% 75日線比 -5.50%

 
◎為替  (対 ド ル)113.83(前日比0.08円安)
     (対ユーロ)128.69(前日比0.10円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 26035円(- 1065円) 1837億円
 2.ソフバンG<9984>  5069円(-  286円) 1063億円
 3.郵船   <9101>  8150円(-  510円)  871億円
 4.東京エレク<8035> 56870円(- 1570円)  828億円
 5.ソニーG <6758> 12480円(-  355円)  772億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、457円(1.66%)安の2万7131円で取引
終了です。

 昨晩のNYダウは99ドル高、ナスダックは86P高でしたが、一時はロシ
アのウクライナ侵攻を警戒して1115ドルの大幅安となる場面があるなど不
安定な展開。シカゴ日経先物も2万7275円まで下げており、東京市場は朝
方から売りが先行。

 その後もウクライナを巡る地政学リスクや米連邦公開市場委員会(FOMC
)の結果を明日の晩に控え、加えて今晩のNY市場の動きへの警戒感から上値
は重く、14:02には下げ幅が698円となって2万6890円と昨年8月
20日付けた昨年来安値2万6954円を下回る場面がありました。

 その後は2万7000円割れで押し目買いが入り、やや下げ幅を縮めていま
す。新興市場のマザーズ指数は39P(4.84%)の大幅安で772Pと昨
年来安値更新です。

 業種別では電力、食品が小高く、一方で海運、機械、精密、鉄鋼、電機、空
運などの下げが顕著です。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって化粧品のアイビー化粧品がストップ
高で100円高の666円。JAK阻害剤の発明に関する特許査定を受領した
と発表し、育毛剤市場や関節リウマチ、アトピー性皮膚炎など活用範囲は大き
いことから期待した買いが集まっています。

 その他、工作機械中堅でNC旋盤主力の滝澤鉄工所が30円高の1217円、
中小型マシニングセンタのOKKが31円高の1017円。

 バカマツタケの商業生産を材料に多木化学が260円高の5670円、パン
で国内シェア4割で最大手の山崎製パンが47円高の1624円、明治製菓と
明治乳業が09年に統合した明治HDも180円高の7310円と値を上げて
います。



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【2】マンション販売、百貨店売上高など              **
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◎マンション市場動向(12月の首都圏新築分譲)
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 発売戸数   6649戸
  前年比   9.7%減  3カ月連続減少

 初月契約率  73.5%  3カ月連続で70%(好不調の目安)台
  前年比   10.9ポイントアップ

 平均価格  5384万円
  前年比   236万円(4.4%)ダウン  6カ月ぶりダウン

 平米単価  80.6万円
  前年比   3.1万円(3.7%)ダウン  2カ月連続ダウン




◎外食売上高(12月、前年比)
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 9.5%増 5カ月ぶり増収  

 コロナ禍前の2019年12月比では8.0%減。




◎全国百貨店売上高(12月、前年比)
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 売上高 8.8%増 3カ月連続増収

 客数 14.1%増 2カ月連続プラス

 コロナ禍前の2019年12月との比較では、売上高が6.1%減、入店客
 数は18.6%減。インバウンドを除けばコロナ禍前に迫る。




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【3】ボラティリティ・インデックス(VIX)           **
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 金融の世界で言われる「リスク」とは、予測できない不確実性のことであり、
価格の変動性を指す「ボラティリティ」と同義として扱われることもあります。

 ボラティリティが高い状態は価格の変動性が大きい状態(相場が大きく動き
やすい状態)にあると言えます。

 ボラティリティが高い状態のことを「ボラタイル」と言いますが、S&P5
00指数オプションを基に算出され、相場の予想変動率を示すボラティリティ
インデックス(VIX)はボラタイルな時に跳ね上る性質を持ちます。

 一般的に相場は上げるときはゆっくりで、下げるときは急激になりがちです。
そのためVIXの急上昇は、投資家の不安心理が高まり相場が急落した時に起
こることが多く、そうした特徴からVIXには「恐怖指数」との別名がありま
す。

 VIXはおおよそ10から20の範囲での動きが通常で、値が低ければ低い
ほど投資家が不安を感じていないことを示し、20超えは投資家の不安心理が
高まった状態であると言えます。

 総悲観の目安となる30超で市場の状態は「パニック(恐怖)」、40を超
えてくると「メガボトム(大底)」といわれます。

 ちなみに、昨晩のNY市場ではボラティリティ・インデックス(VIX)が
一時38.94まで急伸し、20年10月末以来、約1年3カ月ぶりの高水準
を付けました。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日の取引で日経平均は一時2万6890円まで下げ、取引時間中の昨年来安
値を更新しましたが、昨年8月20日に付けた終値ベースの昨年来安値2万7
013円は上回って引けました。目先的には25~26日開催の米連邦公開市
場委員会(FOMC)の結果しだいですが、イベント通過でアク抜けする可能
性を期待したいところです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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