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こんにちは。aquaです。

 早春の味覚フキノトウの収穫が最盛期を迎えています。春を感じる独特の苦
みは、天ぷらにしても和え物にしても酒菜(肴)としてよく合います。

 ところで、極寒の今の時期、熱燗をたしなむ人も多いかと思いますが、日本
酒は温める温度によって香りや味わいが変わり、下記のように呼び名も変わり
ます。

   55℃ 「飛び切り燗」(ちびきりかん)
   50℃ 「熱燗」(あつかん)
   45℃ 「上燗」(じょうかん)
   40℃ 「ぬる燗」(ぬるかん)
   35℃ 「人肌燗」(ひとはだかん)
   30℃ 「日向燗」(ひなたかん)

    常温 「冷や」(ひや)

   15℃ 「涼冷え」(すずびえ)
   10℃ 「花冷え」(はなびえ)
    5℃ 「雪冷え」(ゆきびえ)


 「日向燗」から上がいわゆる「燗酒」(かんざけ)で、「涼冷え」以下がい
わゆる「冷酒」(れいしゅ)です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.中国政策金利、海外投資家動向など

 3.輸出入ともに過去最高





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  27772.93(+305.70)△1.11%
◎TOPIX  1938.53(+ 18.81)△0.98%

◎売買高概算   12億8247万株
◎売買代金概算   3兆1657億円
◎時価総額   707兆7927億円

◎値上り銘柄数 1559  ◎(昨年来)新高値   3
◎値下り銘柄数  539  ◎(昨年来)新安値 212
◎変わらず     86

◎騰落レシオ(25日) 90.13%(前日比4.20%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇〇●●●〇●●〇●●〇  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.70% 75日線比 -3.39%

 
◎為替  (対 ド ル)114.47(前日比0.05円安)
     (対ユーロ)129.45(前日比0.19円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 28025円(-   50円) 1801億円
 2.ソニーG <6758> 13135円(+  725円) 1257億円
 3.郵船   <9101>  8550円(-  190円)  987億円
 4.商船三井 <9104>  8280円(-  460円)  895億円
 5.ソフバンG<9984>  5527円(+  115円)  861億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、305円(1.11%)高の2万7772円で取引
終了です。

 原油価格が3日連続高で1.53ドル高の86.96ドルと約7年3ヶ月ぶ
りの高値水準まで上昇し、インフレ加速と利上げに対する警戒感が根強いこと
から昨晩のNYダウは339ドル(0.96%)安、ナスダックも166P(
1.15%)安。 

 東京市場も朝方から売りが先行し、10:23には下げ幅が250円となる
場面がありました。ただ、昨日に790円安となり、年明け以降は1324円
の下げとなっているだけに売り一巡後は押し目買いが入り、プラスに転じてい
ます。

 業種別では、精密、食品、非鉄、商社、小売、情報通信などが高く、一方で
海運、保険、石油、銀行などが下げています。

 個別銘柄では、オンライン診療システムのメドレーが109円高の2285
円。感染者急増で医療逼迫懸念が強まっており、オンライン診療サービスが普
及するとの期待から買いが入っています。医師や看護師など人材紹介のMRT
も32円高の1197円と値を上げています。

 ワクチンや検査試薬を手掛けるデンカが60円高の3915円。政府がコロ
ナウイルスの抗原検査キットの増産を主要メーカーに要請したと報じられ、抗
原検査キットを手掛けて同社に物色の矛先が向かっています。

 住友金属鉱山が98円高の5052円。金価格が大幅上昇しており、また電
気自動車(EV)の電池向け需要が拡大しているニッケルも10年ぶりの高値
となっており、収益向上期待から買いが入っています。フェロニッケル製錬で
世界上位の大平洋金属も58円高の2253円と値を上げています。

 その他、アフタコロナを先取りした買いで航空券予約サイトのエアトリが1
73円高の2634円、格安航空券予約サイト「スカイチケット」運営のアド
ベンチャーが200円高の6220円、東京ディズニーランド&シーを運営す
るオリエンタルランドも260円高の1万8735円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、伊藤忠、ドリームインキュベータ、MUTOH、ニッ
ケルETF・・・等々です。



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【2】中国政策金利、海外投資家動向など              **
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◎中国の最優遇貸出金利(政策金利)
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 1年物 3.70% 0.10%引き下げ  2カ月連続利下げ、幅拡大

 5年物 4.60% 0.05%引き下げ 21カ月ぶり利下げ

 ※1年物は優良企業向け貸出金利の目安、5年物は住宅ローン金利の目安。

 中国人民銀行(中銀)は景気鈍化の下支えを狙い金融緩和を強化しました。




◎コンビニ売上高(12月、前年同月比) クスマスや年末年始商品が好調。
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 既存店売上高 3.2%増加 3カ月ぶり プラス

  来店客数  0.0%減少 5カ月連続マイナス
  平均客単価 3.2%上昇 7カ月連続 プラス




◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向
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 1月9日~1月15日

  海外投資家 - 130億円(+7806億円) 4週ぶり売り越し




◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
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  1月11日~1月14日(日経平均354円安  2週連続下落)

  個人投資家 +1729億円(-   3億円) 6週ぶり買い越し

  海外投資家 - 727億円(+2988億円) 4週ぶり売り越し

  事業法人  + 444億円(+ 317億円) 2週連続買い越し

  信託銀行  -2248億円(- 572億円) 3週連続売り越し


 ※上記で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は年金資金等の
  売買動向を反映。




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【3】輸出入ともに過去最高                    **
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◎貿易統計(12月速報、▼は赤字、カッコ内は前年同月比)
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   輸出  7兆8814億円(17.5%増)
   輸入  8兆4638億円(41.1%増)

 貿易収支   ▼5824億円  5カ月連続の赤字

 
 自動車や鉄鋼、半導体等電子部品等の輸出が好調で、輸出全体としては10
カ月連続の増加となり、比較できる1979年以降で単月として過去最高を記
録しました。コロナ禍前の2019年12月との比較では19.8%増。

 エネルギー価格の上昇で原油や液化天然ガス、石炭などの輸入額が前年比で
2倍超に膨らみ、輸入全体としては11カ月連続で増加し、輸入全体も過去最
高となりました。コロナ禍前の2019年12月との比較では25.7%増。

 輸入が輸出を上回る状態が続き貿易収支は5カ月連続の赤字。

 尚、12月の国・地域別の輸出入は下記のようになっています。
 
                 全体に占める割合  前年比増減率

  【輸出総額】  7兆8814億円(100.0%) 17.5%増
    対米    1兆4808億円( 18.8%) 22.1%増
    対EU     6817億円(  8.6%)  9.7%増
    対中    1兆7248億円( 21.9%) 10.8%増
    対台      5842億円(  7.4%) 31.7%増
    対韓      5528億円(  7.0%) 13.7%増


  【輸入総額】  8兆4638億円(100.0%) 41.1%増
    対米      8198億円(  9.7%) 39.6%増
    対EU     8169億円(  9.7%) 16.2%増
    対中    1兆8969億円( 22.4%) 20.5%増
    対台      3689億円(  4.4%) 55.1%増
    対韓      3433億円(  4.1%) 29.5%増


 中国への12月の輸出額は単月として過去最大。中国からの輸入額は単月
として過去3位、12月としては過去最大。アジア全体では輸出入ともに単
月として過去最高を記録しました。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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昨年12月の輸出額と輸入額は単月としてともに比較可能な1979年以降で
過去最高だったというのは意外と大きなトピックです。ただ、輸入に関しては
資源高が貿易額を膨らませています。輸出に関しては、今後の対中輸出の伸び
率が注目されます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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