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こんばんは。aquaです。

 今の時期は連日どこかで花火大会が催されていますが、今宵は空中ナイアガラ
で有名な熱海の海上花火大会や、毎年130万人の人出で賑わう大阪天神祭の奉
納花火大会等が催されます。そして明日は日本の花火大会の発祥といわれる隅田
川花火大会で、川の両岸では2万発の花火と技の競演におよそ100万人が酔い
しれます。

 日本の夏の夜空を彩る花火は、そもそもは中国からヨーロッパを経て渡来した
もので、大輪の菊の割物の様式美に代表される日本の花火は、鍵屋、そこから暖
簾分けした玉屋が活躍した江戸の頃に急速に発展し、世界で最も精巧で華麗な花
火として海外にも広く輸出されています。

 ちなみに花火の大きさでよく耳にする「尺玉」とは、直径約30センチの10
号玉のことで、約330メートルの上空に、直径300メートル超の大輪の華を
咲かせます。9月に行われる新潟の片貝まつりでは世界一と言われる直径121
センチ・重量420キロの4尺玉が打ち上げられ、800メートル上空の夜空に
直径800メートルの華を描きます。最も多くの花火が上がるのは、昨年12万
発を打ち上げた「教祖祭PL花火芸術」。隅田川花火大会の2万発に比べても玉
数の多さは際立っています。

 花火の技術も年々進歩しており、ユニークな仕掛けで楽しませてくれ、赤色や
黄色、緑色、白色、紫色、紅色、銀色等の他、1998年に開発された水色や2
000年になって実現したオレンジ色が加わるなど発色も見事です。

 豪華絢爛。日本の夏、夏の夜の情緒。「Fire Art」と呼ばれる花火師
たちの華麗なる刹那の技の競演が楽しみです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.投資の肴

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  13334.76(-268.55)▼1.97%
◎TOPIX  1298.28(- 34.29)▼2.57%

◎売買高概算  17億7089万株
◎売買代金概算  2兆0773億円

◎値上り銘柄数  262 ◎(昨年来)新高値 33
◎値下り銘柄数 1404 ◎(昨年来)新安値 14
◎変わらず     60

◎騰落レシオ(25日)80.6%
 
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○●●●○○●○○○● 58.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.18% 75日線比-2.59%
 
◎為替  (対ドル)106.75 (対ユーロ)167.80

◎出来高上位
 1.GSユアサ<6674>  544円(+ 27円) 83,610千株
 2.三菱UFJ<8306>  976円(- 56円) 72,287千株
 3.URBAN<8868>  139円(- 18円) 63,068千株
 4.新日鉄  <5401>  605円(- 22円) 35,425千株
 5.住金   <5405>  497円(- 25円) 35,228千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 530千円(-47千円)195,015百万
 2.三菱UFJ<8306>  976円(- 56円) 71,798百万
 3.三井住友 <8316> 840千円(-52千円) 63,840百万
 4.トヨタ自 <7203> 4940円(-180円) 49,342百万
 5.GSユアサ<6674>  544円(+ 27円) 44,316百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2310万株 買い2070万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日ぶりに下落、前日比268円安の
1万3334円で取引終了です。昨晩のNY市場で中古住宅販売が調査開始以来
の最低水準に落ち込んだことを嫌気してNYダウが283ドルの大幅安をなった
こと、また為替が1ドル=106円台後半の円高に振れたことを嫌気して朝方か
ら売りが先行。特に自動車やハイテクなどの輸出関連株や銀行株が下げたことで
指数を押し下げています。昨日までの3日間で約800円の上げとなっていたこ
とで利益確定の売りや週末要因からの手仕舞い売りも見られます。ただ、下値メ
ドとして意識されている25日移動平均線の1万3311円は上回っています。
売買代金は概算2兆773億円、中国・上海総合株価指数は1.5%程度の下げ
となっています。

 業種別では、全般安の中にあって、海運セクターが唯一高くなっています。

 個別銘柄では、英スピード社製水着の「レーザーレーサー」を扱うことを材料
に6月12日には539円まで買われたゴールドウィンが調整局面を経て再び買
いなおされて大幅高。25円高の354円と7%を上回る上げとなっています。

 猛暑関連としてヒートアイランド対策としての屋根用の遮熱塗料を手掛けてい
るトウペが大幅高、29円高の219円と本日1日で15%を上回る上げとなっ
ています。東証1部の値上がり率ランキングではトップとなっています。また、
環境・電池関連で古河電池、新神戸電機、GSユアサ、FDKも値を上げ、屋上
緑化やソーラー発電システムを手掛ける三晃金属も買われています。

 コクヨが70円高の987円と大幅高。昨日の引け後に08年6月中間期の連
結業績予想の上方修正を発表。営業利益を60億円から73億円に増額したこと
で好感した買いが集まっています。

 タキロンが5日連続高。京都大学と共同で骨の再生を助ける新たな人工骨材料
「コンポラス」を開発したと発表し、今後の利益拡大を期待した買いが集まって
います。「コンポラス」はけがや病気で骨の一部を失った場合に骨に置き換えて
用いますが、骨の主成分であるハイドロキシアパタイトを使っていているほか製
品には微細な穴があいており、骨が回復しようとする働きを助け、最終的に骨と
同化するとしています。

 尚、本日は前引け後に日本郵船、商船三井、川崎汽船が09年3月期第1四半
期連結決算を発表しています。営業利益は郵船が581億5800万円(前年同
期比47.8%増)、商船三井は732億円(同24.9%増)、川崎汽が営業
利益321億4600万円(同0.49%減)となっており、通期営業利益予想
については郵船が期初予想の2140億円から2070億円に減額、商船三井は
2800億円から3000億円に増額、川崎汽船は9月中間期の営業利益予想を
720億円から670億円に減額しています。業種別では海運セクターが唯一高
くなっており、全般安の中にあって海運株は比較的堅調な値動きとなっています。

 ウェザーニューズが年初来高値更新、日医工が高く、マルエツは1000円目
前まで上げています。キリンHDは6日連続高です。

 本日の新高値銘柄は、三井製糖、日本ハム、トウペ、ウェザーニューズ、マル
エツ等々です。



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【2】主な材料                           **
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・6月の消費者物価は1.9%上昇 10年5カ月ぶりの伸び
・6月の企業向けサービス価格が1.2%上昇 海運市況などが高騰
・金融相、金利引き上げ論をけん制 物価上昇に「ほとんど効かない」
・1―6月の外食売上高、節約志向の高まりで前年比1.2%減
・三井物産、九州支社の元社員が架空取引に関与の疑い
・都市ガス各社、10月からの家庭向け料金の再値上げを発表
・先週の部門別動向、外国人が4週連続売り越し 個人は買い越し継続
・ヤクルト、中国での生産能力を増強 中国に3つめの製造工場新設
・韓国サムスン電子の4―6月期、営業益倍増も市場予想は下回る
・米ナショナルシティーの4―6月期、貸倒損失が14億ドル増
・NY州、リスクについての虚偽説明の疑いでUBSを訴追
・米ムーディーズ、住宅公社救済でも米国債はトリプルA維持可能
・米SEC、カラ売り規制を全銘柄に拡大する方針



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (4185) JSR           3,000円
 据置き   A (4217) 日立化成          2,900円
 据置き   A (6954) ファナック        12,400円
 引下げ A→B (8060) キヤノンMJ    2,440→ 1,940円

[UBS証券]
 据置き   A (7751) キヤノン          6,000円
 据置き   B (4185) JSR       2,400→ 2,100円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (4062) イビデン          4,600円

[クレディS証券]
 据置き   A (4536) 参天製薬          3,200円
 据置き   B (4185) JSR       2,210→ 2,160円
 引下げ A→B (4217) 日立化成          2,210円

[みずほ証券]
 据置き   1 (4973) 日本高純度化学   36万→  43万円
 新 規   3 (9064) ヤマトHD         1,600円

[三菱UFJ証券]
 据置き   1 (2768) 双日 
 新 規   3 (3407) 旭化成 

[野村証券]
 引下げ 2→3 (4676) フジテレビ 
 据置き   4 (9401) TBS 

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】投資の肴                            **
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 日経新聞社が毎年この時期に発表する「主要商品・サービスシェア調査」を見
て毎回思うことは、携帯電話端末における日本市場のローカルぶりです。

 携帯向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応した機種が買い換えを促し、昨
年の国内携帯電話販売台数は前年比1割以上の伸びとなり過去最高を記録しまし
た。国内の液晶テレビ市場で圧倒的なシェアを誇るシャープは、自社の「アクオ
ス」ブランドを冠した携帯電話で販売台数を伸ばし、メーカー別で24%のシェ
アを確保し3年連続の首位を維持しています。

 しかし世界に目を転じてみますと、ノキアが同分野で4割近いシェアを握り、
モトローラ、サムスン電子で世界の携帯電話の65%を押さえている一方で、日
本市場でシェアトップのシャープは世界市場では五指にも入りません。これは日
本の携帯業界が独自の通信規格にこだわり、長い間の鎖国的戦略によるものです。

 この反省を踏まえ「3G」と呼ばれる第三世代携帯電話では全世界で利用でき
るように通信規格の統一が図られましたが、「W-CDMA」方式と「CDMA
2000」方式の二つの規格が3Gに採用され、完全統一とは至りませんでした。
また、中国では第三世代携帯の同国独自規格「TD―SCDMA」の試行サービ
スも始まっています。

 このように通信規格の完全統一とまではいきませんが、日本の携帯電話市場が
世界に先んじてほぼ3Gに以降した現在、最大市場である中国での実績を背景に
した中国メーカーやアップルのような世界の端末メーカーが日本市場に攻勢をか
けてくることは間違いありません。

 裏を返せば日本の端末メーカーが世界市場でシェアを獲得する好機と読むこと
ができます。

 ただし、W-CDMAは日本が主導して開発された規格ではあるものの、日本
メーカーには特許料がほとんど入ってこないという事情がある一方で、日本メー
カーが海外に進出した場合に多くの特許料を海外企業に支払う必要があるという
ことが足かせとなります。

 日本の携帯電話市場は、端末の開発において通信キャリアが仕様や価格等の面
で決定権を持っているという、世界的に見て特殊な市場です。そうした日本の実
情を鑑みますと、日本の端末メーカーには世界市場に打って出るだけの競争力が
まだないと見るのが一般的な見解です。昨年10月、三洋電機が3000億円の
売上を計上する携帯電話事業を、あっさり京セラに譲渡したことでも分かります
ように、この事業の継続に価値を見いだせないケースもあります。

 ちなみに海外では、ライセンス使用料や特許料の支払いは個別に交渉されます。
例えば3G規格で多くの特許を持つ米通信技術大手のクアルコムは利益の半分以
上を特許料収入で稼いでおり、世界最大の端末メーカーのノキアは、特許使用料
等でクアルコムと長年係争を続けてきましたが、先日突然和解合意にいたり、昨
晩のNY株式市場では全体安のなかクアルコムの株価が大幅高となりノキアも上
昇しています。

 今回の合意によりノキアは巨額の特許使用料(年間数億ドル)を支払う代わり
にクアルコムのすべての特許権を使用するライセンスを得、クアルコムは特許料
を受けとると同時に、自社の製品にノキアの技術を使用することが可能になりま
した。今後の訴訟費用軽減につながるだけでなく、事業拡大の自由度を得たノキ
アはまた一歩先んじた格好です。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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日経のシェア調査(7月22日付け日経朝刊掲載)は、世界経済や事業環境の変
化と事業戦略の結果が反映されたシェアの変化とともにグローバルな市場の動向
や国内企業の事業分野における位置づけ等が確認でき、様々な発想の起点ともな
りますので皆様も確認してみてください。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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