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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2010/06/10 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 皆様の月の小遣いはいくらくらいでしょうか? 新生フィナンシャルが全国 の男性サラリーマン1000人を対象に今年4月に行った調査によりますと、 サラリーマンの平均小遣い額は3年連続で減少、前年比では5千円減の4万0 600円となっています。 小遣いの額を年代別に見てみますと、独身率が高い20代が最も多い4万4 500円、30代が4万0100円、40代が3万8500円、50代が3万 9400円。地域別では、関東圏が5万1800円で前年比1200円アップ したのに対し、関西圏は3万6700円と前年比9300円減の大幅ダウンと なっています。 小遣いの使い道は昼食代が第1位で、1日あたりの全体平均は500円。こ れは過去10年で最も少なく、2001年の710円と比較しますと3割のダ ウンとなっています。ちなみに、家計の主導権を聞いた設問では、全体では6 割以上が「自分」となっていますが、既婚者、子どもあり層では過半数で主導 権は「妻」となっています。 平たく言えば、男性サラリーマンは結婚と同時に仕分けされる側になるとい うことで、これが一般的な姿であると言えます。 ちなみに30年以上続くこの調査で、平均小遣いの額が最も多かったのはバ ブルの絶頂期だった1989年の7万6000円です。それから21年たった 現在、サラリーマンの小遣いはほぼ半減しています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.断片からその先へ 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 9542.65(+103.52)△1.10% ◎TOPIX 856.79(+ 6.42)△0.75% ◎売買高概算 16億8525万株 ◎売買代金概算 1兆1901億円 ◎時価総額 290兆0674億円 ◎値上り銘柄数 967 ◎(年初来)新高値 9 ◎値下り銘柄数 542 ◎(年初来)新安値 100 ◎変わらず 163 ◎騰落レシオ(25日)71.9% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○○●●○●●○●○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.94% 75日線比-9.30% ◎為替 (対ドル) 91.08 (対ユーロ)109.74 ◎出来高上位 1.日立 <6501> 341円(+ 1円) 59,332千株 2.三井物産 <8031> 1099円(- 67円) 52,934千株 3.東芝 <6502> 450円(+ 10円) 52,664千株 4.みずほ <8411> 157円(± 0円) 51,052千株 5.三菱UFJ<8306> 416円(+ 4円) 40,816千株 ◎売買代金上位 (円) 1.三井物産 <8031> 1099円(- 67円) 57,792百万 2.ファナック<6954>10230円(+600円) 32,860百万 3.東芝 <6502> 450円(+ 10円) 23,457百万 4.ソニー <6758> 2524円(- 41円) 21,366百万 5.トヨタ自 <7203> 3180円(+ 20円) 21,255百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1420万株 買い1180万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比103円(1.1%)高の9 542円で取引終了です。 昨晩のNYダウが40ドル安となったことや欧州問題が重石となって前場中 には一時マイナスとなる場面がありました。ただ、中国の全国社会保証基金の 理事長がユーロは欧州債務危機を乗り切るだろうとコメントしたことでユーロ が上昇、円安に振れたことをが買い安心感に繋がり、また市場予想を上回った 中国の貿易統計が中国経済の足腰の強さを確認するきっかけとなり、ファナッ クなど中国関連が急伸。引けにかけて相場全般を押し上げています。菅内閣の 支持率が68%と前回調査の鳩山内閣の支持率22%から大きく伸びたことも 政局の安定期待を高めています。明日は株価指数先物・オプション6月物のメ ジャーSQとなります。上海総合指数は21ポイント(0.8%)安の256 2です。 業種別では、石油・海運・機械・非鉄などの上げが目立ちます。 個別銘柄では、国際帝石が2万1000円高の55万5000円と値を飛ば しています。昨晩のNY市場で原油価格が続伸、2.39ドル高で1バレル= 74.38まで上昇したことが材料となっています。連結PBR(株価純資産 倍率)が0.9倍台と1倍を下回った割安に位置していることも買いを誘う要 因となっています。 石油資源も125円高の4125円と上昇、三菱商事も44円高の1886 円、伊藤忠も22円高の734円と原油に権益を持つ大手商社株も値を上げて います。一方、三井物産は67円安の1099円と下落。4月に米南部ルイジ アナ州沖のメキシコ湾で起きた原油流出事故が長期化し、解決のメドが立って いないことが重荷となっています。事業主体である英石油大手BPがNY市場 で大幅安、三井物は連結子会社の三井石油開発が同油田に10%の権益を保有 しています。 ファナックが600円高の1万0230円と大幅高で1万円台回復。中国経 済発展の恩恵を受ける銘柄として改めて期待が高まっています。中国税関総署 が発表した5月の輸出額は前年同月比38%増え、輸入額も48%増加。市場 予想を上回った貿易統計が中国経済の足腰の強さを確認するきっかけとなり、 中国向け工作機械で高シェアを持つ同社に物色の矛先が向かっています。 あすか製薬が37円高の650円と値を飛ばしています。宮崎県が家畜伝染 病の口蹄疫の症状を示す牛3頭が同県都城市で見つかった問題について、検体 の遺伝子結果はすべて陽性だったと発表。口蹄疫が同県東部や西部の発生地域 から飛び火したことで、同社が手掛ける消毒薬の需要が増えるとの思惑が広が っています。同社は4月後半からの2ヶ月間の消毒液の生産量が約2年分に達 する見込みとコメントしています。 ニトリが330円高の7800円と大幅高。同社が大量出店に乗り出すと報 じられ、収益拡大の勢いが増すとの期待が広がっています。2017年2月期 までに約1300億円を投じて、現行の2倍以上の500店体制にするとして います。出店だけで毎年200億円近い投資に踏み切る計算です。 その他、中国関連としてナブテスコが74円高の1326円と大幅高で年初 来高値更新、一(はじめ)建設が111円高の2809円と大幅高、中国関連 のレナウンが30円高の349円、同じくルックが33円高の225円、SM Cが850円高の1万2780円、オムロンが102円高の2023円、日本 電産が190円高の8780円と値を上げています。 本日の新高値銘柄は、日本調剤、科研薬、旭ダイヤ、ナブテスコ、日本ケミ コン、エー・アンド・デイ・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・1―3月期GDP改定値、年率換算5.0% 小幅上方修正 ・5月の企業物価、前年比0.4%上昇 1年5カ月ぶり上昇 ・5月都心オフィス空室率は8.94% 4カ月連続過去最高 ・ビール系飲料出荷、5カ月連続前年割れ 5月8.3%%減 ・口蹄疫、都城市の牛3頭が「陽性」 同農場の全頭を殺処分 ・王将フード、直営店売上が83カ月連続増 5月7.8%増 ・中国の5月輸出額、前年比48.5%増 輸入は48.3%増 ・世銀、2011年の世界の経済成長率を3.3%に上方修正 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き A (4617) 中国塗料 900円 [UBS証券] 据置き B (6305) 日立建機 2,200→ 1,700円 [ゴールドマンS証券] 据置き A (3349) コスモス薬品 2,700→ 2,300円 据置き A (3391) ツルハHD 4,300→ 3,300円 据置き A (7581) サイゼリヤ 2,100→ 2,000円 据置き A (8227) しまむら 10,000→ 8,800円 据置き A (8282) ケーズHD 3,500→ 2,400円 据置き A (9843) ニトリ 9,000→ 9,100円 引下げ A→B (7545) 西松屋チェーン 1,000→ 950円 据置き C (7453) 良品計画 3,600→ 3,200円 引下げ B→C (9831) ヤマダ電機 7,200→ 5,300円 [シティG証券] 新 規 A (1925) 大和ハウス 1,100円 据置き A (4503) アステラス製薬 4,200→ 5,200円 据置き A (6113) アマダ 900→ 820円 据置き A (8802) 三菱地所 2,100→ 1,800円 据置き A (8815) 東急不動産 550→ 500円 据置き A (8830) 住友不動産 2,500→ 2,300円 [野村証券] 新 規 A (9303) 住友倉庫 750円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】断片からその先へ ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 相場は景気動向を反映するため、常に先読みで動いています。故に気になる のは「現状判断とこの先の成長」であり、海外の投資家も常にそのことに注目 しています。マクロ経済指標を例にすれば、日銀短観やGDP(国内総生産) 成長率等が景気判断の材料として注目度が高くなります。 ちなみに、GDPに占める割合は設備投資が約17%、個人消費が約55% となっていますので、GDPは必然的にそれらの動向に左右されます。つまり、 個人消費や設備投資の動向しだいで、GDPに対する予想値あるいは期待値が 修正されることになります。 個別銘柄の株価に影響を及ぼす業績動向も然りで、消費や世の中のトレンド、 売上げ動向を示す新聞記事などの細目から、最終的な業績動向にどのように影 響してくるかといった考え方をします。つまり、様々な断片から、影響が大き いと思われる数値を類推するという作業を行うわけです。 最終的な数値に表れ、解説を聞いて“なるほど”と思うことも多々あるかと 思いますが、相場は何らかの手掛かりを基にかなり前から先読みで動いている ということを認識しておく必要があります。 また、「特別な情報を持っている人だけが儲けることができる」という意見 を耳にすることがありますが、決してそうではありません。 ほとんどの場合、情報は平等に与えられています。たとえば、一見、株式投 資や具体的な銘柄等とは関係のないような情報を、自分の頭の中で再構成して 銘柄に結びつけることができる人が、他人よりも先んじることが可能になって きます。 そういった思考の過程が株式投資の醍醐味の一つであり、個々に並列に置か れた情報を組み合わせその先をイメージできる人は株式投資において有利なこ とは明白です。もちろん、自分の考えを実行に移す行動力やリスク管理能力が 備わっていてこそ、その能力が活かされます。 個人投資家の場合でもこういった連想力を鍛え、相場観を精度の高いものに しようとする努力は必要です。また、相場が織り込んだ“読み”と実際の数値 に乖離があれば相場はすぐに修正しようとします。それもまた相場の特質です。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 明日は株価指数先物とオプション6月物の最終決済期日が重なる「メジャーS Q」で、加えて世界経済のけん引役を担う中国の主要経済指標の発表もあり、 要注目となります。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━