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 ┃株式投資┃     【 アクア・スペシャル版 】
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■□    女性のための株式投資       2010/07/16 朝刊 VOL.5032
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おはようございます。aquaです。

 本日7月16日は「地獄の釜の蓋(ふた)も開く」といわれた日、『やぶ入
り』です。今は、『やぶ入り』という習慣がそのまま残っているところはない
ようですが、お正月(1月)とお盆(7月)の16日ごろを指し、いわば昔の
夏休みと冬休みでしょうか。

 新嫁さんや奉公人は日頃の苦労の慰安のため、一泊の休みを貰えるので、こ
の日が来るのを待ち焦がれていました。親元では里帰りした子をあたたかく迎
え、子は「親腹七日」(おやばらなのか)の諺の通り、食べて寝て、縦の物を
横にもせず一泊します。また、帰りには沢山の土産物を持たせて帰らせたそう
です。わが娘が婚家に帰って恥をかかないようにとの配慮からです。

 奉公人は、丁稚(でっち)、手代(てだい)、番頭とたたき上げて何十年も
働き、運が良ければのれん分けしてもらい、店が持てました。早ければ10歳
に満たない幼子が奉公に出て、貧しさ故、つらい労働に耐えていました。それ
は戦後まで引き継がれ、戦後の高度成長で昭和30年代から40年代にかけて、
「金の卵」ともてはやされた中卒者の集団就職が盛んだったことは記憶に新し
いところです。

 現代の若者たちが恵まれ、甘やかされていると批判するつもりは毛頭ありま
せんが、今では死語になりつつあるこの『やぶ入り』。奉公、勤労の歴史があ
ったことを風化させないよう、何らかの機会に今の子供や若者に伝えたいもの
です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10359.31(-  7.41)▼0.07%
□ナスダック       2249.08(-  0.76)▼0.03%
□S&P500      1096.48(+  1.31)△0.12%
□CME日経225先物  9645   (- 25)大証比
□為替     (対ドル) 87.48  (対ユーロ)113.12

□半導体株指数        361.09(- 0.77)
□NY原油先物(8月限)   76.62(- 0.42)
□NY金先物 (8月限) 1208.30(+ 1.30)
□バルチック海運指数   1700   (- 9)


 15日のNY株式市場は、製造業に関する指標悪化が重しとなり、小幅なが
ら8営業日ぶりに反落しました。

 朝方発表の先週の新規失業保険申請件数が予想以上に減少した一方、7月の
ニューヨーク連銀製造業景気指数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数がと
もに市場予想を大幅に下回ったことで、米製造業の回復が鈍化しているとの懸
念が広がり、NY株式市場は売りが先行しました。

 また、米金融大手JPモルガン・チェースは4―6月期決算で予想を上回る
利益を計上しましたが、同社CEO(最高経営責任者)が先行きについて慎重
な見方を示したことで金融機関の業績に対する期待感を打ち消しました。

 前日までの相場でダウは7連騰、上げ幅は680ドルに達していたことで売
りが出やすかったこともあり、ダウは一時前日比126ドル安まで下落幅が拡
大しました。しかし、当初案から規制色が弱まった金融規制改革法案が米上院
で可決されたことや、住宅ローン関連の金融商品の販売に関して証券詐欺の疑
いでSEC(米証券取引委員会)に提訴されていたゴールドマン・サックスが
5億5千万ドル(約480億円)の支払いでSECと和解すると報じられたこ
とをきっかけに指数は引けにかけて急速に下げ幅を縮小、前日終値付近にまで
値を戻しました。

 業種別では、公益、ヘスルケア、小売りなどがしっかり、素材、運輸、金融
などが軟調でした。

 個別では、SECとの和解が伝わったゴールドマン・サックスが4%超の上
昇。市場予想を上回る大幅増益決算を発表したJPモルガンはマイナス圏で推
移していたものの引けにかけてプラス圏に浮上。決算発表を控えたバンク・オ
ブ・アメリカとシティグループは下落して取引を終了しました。

 製造業に関する指標悪化を嫌気し、キャタピラーやボーイングなど工業株の
一角が軟調。昨日の一連の中国経済統計発表を受けて中国の経済成長鈍化が意
識され、アルコアやUSスチール、リオ・ティントやヴァーレなど素材株も下
げました。

 アナリストが投資判断を引き下げたインターネット小売り大手アマゾン・ド
ット・コムが下落。「iPhone4」の受信不具合で記者会見を開くアップ
ルが軟調な展開。一方、決算発表を控えたグーグルが堅調。ネットワーク機器
最大手のシスコシステムズや通信機器大手モトローラが続伸しています。

 安全性に疑義が生じていた糖尿病治療薬に関して、米当局が販売継続を容認
したと伝わった英医薬品大手グラクソ・スミスクラインが上昇。アストラゼネ
カやシューリング・プラウなども高く、前日比0.8%高の米医薬品大手メル
クがダウ構成銘柄の中で上昇率トップとなっています。

 他の指標では原油が続落し、金は反発。バルチック海運指数は小幅続落。フ
ィラデルフィア半導体株指数も続落です。

 CME日経225先物はドル建てが9645(大証比25円安)、円建ては
9625(同45円安)で取引を終了しました。



          ★  『 アクア・スペシャル版 』 ★
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 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。


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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 今朝6時現在の円相場は、対ドルで円高が進行。1ドル=87円40銭前後
と87円台前半で推移しています。

 昨日の寄付き前の外国証券経由の注文状況は、差し引き690万株の買い越
しとなっています。7月に入り、昨日までの立会い日数11日のうち、既に7
日買い越しとなっています。6月は立会い日数22日のうち、買い越し日は6
日となっていました。

 昨日発表された7月第1週(7月5日~7月9日)の投資部門別売買動向を
見ますと、外国人投資家は3週ぶりに買い越しに転じ、買越額は1725億円
となっています。1000億円以上の買い越しは、4月第2週(4月12日~
16日)以来、約2ヵ月半ぶりとなります。年金基金の動きを反映する信託銀
行は11週連続で買い越し、買越額は905億円となっています。

 一方、個人投資家は3週ぶりに売り越し、売越額は917億円となっていま
す。

 本日は、14:00に日銀から7月の金融経済月報が発表される予定です。
6月は、景気の現状を「緩やかに回復しつつある」とし、景気の先行きについ
ては「緩やかに回復していく」と判断しています。

 海外では、中国農業銀行が昨日の上海証券取引所に続き、香港証券取引所に
本日上場する予定です。その他、6月の米消費者物価指数、7月の米ミシガン
大消費者信頼感指数の発表が予定されています。

 今晩は、世界最大の複合企業である米GE、金融大手のシティグループ、バ
ンク・オブ・アメリカなどが決算発表を予定しています。

 米上院は昨日、金融規制改革法案を賛成多数で可決しています。オバマ大統
領の署名を経て成立する見通しです。

 JPモルガン・チェースが昨日発表した4~6月期決算は、1株利益と収入
がともに市場予想を上回る好決算となっています。


◆主なニュース

・日産とルノー、ロシアの政府系最大手と共同で小型乗用車生産

・アサヒ、台湾の大手商社に清涼飲料を生産委託 シェア1割目標

・政府、貿易保険付き融資債権の証券化を解禁 まず三井住友銀

・日銀総裁、「自律回復への動き続く」 景気は、海外にリスク

・小沢氏、07年分は「不起訴不当」 検察審、陸山会事件で議決

・「シビック」、ハイブリッド専用車に ホンダ、国内車種絞る

・三洋、半導体事業を米オン社に330億円で売却 事業再構築

・吉野家HD、店舗運営の改革に着手 持ち帰りなど低コスト化

・KDDIとソフトバンク、韓国最大手SKテレと提携 携帯決済

・ゴールドマン、米証券取引委員会と和解 約480億円支払いへ  

・欧州銀、調達と運用で安全策 長期債増発、国債保有を拡大へ


◆経済指標等

・日銀金融経済月報(7月)
・全国百貨店売上高(6月)
・第3次産業活動指数(5月)

・ユーロ圏貿易収支(5月)
・米消費者信頼感指数(7月速報値)
・米消費者物価指数(6月CPI)
・米実質所得(6月)
・米対米証券投資(5月)

◆企業動向

・海外決算 ゼネラル・エレクトリック(複合企業、ダウ構成銘柄)
      バンク・オブ・アメリカ(金融、ダウ構成銘柄)
      シティグループ(金融)

◆その他

・中国農業銀行が香港市場に上場



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【3】心に残る名言                        **
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    「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。

     つらい瞬間です。

     でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。

     これをいいかげんにしている人は上にいけません。


                        棋士 谷川 浩司

 



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◆7月16日 今日は何の日? 六輝:仏滅
 盆送り火、藪入り、虹の日、駅弁記念日、国土交通デー、外国人力士の日
 

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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