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おはようございます。aquaです。

 注目の欧州金融機関の資産査定(ストレステスト)の結果発表が波乱なく通
過し、NYダウは102ドルの大幅高。シカゴ日経先物は9520円と週末の
東京市場の日経平均株価9430円よりも90円ほど高い水準となっています。
為替も円安に振れており、本日の東京マーケットは朝方から買いが先行する展
開が想定されます。詳細は下記のNY市況欄と注目材料欄をご覧下さいませ。


 ところで、「西瓜」と書いて「スイカ」。夏の青果の王様と言われますが、
この果実は野菜か果物か?。伝統的な日本語の概念では、野菜と果物の区別は
草本か木本かによるため、野菜に分類されるそうです。一大産地は熊本や千葉
です。

 ご存知の通り、果肉の90%以上が水分であり、ノドの渇きを癒やすには最
適です。むくみ解消が期待でき、カリウムを含み、利尿作用もあります。

 子どもの頃にはカブトムシのエサにしましたが、実はカブトムシのエサには
向かないそうです。水分が多いために、カブトムシが下痢をした状態になって
しまうためです。

 スーパーなどの店先では、カット販売が増えていますが、丸ごとのスイカを
買うときは軽くたたいて味を推測できます。「カンカン」という高い音は若く
て糖度が不足気味。「ボテボテ」という鈍い音は熟し過ぎ。中間の「ポンポン」
と小気味よい音が甘さの証しです。

 ちなみに、種を表に出さない切り方として、スイカの縞(しま)と縞の間を
切ると切断面に種があまり出ないそうです。切り売りスイカだとついつい種が
少ないものを選んでしまいますが、店のほうでも工夫して販売しているようで
す。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10424.62(+102.32)△0.99%
□ナスダック       2269.47(+ 23.58)△1.05%
□S&P500      1102.66(+  8.99)△0.82%
□CME日経225先物  9520   (+ 80)大証比
□為替     (対ドル) 87.52  (対ユーロ)112.98

□半導体株指数        364.53(+ 1.87)
□NY原油先物(9月限)   78.98(- 0.32)
□NY金先物 (8月限) 1187.80(- 7.80)
□バルチック海運指数   1826   (+25)


 先週末23日のNY株式市場は続伸。重要イベントを通過し、個別材料株中
心に買いが広がりました。

 欧州20カ国91銀行に対するストレステスト(資産査定)の結果を見極め
ようとのムードが強く、午前の取引は前日終値近辺で推移しました。ストレス
テストの結果、大手行は全て合格し、ドイツの銀行が1行、スペインが5行、
ギリシャが1行の計7行が資本不足との指摘を受けましたが、結果は事前予想
の範囲内で、重要イベントを無難に通過し不透明感が払拭されたことで改めて
好業績銘柄や個別材料株に資金が向かいました。

 複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)が昼過ぎに、自社株買いの期
間延長と増配を発表。自動車大手のフォードや米携帯電話サービス最大手のベ
ライゾンなどが市場予想を上回る好決算を発表。医薬品大手のジェンザイムが
同業の仏サノフィ・アベンティスから買収提案を受けていることが明らかにな
るなど個別の買い材料に反応し、これらの銘柄を中心に買いが広がりました。

 この日の上昇でS&P500種指数は、1カ月ぶりに心理的な節目とされる
1100ポイントに乗せ、ダウ工業株30種平均は年初来の下落分をほぼ取り
戻し(昨年末終値1万0428ドル)、年初来のパフォーマンスが再度プラス
に転換しているダウ輸送株20種平均はダウ工業株に先行する形で上値を伸ば
しています。

 業種別では、資本財、自動車関連、素材、小売り、通信などの上昇が目立ち
ました。

 個別では、自社株買いの延長と増配を発表したGEが3%超の上昇となり相
場をけん引。好決算とともに通年の業績見通しを引き上げた航空電子部品大手
のハネウェルが買われ、ボーイングやユナイテッド・テクノロジーズ、3M、
キャラピラーなど、資本財関連の銘柄が上昇。アルコアやデュポンなどの素材
株も上げました。

 市場予想を上回る利益を計上した通信大手のベライゾンが4%近い上昇とな
り、ダウ構成銘柄で上昇率首位。前日引け後発表の決算が市場予想を上回った
クレジット大手のアメリカン・エクスプレスが買われ、ダウ構成銘柄で2位の
上昇率となっています。

 フォードは5%超の大幅高。同社が発表したた4―6月期業績が市場予想を
上回り、1―6月の半期ベースでは過去10年以上で最高の業績となったこと
が好感されました。サノフィ・アベンティスから買収提案を受けていたことが
明らかになったジェンザイムが15%超と急騰しました。

 一方、マクドナルドが下落。4―6月期は市場予想を上回る好業績だったも
のの、6月の既存店売上高が市場予想に届かなかったことが嫌気されました。
ダウ銘柄ではマクドナルドの他、ファイザーとメルク、マイクロソフトとイン
テルが軟調。1株利益が市場予想を下回ったインターネット小売大手のアマゾ
ンも下落しました。

 他の指標では原油と金はがともに反落。バルチック海運指数(BDI)は6
日続伸。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅続伸です。

 CME日経225先物はドル建てが9520(大証比80円高)、円建ては
9505(同65円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 先週末のNYダウは2日連続の大幅高。前日比102ドル高の1万0424
ドルと6月21日以来、約1ヵ月ぶりの高値水準となっています。シカゴ日経
平均先物は9520円と23日(金)の東京市場の日経平均株価9430円と
比べ90円ほど高い水準となっています。

 注目のストレステストの結果は、審査対象91行中7行が不合格。7行はス
ペインの貯蓄銀行が中心で、これまで事前に観測された内容とほぼ一致してい
ます。大手銀行の不合格がなかったことや、欧州当局がEUの銀行システム全
体の底堅さを確認と表明したことで市場には安心感が広がり、株高、ユーロ高
・円安に繋がっています。

 円相場は対ユーロで1ユーロ=112円80銭前後、対ドルでは1ドル=8
7円40銭前後とストレステストの結果発表後は円安に振れています。

 バルチック海運指数(BDI)が6日連続高。前日比25ポイント高の18
26と12日(1840)以来、約2週間ぶりの水準に回復しています。

 今週の注目スケジュールとしまして、30日(金)に完全失業率、有効求人
倍率、消費者物価指数、家計調査、鉱工業生産、住宅着工戸数の発表などが予
定されています。海外でも30日(金)に4~6月期の米GDP速報値が発表
されます。


 今週、4~6月期決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなってい
ます。


 【26日】(月)

  花王(4452)、日電硝(5214)、日車両(7102)、
  小糸製(7276)、松井(8628)


 【27日】(火)

  ニチレイ(2871)、ステラケミ(4109)、ヤフー(4689)、
  JFE(5411)、森精機(6141)、日立建機(6305)、
  富士通ゼ(6755)、JR東日本(9020)、
  12月期中間:キヤノン(7751)


 【28日】(水)

  新日鉄(5401)、東邦チタ(5727)、コマツ(6301)、
  オムロン(6645)、NEC(6701)、三洋電(6764)、
  アドテスト(6857)、パナ電工(6991)


 【29日】(木)

  関電工(1942)、ハウス食(2810)、日清食HD(2897)、
  積水化(4204)、資生堂(4911)、ガイシ(5333)、
  住金(5405)、冶金工(5480)、大阪チタ(5726)、
  住友電(5802)、東芝(6502)、明電舎(6508)、
  富士通(6702)、パナソニック(6752)、
  シャープ(6753)、ソニー(6758)、TDK(6762)、
  京セラ(6971)、村田製(6981)、日産自(7201)、
  三菱自(7211)、任天堂(7974)、三井不(8801)、
  郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽(9107)、
  NTTドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)


 【30日】(金)

    キッコマン(2801)、味の素(2802)、トヨタ紡織(3116)、
  王子紙(3861)、住友化(4005)、武田(4502)、
  富士フイルム(4901)、コニカミノル(4902)、
  DOWA(5714)、オークマ(6103)、牧野フ(6135)、
  住友重(6302)、三菱電(6503)、富士電HD(6504)、
  日東電(6988)、三菱重(7011)、ホンダ(7267)、
  東エレク(8035)、三菱商(8058)、三菱UFJ(8306)、
  野村(8604)、菱地所(8802)、 ANA(9202)、
  東電(9501)・・・等々。


◆主なニュース

・みずほ、4~6月期の最終益1500億円 金融危機前の水準に

・トヨタ、4~6月期の営業益1000億円前後 新興国で販売増

・新日鉄・JFE、4~9月期の経常損益1000億円前後の黒字

・成田空港、格安航空会社専用の旅客ターミナル新設 13年にも

・政府の概算要求基準 成長戦略「特別枠」焦点に、歳出削り財源

・日産の「マーチ」、受注台数が1万台超 13日発売、販売好調

・マツダ、主力車種の消費電力を半減 20年までに燃費1割向上

・ヤマダ、出店投資3分の1の350億円に 出店数も2割以上減

・三菱重工、中国に大型風車の技術供与 安価な部品の調達拠点に

・日電産、4~6月期の営業益270億円 3四半期連続で最高益

・世界各地で天候異変相次ぐ 米中西部・中国で豪雨、露で干ばつ


◆経済指標等

・貿易統計(6月)

・米シカゴ連銀活動指数(6月)
・米新築住宅販売件数(6月)

◆企業動向

・主な決算※上記参照

・海外決算 コーチ(消費)

◆その他

・全国財務局長会議
・株式配当指数の先物が東証に上場



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【3】心に残る名言                        **
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     咲くも無心 散るも無心 花は嘆かず 今に生きる


                       坂村 真民







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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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