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 ┃株式投資┃  “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ”
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こんばんは。aquaです。

 携帯電話で利用できる無料ゲームのCMをよく見かけますが、こうしたSN
S(交流サイト)上で楽しめる無料ゲーム(ソーシャルゲーム)の市場規模は
2010年度が747億円で、2011年度には1171億円(矢野経済研究
所の試算)に急拡大すると見込まれています。

 同分野で急成長してきたのが、携帯向け交流・ゲームサイト「GREE」を
運営するグリーと、同じく「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー
(DeNA)です。

 コンテンツの開発競争が激しい同分野で、グリーとDeNAの人材争奪戦も
激しさを増しており、両社ともにここ1・2年で社員数が急増、一定の条件を
満たす中途採用の技術者に対して数百万円の入社支度金制度を導入する動きも
相次いでいます。

 ちなみに、一般的な家庭用ゲーム機向けのゲームはソフトを先払いで購入し
ますが、ソーシャルゲームは入り口が無料で、熱中する人は後払いでゲームを
続けるというビジネスモデルになっています。無料サービスで客を呼び込み、
アイテム課金等の有料サービスに導くこのようなモデルを、「フリー(無料)」
と「プレミアム(割増料金)」を組み合わせた造語で「フリーミアム」と呼びま
す。

 なお、CM等では「無料」ばかりが強調されることもあって、小学生などが
ゲームに興じるあまり有料コンテンツを購入し高額な請求を受けるケースもあ
りますので注意が必要です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.信用残について

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均    8995.14(-121.55)▼1.33%
◎TOPIX    817.73(-  7.06)▼0.86%

◎売買高概算  15億1009万株
◎売買代金概算  1兆0363億円
◎時価総額  277兆5852億円

◎値上り銘柄数  468  ◎(年初来)新高値   4
◎値下り銘柄数 1057  ◎(年初来)新安値 361
◎変わらず    143

◎騰落レシオ(25日)81.79%

◎サイコロ(日経平均)3勝9敗 ●●●●○●●○○●●● 25.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-4.35% 75日線比-6.73%
 
◎為替  (対ドル) 84.92  (対ユーロ)107.35

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  135円(-  2円) 89,049千株
 2.板硝子  <5202>  199円(-  1円) 68,576千株
 3.三菱UFJ<8306>  416円(-  4円) 58,701千株
 4.いすゞ自 <7202>  286円(+  6円) 49,056千株
 5.日立   <6501>  341円(- 10円) 34,631千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ自 <7203> 2980円(- 25円) 46,956百万
 2.三菱UFJ<8306>  416円(-  4円) 24,330百万
 3.ホンダ  <7267> 2805円(±  0円) 23,415百万
 4.ソニー  <6758> 2406円(- 93円) 23,230百万
 5.ソフトBK<9984> 2423円(- 45円) 16,407百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1210万株 買い900万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比121円(1.3%)安の8
995円と9000円を下回り、連日で年初来安値を更新して取引終了です。
終値ベースでの9000円割れは09年5月1日以来、約1年4ヶ月ぶりとな
ります。

 昨晩のNYダウが39ドル安、為替が1ドル=84円台、1ユーロ=107
円台の円高に進行したことを嫌気して朝方から輸出関連株中心に売りが先行。
米景気の先行き不透明感が根強く、円高警戒感も意識され、投資家心理の悪化
が相場の重石となっています。もっとも、朝方の売り一巡後は下値を売り込む
動きもなく、引けにかけては9000円を中心に膠着感の強い展開となってい
ます。売買代金は概算1兆363億円、上海総合指数は10ポイント(0.4
%)高の2650です。

 業種別では、医薬品・水産・電力ガスなどが高く、非鉄・ゴム・精密・電機
などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、エーザイが45円高の3055円、第一三共が39円高の1
678円、武田が10円高の3915円、塩野義が20円高の1525円とな
るなど医薬品株が軒並み高。業種別では値が利率ランキングトップです。為替
市場で1ドル=84円台の円高に進行しているほか、対ユーロでも107円台
と円高が進行しており、輸出関連銘柄が手掛けにくい中、景気に左右されにく
いディフェンシブ面から買いが入っています。

 また、医薬品株は配当利回りが高く、エーザイと武田薬は4%超、第一三共
は3%超となっています。このため、9月末を控えて高配当取り狙いの買いも
入っています。

 後発医薬品の沢井製薬が210円高の8470円と値を飛ばしています。世
界景気の先行き不透明感や円高進行への懸念が強まる中、継続的な成長が見込
める内需関連との位置付けから継続的な買いが入っています。後発薬の市場拡
大を後押しする政策効果もあり、2010年4~6月期の連結純利益は前年同
期比82%増え、業績は順調に拡大しています。

 マルハニチロが3円高の140円、日水が4円高の279円と上昇。やはり
為替が円高に進行して輸出関連株が手掛け難い中、水産株に消去法的な買いが
向かっています。また、日水の配当利回りは3%超、マルハニチロは約2%と
高く、配当妙味も支援材料となっています。

 サイゼリヤが43円高の1683円と上昇。2010年8月期の連結営業利
益が前期比5割増の140億円程度の見通しと報じられ、材料視した買いが入
っています。会社側の事前計画135億円を上回り、2期連続で過去最高益を
更新する見通しです。低価格帯のメニューの売れ行きが好調なほか、作業効率
の改善などで人件費も抑制。外国為替市場で円高・ユーロ安基調が続いている
ことで食材の輸入コスト引き下げに繋がることも利益上ぶれ要因です。

 その他、日産系部品生産の愛知機械が11円高の244円、クラッチ最大手
のエクセディが103円高の2393円、カカクコムが1万7500円高の4
2万1000円、ハウスウエディングのテイクアンドギヴ・ニーズが190円
高の5240円と連日で大幅高、不二油が43円高の1274円、漢方薬で国
内シェア8割超のツムラが73円高の2661円と値を飛ばしています。高配
当、ディフェンシブストックとして東電が4円高の2446円、東京ガスが6
円高の391円となるなど電力ガスも堅調です。

 本日の新高値銘柄は、科研薬、平和、日本セラミック、ノエビア、日本ホテ
ルファンド・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・為替相場、再び84円台に 対ユーロは8年9カ月ぶり高値

・日経平均株価、9000円割れ 政策を迫る催促相場の様相

・首相、経済対策を「早急に」 代表選に向け新人議員と集会

・中途採用求人数、7月は2%増 4カ月連続増加 IT復調

・娯楽や教育関連の企業、支出余力ある中高年向け事業に本腰

・日本板硝子、公募増で最大約400億円を調達 投資に充当

・大阪―鹿児島間を3時間47分で 新幹線「みずほ」投入へ

・米グーグル、ビジュアルサーチ分野を強化 関連企業を買収



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   B (8411) みずほFG      210→   170円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (6724) セイコーエプソン      1,500円
 据置き   B (4553) 東和薬品      5,600→ 5,500円
 据置き   C (4555) 沢井製薬      7,400→ 7,700円
 据置き   C (5202) 日本板硝子      230→   210円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (4503) アステラス製薬   3,000→ 3,300円
 引下げ B→C (3231) 野村不動産     1,200→ 1,000円

[シティG証券]
 据置き   A (4114) 日本触媒      1,160→ 1,020円
 据置き   A (6502) 東芝         640→   600円
 据置き   A (7202) いすゞ自動車     370→   450円
 据置き   A (7262) ダイハツ工業    1,230→ 1,500円
 据置き   A (7269) スズキ       2,310→ 2,370円
 据置き   B (6758) ソニー       3,100→ 2,600円

[野村証券]
 据置き   A (6135) 牧野フライス     900→   730円
 据置き   A (7278) エクセディ     2,550→ 2,900円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】信用残について                       **
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 未決済となっている建株(たてかぶ)の残高を「信用残」と呼び、カラ売り
して買い戻しされていない建株の残高を「売り残」、信用買いして売り返済さ
れていない建株の残高を「買い残」と言います。

 ちなみに、建株とは信用取引において未決済のものを指し、建玉(たてぎょ
く)とも呼ばれ、信用取引で買う(売る)ことを「買い(売り)建てる」と言
います。 

 信用取引においても普通取引と同様に買いから入る投資家が多く、信用残も
通常は買い残のほうが多いものです。ただし、その度合いは銘柄毎に異なり、
売り残・買い残の多い少ない、あるいはその変動の大きさを知るには過去の推
移と照らし合わせて見る必要があります。

 株式相場の特性の一つとして、上昇時には出来高が増えるというのがありま
す。上昇することで注目度や人気度が高まり、利益確定の売りをこなしながら
さらに参加者が増えていくことで出来高が増加します。

 信用買いするということは近い将来(6カ月以内)の先高を見込んでいるわ
けで、思惑通り株価が上昇していけば新たに参加者も増え、新たな参加者の買
いに売り(反対売買)をぶつけて首尾よく利喰うというのが好事例で、上昇傾
向が続くかぎり買い残の多さは問題とはなりません。

 一方、株価上昇にともない買い残が一方的に増加した後、上昇力が鈍り上値
の重さが意識され始めると、買い残自体が相場の重し(反対売買による需給圧
迫)となります。※「人気の重みで株価が沈む」(相場格言)
す。 

 通常の信用取引には返済期日があり、期日内に思惑どおりに利益を確保でき
ない場合、買い方の損失確定の売り(いわゆる「投げ」)で相場下落に拍車が
かかるケースもあります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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政策の発動を促す「催促相場」。1ドル=84円台・日経平均株価9000円
割れで、政府・日銀も真剣に対応を検討せざるをえない状況になっています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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