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こんばんは。aquaです。

 夜半の風を心地良く感じるようになりました。暦の季節と実感する季節とが
ようやく歩調を合わせたようです。

 ところで、銀行の窓口に行きますと利回りの高い金融商品(保険等)をすす
められますが、意外なところのサービスが「利率の高い金融商品」として静か
なブームとなっています。

 それは百貨店の「友の会」で、例えば高島屋の「ローズサークル」の場合、
毎月1万円を積み立てると1年後に1カ月分の積立金額(商品券)がボーナス
として加算された「お買い物カード」がもらえます。

 毎月5万円の積み立てを行った場合、満期には65万円相当額になり、単純
に年率換算しますと8.3%の高利回り商品となります。

 どこの百貨店も同じような仕組みで、百貨店をよく利用する人にとってはか
なりのお得なサービスとなっており、利回りの高い金融商品として主に男性の
入会が急増しているそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.優先市場

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均    9509.50(-  7.06)▼0.07%
◎TOPIX    844.71(-  3.93)▼0.46%

◎売買高概算  18億2932万株
◎売買代金概算  1兆3860億円
◎時価総額  286兆8732億円

◎値上り銘柄数  487  ◎(年初来)新高値 13
◎値下り銘柄数 1006  ◎(年初来)新安値 32
◎変わらず    172

◎騰落レシオ(25日)111.44%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ○○○○●●○○○●○● 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.88% 75日線比+0.58%
 
◎為替  (対ドル) 85.38  (対ユーロ)111.00

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  130円(-  2円)163,743千株
 2.板硝子  <5202>  184円(+  4円) 90,954千株
 3.野村   <8604>  447円(- 12円) 57,271千株
 4.東芝   <6502>  408円(+  2円) 52,211千株
 5.三菱UFJ<8306>  413円(-  4円) 39,867千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ自 <7203> 3060円(+ 50円) 51,550百万
 2.ホンダ  <7267> 2960円(+ 16円) 37,214百万
 3.ソニー  <6758> 2641円(+ 45円) 36,096百万
 4.コマツ  <6301> 1948円(+ 57円) 35,685百万
 5.野村   <8604>  447円(- 12円) 25,921百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1540万株 買い2960万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前日比7円(0.07%)
安の9509円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが46ドル高となったことや政府・日銀による継続的な為替
介入を好感して朝方は買いが先行、寄付き直後の9:02には上げ幅が100
円を超えて9600円台に乗せる場面がありました。ただ、8月31日に付け
た終値ベースでの安値8824円から昨日まで値幅にして692円、率にして
8%近く上昇した後だけに短期的な過熱感が意識され、買い一巡後は伸び悩み。
今後の為替介入の動向や内閣・民主党役員人事の内容を見極めたいとのムード
も広がり、昼からは9500円を中心に膠着感の強い展開となっています。も
っとも、大幅上昇した後にしては7円の小幅安であり、堅調な値動きとなって
います。売買代金は概算1兆3860億円、上海総合指数は50ポイント(1.
8%)安の2602です。

 業種別では、自動車・ゴム・精密・機械などが高く、保険・電力ガス・証券
などが下げています。

 個別銘柄では、トヨタが50円高の3060円と連日で上昇。為替市場で円
相場が1ドル=85円台前半とやや円高に振れたものの、落ち着いた値動きと
なっていることから先高期待からの買いが入っています。また、独ダイムラー
とハイブリッド車の技術供与に向け交渉に入ったと報じられたことも支援材料
となっています。前日からの円安・ドル高を好感した買いが継続してホンダも
16円高の2960円、スズキも15円高の1823円、富士重工も5円高の
499円と値を上げ、業種別では自動車セクターの値上がり率ランキングがト
ップです。

 家電量販店2位でデオデオ、エイデン、ミドリ、イシマルなどを展開するエ
ディオンが9円高の614円と連日で上昇。2010年4~9月期の連結純利
益が前年同期比60%増の50億円前後になる見通しと報じられ、従来予想3
0億円を大きく上回ったことから好感した買いが入っています。今夏の記録的
な猛暑を受けて8月のエアコン販売額が前年比2倍近くに達しています。家電
エコポイント制度も引き続き貢献し、薄型テレビや冷蔵庫の販売が堅調。同制
度は終了時期が従来予定していた年末から来年3月末に延長となり、収益下支
え要因となります。

 アルプス電気が6日連続高、23円高の698円となっています。9月8日
終値594円から6日間の上げ幅は104円となります。本日は高精度タイプ
のタッチパネルを金額ベースで4割増産すると報じられたことが材料視されて
います。最大30億円を投じて10月に新潟県と中国に新ラインを設け、高精
度タイプのタッチパネルを生産します。これまで抵抗膜方式と呼ぶペン先や指
で押すタッチパネルを生産していましたが、用途が限定的。新方式の高精度タ
イプは2本指で画像を拡大したり移動したりできるなど操作性が高く、スマー
トフォンやゲーム機、パソコン、自動車の操作パネルとしても普及が見込まれ
ます。

 その他、タチエスが8円高の1142円と年初来高値更新、旭ダイヤも93
円高の1631円と年初来高値更新、東京ディズニーランド&シーを運営する
オリエンタルランドも小幅高ながら20円高の7900円と年初来高値更新。
オムロンが37円高の1963円、日本ペイントが9円高の562円、ファナ
ックが160円高の1万0220円、NOKが46円高の1471円、日本空
港ビルが14円高の1478円、大幸薬品が68円高の1206円と値を上げ
ています。

 本日の新高値銘柄は、日本カーバイド、ゼリア新薬、オリエンタルランド、
旭ダイヤ、渋谷工業、タチエス、大同メタル、タムロン、ニフティ、ケンタッ
キー・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・為替市場、介入効果持続 85円台半ば 輸出企業もひと息

・日銀、介入資金吸収せず 17日も全額が市場に残ったまま

・7月の第3次産業活動指数、猛暑や参院選で2カ月連続上昇

・先週の部門別動向、海外勢は2週間ぶりに売越 個人も売越

・関空、新規就航と増便を対象に着陸料の実質無料を3年延長

・たばこ増税、喫煙者の53%が禁煙に挑戦 ファイザー調べ

・トヨタ、ダイムラーの要請受けハイブリッド技術供与で交渉

・東京ゲームショウ、出展社数増 スマートフォン向けが急増

・米研究所所長が見解「1ドル=83円程度がほぼ対等な水準」



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (8815) 東急不動産      400→   440円
 新 規   B (6417) SANKYO        5,000円
 据置き   B (7911) 凸版印刷       720→   630円
 据置き   B (7912) 大日本印刷      970→   820円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (5938) 住生活グループ       2,150円
 据置き   A (6807) 日本航空電子工業   730→   640円
 据置き   A (8113) ユニチャーム   19,800→17,300円
 引上げ B→A (8252) 丸井         700→   800円

[クレディS証券]
 据置き   B (3407) 旭化成        550→   440円

[モルガンSMUFJ証券]
 新 規   B (4911) 資生堂           1,870円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   B (2670) ABCマート    3,200→ 2,900円
 据置き   B (3382) セブン&アイ    2,000→ 2,100円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】優先市場                          **
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 東証1部に上場している銘柄でありましても、その他の取引所に重複上場し
ている銘柄はたくさんあります。

 取引所に上場するということは、上場している取引所でその銘柄を売買でき
るということですから、複数の取引所に上場していましても差し支えありませ
んが、銘柄によって売買のメインとなる取引所が決まっています。

 例えば、小野薬品(4528)、森精機(6141)、オムロン(6645)、ロ
ーム(6963)、村田製作所(6981)、任天堂(7974)、オートバックス
セブン(9832)などの銘柄は東証1部にも上場していますが、メインとなる
市場(優先市場)は大証1部となっています。※オンライン証券等で表示され
る株価は優先市場での価格です。

 優先市場では、重複上場している他の市場よりも出来高が多くなります。出
来高が多い(流動性が高い)ということは価格形成がスムーズに行われいると
いうことであり、取引がより円滑に行われます。

 一方、出来高が少ない方の市場では、参加者が少なく、優先市場のものより
も気配値が離れていることが多く、価格が飛んでしまうケースが少なくありま
せん。これは、参加者が少ないために、少数の参加者の(買いたい人はより安
く、売りたい人はより高く売りたいという)意向が反映されやすくなるために
起こります。価格形成においてスムーズさに欠けるその他の市場での株価は、
優先市場での株価と前日比が異なるケースが多々あります。

 複数市場に上場している銘柄の価格に差が生じている場合は、裁定が可能に
なります。つまり、高い方を売り安い方を買うことで差益を得ることが可能に
なるわけですが、それは誰もが思うことであり、一方の市場では出来高が極端
に少ないということは希望の価格での売買が難しいということですから個別株
の場合はなかなかそうはさせてくれませんのでご注意ください。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
政府・日銀の対応と為替相場の動向に注目が集まっていますが、参考までに過
去20年の円相場(対ドル)は下記にようになっています。尚、青のラインが
先日の高値82円台後半の水準です。

       → http://www.aqua-inter.com/document/220916.html 

ちなみに、昨日の会見で官房長官は防衛ラインが「82円台」であることを事
実上認めています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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