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おはようございます。aquaです。

 = 15.9倍 =

 本誌を読んでいらっしゃる方の中には、本当に多くの株式投資ビギナーの方
がいらっしゃいます。「つい2ヶ月前に始めたばかり」、或いは「これから始
めようと考えている」等々、年代・男女・職業を問わずそうした方々が大勢い
らっしゃいます。

 そこで、本日は銘柄選択をする上で、最低限チェックして頂きたい最も基本
的かつポピュラーな投資尺度【PER】(ピーイーアール)について簡単に触
れさせて頂きたいと思います。既にご存知の方には恐縮ですが、復習の意味で
再確認して頂ければ幸いです。

 株式投資の世界では、この銘柄は「割高」とか「割安」といった言葉が頻繁
に使われます。その判断をする上での一つのツールが【PER=株価収益率】
です。これは、誰でも簡単に計算でき、Price Earning Rat
io の頭文字をとったものです。

 株価がその企業の一株当たり利益の何倍まで買われているかを表し、その値
が他の企業と比べて高ければ割高、低ければ割安といった具合に判断します。

 では、「一株当たり利益とは何だ?」となりますが、簡単に申し上げますと、
その企業が年間で上げた利益をその企業が発行している株式数で割ったもので
あり、会社四季報とか会社情報とかを見れば載っています。そして、その一株
当たり利益のことをEPS(Earnings Per Shareの略)と
言います。

 普通は、PERを計算するときは、今の決算期の予想の数字を当てはめれば
よく、例えばA社の株価が1000円、予想一株当たり利益が100円ならA
社のPERは10倍、B社の株価が2000円、予想一株当たり利益が100
円ならB社のPERは20倍と計算でき、A社のPER10倍の方が低いので
A社の方が「割安」と一般的には判断します。

 繰り返しますと、PERは、「株価÷予想1株当たり利益(EPS)」で計
算し、株価がEPSの何倍になっているかを計る投資尺度です。具体的には、
自分の注目している銘柄のPERが何倍かをチェックして、さらに、同業他社
のPER、或いは市場平均のPERと比較し、PERが高ければ『割高』、低
ければ『割安』といった具合に判断します。

 先にも申し上げましたが、これは最も基本的かつポピュラーな投資尺度であ
り、ぜひ頭に入れておいて頂ければと思います。ちなみに、東証一部全銘柄の
平均PERは直近で【15.9倍】、平均配当利回りは【2.06%】となっ
ています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      11283.10(- 73.94)▼0.65%
□ナスダック       2555.52(- 23.26)▼0.90%
□S&P500      1213.54(-  5.17)▼0.42%
□CME日経225先物  9850   (- 10)※大証比
□為替      (対ドル) 82.51  (対ユーロ)112.73

□半導体株指数        382.49(- 4.85)
□NY原油先物(12月限)  87.81(± 0.00)
□NY金 先物(12月限)1403.30(+ 4.00)
□バルチック海運指数   2366   (-88)


 11日のNY株式市場は反落。シスコシステムズの慎重な先行き見通しが嫌
気されハイテク株中心に売りが広がりました。

 ネットワーク機器最大手のシスコシステムズが決算と同時に発表した売上高
見通しが市場予想を大きく下回ったことで市場のムードが悪化。中国国家統計
局が発表した10月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が予想を上回り、2
年ぶりに4%を越えたことから追加利上げ懸念が浮上、アイルランドとポルト
ガルの財政懸念も相場の重石となっています。

 シスコシステムズが急落しダウを圧迫。業界大手のシスコが先行きに慎重な
見通しを示したことでハイテク株に売りが波及。ダウは一時125ドル(1.
1%)安、ナスダック指数は54ポイント(2.1%)安まで下げ幅が拡大し
ましたが、引けにかけて指数は下げ幅を縮小させました。尚、株式市場は通常
どおりの取引でしたが、この日はベテランズデー(米退役軍人の日)の祝日だ
ったことから商いは低調でした。

 業種別では、エネルギーが堅調、ハイテク、通信、資本財などが下落してい
ます。

 個別では、シスコシステムズが前日比16%安と急落。IT投資が目先減速
するとの同社見通しによってハイテク株全般に売りが広がり、マイクロソフト、
ヒューレット・パッカード、デル、IBMなどの大型株ハイテク株が総じて軟
調でした。

 アイルランドやポルトガルの財政懸念を背景に欧州市場で金融株が下落した
流れを引き継ぎ、NY市場でもバンク・オブ・アメリカやJPモルガンなど主
要金融株が反落。

 メディア・娯楽大手のウォルトディズニーが四半期決算を発表し、1株利益
が市場予想を大きく下回ったことが嫌気され同社株は前日比で約3%の下落。
一方、市場予想を上回る好決算を発表したメディア大手のバイアコムは3%の
上昇となっています。 

 新型旅客機787ドリームライナーでトラブルが相次いでいるボーイングが
続落。ゼネラル・エレクトリックやハネウェル、ユナイテッド・テクノロジー
ズなど工業株が軟調。中国の追加利上げ懸念が浮上し、中国が景気抑制に動け
ば米企業も影響は免れないとする見方が資本財セクターの重石となりました。

 一方、足元の原油先相場が上昇傾向にあることからシュブロンやエクソンモ
ービルなどに買いが入り、指数を下支えしました。

 ダウ構成銘柄では、シュブロン、エクソン、ファイザーが上昇率上位。シス
コシステムズ、ディズニー、ボーイングが下落率上位となっています。

 商品相場は、原油は前日比変わらず。金は小幅反発。フィラデルフィア半導
体株指数(SOX)は反落。バルチック海運指数(BDI)は11営業日連続
安となっています。

 CME日経225先物はドル建てが9850(大証比10円安)、円建ては
9845(大証比15円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 NY金価格は、前日比4.0ドル高の1トロイオンス=1403.3ドルと
2日ぶりに終値ベースで1400ドル台に乗せています。

 NY原油は、前日比変わらずの1バレル=87.81ドルで取引終了してい
ます。一時は88.63ドルまで上昇し、08年10月8日(88.95ド
ル)以来、約2年1ヵ月ぶりの高値を付けています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=82円50銭前後とやや円
安で推移しています。対ユーロでは、1ユーロ=112円60銭前後と円高に
振れています。


 本日は、三井住友FG、みずほFG、第一生命・・・等々、主要金融機関が
決算発表を予定しています(詳細は下記参照)。

 11月限オプションSQ(特別清算指数)の算出日となります。日経平均株
価の終値がSQ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調となり、下回る
と軟調になるというアノマリーが見られ、日経平均株価の終値がSQ値を上回
るかどうか、この点が特に注目ポイントとなります。

 昨日発表された11月第1週(11月1日~11月5日)の投資部門別売買
動向を見ますと、外国人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額が1857億円
となっています。10月第1週以来、1ヵ月ぶりの高水準です。年金基金の動
向を反映する信託銀行は4連続で買い越し、買越額が563億円となっていま
す。

 一方、個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額が2373億円となってい
ます。

 東京証券取引所と金融庁は、公募増資を実施した企業の株価が発行決議前後
に急落していることを受け、企業の公募増資時の空売りを規制する検討に着手
しています。

 海外では、20カ国・地域(G20)首脳会議(最終日、韓国・ソウル)、
9月のインド鉱工業生産、7~9月期のユーロ圏GDP、11月の米ミシガン
大学消費者信頼感指数などの発表が予定されています。明日は、APEC首脳
会議(~14日・横浜市)が予定されています。

 オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席は昨日、20カ国・地域(G20)
首脳会議に先立ちソウルで会談しています。オバマ大統領は人民元の大幅切り
上げを早期に実施するよう求めたのに対し、胡主席は緩やかな足取りで人民元
の為替メカニズムの改革に取り組むとし、慎重姿勢を崩さない方針を改めて表
明しています。


 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。


 【14:00台】

   ヤクルト(2267)、東映(9605)、住友信(8403)
    

 【15:00台】

   日本風力開発(2766)、マツキヨHD(3088)、

   エアウォータ(4088)、OKI(6703)、丸井G(8252)、

   りそなHD(8308)、第一生命(8750)
           

 【16:00台】

   みずほFG(8411) 


 【17:00台】

   三井住友FG(8316) ・・・等々。


◆主なニュース

・米中首脳、人民元で平行線 中国、量的緩和に懸念を表明

・金融規制、主要銀行2分類 G20サミットで基本合意へ 

・相続税、非課税枠3000万円台に縮小 生前贈与は拡大 

・経済連携協定、モンゴルと交渉へ レアアースの安定調達

・アップル、日本でも映画配信 iPhonなど携帯向けに

・東鉄、廃家電から鋼板 高炉製の2~3割安、年度内にも

・第3のビール、伸び鈍化 ハイボールやPB商品と競合に

・大王製紙、ティシュなど家庭紙1割増産 260億円投資

・中国家電量販の蘇寧電器、日本の中堅メーカーの製品販売

・欧州で財政不安が再燃 アイルランドなど国債利回り最高


◆経済指標等

・発受電電力量(10月)
・投信概況(10月)

・インド鉱工業生産指数(9月)
・ユーロ圏GDP(7―9月期速報値)
・ユーロ圏鉱工業生産(9月)

・米消費者信頼感指数(11月速報値)


◆企業動向

・海外決算 DRホートン(住宅建設)、JCペニー(小売)


◆その他

・株価指数オプション11月物の特別清算指数(SQ)算出
・G20首脳会議(ソウル、最終日)



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【3】心に残る名言                        **
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       未来に向き合うにはふたつの方法がある。

           ひとつは心配、もうひとつは期待だ。

                     ジム・ローン


           (株式投資もまさにこの通りですね!)






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆11月12日 今日は何の日? 六輝:仏滅
 育児の日、皮膚の日、洋服記念日


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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