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 ┃株式投資┃  “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ”
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こんばんは。aquaです。

 昔聞いた小話をひとつご紹介したいと思います。

 大洪水がおこり、水没しかかった家の屋根に登って避難していた人がいまし
た。信心深い彼は「神様が奇跡を起こしてきっと助けてくれるはずだ」と信じ
ています。

 ちょうどその時、救命ボートがやってきて「早くこのボートに乗りなさい」
と声をかけてくれましたが、「神様が助けてくれるから大丈夫」と言って乗る
のを断りました。

 そのうち屋根も水没しそうになり、またボートが救助にやってきました。こ
の時もさっきと同じように神様が助けにきてくれると言ってボートには乗らな
かったため彼は死んでしまいます。

 天国に行った彼は神様に文句を言いました。「神様、今まであなたを信じて
祈ってきたのにどうして助けに来てくれなかったですか?」と。

 それを聞いて神様はおっしゃいました。「だからおまえのために2度もボー
トを差し向けたではないか!」

 
 昔のことわざに「運はたびたび門をたたくが、愚者はこれを招じ入れぬ」と
ありますが、チャンスが無かったわけでなく、それを拒否して無にしてしまっ
たというお話です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.売上高営業利益率

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均    8906.48(+ 61.09)△0.69%
◎TOPIX    811.79(+  4.48)△0.55%

◎売買高概算  14億1697万株
◎売買代金概算  1兆0294億円
◎時価総額  275兆8347億円

◎値上り銘柄数 1053  ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数  439  ◎(年初来)新安値 181
◎変わらず    169

◎騰落レシオ(25日)86.68%

◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●○●●○○●●●●○ 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-4.99% 75日線比-7.26%
 
◎為替  (対ドル) 84.65  (対ユーロ)107.77

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  133円(+  1円) 65,440千株
 2.三菱UFJ<8306>  411円(+  3円) 47,041千株
 3.レオパレス<8848>  184円(+ 26円) 36,073千株
 4.野村   <8604>  475円(-  8円) 34,197千株
 5.いすゞ自 <7202>  277円(-  7円) 34,085千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ自 <7203> 2928円(+ 18円) 42,021百万
 2.三井住友 <8316> 2558円(+ 19円) 22,393百万
 3.三菱商事 <8306> 1814円(- 12円) 19,373百万
 4.三菱UFJ<8306>  411円(+  3円) 19,200百万
 5.ホンダ  <7267> 2766円(+ 48円) 19,023百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2220万株 買い1190万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日ぶりに上昇、前日比61円(0.
69%)高の8906円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが小幅高ながら19ドル高となり、為替の円高進行も一服し
ていること、さらに昨日までの4日間で517円の下落幅となっていただけに
朝方から押し目狙いの買いが優勢。買い一巡後の9:44には一時10円程度
マイナスとなる場面がありましたが、下値を売り込む動きもなく、再び値ごろ
感からの買いが優勢となって引けにかけて上げ幅拡大となっています。民主党
の小沢前幹事長が9月実施の党代表選に出馬することを表明しましたが、影響
は限定的です。売買代金は概算1兆294億円、上海総合指数は6ポイント(
0.2%)高の2603です。

 業種別では、空運・非鉄・機械・自動車などが高く、石油・海運・証券など
が下げています。

 個別銘柄では、京セラが140円高の7240円、シャープが10円高の8
30円と値を上げています。太陽光発電協会が発表した太陽電池の出荷統計で、
今年上半期(1~6月)の国内出荷が発電能力ベースで前年同期の2,6倍に
拡大。太陽電池の有望性が改めて意識され、京セラやシャープなど関連銘柄に
物色の矛先が向かっています。余剰電力の買い取り制度など政策による押し上
げ効果が大きく、今上半期は住宅用が伸びています。太陽電池の製造装置を製
造・販売するエヌピーシーも110円高の1740円を値を上げています。

 サンリオが44円高の1429円と連日で上昇。日本政府観光局が昨日発表
した7月の中国からの訪日は、中国人向け観光査証(ビザ)の発給要件が大幅
に緩和されたことが寄与し、前年同月比2.4倍の16万5100人と月間で
は過去最高を記録。中国人観光客に人気のテーマパーク「サンリオピューロラ
ンド」を運営する同社株が関連銘柄として改めて関心を集めています。

 大阪チタニウムが330円高の3790円と10%近い大幅高。昨日の引け
後に凍結していたスポンジチタンの増産投資を再開すると発表したことが材料
視されています。また、2011年3月期の単独売上高見通しを上方修正し、
需要回復を好感した買いが膨らんでいます。08年秋のリーマンショック後の
景気後退や米ボーイングの新型旅客機「787」の量産延期で需要が急減し、
これまで設備投資を凍結してきました。在庫調整の一巡に加え、「787」の
量産が視野に入ったことから生産能力を引き上げています。同業の東邦チタニ
ウムも155円高の2070円と大きく値を上げています。

 割安運賃による旅客航空事業を運営するスカイマークが44円高の542円
と大幅高、全日空も小幅高ながら3円高の300円と300円台回復。業績向
上期待から下値では根強い押し目買いが継続しています。

 電子書籍関連として国内最大級の電子書店「パピレス」を運営するパピレス
が180円高の3680円と値を飛ばしています。6月23日に上場し、同月
28日に最高値7280円を付けた後、8月18日に最安値2720円を付け
るまで下落基調を続けていましたが、ここにきて変わらずを挟んで5日連続高
となっています。

 スズキが46円高の1638円と上昇。インド二輪子会社、スズキ・モータ
ーサイクル・インディアが昨日、二輪車の生産能力を拡大すると発表したと報
じられ、材料視した買いが入っています。現在の年25万台から2012年末
までに54万台に大幅に高めます。総投資額は約50億ルピー(約90億円)
としています。

 その他、トラック・バス用ブレーキで首位のTBKが12円高の312円、
ファナックが120円高の9210円、日本電産が110円高の7600円、
タチエスが33円高の1099円、リンナイが110円高の4935円、1株
→3株の株式分割を控えるユニ・チャームが80円高の1万0340円、ぐる
なびが7000円高の11万8900円、独立系自動車部品メーカーの今仙電
機が44円高の1027円、戸田工業が27円高の654円と値を飛ばしてい
ます。

 一方、第一生命は5日連続安、600円安の9万9600円と終値で10万
円を割り、連日で上場来安値更新です。株安による金融資産の含み益減少への
警戒感が改めて広がり、為替変動の影響を受けやすいことも株価の重荷になっ
ています。

 本日の新高値銘柄は、平和、ウッドワン、ダイキサウンド・・・等々です。




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           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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【2】主な材料                          **
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・民主党代表選、菅首相と小沢氏の対決に 9月14日投開票

・燃料や原料の輸入価格が下落 円高効果と商品価格の下落で

・7月のパソコン出荷、前年比14%増 デスクトップ伸びる

・上期の太陽電池国内出荷、前年同期比2.6倍 住宅用牽引

・国交省、木造住宅の促進で予算倍増 11年度の概算要求で

・アサヒ、来年7月に持ち株会社化 豪飲料大手の買収も発表

・先週の部門別動向、外国人2週連続売り越し 個人も売越に

・養殖クロマグロの自然産卵、EUも成功 商業化に一歩前進



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 据置き   A (2502) アサヒビール        2,060円
 据置き   A (2503) キリン           1,600円
 据置き   A (6707) サンケン電気     440→   400円
 据置き   A (7733) オリンパス         2,800円
 据置き   A (8113) ユニチャーム       19,800円
 据置き   B (2501) サッポロ      490円→   460円

[シティG証券]
 据置き   A (6767) ミツミ電機     2,000→ 1,500円
 据置き   B (6804) ホシデン      1,100→   900円

[野村証券]
 据置き   A (4005) 住友化学       580→   480円

[みずほ証券]
 据置き   A (4044) セントラル硝子    500→   450円
 引上げ B→C (4689) ヤフー          34,200円
 据置き   A (4972) 綜研化学      1,900→ 1,580円
 据置き   A (5333) 日本ガイシ     2,100→ 1,700円
 据置き   A (7966) リンテック     2,200→ 2,500円
 据置き   C (4617) 中国塗料       670→   630円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ 3→1 (9719) 住商情報システム  1,280→ 1,600円
 引上げ 2→1 (3626) IT HD     1,400→ 1,100円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】売上高営業利益率                      **
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 同じようなモノを100売って、10の儲けが出るA社と、5の利益しか出
せないB社とでは、収益性が明らかに違います。

 反対から見れば10の利益を出すのにA社では100の売上で達成できるの
に対して、B社では倍の200の売上を必要とします。

 この2社の場合、その商品の売上が増加傾向にあるとき、企業収益には雲泥
の差がつく可能性があり、A社は成長企業として注目度が高くなります。

 儲かる=業績が伸びる企業というは、収益性や効率性が高い企業です。その
収益性について良し悪しを簡単に判断するのに使われるのが「売上高営業利益
率」です。

 単に「営業利益率」とも言い、営業利益÷売上高で簡単に求められ、同業他
社間の売上高営業利益を比較することで収益性の違いが分かります。

 業種によっても平均的な収益性が違ってきますが、営業利益率が高い程収益
性が高い企業であると言えます。

 優良企業までも割安になっている現状、PER(株価収益率)やPBR(株
価純資産倍率)等も含めてこうした指標を改めてチェックして投資に役立てる
ことが大切です。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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小沢氏が民主党の代表選挙に出馬する意向を固めました。急務となっている円
高・経済対策のとりまとめが代表選挙で停滞する目下の懸念に加え、財政規律
重視の菅政権とマニフェスト堅持を唱え財政支出拡大路線の小沢氏との対比・
・・等々、代表=首相となるだけに国民の注目が集まります
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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