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             ◎ ハロー!株式 ◎      2010/12/09 夕刊
 
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こんばんは。aquaです。

 日経WOMANが、今年各界で最も活躍した女性を表彰する「ウーマン・オ
ブ・ザ・イヤー 2011」を先日発表しました。

 今年栄えある第1位に輝いたのは、世界初の裸眼(専用メガネなし)3Dテ
レビを開発した東芝の福島理恵子さん。第2位は、日本最大級のアパレル通販
サイト「ZOZOTOWN」を立ち上げ、運営会社のスタートトゥデイを東証
マザーズの時価総額トップに躍進させた大石亜紀子がさんが選ばれています。


=ご連絡=

 多くの方に『新春お年玉号』のお申込みを頂き、大変ありがとうございます。

 お申込み頂いた方には受付メールを順次送らせて頂いていますが、手作業で
行なっているため、細心の注意を払いつつも何らかの間違い、或いは届いてい
ないというケースが生じているかもしれません。つきましては、何かお気づき
の点等ございましたら、何なりとお気軽にご連絡下さいませ。
  
 また、スペシャル版の新規購読と一緒にお申し込みされたい方や、既にスペ
シャル版をご購読いただいている方で新春お年玉号のお手続きと同時に更新手
続きを行いたい方などもお気軽にお申し出くださいませ。


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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.国内総生産

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   10285.88(+ 53.55)△0.52%
◎TOPIX    891.60(+  4.21)△0.47%

◎売買高概算  21億2025万株
◎売買代金概算  1兆4184億円
◎時価総額  302兆7191億円

◎値上り銘柄数 808  ◎(年初来)新高値 41
◎値下り銘柄数 686  ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず   168

◎騰落レシオ(25日)163.47%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○●○●○○○●●○○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.36% 75日線比+7.87%
 
◎為替  (対ドル) 83.84  (対ユーロ)111.52

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  141円(+  4円)241,120千株
 2.三菱UFJ<8306>  417円(+ 15円)163,279千株
 3.野村   <8604>  509円(+ 19円) 75,202千株
 4.東芝   <6502>  430円(-  7円) 44,613千株
 5.マツダ  <7261>  247円(+  7円) 27,959千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.三井住友 <8316> 2712円(+ 92円) 73,291百万
 2.三菱UFJ<8306>  417円(+ 15円) 67,440百万
 3.野村   <8604>  509円(+ 19円) 37,679百万
 4.みずほ  <8411>  141円(+  4円) 33,657百万
 5.トヨタ自 <7203> 3275円(-  5円) 26,509百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1370万株 買い2190万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比53円(0.52%)高の1
万0285円と節目となる6月21日の高値1万0251円を上回って取引終
了です。

昨晩のNYダウは13ドルの小幅高となり、為替が1ドル=84円前後、1ユ
ーロ=111円台半ばとやや円安気味に推移していることを好感して朝方から
買いが先行。8:50に発表となったGDP改定値が年率換算4.5%と市場
予想を上回ったことも支援材料となっています。もっとも、昨日に騰落レシオ
が158%と過去最高水準まで上昇したことや明日のメジャーSQを控えて上
値を積極的に買う動きは限定的、買い一巡後は膠着感の強い展開となり、本日
の高値1万0298円、安値1万0240円と高安の値幅は58円と狭いレン
ジ内での推移となっています。これで7日間連続で値幅は100円未満となっ
ています。売買代金は概算1兆4184億円、上海総合指数は37ポイント(
1.3%)安の2810、韓国総合指数は33ポイント(1.7%)高の19
88です。

 業種別では、証券、保険、銀行の上げがベスト3となり、金融関連の上げが
目立ちます。

 個別銘柄では、野村HDが19円高の509円と500円台乗せ、大和Gが
13円高の403円、みずほ証が7円高の211円となるなど証券株が軒並み
高。業種別では値上がり率トップです。このところの相場堅調で収益向上期待
からの買いが入っています。

 業種別値上がり率2位は保険で、東京海上が35円高の2424円、T&D
HDが87円高の2079円。業種別の3位は銀行で三井住友FGが92円高
の2712円、三菱UFJが15円高の417円、りそなHDが16円高の5
15円と値を上げています。

 野村オフィスFが8000円高の54万6000円と年初来高値更新。昨日
の引け後に2011年4月期の投資口あたりの分配金を従来予想より700円
高い1万4500円へ引き上げる方針を示し、買いを誘っています。その他、
日本ビルFが4000円高の84万円、オリックスJREが3500円高の4
8万9500円、上場Jリートが9円高の1072円と値を上げ、いずれも年
初来高値更新です。日銀が11月に発表した上場REITの買い入れ方針を支
えに資金流入への期待から上昇が継続しています。

 自動車用ファスナー(留め具)を主に手掛けるニフコが3日連続高、29円
高の2334円と連日で年初来高値更新です。独フォルクスワーゲンや米フォ
ード・モーターから自動車の内・外装部品の受注を獲得するなど海外勢との取
引が拡大と報じられ、好感した買いが入っています。2015年3月期には海
外勢との取引比率を現在の約25%から35%程度まで高める方針です。 

 その他、自動車用オイルシールやフレキシブル基板トップのNOKが17円
高の1670円と連日で年初来高値更新、ファナックが150円高の1万25
90円、日本ペイントが9円高の637円、ピクセラが37円高の266円、
モリテックスが29円高の501円、アシックスが45円高の1024円と年
初来高値更新、ブラザーも2円の小幅高ながら1245円まで上昇して年初来
高値更新となっています。

 本日の新高値銘柄は、中外炉工、帝国繊維、アース製薬、ニチアス、大同特
鋼、ブラザー、NOK、ハイデイ日高、アシックス、ニフコ、上場Jリート、
NYダウ30、日本ビルF、野村オフィスF・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・7―9月期実質GDP、年率換算4.5%成長に上方修正

・設備投資が4四半期連続のプラス 外需はマイナス要因に

・10―12月期はマイナスに陥る公算 政策効果息切れで

・11月のオフィス空室率、3カ月ぶり上昇 家賃は横ばい

・10月の環境装置受注額、5カ月ぶり減 官公需落ち込み

・電子書籍、大手書店も取り組み強化 丸善や紀伊国屋など

・環境税、来年10月から導入 政府税調方針 段階的増税

・米AIG、来年3月末までにFRBからの融資を全額返済

・米長期金利、一時半年ぶりの高水準 財政赤字拡大懸念で



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】主な投資判断                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


[ドイツ証券]
 据置き   A (4188) 三菱ケミカル         700円
 据置き   A (5713) 住友金属鉱山        1,550円

[メリルリンチ証券]
 引上げ C→B (7729) 東京精密      1,000→ 1,400円
 引下げ B→C (6448) ブラザー工業        1,150円
 引下げ B→C (7731) ニコン           1,600円

[クレディS証券]
 据置き   A (5801) 古河電工       620→   470円
 引上げ B→A (6586) マキタ       2,750→ 4,000円
 新 規   A (6839) 船井電機          3,700円
 据置き   A (7943) ニチハ           1,200円
 据置き   A (8830) 住友不動産     2,200→ 2,300円

[野村証券]
 据置き   A (6849) 日本光電          2,300円
 新 規   A (8008) F&Aアクア         970円

[みずほ証券]
 据置き   A (2432) DeNA          3,300円
 据置き   A (2678) アスクル          2,400円

[大和証券CM]
 据置き   2 (6849) 日本光電          2,400円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】国内総生産                         **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
 

 国の経済規模はGDP(国内総生産)という指標で表されます。国内総生産
とは「1年間に国内で生産された最終生産物の付加価値の総和」であり、もう
少し平易に言いますと「1年間に国内で稼いだお金の総額」となります。

 ちなみに、昨年まで日本のGDPは米国に次ぐ規模でしたが、今年は高成長
が続く中国が世界第2位に浮上する見込みです。

 国の経済規模を表すGDPは、その成長率が重要視されます。つまり経済が
プラス成長しているかどうかに注目が集まり、成長率がプラスであれば景気は
上向き、マイナスであれば下降気味と判断されます。

 ところで、「最終生産物の付加価値の総和」と説明されるGDPは、付加価
値の総和=所得の総和=支出の総和とするいわゆる「三面等価の原則」から、
実際には支出面から捉えた統計値が用いられます。

 GDPの内訳、つまり支出という項目には、影響が大きいものとして「個人
消費」「設備投資」「政府支出(公共投資等)」の3つがあります。GDPに
占める割合は、日本の場合で個人消費が55%、設備投資が16%、政府支出
が約17%、米国の場合は個人消費およそ70%、設備投資およそ12%、政
府支出がおよそ18%となります。

 どの国の場合でも上記3項目の占める割合が大きく、それぞれに影響し合い、
これらの動向に景気が左右されることになります。

 景気の向きはGDPの成長率に表れるため、各国の景気刺激策では「個人消
費」「設備投資」「政府支出(公共投資等)」のいずれかを積極化するための
方策がとられることになります。

 なお、GDP値には「名目」と「実質」とがあり、名目値とはその時の「時
価」で表示した値であり、実質値とは「物価の変動を考慮した値」となってい
ます。つまり、名目成長率が小幅なプラスでも、物価が下がっていれば実質成
長率のプラス幅は拡大することになります。もちろん生活実感に近いのは名目
値です。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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今年大発会の日経平均の終値は1万0654円で、本日現在の水準との差はわ
ずか400円弱。年末にかけてこの水準を上回り、年足陽線で気持ち良く本年
を締めくくりたいものです。ちなみに、来年の相場に関しては1万2000円
から1万3000円を予想する見方が大勢となっています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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