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             ◎ ハロー株式 ◎       2022/07/19 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」は定期点
検のためガス供給を停止しています。

 定期点検は7月21日に完了する予定で、平時であれば点検完了でガス供給
が再開しますが、ロシア国営の天然ガス会社ガスプロムが欧州のエネルギー企
業にガス供給を保証できないと通告したこともあって、ガス供給が再開しない
恐れが高まっています。

 ロシア産エネルギーへの依存度が高いドイツでは、冬場の需要期に備え「節
ガス」が呼びかけられており、ノルドストリーム経由のガス供給が再開しなけ
ればエネルギー価格に影響が及ぶ他、ドイツ政府がガス配給に介入し、工場等
の操業が停止する可能性もありす。

 石油・天然ガス開発事業「サハリン2」でロシアから揺さぶりをかけられて
いる日本にとっても、ドイツの置かれた状況は他人事ではありません。

 天然ガスは都市ガスの原料で、発電にも使われており、日本政府は需給ひっ
迫に備え、「節ガス」要請の検討を始めています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.米国債保有残高





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  26961.68(+173.21)△0.65%
◎TOPIX  1902.79(+ 10.29)△0.54%

◎売買高概算    9億7242万株
◎売買代金概算   2兆4278億円
◎時価総額   685兆2882億円

◎値上り銘柄数 1161  ◎(年初来)新高値 43
◎値下り銘柄数  617  ◎(年初来)新安値 13
◎変わらず     60

◎騰落レシオ(25日)106.41%(前日比7.69%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 ●〇〇●〇〇〇●〇〇〇〇  75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.98% 75日線比 +0.41%

 
◎為替  (対 ド ル)137.91(連休前比1.00円高)
     (対ユーロ)140.07(連休前比0.77円安)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 17420円(+  270円) 1344億円
 2.ファストリ<9983> 77540円(+ 1310円)  720億円
 3.ソフバンG<9984>  5371円(+   75円)  529億円
 4.東京エレク<8035> 43000円(-   40円)  522億円
 5.郵船   <9101>  9860円(+  330円)  489億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は4日連続高で173円(0.65%)高の2万696
1円、新興株の値動きを示す東証グロース市場指数は7P高の868Pです。

 東京市場が3連休中のNY市場は、15日(金)のダウが658ドルの大幅
高、18日(月)は215ドル安となり、合算すると440ドル超の上昇。こ
れを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。10:51には2万
7043円まで上昇して2万7000円台を回復する場面がありました。

 その後は幾分上げ幅を縮めたものの、米FRBの金融引き締めに対する過度
の懸念が後退したことで終日高い水準での値動きとなっています。4日間の上
げ幅は625円です。

 業種別では、石油、海運、非鉄、鉄鋼、機械、銀行などの上げが目立ち、一
方で医薬品、電力ガス、食品などは下げています。

 個別銘柄では、SKE48、乃木坂46、千鳥などエンターテイメント事業
を手掛けるKeyHolderがストップ高で100円高の776円。業績上
方修正を発表し、好感した買いが集まっています。秋元康氏が大株主です。

 イオンのショッピングセンターを中心にアミューズメント施設を展開するイ
オンファンタジーが6日連続高で139円高の3035円。6月の既存店売上
高が前年同月比26%の大幅増と回復傾向が続いており、好感した買いが入っ
ています。

 他にも、川崎汽船が590円高の8620円、日本国土開発が自社株買い発
表で急伸して63円高の579円と年初来高値更新、リサイクルショップのト
レジャーファクトリーが業績上方修正で80円高の1360円、原油価格上昇
でINPEXが63円高の1409円。

 小売関連で大丸松坂屋百貨店が主力のJフロントが27円高の1054円、
ユニクロのファーストリテイリングが4日連続高で1310円高の7万754
0円と年初来高値更新です。

 本日の新高値銘柄は、若築建、トレファク、ドトール日レス、ニッケ、ファ
ーストリテイ・・・等々です。




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【2】米国債保有残高                       **
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 米財務省が発表する対米証券投資統計は米国債や政府機関債などに投資され
た金額を調査したもので、米国債の国別の保有残高などが明らかになります。

 18日に発表された5月の調査結果によりますと、世界最大の米国債保有国
の日本の保有残高は前月比57億ドル(約7900億円)減の1兆2128億
ドル(約167兆円)で、2020年1月以来2年4カ月ぶりの低水準となり
ました。

 2位の中国の米国債保有残高は前月比226億ドル(約3.1兆円)減の9
808億ドル(約135兆円)と、2010年5月以来12年ぶりに1兆ドル
を下回りました。

 日本の米国債保有残高減少は3カ月連続、中国は6カ月連続となっており、
中国は過去6カ月で1000億ドル、約9.3%保有を減らしました。

 米国を除く世界全体の米国債保有額も3カ月連続で減少しており、5月は前
月比337億ドル減の7兆4216億ドルで、2021年5月以来1年ぶりの
低水準となっています。

 米国では金利の先高観測が強まっており、金利の急上昇により保有国債に損
失が生じるのを警戒した海外投資家が残高を減らしています。

 また、中国に関しては、米国がウクライナに侵攻したロシアの外貨準備を凍
結したのを目の当たりにして、外貨準備の大半を米国債として保有することを
リスクと捉え、保有削減を加速しているようです。




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【3】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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日本電産が明日、4~6月期決算を発表します。日本を代表する主要企業の決
算(3月決算企業の4~6期決算)発表としては、時価総額が5兆円を超える
日本電産がトップバッターで、世界中の幅広い分野の企業を顧客に持つ同社の
決算はグローバルな景気動向をみる上でも注目されます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 16年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2021
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