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おはようございます。aquaです。

 本日から羽田空港の4本目の滑走路と新しい国際線ターミナルが開業となり
ます。国際拠点(ハブ)としての羽田空港は政府の「新成長戦略」が掲げる目
標「観光立国」、そして「訪日外国人3000万人プログラム」(ビジット・
ジャパン戦略)に不可欠のインフラです。2010年中に1000万人(1~
7月累計は508万人)、2013年までに1500万人の目標達成を目指し、
将来的には3000万人とするプログラムであり、中国をはじめとする東アジ
ア(中国・韓国・台湾・香港)を最重点市場と位置づけ、これからいよいよ本
格化します。

 その「観光立国」という国策を推進する上でど真ん中に位置するのが羽田空
港であり、株式投資という観点からはこの大きなテーマ性は改めて確認してお
く必要があります。新興市場が年初来安値を更新し、一部市場でも多くの銘柄
が低調となる中、その関連銘柄は堅調です。

 例えば羽田空港に乗り入れており、新駅「羽田空港国際線ターミナル駅」を
開業する「京浜急行電鉄」(9006)、観光客に人気のハローキティなどキ
ャラクター商品を手掛ける「サンリオ」(8136)、東京ディズニーランド
&シーを運営する「オリエンタルランド」(4661)、そして「全日空」(
9202)、羽田空港ターミナルビルの大家である「日本空港ビルデング」(
9706)、新興航空会社の旗手「スカイマーク」(9204)、スカイマー
クの大株主で格安航空券のパイオニア「エイチ・アイ・エス」(9603)・
・・等々。

 ここで改めてそれらの銘柄を推奨する訳ではありませんが、それらが「材料
出尽くし」となるのか、「理想買いから現実買い」となるのか、或いは「一旦
材料出尽くしで下押しし、押し目買いに利あり」となるのか、いずれにしまし
ても国策という観点から注目となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      11107.97(+129.35)△1.18%
□ナスダック       2457.39(+ 20.44)△0.84%
□S&P500      1178.17(+ 12.27)△1.05%
□CME日経225先物  9490   (+110)大証比
□為替     (対ドル) 81.08  (対ユーロ)113.24

□半導体株指数        351.78(+ 2.16)
□NY原油先物(11月限)  81.77(+ 2.28)
□NY金 先物(12月限)1344.20(+ 8.20)
□バルチック海運指数   2729   (-15)


 20日のNY株式市場は、好決算やドル安が好感され大幅に反発しました。

 デルタ航空やUSエアウェイズ、ヤフー、ウェルズファーゴの他、ダウ銘柄
のボーイングなどの好決算が好感され買いが先行。

 英フィナンシャル・タイムズ傘下のメドレー・グローバル・アドバイザーズ
が報告書で、FRB(米連邦準備理事会)は今後6カ月で、市場の予想を超え
る5000億ドル規模ないしはそれ以上の国債買い入れを計画しているとの見
方を示したことで為替市場でドルが独歩安となり、ドルと逆行性のある原油や
金などの商品相場が上昇し素材やエネルギー株に買いが入りました。

 ドル安は海外で事業展開する企業にも追い風となり、下落して始まったユナ
イテッド・テクノロジーズが上昇に転じ、インテルやキャタピラーなども上げ
幅を拡大。

 尚、この日発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)でFRBは、総
括判断で「経済活動は緩やかな速度ながら伸びいる」とし、前回の「成長の勢
いが減速している兆候が広がった」との認識を削除。また、多くの地域で輸出
が製造活動を押し上げたとの見方を示しました。

 前日の大幅安の反動もあって指数は終日堅調に推移し、ダウは節目とみられ
る1万1000ドルを回復。利上げ後の中国の市場が落ち着いた動きだったこ
とも市場に安心感を与えました。

 業種別では前日と一転してほぼ全セクターが上昇。特に素材、エネルギー、
資本財などの上昇が目立ちました。

 個別では、ボーイングが3%超の上昇。同社の7―9月期決算は市場予想を
上回り、前年の赤字から黒字に転換。通期の業績見通しにも上方修正しました。
海外での売上高比率が高いキャタピラーやインテルがドル安による収益拡大期
待を背景に上げ幅を拡大させています。

 予想を上回る好決算を発表したデルタ航空が前日比10%高の急騰し、同業
のUSエアウェイズやAMRなどが軒並み大幅高となりました。商品相場の上
昇を受けて、BHPビリトンやヴァーレ、フリーポート・マクモラン、アルコ
アやアルセロール・ミタルなど、素材セクターが前日と一転して上昇していま
す。

 金融大手ウェルズファーゴが上昇。同社の四半期決算は減収だったものの増
益を確保し過去最高益を計上、先行きについても強気の見通しを示したことが
好感されました。ウェルズファーゴの上昇が住宅差し押さえ問題が暗雲となっ
ていた金融セクターに買いを誘いました。JPモルガンやシティグループもプ
ラスで取引を終了。大幅減益となったモルガンスタンレーも下げ幅を縮小しま
した。複数のアナリストが投資判断を引き下げたバンク・オブ・アメリカは軟
調です。

 商品相場は、原油と金がともに反発。フィラデルフィア半導体株指数(SO
X)も反発。バルチック海運指数(BDI)は4日続落です。

 CME日経225先物はドル建てが9490(大証比110円高)、円建て
は9475(大証比95円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは大幅高。前日比129ドル高の1万1107ドルと2日ぶ
りに1万1000ドル台を回復しています。シカゴ日経平均先物は9490円
と20日(木)の東京市場の日経平均株価9381円と比べ109円高い水準
となっています。

 NY原油は大幅高。前日比2.28ドル高の1バレル=81.77ドルと2
日ぶりに80ドル台を回復しています。

 NY金価格は前日比8.2ドル高の1トロイオンス=1344.2ドルと2
日ぶりに上昇しています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=81円10銭前後と81円
台前半で推移しています。NY市場で一時、80円84銭まで上昇し、199
5年4月以来、約15年半ぶりの高値を付けています。一方、対ユーロでは円
安が進行。1ユーロ=113円20銭前後で推移しています。


 本日は、中国の主要経済指標が発表されます。午前11時頃に7~9月期の
国内総生産(GDP)、9月の消費者物価指数、小売売上高、鉱工業生産、固
定資産投資などが明らかとなります。日本株への影響が大きいだけに、市場関
係者の注目が集まります。

 本日、羽田空港の4本目の滑走路と新しい国際線ターミナルが開業します。
羽田拡張は政府の「新成長戦略」が掲げる目標「観光立国」、そして「訪日外
国人3000万人プログラム」(ビジット・ジャパン戦略)に不可欠のインフ
ラです。国土交通省は羽田空港から国際線を利用する旅行客は年間700万人、
経済波及効果は1兆円以上にのぼると試算していますが、株式市場のテーマと
しても引き続き注目となります。

 15:00に10月第2週(10月12日~10月15日)の投資部門別売
買動向が発表されます。10月第1週(10月4日~10月8日)の外国人投
資家は2週連続で買い越し、買越額は2932億円と4月第1週(5312億
円)以来、約半年ぶりの高水準となっています。日本株に対する見直し買いが
入っています。

 一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額が2120億円となってい
ます。

 昨日発表された9月のコンビニエンスストア売上高(既存店ベース)は、前
年同月比12.9%増の6958億円と3ヵ月連続のプラスとなっています。
伸び率では、08年7月(タスポ導入時)の14.7%増に次ぎ2番目を記録
しています。記録的な残暑が続き夏物商品が好調だったことや、たばこ増税を
前に駆け込み需要が増えたことなどが要因となっています。

 その他、海外では9月の米景気先行指数(コンファレンスボード)、10月
の米フィラデルフィア地区連銀業況指数、9月の北米半導体製造装置BBレシ
オ、欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されています。

 今晩、決算発表を予定している主な海外企業は、キャタピラー、アメリカ
ン・エキスプレス(アメックス)、AT&T、UPS、アマゾン・ドット・コ
ム、マクドナルド・・・等々となります。特に、キャタピラーの業績動向は日
本の建機・機械株などにも影響を及ぼすだけに注目が集まります。


◆主なニュース

・NTTデータ、米IT1000億円で買収へ 資金力生かす

・政府、外資誘致へ法人税優遇検討 5年間10~15%下げ

・環太平洋の多国間経済協定 NZ首相「日本の参加を期待」

・日医工、バイオ薬の韓国ベンチャー、アプロジェンに出資へ

・伊藤忠、米風力発電に50億円出資へ GEとの提携第1弾

・NEDO、アジアで次世代送電網の大規模実験 11年から

・ニコン、中小型向け液晶露装置を増産 高機能携帯の好調で 

・電子マネー「ワオン」空港対応店拡大 イオン、日航と端末

・DVDレンタル店、市場縮小が加速 映像配信普及も逆風に 

・中国、レアアース外交カードに 欧米向け輸出も滞り始める


◆経済指標等

・主要銀行貸出動向アンケート調査(10月)
・対内証券売買契約(先週分)
・部門別投資動向(先週分)
・工作機械受注(9月確報値)

・中国主要経済指標(7―9月期GDP等)

・ユーロ圏製造業PMI(10月速報値)
・ユーロ圏サービス部門PMI(10月速報値)
・英小売売上高(9月)

・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米フィラデルフィア製造業景気指数(10月)
・米景気先行指数(9月)
・米半導体BBレシオ(9月)

◆企業動向

・主な決算 石塚硝子(5204:製瓶・ガラス食器大手)
      KOA(6999:固定抵抗器で世界首位級)
      SPK(7466:自動車補修部品商社)
      光世証券(8617:対面営業の独立系証券)

・海外決算 AT&T(通信)、キャタピラー(建機)、
      マクドナルド(ファストフード)、
      アメックス(クレジット)、トラベラーズ(保険)、
      UPS(貨物)、アマゾン(ネット小売り)

◆その他

・羽田空港の国際線の新ターミナル供用開始
・ECB理事会



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【3】心に残る名言                        **
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    幸福を見つけようとすることが

      何よりも幸福から遠ざかってしまうことなのである。


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    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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