朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」 独自の観点でaquaが分りやすく解説します。 ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2010/10/18 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 スイスの金融大手クレディスイスが発表した世界の富(家計資産)に関する 報告書によりますと、2015年の世界の富は2010年比で61%増加し、 315兆ドル(1ドル=82円の邦貨換算で約2京5830兆円)にまで増加 する見通しです。 2010年における中国の家計資産の総額は16兆5000億ドルで、アメ リカ(54兆6000億ドル)、日本(21兆ドル)に次ぐ世界第3位の地位 にありますが、クレディスイスでは今後15年間で中国の家計資産が倍増する と見ており、中国が日本を抜いて世界第2位になると予想しています。 クレディスイスでは、世界で10億ドル(約820億円)以上の資産を持つ 「ビリオネア」は約1000人と推計。うち245人がアジア、230人が欧 州、500人がアメリカに居住しているとしています。 なお、世界の成人44億人に対し、100万ドル(約8200万円)以上の 資産を保有する富裕層は2420万人(0.5%)で、世界の富全体の3分の 1以上(35.6%)を保有しています。 ちなみに、成人1人あたりの富の平均額における世界ランキング上位は下記 のようになっています。 1位 スイス 37万2692ドル(3056万円) 2位 ノルウェー 32万6530ドル(2677万円) 3位 オーストラリア 32万0909ドル(2631万円) 4位 シンガポール 25万5488ドル(2095万円) 5位 フランス 25万5156ドル(2092万円) …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信> 2.主な材料 3.主な投資判断 4.先週の動き 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 9498.49(- 1.76)▼0.02% ◎TOPIX 830.52(+ 4.14)△0.50% ◎売買高概算 14億7510万株 ◎売買代金概算 1兆0033億円 ◎時価総額 281兆5128億円 ◎値上り銘柄数 1059 ◎(年初来)新高値 6 ◎値下り銘柄数 451 ◎(年初来)新安値 166 ◎変わらず 147 ◎騰落レシオ(25日)96.60% ◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●○●○○●●●○○●● 41.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.23% 75日線比+1.27% ◎為替 (対ドル) 81.17 (対ユーロ)112.53 ◎出来高上位 1.三菱UFJ<8306> 382円(- 3円) 75,227千株 2.みずほ <8411> 117円(+ 1円) 62,415千株 3.野村 <8604> 429円(+ 2円) 40,701千株 4.武富士 <8564> 1円(± 0円) 40,526千株 5.NEC <6701> 237円(+ 9円) 33,654千株 ◎売買代金上位 (円) 1.東電力 <9501> 1930円(+ 24円) 34,921百万 2.三井住友 <8316> 2360円(- 28円) 32,151百万 3.三菱UFJ<8306> 382円(- 3円) 28,693百万 4.トヨタ自 <7203> 2929円(+ 35円) 24,228百万 5.野村 <8604> 429円(+ 2円) 17,425百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1150万株 買い1110万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前週末比1円(0.02%) 安の9498円で取引終了です。 週末のNYダウは31ドル安となったものの、ハイテク系のナスダックは3 3ポイント高。これを受けて午前中はハイテク関連の一角に買いが優勢となり、 前引けは47円高。ただ、積極的に上値を買う動きは限定的。昼からは円相場 が対ユーロで1ユーロ=112円台半ばに上昇したことが相場の重石となり、 引けにかけて次第に上げ幅縮小。銀行株が軟調なことも買い手控え気運を強め ています。もっとも世界的な金融緩和に伴う株式市場への投資マネー流入期待 は根強く、下値もしっかりです。売買代金は概算1兆33億円、上海総合指数 は15ポイント(0.5%)安の2955です。 業種別では、空運・電力ガス・陸運・ゴムセクター等が高く、不動産・非鉄 ・海運などが下げています。 個別銘柄では、今週21日(木)に羽田新国際線が供用開始となることを材 料に改めて旅客収入の増加期待が高まった全日空が12円高の303円と4% を超える大幅高。羽田空港に乗り入れており、新駅「羽田空港国際線ターミナ ル駅」を開業する京浜急行が12円高の764円、スカイマークが12円高の 702円、日本空港ビルが9円高の1350円と関連銘柄が値を上げています。 電気自動車用急速充電器を手掛ける高岳が25円高の313円と8%を超え る大幅高。14時に2011年3月期の連結純利益が前期比5.1倍の21億 円になる見通しと発表。従来予想の約4億円から大幅上方修正となることを好 感した買いが入っています。同社は東京電力向けが約5割で中型送配電機器が 主力です。 安川電機が16円高の680円と上昇。前週末に2011年3月期の連結最 終損益が65億円の黒字(前期は56億円の赤字)になる見通しと発表。従来 予想40億円の黒字をも上回る見通しを好感した買いが入っています。工作機 械や半導体製造装置向けの制御機器が好調なほか、赤字が続いていたロボット 事業も黒字基調に転換しています。 日本ガイシが54円高の1581円と値を飛ばしています。同社はNAS( ナトリウム硫黄)電池や排ガス浄化装置などを主に手掛け、政府の注力する環 境投資促進策によって中長期的に需要拡大が見込まれる環境関連の主力銘柄と して見直し買いが入っています。 スタートトゥデイが8200円高の26万1300円と上昇。金曜日の引け 後に2010年4~9月期の連結純利益が前年同期比96%の大幅増で13億 円になった発表。従来予想の8億円からの大幅な上方修正を好感した買いが優 勢になっています。同社は衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン )」を運営し、4~9月期はテレビコマーシャルなどの積極的な広告宣伝の効 果で商品取扱高が好調に推移しています。 その他、不二製油が52円高の1177円、サッポロHDが14円高の33 0円、電源装置を手掛けるサンケン電気が12円高の286円、リンナイが1 70円高の4740円、ドクターシーラボが5200円高の28万2800円、 浜松ホトニクスが68円高の2660円、シスメックスが110円高の559 0円と値を飛ばしています。タチエスは42円高の1237円と年初来高値更 新です。 本日の新高値銘柄は、バイタルKSK、コスモス薬品、タチエス、ハイデイ 日高、長野計器・・・等々です。 ☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信 本日は、中国向け好調で日産向け約3割、ホンダ向け約4割の「タチエス」 が42円高の1237円と年初来高値更新、どうにも動きが止まらなくなって きました。 ここにきて上昇している銘柄には共通点が見出せます。それは、需給面で信 用倍率が好取組みとなっていることです。10月6日のスペシャル版にて、 「信用買い残が大きく減少し、需給整理が相当進んだものが幾つかあります。 信用買い残が大きく減少したということは、将来の売り圧力がそれだけ弱まっ たということであり、分かりやすく申し上げますと上昇しやすい、すなわち需 給面からの投資妙味は大と言えます。ファナックは買い残がピークから70% の減少で信用倍率は0.3倍台、コマツは買い残がピークから70%超の減少 で信用倍率は0.6倍台。日産は買い残がピークから60%程度の減少で信用 倍率は0.8倍台。京セラは買い残がピークから40%超の減少で信用倍率は 0.9倍台。タチエスはピークから70%超の減少で信用倍率は0.2倍台。 その他、ナブテスコは1.0倍、ダイハツ工業は0.3倍台、日本空港ビル は0.4倍台、ドクターシーラボは0.4倍台、シスメックスは0.06倍、 浜松ホトニクスは0.3倍台といずれも好取組みです・・・需給好転から上昇 する確率が高く、こうした銘柄の押し目を機械的に拾ってみるもの一法です」 と申し上げましたが、このところ上昇しているのは好取組み銘柄です。そして、 本日も然り。ドクターシーラボが5200円高の28万2800円、浜松ホト ニクスが68円高の2660円、シスメックスが110円高の5590円、タ チエスは42円高の1237円と年初来高値更新といった具合です。銘柄選別 の際には、改めて取組み面もチェックしたいところです。 尚、新興株の下落が続いています。本日は新興株主要2指数がいずれも連日 で年初来安値を更新。日経ジャスダック平均株価は7日連続安で大引けは前週 末比3円安の1157円、東証マザーズ指数は5日連続安で前週末比1.52 ポイント安の344.56となっています。東京市場におきましても主力銘柄 と新興銘柄という『二極化の流れ』が生じており、この点もしっかりと把握し ておく必要があります。 ☆投資の指針【アクア・スペシャル版】のお申し込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・ドラッグ店にコンビニ機能 一体型店舗広がる 異業種参入も ・綿花国際価格、投機資金流入で最高値更新 9月以降3割上昇 ・生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が今日開幕 ・8月の第3次産業指数、3カ月ぶり低下 建築業等が受注低迷 ・9月の全国百貨店売上高、前年比5.2%減 31カ月連続減少 ・経産省、アジアで医療や水処理の共同研究を支援 市場を開拓 ・葬儀関連資格「葬祭ディレクター」に脚光 高齢化で市場拡大 ・公務員の年収、鳥取以外の46都道府県で減少へ 人事委勧告 ・BHPとリオ、鉄鉱石事業の統合を断念 当局の承認得られず ・米年末商戦、値下げ競争になる公算 消費意欲鈍く各社消耗戦 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [メリルリンチ証券] 据置き A (4043) トクヤマ 600円 据置き A (4203) 住友ベークライト 560円 据置き C (4185) JSR 1,650→ 1,350円 据置き C (4217) 日立化成 1,800→ 1,450円 [クレディS証券] 引下げ A→B (5233) 太平洋セメント 160→ 110円 引下げ A→B (6141) 森精機 1,200→ 800円 引上げ B→A (6701) NEC 225→ 320円 [ゴールドマンS証券] 据置き A (6481) THK 2,410→ 2,400円 引下げ A→B (6367) ダイキン工業 3,700→ 3,550円 引上げ C→B (6370) 栗田工業 2,650円 引下げ B→C (6954) ファナック 12,200→11,000円 [野村証券] 据置き A (8184) 島忠 2,200→ 2,450円 据置き A (8306) 三菱UFJFG 610円 据置き A (9948) アークス 1,800→ 1,600円 [大和証券CM] 新 規 2 (6460) セガサミー 1,700円 新 規 2 (2767) フィールズ 12.5万円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎先週の日経平均株価:変動率-0.92%(値幅-88.63円) ◎週足サイコロ ○○●●●○○○●●○● ◎上昇率順位 ※株価が1ケタの銘柄は除く 1位 4340 シンプレクス 通信業 +24.36% 2位 1606 日本海洋掘削 鉱業 +19.32% 3位 9972 アルテック 卸売業 +16.83% 4位 8175 ベスト電器 小売業 +13.66% 5位 6213 OM製作所 機械 +10.08% ◎下落率順位(同) (業種) (週間騰落率) 1位 8515 アイフル その他金融業 -30.30% 2位 8574 プロミス その他金融業 -29.13% 3位 8572 アコム その他金融業 -23.36% 4位 6703 OKI 電気機器 -20.27% 5位 6298 ワイエイシイ 機械 -18.44% ◎先週の業種別動向 ◎TOPIX及び規模別株価指数 1位 鉱業 +3.07% TOPIX -1.56% 2位 非鉄金属 +1.10% 大型株 -1.00% 3位 卸売業 +0.34% 中型株 -2.25% 4位 空運業 +0.31% 小型株 -3.23% 5位 保険業 +0.28% ●現在値付近の主なテクニカルポイント 26週線 9632 +1σ 9618 一目転換線 9524 心理的節目 9500 9498 本日終値 9480 100日線 9476 15日線 9474 5日線 9388 13週線 9379 75日線 ●先週末時点の指標 (TPOIX) (日経平均) 前期基準PBR 1.04倍 1.10倍 今期予想PER 15.94倍 15.85倍 今期予想平均配当利回り 2.08% 1.82% ※前日のNY市場の騰落、シカゴ日経平均先物、為替、原油や金価格動向、寄 り前の外国人の注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は 毎朝寄り前配信の下記メルマガをご利用ください。 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資対象として流動性が高い(普段の出来高が多い)銘柄を選ぶというのは非 常に重要なポイントです。流動性の高い銘柄は、買いたい時に時価付近で買え、 売りたい時に時価付近で売れるのですが、流動性が低い銘柄の場合は時価付近 での注文が入っていなかったり、数量が少なかったり、一方通行であったりと、 思った価格で売買できないケースがありますので注意が必要です。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━