朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 過去最高益更新&PER8倍台、 好業績・割安で上昇余地大の○○2○!』 『 昔も今も変わらない投資の本質 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2010/10/06 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 民間気象情報のウェザーニューズが、来春の花粉シーズンにおけるスギ・ヒ ノキ花粉の飛散量の予想を発表しました。 一般的な花粉症の主因となるスギ花粉の生産量は、前年の夏の天候、特に日 照時間との関係が深い(光合成によって生産量が増えるため)と言われていま す。また、飛散数の少ない年の翌年は飛散量が増える傾向があり(表年)、多 く飛散した翌年は少なかったりと(裏年)、花粉の飛散量は年ごとに交互に増 減する傾向が確認されています。 ご存じのように今年の夏は記録的な猛暑となり、少雨で日照時間も長かった ことに加え、来年は表年(統計的に多い年)にあたります。 ウェザーニューズが花粉飛散量のもととなるスギの雄花の調査結果や上記観 点を含め総合的に考慮して出した来春の飛散量は、全国的に今年の5倍、大量 飛散を記録した2005年と同等か、それ以上になると予想されています。 ちなみに、今春と比べた場合、最も飛散量が多いのが近畿で全国最大の10 倍、関東・北陸・甲信・東海が7~8倍、東北北部・山陽が5~6倍、四国が 6~7倍、東北南部・山陰が2~3倍、九州が3倍の見通しとなっています。 なお、花粉症患者が増えますと花粉症対策に使う費用が増大する(花粉症特 需)一方、シーズン中は外出などが控えられるため個人消費全体としては減少 する傾向があります。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.決定麻痺 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 9691.43(+172.67)△1.81% ◎TOPIX 844.50(+ 11.86)△1.42% ◎売買高概算 28億8488万株 ◎売買代金概算 1兆7444億円 ◎時価総額 286兆2923億円 ◎値上り銘柄数 1090 ◎(年初来)新高値 6 ◎値下り銘柄数 454 ◎(年初来)新安値 47 ◎変わらず 117 ◎騰落レシオ(25日)103.38% ◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○●●●○●○●○●○○ 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.65% 75日線比+2.95% ◎為替 (対ドル) 83.05 (対ユーロ)115.15 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 126円(+ 10円)614,520千株 2.三菱UFJ<8306> 401円(+ 10円)163,444千株 3.野村 <8604> 435円(+ 28円) 91,021千株 4.東芝 <6502> 423円(+ 9円) 55,292千株 5.武富士 <8564> 1円(- 1円) 49,820千株 ◎売買代金上位 (円) 1.みずほ <8411> 126円(+ 10円) 74,500百万 2.三井住友 <8316> 2494円(+ 44円) 69,853百万 3.三菱UFJ<8306> 401円(+ 10円) 64,871百万 4.野村 <8604> 435円(+ 28円) 38,727百万 5.三井物産 <8031> 1332円(+ 44円) 32,211百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1490万株 買い2560万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が昨日の137円高に続いて連日の大 幅高、前日比172円(1.81%)高の9691円で取引終了です。2日間 の上げ幅は309円となります。 昨晩のNYダウが193ドルの大幅高となったことを受け、東京市場も朝方 から買いが優勢。昨日の日銀の英断が米国を含めた世界的金融緩和→世界的株 高に繋がり、外国人による日本株買いが膨らむとの期待感を高め、投資マイン ドを好転させています。日銀の金融緩和策を受けて銀行株や不動産株が上昇し たことも買い安心感に繋がっています。金が史上最高値を更新するなど国際商 品市況の上昇を受けて商社を含めた資源エネルギー関連が上昇したことも指数 を押し上げています。 尚、朝刊の注目材料でも申し上げましたが、日経平均株価は一目均衡表の雲 の上限(9529円)を突き抜けたことで、一気に上げ足加速となっています。 売買代金は概算1兆7444億円、上海市場は国慶節で休場です。 業種別では、証券・不動産・非鉄・建設・保険セクターの上げが特に目立ち ます。 個別銘柄では、金融緩和策を好感した買いと相場上昇による収益向上を期待 した買いが膨らみ、証券株が軒並み高。業種別では証券セクターの値上がり率 ランキングがトップです。野村HDが28円高の435円、大和Gが14円高 の343円、SBIが460円高の1万0370円、松井証が24円高の47 8円と値を飛ばしています。 また、昨日に日銀が発表した追加金融緩和策と不動産投資信託(REIT) を含むリスク資産を買い取るための基金新設を好感した買いが継続し、不動産 株も軒並み高。三菱地所が59円高の1476円、三井不が53円高の155 5円、住友不が91円高の1841円、東急不が26円高の378円と大幅高 です。日本ビルファンドは4万円高の81万4000円と大幅高で年初来高値 更新、日銀の不動産投資信託(REIT)買い取りが相場上昇に繋がるとの期 待から買いが継続しています。 商船三井が12円高の527円、郵船が10円高の342円、川崎汽船が1 2円高の313円と海運株が軒並み高。業種別でも海運は上昇率上位となって います。バラ積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数(198 5年=100)が91ポイント高の2569と3日連続高となったことが支援 材料となっています。 ソーラー屋根を手掛ける三晃金属が27円高の172円と18%を越す大幅 高。政府が今国会に提出する2010年度補正予算案の骨格が固まり、住宅エ コポイントの対象を太陽光システムなど住宅設備に拡充すると伝わったことで 同社の収益拡大を期待した思惑買いが集まっています。太陽電池モジュール製 造装置の大手のエヌ・ピー・シーも政策による需要拡大を期待した買いで22 円高の1709円と値を上げています。 三菱UFJが10円高の401円、三井住友FGが44円高の2494円、 みずほFGが10円高の126円とメガバンクも連日で上昇、金融緩和策を受 けて業況改善に繋がるとの期待感から買いが継続しています。 昨晩のNY市場で金価格が23.5ドル高の1トロイオンス=1340.3 ドルと過去最高値を更新したことを受け、非鉄株が軒並み高。住友鉱山が95 円高の1411円、DOWAが11円高の520円、東邦鉛が26円高の36 4円、三井金は12円高の250円となっています。 その他、信用倍率0.8倍と好取組みのソフトバンクが67円高の2789 円、東急電鉄が13円高の380円、ドクターシーラボが1300円高の28 万5700円、ダイハツ工業が6円高の1132円、ファナックが80円高の 1万1030円。三菱商事が46円高の2022円、三井物産が44円高の1 332円、丸紅が29円高の509円と商品市況の上昇による収益向上を期待 した買いから商社株も軒並み高です。 本日の新高値銘柄は、バイタルKSK、戸田工業、旭ダイヤ、パラマウント、 日本バルカー、銀ETF、日本ビルファンド・・・等々です。 ☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信 一気にいい相場展開となってきた株式マーケット。昨日と本日で日経平均株 価の上げ幅は309円。そして、9月1日の安値8796円から本日の終値9 691円までは上げ幅で895円となります。ちなみに、NYダウの昨晩の終 値は1万0944ドルですが、いよいよ4月26日に付けた年初来高値1万1 205ドルまであと261ドルに迫っています。 4月5日に付けた日経平均株価の高値1万1408円の6ヶ月期日が到来し、 信用の買い残も大幅に減少しています。9月1日に8796円の安値を付ける 過程で投げ売りや見切り売りが大量に出て信用の買い残が大幅に減少している 訳ですが、信用買い残が大きく減少したということは、将来の売り圧力がそれ だけ弱まったということであり、分かりやすく申し上げますと上昇しやすい、 すなわち需給面からの投資妙味も大になったと言えます。 日経平均株価で9000円前後は絶好の買い場と繰り返し申し上げてきまし たが、「辛抱銭(しんぼうぜに)」。中長期スタンスでここまでジッと我慢で ホールドしてこられた方、或いはいっぱい仕込まれた方、取り敢えずはおめで とうございます。もちろん、相場はここからが本番、楽しみな展開となってき そうです。「秋に買って、春に売る」、これが投資成果向上の秘訣であり、ま た今年は米中間選挙が控えていることも投資戦略として見逃せません。 ☆投資の指南書「アクア・スペシャル版」 配信のお申し込みは → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・日銀月報、景気「一時的に弱まり、その後は緩やかに回復」 ・債券相場の上昇傾向続く 長期金利が7年3カ月ぶり低水準 ・メガバンクへ自己資本上乗せ規制、金融庁が報道を強く否定 ・民主、PTの経済対策案を了承 法人税率の引き下げ検討も ・9月の新車販売、プリウスが16カ月連続首位 台数は減少 ・上半期の輸入車販売、前年同期比34%増 「マーチ」効果 ・農水省、口蹄疫「清浄国」認定申請 来年2月に認定見通し ・英豪資源大手リオ、BHPとの鉄鉱石事業統合を断念 豪紙 ・米シカゴ連銀総裁「金融緩和がもっと必要」インフレ目標も ・NY金、時間外取引で1350ドルを突破 最高値更新続く ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 新 規 B (8604) 野村HD 460円 据置き B (9697) カプコン 1,800→ 1,400円 [クレディS証券] 据置き A (9984) ソフトバンク 3,300→ 4,000円 据置き B (4661) オリエンタルランド 7,100→ 8,400円 [野村証券] 据置き A (9602) 東宝 2,000円 引下げ A→B (6855) 日本電子材料 772→ 538円 [三菱UFJMS証券] 据置き A (8185) チヨダ 1,300→ 1,100円 据置き B (4704) トレンドマイクロ 2,700→ 2,400円 据置き B (8266) イズミヤ 400→ 340円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】決定麻痺 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 関連する情報や選択肢が多い場合、迷いが生じて判断ができなくなるという 状況があります。 例えば、以前あった調査結果によりますと、ほしかった家電を買いに量販店 に行ったところ、A社製品がその日限りの特売で安売りしていた場合、それを 購入するか否かを問う設問では65%の人がA社製品を購入すると答え、35 %の人は他の店や商品も検討したいので購入を待つと答えています。 さらに次の設問で(設定は上記と一緒)、相対的に高価格で性能でも定評の あるB社製品もいつもより安く売っていた場合どうするかを聞きますと、25 %の人がA社製品、ほぼ同率の人がB社製品、そして残りの約半数がもう少し 待つと答えたそうです。 このように選択肢が増えてしまいますと決定ができなくなり、結果として何 もしないという選択肢を選ぶ傾向が強くなります。このことを「決定麻痺」と 呼びます。 この例で言いますと、選択肢が増えたことでもう少し待てば(他のも検討す れば)もっと安く買えるのではないか、言い方を変えれば今決定することは損 ではないかという不安に陥ってしまうわけです。 このことは、情報と投資行動の関係などにも見られ、多くの情報や様々な意 見を耳にしたため決定できなくなってしまったという経験を持つ人は多いかと 思います。投資の場合、こうした判断の遅れからチャンスを逃したり、損失を 拡大させる結果を生ずることが多々あります。 余談ですが、秘書を雇うために多くの女性を面接した経営者は、女性の資質 や能力といった項目に一通り目を通しながらも、結局は一番スタイルの良い女 性を選んだという話もあります。 情報が多くて決定することが煩わしくなりますと、感覚で物事を決定すると いうのも、人によりましては気を付けなければいけない傾向です。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 昨日の日銀の決定で注目すべきは、物価が1%程度上昇するまで長期的なゼロ 金利政策の継続を約束した(時間軸政策)インフレ目標的な政策の導入と、今 回の長期国債の購入枠を「日銀券ルール(長期国債の保有残高をお札の発行残 高以内に抑えること)」の対象外としたことにあり、今後の状況しだいでは買 い取り資産の対象拡大、直接的なインフレ目標政策といったさらなる緩和策の 導入も考えられます。ちなみに、市場が注目している次回FOMC(米連邦公 開市場委員会)は11月2~3日に開催されます。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ 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