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             ◎ ハロー!株式 ◎      2010/10/09 増刊
 
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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 色づき始めた街路樹に深まりゆく秋を思わせる頃、皆様におかれましては、
いかがお過ごしでしょうか。


 さて、10月5日(火)13時38分。日銀が思い切った金融政策、すなわ
ち実質的なゼロ金利政策導入と資産買入基金の創設を発表し、株式市場は急伸。
同日と翌日の2日間で日経平均株価は300円を超える上げを示現しました。
重要なのは、日銀が物価を1%程度上昇するまで長期的なゼロ金利政策の継続
を約束し、インフレ目標的な政策の導入を決定したことです。分かりやすく申
し上げますと、デフレからの脱却、すなわちデフレが解消するまで金融市場に
大量のお金を供給する約束をした訳であり、これは株式マーケットにとりまし
て相場上昇への大きな好材料となります。


 もう一つ重要なのは、9月15日に政府と日銀が大規模な為替介入を実施し
たことです。間違ってならないのは、円高に歯止めがかかったか否かというこ
とが重要ではなく、為替介入を実施したという事実、これが重要です。今後も
介入が実施されることは察しがつきますが、円高阻止のために円売り・ドル買
い介入が行なわれますと、大量の円がダブつくようになり、その一部が株式マ
ーケットに流れ込んできます。円高が進行して介入が実施されればされるほど
円がダブつき、これは強力な株高要因となります。いわゆる「バブル相場」(
過剰流動性相場)です。

 例えば、03年当時の為替介入の時もそうでした。当時の動きを簡単に申し
上げますと、03年春からの円高局面で政府は1兆円規模の大規模な円売り介
入を継続しました。大量のマネーが株式マーケットに流入することになり、日
経平均株価はその03年4月の安値7607円から07年7月の高値1万82
61円まで値幅にして1万円超の上昇を示現しています。


 また、1985年9月のプラザ合意後の円高局面の際もそうでした。1ドル
=240円だった為替は同年末には200円となり、86年には160円を割
り込むまで円高が進行しました。その過程で大量の円売り・ドル買い介入が行
なわれましたが、円高に歯止めがかからなかったにもかかわらず、株高は継続。
大量のマネーが株式マーケットに流入し、巨大バブルが発生。日経平均株価は
1万1000円台から89年12月の3万8915円まで3倍超に駆け上がっ
たのです。


 もちろん、これまでそうだからこの度もそうなるとは言えません。それでも
そうなる下地が整い、そうなる可能性は高いです。実際に9月中旬から明らか
に相場の基調が変わってきており、9月1日の日経平均株価の安値8796円
から直近(10月7日)の瞬間高値9716円まで値幅にして920円の上昇
となっています。足元一服していますが、それでも為替の円高進行にもかかわ
らず下値はしっかり、一服後は再度上値追いの展開となる可能性が高いです。


 では、どういった銘柄がこの度の量的緩和政策発動後に動き出したか。これ
を確認してみますと、まず三菱地所、三井不動、住友不といった不動産株です。
このセクターはこれまで誰もがノーマークであり、動き出す余地は十分にあり
ました。金利低下により不動産市場にもマネーが流れ込み、またゼロ金利下に
あって住宅ローン金利は1%程度という異例の低水準。これにより不動産市場
は活性化し、不動産株にマネーが流れ込んでいます。加えて、三菱地所の信用
倍率は0.9倍台、三井不は0.6倍台、住友不は0.4倍台といずれも好取
組みであり、需給面も株価押し上げ要因となっています。


 また、金融相場という側面から鹿島、大成建設、大林組、清水建設といった
建設株にもゼロ金利メリットから物色の矛先が向かっています。共通している
のはいずれも株価が一株当たり純資産以下、すなわちPBRが1倍以下の割安
であり、かつ信用倍率が1倍以下という好取組みとなっている点です。もちろ
ん、収益環境が良くないのは明らかですが、長らく低迷していたセクターであ
るだけに枯葉に火が点けば燃え上がるが如く上昇、相当程度の上昇を期待した
先取り買いが入っています。


 さらに、国際商品市況が猛烈な上昇となっています。昨晩のNY市場では金
価格が1345ドルと連日で史上最高値を更新しており、スズも史上最高値を
更新、銀、プラチナ、銅、ニッケル、鉛、亜鉛といった貴金属や非鉄も騰勢が
続いています。住友金属鉱山やDOWA、東邦鉛、日本軽金属、太平洋金属、
日本冶金工、三菱マテリアル、三井金属など関連銘柄の株価も堅調な推移とな
っています。そして、資源エネルギー関連の代表格である三菱商事や、三井物
産、伊藤忠、丸紅、住友商事といった商社株も順調に値を上げてきています。


 こうした観点を押さえておきますと相場の動きが非常に分かりやすくなりま
す。来週以降もこうした流れを押さえ、株式マーケットに臨んでいきたいとこ
ろです。


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 それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


                           aquaより

 Have a nice weekend!

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