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             ◎ ハロー!株式 ◎      2010/10/16 増刊
 
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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 秋色が山野に深く、すすきの穂も白くなりはじめました。皆様におかれまし
ては、いかがお過ごしでしょうか。


 さて、金価格が史上最高値を更新していますが、金価格だけでなく世界的株
高も進行しています。ドイツDAX指数が年初来、いや昨年来高値を更新し、
09年3月の安値3666ポイントから直近の6470ポイントまで75%を
超える上昇。

 NYダウも4月26日に付けた高値1万1205ドル突破まであと100ド
ルあまりと迫り、インドネシア株は連日で史上最高値を更新、タイ株も14年
ぶりとなる高値を記録、香港ハンセン指数も年初来高値はもちろん2年4ヶ月
ぶりの高値を付け、韓国総合指数も年初来高値更新中、インド株も年初来高値
を更新中といった具合です。


 出遅れ感強まる東京市場ですが、それでも徐々に東京市場は動き始めていま
す。世界的株高の流れの中で東京市場にも巨額の投資マネーが既に入ってきて
おり、今後の上昇余力は大。目先の動きに一喜一憂することなく、目線を少し
上に上げて中長期スタンスで臨みたいところです。


 ところで、本誌を読んで頂いている方の中には、非常に多くのビギナーの方
がいらっしゃいます。そこで、本日は投資に関するごく基本的なことについて
触れさせて頂きます。


 多くの方は「ビギナーだから儲からない」、こう捉えがちとなります。しか
し、決してそうではありません。むしろビギナーだからこそ儲かった、こうし
たケースを私は数多く見てきています。


 米国の著名投資家「ピーター・リンチ」著の「株で勝つ」という株式投資の
指南書がありますが、その中に次のような話があります。


『ある男が、上がる可能性の高い銘柄を探すため、投資専門誌やアナリストの
レポートなどを読んでいると、そのどちらにも将来性のありそうなA社が紹介
されていました。ハイテク業界のA社のやっていることは理解できませんでし
たが、男は買い推奨の銘柄として紹介されているそのA社に3千ドル投資しま
す。


 一方、男の妻は買い物帰りに立ち寄ったBという店がすごい人気だったこと
を夫に話します。「お店は大混雑で、販売員は親切でしかも安いんだから。子
供の秋物の洋服をまとめて買っちゃったわ。たった275ドルでね」

 「275ドルだと? お前が浪費している間に、僕は投資をどうするか考え
ていたんだ。答えはA社・・。絶対確実な話だから3千ドル投資したよ」

 「自分が何をしているのか分かっているの!? 以前、あなたが言った“確
実 (な銘柄)”で1500ドルも損したじゃない」

 「たしかにあれは失敗だったな。でも今度のA社は違うよ。投資専門誌にも
成長性が高いって書いてあるし、買わない手はないよ」


・・・その後、A社の株価は半値になってしまいます。男はどうして上手くい
かなかったのか分からないまま、賢明な策は売ってしまうことだと考え、損金
が1500ドル(つまり子供の洋服代の5倍超の金額)で済んでよかったとホ
ッとします。

 一方、妻が感激した小売りのB社の株価は上昇を続け、もし洋服代で株を購
入していたら子供の授業料もまかなえていました。

 男はA社で失敗した後も、B社を購入するチャンスはたくさんありました。
しかし、夫としては経済も運用のことも何も分かっていない(と夫が一方的に
思っている)妻の言ったことなど本気になって考えることはありませんでした。

 それからしばらく経ったある日、男は妻に言います。「お前が好きだったB
社。テレビの特集でもやっていたし、証券会社も推奨してる。退職後のために
準備していたお金で買ってみてもおもしろいかもね。」

 「でも、私はB社での買い物は止めたわ。昔ほどユニークな品物はないし、
最近は他のお店でも同じようなモノを同じような値段で売るようになっている
し」

 「それがどうしたんだ。僕はくだらん買い物のことを言ってるんじゃなくて、
投資の話をしてるんだよ!」
 
 結果は、またしても高値でつかんで、下げてきたので売って・・・。



 以上ですが、これはよくある話であり、株式投資をする上での大切な心得が
凝縮されています。『理論で勝って、相場で負ける』、或いは『賢き人に富め
る者はまれなし』と申しますが、相場の世界では得てして『理路整然と曲がる
』ケースが多く、あまりに評論家的になり
ますと上手く行きません。


 以前、プロと呼ばれる人たちを対象に多数決で相場が上に行くか、或いは下
に行くかを確認したことがありますが、相場は必ず多数派の意見とは逆の方向
に動いたものです。それ以来、何度も相場の方向性を探るために挙手してもら
い、多数派の意見とは逆の相場観で好成績に繋がった経験があります。これが
相場の不思議なところで、三猿金銭秘録の中には「理と非との中にこもれる理
外の理」とあるほどです。


         『人の行く裏に道あり花の山』

          『人々西に走らば我は東』

       『理と非とのなかにこもれる理外の理』


 これが相場の極意です。相場で巨万の富を築き上げ、今でも相場の神様と語
り継がれている本間宗久の教えには「三猿、固くこれを守れ」とあります。三
猿とは、言うまでもなく「見ざる、言わざる、聞かざる」の意ですが、相場の
世界では強弱観の対立は常のこと。相手があるからこそ生きがいなのであって
、それを自分に確信がないからといって、あちらに聞き、こちらに聞いて右往
左往するのはチャブつくもと。上記の極意にもありますが、その万人の説に逆
らっても断固としてゴーイング・マイウェイの気概、これがやはり大事です。


 まして、「他人の説に迷うは不可」なら「株を買って天下を論じあい」と川
柳に笑われるがごとき相場天狗になる必要はさらにありません。もともと、相
場の世界は孤独なものであり、「連れができたら儲からない」とも言います。


 冒頭でも申し上げましたが、本誌を読んで頂いている方の中には、非常に多
くのビギナーの方がいらっしゃいます。間違っても評論家、或いは専門家と称
するあちこちの人に聞いて右往左往することなく、ある意味では万人の説に逆
らっても断固として『人々西に走らば我は東』の気概、これが株式投資には大
切であることを是非とも心得て頂ければと思います。

 ちょっと慣れてきますとベテラン面してくるものですが、そうならずに世阿
弥の「初心忘るべからず」、これで臨みたいところです。


 ところで、私aquaは本誌に加えて『スペシャル版』(有料版)を発行し
ており、長年に渡って多くの方々からご好評を頂いています。『株式投資で上
手く行かない』、或いは『どの銘柄を買ったらいいのか分からない』という方
は是非一度『スペシャル版』(有料版)をご利用下さいませ。必ずや投資成果
向上のお役に立てると確信しています。証券会社などセールスマンという売り
手の論理ではなく、真に皆様方のサイドに立った誠実な情報提供をモットーと
しております。


 そのスペシャル版を読んで頂いている方の中には、外資系・国内系証券会社
の方々、都銀・生保の運用担当者の方々、ベテラン個人投資家の方々、医師・
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広い層の方が数多くいらっしゃいます。


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 それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


                           aquaより

 Have a nice weekend!

        Thank you for reading
   
                  my mail magazine.


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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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