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             ◎ ハロー!株式 ◎      2011/01/08 増刊
 
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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 一陽来復の春、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。


 さて、卯年相場がスタートして立会い日数で4日が経過。「始めよければ終
りよし」と申しますが、大発会は169円の大幅高となり、昨日まで立会い日
数4日の内3日上昇で1日下落。値幅にしてこの間に311円の上昇という好
調なスタートです。大発会(新年初日)に上昇した年は実に70%以上の確率
で年間を通して上昇しています。


 では、「一体誰が買っているのか?」となりますが、買いの本尊は外国人で
す。昨日発表された投資家別売買動向を見ますと、12月第5週(12月27
日~12月30日)はその外国人投資家が518億円の買い越しとなり、これ
で9週連続の買い越し。この間の累計買越額は9520億円と1兆円に迫って
います。一方、個人投資家は9週連続の売り越しです。


 9週前と申しますと、ちょうど米中間選挙(昨年11月2日)直後となり、
日経平均株価が9123円の安値を付けて底打ちしたのがその11月2日。翌
日から本格上昇に転じた訳ですが、「米中間選挙後は高い」というまさしく経
験則通りの展開です。そして、構図的には外国人が個人投資家を含めた国内勢
の売りを吸収する形となっており、そうした構図の中での相場上昇という点は
しっかり押さえておく必要があります。


 何故なら、以前から申し上げています通り、この構図こそ「相場上昇のため
の方程式」だからです。東京マーケットにおける外国人の売買シェアは60%
を超えており、相場の牽引役としてその外国人は大きな影響を及ぼします。「
では、何故外国人が大量に日本株を買い始めたのか?」となりますが、計算高
い外国人のこと。やみくもに買っている訳ではなく、当然のことながら日本株
の先高観、平たく申しますと儲かる可能性が高いからです。


 ご存知の通り、既にNYダウは年初来高値を更新しています。それだけでな
く、あのリーマン・ショック直前の水準である1万1421ドル(08年9月
12日)をも既に上回っています(1月7日終値1万1674ドル)。


 一方、日本株はどうかと申しますと、日経平均株価の年初来高値は4月5日
の1万1408円であり、週末(7日)の終値1万0541円よりも900円
近く上に位置しています。また、リーマン・ショック直前の日経平均株価は1
万2214円でしたが、現在の水準はそれよりも1500円以上下に位置して
います。


 逆に申し上げますと、日本株は超出遅れ、超割安となっている訳であり、こ
れからの上値余地は大です。すなわち投資妙味は大であり、この点を踏まえて
外国人は大量の日本株を仕込んでいる訳です。


 振り返りますと、巷では悲観ムード一色だった昨年秋。スペシャル版にて「
秋の買いに利あり!」として繰り返し「あほうになって買いの種蒔け」と申し
上げてきましたが、ドンピシャリ。既に11月2日の安値9123円から昨日
の終値本日の終値1万0541円まで値幅にして1413円、率にして15%
の上昇です。


 個別銘柄ではもっと上がっています。例えば、ご紹介銘柄からはニチコンが
32%、東芝機械が23%、ウェザーニューズが45%、三愛石油が25%、
ダイハツ工業が30%・・・等々といった具合です。既に当時(と申しまして
も2~3ヶ月前ですが)、あほうになって買いの種蒔かれた方は大幅利喰いの
状況です。


 それでも心配はありません。相場は始まったばかりであり、ここからが本番
です。ただし、種を蒔かなければ実が成らないのは事実です。下押しする局面
は絶好の押し目買い好機と捉え、「買いに利あり!」のスタンスで臨みたいと
ころです。特に、1月相場は中旬にかけて一度下押しする傾向がありますので、
そこは逃すことが出来ません。


 気学では今年は『七赤金星』(しちせききんせい)であり、その名の通りお
金(カネ)の星となります。株式投資という観点からは、このチャンスは逃す
ことは出来ません。


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 それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


                           aquaより

 Have a nice weekend!

        Thank you for reading
   
                  my mail magazine.


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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞=

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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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