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おはようございます。aquaです。

  = NYダウ、一時年初来高値更新! =

 さっそくですが、昨晩のNYダウは連日で上昇。一時、4月26日に付けた
終値ベースでの高値1万1205ドルを上回っています。キャタピラーをはじ
め米主要企業の四半期決算がおおむね好調で、企業業績改善への期待が高まっ
ていること。また中国の7~9月期GDPが9.6%増と高水準が継続してい
ることが相場を押し上げています。詳細は下記のNY市況欄をご覧下さいませ。


 ところで、山口素堂の俳句「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」は有名です
が、初夏の訪れを告げるのが「初ガツオ」なら、秋を堪能させてくれるのが『
戻りガツオ』です。

 春以降、黒潮にのって太平洋岸を北上する「初ガツオ」に対して、夏から秋
にかけてUターンして南へ産卵のために下ってくるのが『戻りガツオ』で、餌
を追いながらの長い航海によって体も春先に比べて一段と大きくなっているた
め、脂肪の乗りが倍加し、時にはマグロのトロより美味しいとまで言われてい
ます。

 室町時代からカツオは非常に珍重され、織田信長などは産地から遠く離れた
岐阜城や清洲城に生の鰹(カツオ)を取り寄せて家臣に振る舞ったとされてい
ます。また、信長は「鰹節」を『勝男武士』と表して、勝ち戦の祈願にも使っ
たそうです。

 春の「初ガツオ」に比べて価格が半額程度ということもあり、秋の魚として
秋刀魚(サンマ)と人気を二分している『戻りガツオ』。たたきにしてショウ
ガ、ワケギ、ニンニクをかけてしょうゆかポン酢で食べるのが一般的ですが、
脂肪の乗った新鮮な刺し身も格別です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      11146.57(+ 38.60)△0.35%
□ナスダック       2459.67(+  2.28)△0.09%
□S&P500      1180.26(+  2.09)△0.18%
□CME日経225先物  9410   (+ 40)大証比
□為替     (対ドル) 81.32  (対ユーロ)113.20

□半導体株指数        349.86(- 1.92)
□NY原油先物(11月限)  80.56(- 2.40)
□NY金 先物(12月限)1325.60(-18.60)
□バルチック海運指数   2720   (- 9)


 21日のNY株式市場は値動きの荒い展開でしたが、企業の好決算や金融緩
和期待が支援材料となり小幅続伸で取引を終了しました。

 景気動向に敏感な貨物大手のUPSが市場予想を上回る好決算を発表したこ
とに加え、キャタピラーやトラベラーズ、マクドナルドなどダウ銘柄の好決算
を好感して買いが先行。中国の経済指標がおおむね良好だったことや、先週の
新規失業保険申請件数が予想以上の減少となったことも支援材料となりました。

 ダウは一時105ドル高の1万1213ドルまで上昇し、4月26日に付け
た終値ベースの年初来高値(1万1205ドル)を上回りましたが、為替市場
でドルが上昇するにつれエネルギーや素材株が売り優勢となり指数は上げ幅を
縮小し、一時マイナス圏に沈みました。ただ、セントルイス連銀総裁が会見で
発言した内容が金融緩和に前向きと捉えられたことから指数は急速に値を戻し、
引けにかけて再びプラス圏に浮上しました。

 業種別では、資本財、小売り、日用品などが堅調、公益、通信、金融、エネ
ルギーが軟調でした。

 個別では、7―9月期業績が予想以上の増収増益となったインターネット競
売大手のイーベイが6%高。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げたネ
ット小売り大手のアマゾンも4%の上昇となっています。

 好決算を発表したマクドナルドや保険大手のトラベラーズが上昇。7―9月
期業績が市場予想を上回り、通期の見通しを上方修正した建機最大手のキャタ
ピラーも買い先行で始まりましたが、材料出尽くしによる利益確定の売りで上
値は重く、為替市場でドルの買い戻しが進むと海外売上高比率の高いキャタピ
ラーは売り優勢となりました。上昇して始まったアルコアが下落に転じ、好決
算を発表したUPSも買いが続かず小幅安で取引を終了。

 先行きの見通しが市場予想を下回った半導体大手のザイリンクスが下落。イ
ンテルやマクロソフトは底堅かったものの、新しいマックOSの市場投入を発
表したアップルが小幅反落となりました。

 第3四半期が大幅減益となったスイスの金融大手クレディ・スイスが大幅安。
差し押さえ住宅の不当売却問題が引き続き金融株の重しとなっており、バンカ
メやJPモルガン、シティーグループも下落しています。

 ダウ構成銘柄では、中古住宅市場に対する楽観的な見方を背景にホームデポ
が3%超の上昇。次いでユナイテッド・テクノロジーズやアメックス、マクド
ナルドなどが上昇率上位となっています。一方、バンカメ、アルコア、キャタ
ピラーなどが下げました。

 商品相場は、ドルが対ユーロで上昇したことでドル建てで取引される原油と
金がともに急反落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も反落。バルチ
ック海運指数(BDI)は5日続落です。

 CME日経225先物はドル建てが9410(大証比40円高)、円建ては
9395(大証比25円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは2日連続高。前日比38ドル高の1万1146ドルとなっ
ています。一時、4月26日に付けた年初来高値(終値1万1205ドル)を
上回っています。シカゴ日経平均先物は9410円と21日(木)の東京市場
の日経平均株価9376円と比べて30円ほど高い水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=81円30銭前後と81円
台前半で推移しています。NY市場で一時、80円91銭まで上昇し、前日の
高値80円84銭に接近する場面がありました。一方、対ユーロは1ユーロ=
113円20銭前後と113円台前半で推移しています。


 本日から2日間の日程で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会
議(韓国・慶州)が開催されます。参加各国は、自国通貨を安値に誘導する通
貨安競争の回避策を協議する予定です。米財務省高官は昨日、為替問題などで
の「秩序だった調整」が主要議題になるとの見通しを示し、通貨調整を多国間
で推進する構えを見せています。通貨政策を巡っては各国の利害が真っ向から
対立しており、協調できるかどうか市場の注目が集まります。

 昨日発表された10月第2週(10月12日~10月15日)の投資部門別
売買動向を見ますと、外国人投資家は買越額が875億円と3週連続の買い越
しとなっています。年金基金の動向を反映する信託銀行は買越額が392億円
と5週ぶりの買い越しに転じています。

 一方、個人投資家は売越額が103億円と3週連続の売り越しとなっていま
す。前週(10月第1週)の売越額2120億円から大幅に減少しています。

 今晩、決算発表を予定している主な海外企業は、ハネウェル、ベライゾン・
・・等々となります。

 米建設機械大手のキャタピラーが昨日発表した7~9月期決算は、純利益が
前年同期比で約2倍(96%増)の7億9200万ドルとなっています。1株
利益は1.22ドルと事前予想の1.09ドルを大きく上回っています。尚、
通年の業績見通しについて、1株利益を前回予想の3.15~3.85ドルか
ら3.80~4.00ドルに引き上げています。


 本日、9月中間決算の発表を予定している主な企業は以下の通りです。

 【13:00台】

   JFE(5411)


 【15:00台】

   ヤフー(4689)、JAFCO(8595)、KDDI(9433)
      ・・・等々。


◆経済指標等

・全国スーパー売上高(9月)

・独IFO企業景況感指数(10月)

◆企業動向

・主な決算 中外製薬(4519:タミフルの販売元)
      ヤフー(4689:ネットサービス最大手)
      JFE(5411:傘下に鉄鋼、造船、エンジニアリング等)
      コクヨ(7984:事務用品最大手)
      KDDI(9433:携帯電話が主力)

・海外決算 ベライゾン(通信)

◆その他

・G20財務相・中央銀行総裁会議(23日まで)
・EU加盟国の財政赤字および政府債務残高発表



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【3】心に残る名言                        **
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      夢は逃げない。逃げてしまうのは自分なんです。


         田中 トシオ(世界理美容選手権チャンピオン)






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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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