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◎ ハロー！株式 ◎ 2010/11/01 朝刊
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おはようございます。ａｑｕａです。
本日から名実ともに霜月（１１月）相場入りとなります。戦後、東証再開以
来の１１月相場は日経平均株価で３２勝２９敗（月初よりも月末が高い場合は
１勝）、直近１０年間については４勝６敗です。花暦(はなごよみ)では、１１
月の代表的な花は「山梔子(くちなし)」、「山茶花(さざんか)」、「柳」、「
菊」です。
そして、明日は注目の米中間選挙であり、前向きな意味で相場の大きな節目
となり得ます。事実、１９５０年（大戦）以降１６回の中間選挙がありました
が、その翌年のＮＹ株は例外なく上昇しています。つまり、１６勝０敗、勝率
１００％です。これを「アノマリー」、「理外の理」とも申しますが、この点
はしっかりと押さえておきたいところです。
ところで、秋も深まり、山も空も川もきれいで、この時季はおいしい食べ物
がたくさんあります。それを象徴するかのような『秋味』（あきあじ）という
言葉があります。
秋、サケは産卵のために海から生まれた川に戻ってきますが、その川に入る
直前にとれたサケがいちばん美味といわれ、人々は心待ちにしていたサケの回
帰を祝い、秋に戻ってくるこの美味しい味覚に感謝してサケのことを『秋味』
（あきあじ）と呼んでいるそうです。方言や俗語を集めた江戸期の辞書「俚言
集覧（りげんしゅうらん）」には、すでに「秋味、鮭（サケ）を云（い）う」
とあります。
ちなみに、サケの卵で卵巣に入った常態のものが「筋子」（すじこ）。これ
を一粒づつばらしたものがイクラですが、温かいご飯にのせるその真っ赤なイ
クラもまた秋ならではの味です。四季それぞれの食材の味を楽しむことが出来
る喜び、これは日本人ならではかもしれません。
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～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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１．ＮＹ市況
２．主な注目材料とニュース
３．心に残る名言
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【１】ＮＹ市況 ＊＊
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□ダウ工業株 １１１１８.４９（＋ ４.５４）△０.０４％
□ナスダック ２５０７.４１（＋ ０.０４）△０.００％
□Ｓ＆Ｐ５００ １１８３.２６（－ ０.５２）▼０.０４％
□ＣＭＥ日経２２５先物 ９１８５ （－ ５）
□為替 （対ドル） ８０.４４ （対ユーロ）１１２.１２
□半導体株指数 ３７２.６４（＋ ２.３０）
□ＮＹ原油先物（１２月限） ８１.４３（－ ０.７５）
□ＮＹ金 先物（１２月限）１３５７.６０（＋１５.１０）
□バルチック海運指数 ２６７８ （－２９）
先週末のＮＹ株式市場は、手控えムードが強く前日比ほぼ横ばいで取引を終
了しました。
１１月２日に中間選挙、３日にＦＯＭＣ（米連邦公開市場委員会）の結果発
表、５日に１０月の雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強く、決算を発表
した銘柄への個別物色にとどまり、指数は前日終値を挟み方向感のない展開。
朝方発表の一連の経済指標に対する反応も限定的でした。
ダウは小幅に反発。ビッグイベントをい控えていることや月末・週末が重な
り商いは低調、指数は狭いレンジでの値動きとなりました。ナスダックは前日
比横ばいでしたが、８日続伸で半年ぶりの高値で取引を終了しました。
尚、朝方発表の７―９月期の米実質国内総生産（ＧＤＰ）速報値は前期比で
２．０％（年率換算）となり市場の予想と一致。シカゴ購買部協会が発表した
１０月の製造業景気指数は市場予想を上回った一方で、米ミシガン大学調査の
１０月の消費者信頼感指数は市場予想に反して小幅に下方修正されています。
業種別では、素材が上昇し日用品や資本財などがしっかり。一方、ヘルスケ
ア、金融、小売りなどが軟調でした。
個別では、市場予想を上回る増収増益決算を発表したマイクロソフトが上昇。
同様に好決算を発表した半導体製造装置大手のＫＬＡテンコールもしっかりで、
最大手のインテルを除き半導体関連銘柄は全般に堅調でした。
キャタピラーやＩＢＭなどにも買いが入り上昇。一方、７―９月期決算が予
想外の減益となった石油大手のシュブロンや営業利益が市場予想に届かなかっ
た医薬品大手のメルクが売られダウを圧迫。
薄膜太陽電池モジュールで世界最大のメーカー、ファーストソーラーは粗利
益率の低下が嫌気され急落。ＬＤＫソーラーやサンテックパワーなど関連銘柄
に売りが広がりました。
アナリストが投資判断を引き下げた化粧品大手のエイボンが下落。利益見通
しを上方修正した同業のエスティローダーが急伸。市場予想を上回る好決算を
発表したオンライン求人・求職サービスのモンスター・ワールドワイドが急騰
しました。
ダウ構成銘柄では、１８銘柄が上昇し、１２銘柄が下落。上昇率上位はアル
コア、ＩＢＭ、マイクロソフト、下落率上位はシュブロン、インテル、メルク
の順となっています。
商品相場は、原油が反落。金は続伸し、終値ベースで約２週間ぶりの高値。
フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ）は反発。バルチック海運指数（ＢＤ
Ｉ）は続落です。
ＣＭＥ日経２２５先物は、ドル建てが９１８５（大証比５円安）、円建ては
９１７０（大証比２０円安）で取引を終了しました。
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ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。
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【２】主な注目材料とニュース ＊＊
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☆注目材料
先週末（２９日）のＮＹダウは小幅高。前日比４ドル高の１万１１１８ドル
と３日ぶりに上昇しています。
先週末のＮＹ市場で、円相場は対ドルで３日連続高。前日比１ドル＝８０円
３５～４５銭で取引を終えています。一時、８０円３７銭まで上昇し、１９９
５年４月１９日（過去最高値７９円９５銭）以来、約１５年半ぶりの高値を付
けています。一方、円は対ユーロで前日比１ユーロ＝１１２円０５～１５銭で
取引を終えています。
ＮＹ金価格は２日連続高。前日比１５．１ドル高の１トロイオンス＝１３５
７．６ドルと１０月１８日（月）以来、９日ぶりの高値水準となっています。
今週も決算発表が相次ぎます。本日は、王子製紙、アステラス、ＩＨＩ、伊
藤忠・・・等々の主力企業が決算発表を予定しています（詳細は下記参照）。
１４：００に１０月の自動車販売台数の発表が予定されています。９月（軽
乗用車を除く）は前年同月比４．１％減の３０万８６６３台と１４年ぶりに前
年実績を下回っています。国のエコカー補助金が９月７日申請分で打ち切られ
たため、需要の反動減が顕著となっています。
その他、今週の主な国内経済指標・行事は、２日（火）は日銀金融政策決定
会合議事要旨（１０月４、５日開催分）。４日（木）は日銀金融政策決定会
合（～５日、１５、１６日開催の前倒し）。５日（金）は日銀金融政策決定会
合（最終日）、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）財務相会合（～６日、
京都）などが予定されています。
海外では、本日は１０月の中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）、今晩
は９月の米個人所得、９月の米個人支出、１０月の米ＩＳＭ製造業景気指数の
発表などが予定されています。
２日（火）は焦点の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が２日間の日程で開
催されます。市場では、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が追加金融緩和に動くと
の見方が大勢を占めており、量的緩和の規模や期間などに注目が移っています。
その他、当日は米中間選挙（上院の３分の１と下院の全議席を改選）、豪準備
銀行理事会が予定されています。３日（水）は米連邦公開市場委員会（声明発
表・最終日）、１０月の米ＡＤＰ雇用統計、１０月の米ＩＳＭ非製造業景気指
数、１０月の米自動車販売件数、英中銀金融政策委員会（～４日）などが予定
されています。
４日（木）は欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会、英中銀金融政策委員会（最終
日）、５日（金）は１０月の米雇用統計、９月の米中古住宅販売成約指数、バ
ーナンキ米ＦＲＢ議長の講演（フロリダ）などが予定されています。
今週、中間決算の発表を予定している主な企業は以下の通りです。
【１日】（月）
マルハニチロ（１３３４）、ディーエヌエ（２４３２）、
王子紙（３８６１）、アステラス（４５０３）、塩野義（４５０７）、
浜ゴム（５１０１）、フジクラ（５８０３）、住生活Ｇ（５９３８）、
ブラザー（６４４８）、ＩＨＩ（７０１３）、伊藤忠（８００１）
【２日】（火）
大東建（１８７８）、旭化成（３４０７）、日本紙（３８９３）、
住友化（４００５）、イビデン（４０６２）、三井化（４１８３）、
三菱ケミＨＤ（４１８８）、参天薬（４５３６）、
フジＨＤ（４６７６）、出光興産（５０１９）、クボタ（６３２６）、
日立（６５０１）、カシオ（６９５２）、川重（７０１２）、
スズキ（７２６９）、三井物（８０３１）、東エレク（８０３５）、
オリックス（８５９１）、ＮＴＴデータ（９６１３）
【４日】（木）
国際石開帝石（１６０５）、カカクコム（２３７１）、
味の素（２８０２）、東レ（３４０２）、宇部興産（４２０８）、
ＯＬＣ（４６６１）、ＣＣＣ（４７５６）、コスモ石（５００７）、
板硝子（５２０２）、住友重（６３０２）、エルピーダ（６６６５）、
シスメックス（６８６９）、日産自（７２０１）、ニコン（７７３１）、
プロミス（８５７４）、ヤマダ電（９８３１）
【５日】（金）
日水（１３３２）、石油資源（１６６２）、日本粉（２００１）、
森永乳業（２２６４）、日ハム（２２８２）、ＪＸ（５０２０）、
住友大阪（５２３２）、リンナイ（５９４７）、荏原（６３６１）、
トヨタ（７２０３）、オリンパス（７７３３）、ＨＯＹＡ（７７４１）、
バンナムＨＤ（７８３２）、住友不（８８３０）、山九（９０６５）
・・・等々。
◆主なニュース
・上場企業、７～９月経常益８割増 先行きは慎重、日経集計
・主要企業、下期の想定為替レート１ドル＝８０円に変更増加
・政府税調、証券優遇税制の廃止検討 １２年から税率２０％
・ベトナムの原発建設、日本の企業受注で合意 日越首脳会談
・日中首脳、１０分間非公式会談 「ゆっくり話す機会作る」
・生物資源の利用、初の国際ルール 「名古屋議定書」を採択
・米ＭＧＭ、破産法申請へ 出資のソニー、収益への影響なし
・国内新車販売が急減 １０月は前年の８割程度 ２８日時点
・製紙大手、設備投資を再開 大王紙、板紙の生産能力４割増
・世界の携帯主要５社、７～９月はスマートフォンで業績明暗
・米ＧＤＰ、７～９月年率２．０％成長 ＦＲＢ、金融緩和へ
◆経済指標等
・毎月勤労統計（９月速報値）
・新車販売台数（１０月）
・中国製造業購買担当者景気指数（１０月ＰＭＩ）
・米個人所得（９月）
・米個人消費支出（９月）
・米ＩＳＭ製造業景況感指数（１０月
・米建設支出（９月）
◆企業動向
・主な決算 ※上記参照
・海外決算 コーニング(液晶ガラス基盤、光ファイザー大手)
◆その他
・三井住友ＦＧの米国預託証券（ＡＤＲ）がＮＹ証券取引所に上場
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【３】心に残る名言 ＊＊
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我々がある人間を憎む場合、
我々は彼の姿を借りて
我々の内部にある何者かを憎んでいるのである。
ヘルマン・ヘッセ
THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! ｂｙ ａｑｕａ
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◆１１月１日 今日は何の日？ 六輝：先負
いい姿勢の日、犬の日、野沢菜の日、川の恵みの日、資格チャレンジの日、
釜飯の日、あずきの日、紅茶の日、すしの日、玄米茶の日、本格焼酎の日、
泡盛の日、点字記念日、家具の日、古典の日、教育の日、生命保険の日、
計量記念日、灯台記念日、新米穀年度
～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝４年連続受賞＝
◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２００９ http://melma.com/contents/moy2009/
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「ハロー！株式」 ２年連続での『総合大賞』
（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）
◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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「ハロー！株式」 マネー部門 第１位
（０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず）
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ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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