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こんばんは、aquaです。

 暑さ寒さも彼岸までとは申しますが、彼岸の中日(昨日)から一気に気温が
下がり、北海道では最低気温が0.5度まで冷え込んだところもあったとのこ
と。夏を司る炎帝の勢力後退で、ようやく竜田姫の出番がまわってきましたが、
そのすぐ後ろには冬将軍が迫っているようです。

 ところで、まだ暑気が残っていた先日の連休中、郊外では赤トンボの大群が
秋の深まりを告げていました。

 トンボの名前の由来は「飛ぶ穂」あるいは「飛ぶ棒」とも言われますが、秋
茜や深山茜に代表される赤トンボの古名は「秋津」と言い、実りの秋を象徴す
る虫として昔から愛されてきました。古くは日本(本州)を秋津州(あきつし
ま)と呼んだのも、その形がトンボに似ているからだそうです。

 また、雄略天皇が、害虫を素早く捕らえるトンボの姿を歌に詠み、前進する
のみで後退しない攻撃的な習性と相まって、トンボは昔から勝ち虫と呼ばれる
縁起物として、戦国の世では兜や鎧などの装飾に好んでよく用いられました。

 「不転退(退くに転ぜず・決して退却をしない)」の精神を体現するトンボ
は武者好みの虫でしたが、童謡「赤とんぼ」のイメージが残る現代の私たちに
とりましては、どこか郷愁を誘う秋の虫です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.投資の肴

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均    9471.67(- 94.65)▼0.99%
◎TOPIX    838.41(-  8.11)▼0.96%

◎売買高概算  19億1247万株
◎売買代金概算  1兆4340億円
◎時価総額  284兆7989億円

◎値上り銘柄数  302  ◎(年初来)新高値  8
◎値下り銘柄数 1216  ◎(年初来)新安値 37
◎変わらず    146

◎騰落レシオ(25日)104.38%

◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●●○○○●○●○●●● 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.83% 75日線比+0.26%
 
◎為替  (対ドル) 84.70  (対ユーロ)112.81

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  126円(-  4円)193,361千株
 2.日立   <6501>  366円(-  8円) 50,549千株
 3.野村   <8604>  427円(-  2円) 44,437千株
 4.三菱UFJ<8306>  402円(-  3円) 40,055千株
 5.新日鉄  <5401>  284円(-  7円) 35,738千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ  <7203> 3060円(+ 20円) 48,071百万
 2.キヤノン <7751> 3795円(- 65円) 30,923百万
 3.ソフトBK<9984> 2702円(+ 52円) 30,688百万
 4.ホンダ  <7267> 2931円(- 22円) 30,072百万
 5.ソニー  <6758> 2585円(-  3円) 25,076百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1390万株 買い1310万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、前日比94円(0.9
9%)安の9471円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが76ドル安、為替が1ドル=84円台前半の円高に振れた
ことを嫌気して輸出関連中心に朝方から売りが先行。飛び石連休で買い手控え
気分が強まっていることや尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突
した事件で中国が反発姿勢を強めていることも相場の重石となっています。昼
から為替が一気に95円台前半の円安に振れると政府・日銀が再度の円売り介
入を実施したとの観測が広がり、13:23には好感した買いからプラスに浮
上、9601円と9600円台まで上昇する場面がありました。ただ、長続き
せず、引けにかけて再びマイナスに転じています。売買代金は概算1兆434
0億円、上海市場は中秋節で休場です。

 尚、週明け月曜日は多くの銘柄で配当など権利付き最終日となります。

 業種別では、空運、食品が高く、保険、海運、鉄鋼、非鉄、電機などの下げ
が目立ちます。

 個別銘柄では、田辺三菱製薬が36円高の1368円と上昇、約3ヶ月ぶり
の高値水準となっています。スイス製薬大手ノバルティスと共同開発した多発
性硬化症の治療薬「ジレニア」に対して、米食品医薬品局(FDA)から21
日までに正式承認が下りたことが好感され、ロイヤルティー収入による中長期
の利益貢献を期待した買いが膨らんでいます。ジレニアは使い勝手のいい経口
治療薬で、承認されれば注射剤しかなかった多発性硬化症向けで需要を取り込
めると期待が高まっています。

 三井製糖が16円高の335円と約7ヶ月ぶりに年初来高値更新。米食品医
薬品局(FDA)が田辺三菱薬などの開発した多発性硬化症の治療薬「ジレニ
ア」を承認したことが材料視されています。三井製糖は開発の初期段階で関わ
っており、一部の特許に対して収入が発生する見通しです。また、粗糖の国際
価格がこのところ上昇基調にあることも買い材料となっています。ロシアの干
ばつ、パキスタンの洪水、欧州での降雨量減少による各地の不作が需給を逼迫
させており、製糖各社は10月以降に卸値を引き上げる可能性があります。

 三菱総研が204円高の1740円と大幅高。22日の引け後、同社株の上
場市場が9月29日付で東証1部に指定替えになると発表。同株は10月29
日から東証株価指数(TOPIX)算出の採用銘柄となり、株価指数に連動し
たインデックス型ファンドの運用組み入れを先取りする形で買いが入っていま
す。

 その他、中国がレアアースの対日輸出禁止措置を採ったとの報道を受け、貴
金属リサイクルを手掛ける松田産業が48円高の1398円、同じくアサヒH
Dが22円高の1795円と値を上げています。東芝プラントが38円高の1
079円、キョーリン製薬が37円高の1366円、カカクコムが1万円高の
46万1000円、ソフトバンクが52円高の2702円、全日空も3円高の
311円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、巴コーポ、三井製糖、ミルボン、トップカルチャー、
帝国ホテル・・・等々です。





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【2】主な材料                          **
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・日米首脳会談、尖閣めぐる問題で協議 緊密な連携で一致

・尖閣沖衝突事件、中国人船長を処分保留で釈放 那覇地検

・為替市場、円が一時85円台前半に急落 円売り介入観測

・8月のPC国内出荷、前年比27%増 12カ月連続増加

・中国のレアアース禁輸報道、市場でリサイクル事業が脚光

・アイルランド国債、保証料率急上昇 同国債に大量の売り

・新生GM、IPO調達額が当初予想を大幅に下回る見込み

・米大統領、人民元相場上昇求める 温家宝首相との会談で



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引下げ A→B (4902) コニカミノルタ    990→   850円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (2432) DeNA          4,700円
 据置き   A (3382) セブン&アイ    3,000→ 2,700円
 据置き   A (8267) イオン       1,350→ 1,100円
 据置き   B (3086) Jフロント      550→   480円

[クレディS証券]
 据置き   A (6473) ジェイテクト        1,100円
 据置き   A (8697) 大阪証券取引所       59万円
 据置き   A (8801) 三井不動産         2,000円
 据置き   A (8802) 三菱地所          1,700円
 据置き   A (8830) 住友不動産         2,200円
 据置き   B (4217) 日立化成      2,090→ 1,720円

[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A (4661) オリエンタルランド 8,400→10,000円
 引上げ B→A (7272) ヤマハ発動機    1,380→ 1,600円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (7251) ケーヒン      2,350→ 2,200円
 据置き   C (6923) スタンレー電気   1,550→ 1,500円
 新 規   C (7248) カルソニック         260円

[シティG証券]
 据置き   A (4508) 田辺三菱製薬        2,000円
 据置き   A (8227) しまむら         10,000円
 据置き   B (5214) 日本電気硝子        1,050円
(2811) カゴメ 3L 1,300円

[野村証券]
 新 規   A (6140) 旭ダイヤモンド工業     2,300円
 据置き   A (4508) 田辺三菱製薬        1,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】投資の肴                          **
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 個別銘柄の識別コードは、アメリカやカナダ、欧州、シンガポール、インド
ネシアなど多くの証券取引所で使われている「ティッカー・シンボル」(マイ
クロソフトはMSFTのように、その多くは会社名を短縮した符丁)の他、中
国や香港、韓国、台湾、日本の株式市場ではアラビア数字で構成される「証券
コード」が使われています。

 日本では個別銘柄を4ケタの数字で表わした証券コードの他、5ケタの新証
券コード、統一された規格で国際的に通用する12ケタのISINコード(ア
イシンコード)などがあります。
 
 日本において一般的に使われている4ケタの証券コードは、以前においては
下記のように所属業種によって番号帯が割り振りがされていました。

 1300番台 水産・農業 
 1500番台 鉱業 
 1600番台 鉱業(石油/ガス開発)
 1700番台~1900番台 建設 
 2000番台 食品 
 3000番台 繊維・紙 
 4000番台 化学・薬品 
 5000番台 資源・素材 
 6000番台 機械・電機 
 7000番台 自動車・輸送機 
 8000番台 金融・商業 
 9000番台 運輸・通信・放送・ソフトウェア・サービスなど


 また、東京電力の9501など、業種を代表する銘柄は番号帯の1番を付与
されていたため非常に分かりやすくなっていました。もちろん今でも、昔から
変わらない企業においては上記のようなコード分類となっています。

 しかしながらコード番号が不足してきた現在は、新規上場する株(経営統合
による再上場等含む)は業種に関係なく2000番台から4000番台に割り
振られることが多く、時代の変化に伴う事業内容の変化で所属業種が変更にな
っても証券コードは変更されないなど、証券コードと業種の関連性がなくなる
ケースが相次いでいることもあって、証券コードの体系そのものが分かりにく
くなってきています。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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巨大な消費市場と労働市場、豊富な資源等、経済的に圧倒的に有利なカードを
持って中国は外交を展開しています。最近の日本と中国のやりとり、および日
米・米中のやりとりを見るにつけ、これまでの日本とこれからの日本について
改めて考えさせられます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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