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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資力をアップさせたい方は必読です。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2010/11/04 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ おはようございます。aquaです。 注目の米中間選挙、そしてFOMC明けのNY市場は、NYダウで1万12 15ドルと4月26日に付けた終値ベースでの年初来高値1万1205ドルを 突破(ザラ場ベースの高値は同日1万1258ドル)。シカゴ日経先物は93 00円と祝日前の日経平均株価の終値9159円よりも140円ほど高い水準 となっています。また、為替は1ドル=81.10円前後、1ユーロ=114 円後半の円安に振れています。詳細は下記のNY市況欄、及び注目材料欄をご 参照下さいませ。 ところで、英語で「oyster」(オイスター)と書いて「牡蠣」(かき )。西洋では、スペルの中に「Rのつかない5~8月は牡蠣(かき)を食べる な」と言われているそうですが、そうしますと、「September」(9 月)、「October」(10月)、「November」(11月)、「 December」(12月)、「January」(1月)、「Febru ary」(2月)、「March」(3月)といった「R」の付く月は食べて も良い月と言えそうです。 日本では「花見過ぎたら牡蠣食うな」と言います。産卵期の夏場は身がやせ るうえ、海の細菌汚染で食中毒を起こしかねないからです。 その牡蠣(かき)が、これから寒さが増すにつれて美味しくなってきます。 西洋や中国では紀元前から食卓に上り、シーザーやナポレオン、ビスマルクな ど英雄たちの好物だったそうです。 主産地は三陸沖や三重、広島などですが、別名「海のミルク」とも呼ばれ、 旬の牡蠣はうまみ成分のアミノ酸や亜鉛、ミネラル、ビタミンなどが豊富に含 まれ、牛乳並みの栄養価があります。熱い牡蠣フライにレモン汁とウスターソ ース、場合によってはカラシという取り合わせは最高ですが、鍋、また酢やレ モン汁をかけて生で食べる・・・等々、いずれの食べ方でもこれからの牡蠣は 格別です。 ちなみに、スーパー等で選ぶ際は、袋の水が澄み、身が盛り上がって半透明 なものを選ぶのがコツです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.NY市況 2.主な注目材料とニュース 3.心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】NY市況 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 11215.13(+ 26.41)△0.24% □ナスダック 2540.27(+ 6.75)△0.27% □S&P500 1197.96(+ 4.39)△0.37% □CME日経225先物 9300 (+130) □為替 (対ドル) 81.03 (対ユーロ)114.61 □半導体株指数 377.81(+ 3.62) □NY原油先物(12月限) 84.69(+ 0.79) □NY金 先物(12月限)1337.60(-19.30) □バルチック海運指数 2542 (-58) 3日のNY株式市場は、良好な経済指標やFOMCの結果を受けて続伸しま した。 東京市場が休場だった前日のNY株は、中間選挙の結果、野党・共和党が下 院で4年ぶりに過半数を奪回したことで経済政策が現実路線に回帰し企業運営 に好ましい結果をもたらすとの期待からダウは64ドル高となり約半年ぶりの 高値、ナスダックは26ポイント高で年初来高値を突破し2年5カ月ぶりの高 値で取引を終了しましたが、翌3日のこの日は中間選挙の結果は予想どおりだ として相場の反応は限定的でした。 民間雇用サービス会社のADPが朝方発表した10月の全米雇用報告は、非 農業部門の雇用者数が予想以上の大幅増加となり、9月の数値も上方修正。米 供給管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業総合指数や米商務省発表 の9月の製造業新規受注も市場予想を上回るなど、この日発表の経済指標が概 ね良好な内容だったことが相場を支援しましたが、午後発表のFOMC(米連 邦公開市場委員会)の結果に市場の注目が集まり、しばらくは前日終値を挟み 狭い範囲内で推移しました。 注目のFOMCでFRB(米連邦準備理事会)は、政策金利を据え置くとと もに、「長期間、異例の低水準とすることが正当化される可能性が高い」との 表現を維持。追加金融緩和策としては、月間750億ドルのペースで来年の6 月までに6000億ドルの米長期国を購入する方針を打ち出し、さらなる追加 緩和措置も辞さない姿勢を示しました。 追加緩和の規模がほぼ予想の範囲内で、FOMC声明文発表直後に長期金利 が急上昇したことが嫌気され下げ幅を拡大させる場面もありましたが、経済指 標が良好だったこともあり主要指数は小幅上昇で取引を終了しました。ダウは 4営業日続伸で年初来高値を更新(過去2日間では90ドル高)し、リーマン ショックで急落した2008年9月以来2年2カ月ぶりの高値。ナスダックは 2日続伸で2008年6月以来2年5カ月ぶりの高値で取引を終了しました。 業種別では、自動車や金融が上昇し、公益、素材が軟調でした。 個別では、利益見通しを上方修正した保険大手ハートフォード・ファイナン シャル・サービシズが9%超の急伸。JPモルガン・チェースは声明文発表後 に上げ幅を拡大し、バンク・オブ・アメリカやウェルズファーゴなど金融株は 総じて堅調でした。 10月の新車販売台数が予想以上に伸び、年初来で最高の数値を記録したフ ォードが5%高の大幅上昇となっています。好決算を発表した通信大手のクウ ェスト・コミュニケーションズなどもしっかりでした。 一方、利益見通しが市場予想を下回ったゲームソフト大手のエレクトロニッ ク・アーツが下落し、マイクロソフトやオラクルなどソフトウェア大手が軟調 な展開。赤字幅が拡大した住宅建設のパルトグループが大幅安。アナリストが 投資判断を引き下げた産金大手のニューモント・マイニングなども下落してい ます。 ダウ構成銘柄ではシスコシステムズ、ヒューレット・パッカード、インテル など21銘柄が上昇し、マイクロソフトやクラフトフーズ、デュポンなど9銘 柄が下落しました。 商品相場は、原油が3日続伸で約半年ぶりの高値。金は反落しました。フィ ラデルフィア半導体株指数(SOX)は続伸。バルチック海運指数(BDI) は5営業日続落です。 CME日経225先物はドル建てが9300(大証比130円高)、円建て は9280(大証比110円高)で取引を終了しました。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な注目材料とニュース ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 = NYダウが年初来高値更新! = 昨晩のNYダウは4日連続高。前日比26ドル高の1万1215ドルと4月 26日に付けた1万1205ドルを抜き、約半年ぶりに年初来高値を更新して います。3日(文化の日)との2日間で、NYダウは90ドル値上がりしてい ます。シカゴ日経平均先物は9300円と2日(火)の東京市場の日経平均株 価9159円と比べて140円ほど高い水準となっています。 米連邦準備理事会(FRB)は、3日(水)開いた米連邦公開市場委員会( FOMC)で2011年6月末までに6000億ドル(約48兆6000億 円)の米長期国債の追加購入を決定しています。今後、来年6月までの8ヵ月 にわたり、毎月750億ドル程度ずつ購入します。市場では、事前予想通りと の見方が大勢を占めています。 2日(火)に行なわれた注目の米中間選挙は共和党(野党)が躍進していま す。同党は下院の過半数を4年ぶりに奪回しています。一方、上院でも改選前 の議席から上積みしましたが、民主党(与党)がかろうじて過半数を死守して います。米議会は、上院と下院で多数派政党が異なる「ねじれ」が生じます。 ブッシュ前政権の2001年以来、戦後5回目となります。オバマ大統領は議 会対策で共和党の意向にも配慮した政権運営を迫られることとなります。 今朝6:00現在の円相場は、1ドル=81円05銭前後と円安に振れてい ます。大規模な金融緩和策発表を受けドル売りが出て、円相場は一時円高方向 に振れましたが、国債購入規模は市場の予想通りとの見方が広がり、その後は 売り買い交錯からドル売りが一巡しています。対ユーロも、1ユーロ=114 円60銭前後と114円後半の推移となっています。 昨日のNY原油は3日連続高。前日比0.79ドル高の1バレル=84.6 9ドルと5月3日(86.19ドル)以来、約半年ぶりの高値を付けています。 = 騰落レシオ69%! = 2日(火)の騰落レシオは69%と7月22日以来、約4ヵ月ぶりの70% 割れとなっています。 本日は、日産、東レ、エルピーダ、ニコン・・・等々、主力企業が決算発表 を予定しています(詳細は下記参照)。 日銀金融政策決定会合が2日間の日程で本日開催されます。今回の会合は、 15、16日を繰り上げての開催となります。白川総裁は日程を変更した理由 について、詰め切れなかったETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資 信託)の基本的な購入要領を決めるためとし、FOMC(米連邦公開市場委員 会)を意識したわけでないと説明しています。市場では、FOMC終了後に円 高が進んだ場合に対応できるようにしたとの見方が出ています。 日立製作所が2日発表した4~9月期の連結決算は、最終損益が1580億 円の黒字(前年同期は1332億円の赤字)と上期の純利益としては20年ぶ りに過去最高を更新しています。11年3月期通期の連結決算では純利益を 2000億円(10月28日に期初予想1300億円を上方修正)と見込んで おり、1991年3月期の過去最高2301億円に迫る勢いです。 海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、英中銀金融政策委員会(最終 日)の開催が予定されています。 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。 【10:00台】 キッコマン(2801) 【12:00台】 味の素(2802)、スクエニHD(9684)、コナミ(9766) 【13:00台】 東レ(3402)、住友ベ(4203) 【14:00台】 ヤマダ電(9831) 【15:00台】 カカクコム(2371)、宇部興産(4208)、CCC(4756)、 コスモ石(5007)、板硝子(5202)、住友重(6302)、 SANKYO(6417)、エルピーダ(6665)、 シスメックス(6869)、ニコン(7731)、 エイベGHD(7860)、プロミス(8574) 【16:00台】 日本石開帝石(1605)、OLC(4661)、日産自(7201) ・・・等々。 ◆主なニュース ・オバマ民主大敗、米中間選挙 大統領、共和に協調呼びかけ ・上場企業、自社株買いが増加基調 キヤノンやKDDIなど ・三菱UFJ、英RBS銀の部門買収 5000億円で合意へ ・TPPへの参加巡り、詰めの協議 9日閣議決定へ関門多く ・パナソニック、米ステラに出資 電気自動車の電池共同開発 ・家電店で電気自動車を 三菱自、ヤマダ電機・ビックと連携 ・エルピーダ、2年ぶりDRAM減産 台湾工場、建設延期も ・味の素、タイで240億円投じ新工場 インド・中東も供給 ・日立、20年ぶり最高益 4~9月期の純利益1580億円 ・住友電工、中国に電子部品の新工場 人民元建て決済可能も ・ソフトバンク、グーグル携帯を拡充 電子書籍配信にも参入 ◆経済指標等 ・ユーロ圏サービス部門PMI(10月改定値) ・ユーロ圏生産者物価指数(9月) ・米新規失業保険申請件数(先週分) ・米主要小売業売上高(10月) ・米労働生産性(7―9月期速報値) ◆企業動向 ・主な決算 ※上記参照 ・海外決算 クラフトフーズ(食品)、スターバックス(コーヒーチェーン) ◆その他 ・日銀金融政策決定会合(明日まで) ・日銀総裁講演 ・税調全体会合 ・ECB理事会(金利発表) ・英中銀金融政策委員会(金利発表) ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】心に残る名言 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ まつすぐな道でさみしい。 種田山頭火 THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! by aqua  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◆11月4日 今日は何の日? 六輝:赤口 ユネスコ憲章記念日、文化放送の日 ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━