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こんばんは。aquaです。

 お歳暮商戦がたけなわとなっており、今週末はデパートなどの専用売り場は
大勢の人でにぎわいそうです。

 ちなみに、十二月十三日は、昔から一年の締めくくりとして、または新年を
迎える準備の「事始め」とされています。自分を支えてくれた人への感謝の気
持ちを贈るお歳暮も大体その頃から二十日までに届くのが目安とされています。

 最近のお歳暮に関する意識調査では、「贈る予定がある」としたのは全体の
3分の1程度で、特に若年層のお歳暮離れが著しく、20代で贈る予定のある
人は14%、贈ったことがない人は8割を超す結果となっています。

 ところで、お歳暮・感謝で思い出すのは藤尾英昭氏がその著書で紹介してい
た話です。新聞の読者覧に掲載されていたそうですが以下にてご紹介させてい
ただきます。

 「自分の両親は朝から晩まで一所懸命に働いたが、暮らしは貧窮のどん底だ
  った。自分は子どものころ、両親がこんなに働いても貧しいのは、きっと、
  世の中、つまり社会の仕組みが悪いからだ、と思っていた。

  やがて、自分は親元を離れ、結婚して家庭を持ち、子供も生まれた。自分
  は毎年、両親へ御歳暮と御中元を欠かさなかった。しかし、口頭でも手紙
  でも、両親から一度もお礼の返事をもらったことはない。

  いま自分は思う。

  両親があんなに働いて貧乏から逃れられなかったのは、決して世の中が悪
  いのではなく、両親が人間的に未成熟だったからだと。」


 この話を紹介した著者は言います。「幸不幸の状況は、その人の受け止め方
ですべて違う現実を作り出していく」のだと。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.新指数採用の中国関連50銘柄

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   10039.56(- 40.20)▼0.40%
◎TOPIX    866.81(-  3.00)▼0.34%

◎売買高概算  16億7501万株
◎売買代金概算  1兆0521億円
◎時価総額  294兆2819億円

◎値上り銘柄数 602  ◎(年初来)新高値 16
◎値下り銘柄数 883  ◎(年初来)新安値  2
◎変わらず   173

◎騰落レシオ(25日)112.68%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ○○●○●○○○○●○● 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.96% 75日線比+6.39%
 
◎為替  (対ドル) 83.91  (対ユーロ)111.42

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  134円(-  1円)104,273千株
 2.新日鉄  <5401>  283円(+  7円) 54,185千株
 3.野村   <8604>  484円(- 10円) 51,567千株
 4.日立   <6501>  396円(-  6円) 35,918千株
 5.三菱UFJ<8306>  401円(-  2円) 34,221千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.野村   <8604>  484円(- 10円) 25,174百万
 2.トヨタ自 <7203> 3290円(- 15円) 24,102百万
 3.ソフトBK<9984> 2950円(±  0円) 19,607百万
 4.日産自  <7201>  785円(- 12円) 18,925百万
 5.コマツ  <6301> 2372円(- 18円) 18,705百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1390万株 買い1190万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比40円(0.4%)安の1
万0039円で取引終了です。

 昨晩のNY市場が感謝祭で休場となって手掛かり材料に乏しい中、為替が1
ドル=83.90円前後の円安に振れたことを好感して9:28には上げ幅が
50円を超えて1万134円まで上昇する場面がありました。ただ、米国と韓
国の合同軍事演習を前に朝鮮半島の紛争リスクが懸念され、また週末要因も加
わって上値を積極的に買い上がる動きは限定的。引けにかけてはジリジリと上
げ幅縮小からマイナスに転じています。もっとも売り急ぐ動きも見られず、下
値は限定的です。売買代金は概算1兆0521億円、上海総合指数は26ポイ
ント(0.9%)安の2871、注目の韓国総合指数は25ポイント(1.3
%)安の1901です。

 業種別では、石油、鉄鋼、海運などが高く、証券、銀行、不動産、保険など
が下げています。

 個別銘柄では、リョービが7ヶ月ぶりとなる年初来高値更新。小幅高ながら
4日連続高となり、3円高の340円となっています。同社のPBR(株価純
資産倍率)は0.8倍台と理論上で企業の解散価値を示す1倍を下回る割安と
なっており、中間決算発表でも業績好転を示していることから見直し買いが入
っています。

 TDKが80円高の5620円と上値指向の展開が継続。本日の上昇はモル
ガン・スタンレーMUFG証券が昨日のリポートで目標株価を6000円から
6500円へ引き上げたことが手掛かり材料となっています。投資判断は3段
階評価で最上の「オーバーウエート(買い)」を継続しています。

 KDDIも5000円高の49万5000円と上値指向の展開継続。本日発
売したスマートフォン(高機能携帯電話)の新機種「IS03」について、事
前予約が同社としては過去最高の27万台超になったと報じられ、好感した買
いが入っています。IS03は米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を採
用。KDDIはスマートフォンの分野でNTTドコモやソフトバンクに出遅れ
ているため、新製品による巻き返しを図っています。

 帝人が目立たないながらも4日連続高、小幅高ながら2円高の337円と連
日で年初来高値更新で上値追いの展開継続です。同社は2012年3月期の連
結営業利益を600億円、純利益を300億円と計画しており、現在の株価水
準から算出するPERは10倍程度の割安です。また、節目となる4月5日の
高値326円を抜いたことで先高を期待した買いが膨らんでいます。

 セラーテムが6600円高の12万2700円と値を飛ばしています。昨日
に中国の連結子会社が北京市内における地域内スマートグリッド(次世代送電
網)の第3期工事を受注したと発表したことが手掛かり材料となっています。
契約金額は1億元(約12億円)で、今期(2011年6月期)や来期(12
年6月期)に分割計上されるとあって今後の収益拡大を期待した買いが入って
います。これまで第1期、第2期工事の受注を発表するたびに株価が急伸した
経緯があります。

 その他、ダイハツ工業が小幅高ながら5円高で連日の年初来高値更新、オム
ロンが58円高の2046円、日本ペイントが15円高の530円、TBKが
13円高の364円、オリエンタルランドが40円高の7600円、ニチコン
が10円高の1029円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、シップヘルスHD、帝人、日本化成、リョービ、住友
精密、プレス工業、ダイハツ・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・製造業大手、新興国でも顧客サービス強化 囲い込み狙い

・経済対策の補正予算、今夜成立 歳出総額は4兆8千億円

・地価下落地区が大幅減少 住宅地下げ止まり鮮明 国交省

・10月の自動車国内生産、1年ぶり減 補助金打ち切りで

・10月のCPI、生鮮含む総合は1年10カ月ぶりの上昇

・10月の求人広告件数、前年比17%増 7カ月連続増加

・KDDIのスマートフォン新機種、事前予約が過去最高に

・居酒屋大手、高齢者向け宅配弁当事業を強化 ワタミなど

・米食品大手デルモンテ、ファンド連合が40億ドルで買収



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 引上げ B→A (7832) バンダイナムコ    940→ 1,100円
 据置き   A (7974) 任天堂          26,000円
 据置き   A (9766) コナミ           1,800円
 引下げ A→B (9684) スクウェアエニ   2,050→ 1,700円
 引下げ B→C (9697) カプコン      1,400→ 1,100円

[UBS証券]
 据置き   A (6976) 太陽誘電      1,450→ 1,500円
 据置き   A (6981) 村田製作所     5,400→ 5,700円
 据置き   C (9022) JR東海      58万→  55万円

[野村証券]
 据置き   A (3360) シップヘルスケア  1,180→ 1,600円
 据置き   A (6339) 新東工業          1,000円
 据置き   A (6645) オムロン      2,300→ 2,600円
 据置き   A (7278) エクセディ     2,900→ 3,150円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A (9706) 日本空港ビルデング 1,700→ 1,550円

[みずほ証券]
 据置き   A (6448) ブラザー工業    1,350→ 1,600円
 据置き   C (4617) 中国塗料           630円
 据置き   C (5334) 日本特殊陶業         950円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※再開:保留していたレーティングを再付与
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】新指数採用の中国関連50銘柄                **
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 中国抜きでは世界経済を語れなくなってきており、東京市場におきましても
中国でビジネスを拡大している銘柄が「中国関連」として注目される機会が増
えてきました。

 そのような状況を踏まえ、日本経済新聞社は中国との関連性の高い50銘柄
で構成される新しい株価指数「日経中国関連株50」の公表を12月13日か
ら開始します。

※新指数は時価総額ベースで、05年1月4日を1000ポイントとして算出。

 参考までに「日経中国関連株50」に採用される50銘柄は以下のようにな
っています。

(2502)アサヒビール     (2503)キリンHD
(2802)味の素        (3382)セブン&アイHD
(3402)東レ         (4005)住友化学
(4063)信越化学工業     (4183)三井化学
(4188)三菱ケミカルHD   (4452)花王
(4911)資生堂        (5020)JXホールディングス
(5108)ブリヂストン     (5201)旭硝子
(5401)新日本製鉄      (5405)住友金属工業
(5411)JFEホールディングス(5713)住友金属鉱山
(5802)住友電気工業     (6301)コマツ
(6305)日立建機       (6326)クボタ
(6367)ダイキン工業     (6501)日立製作所
(6502)東芝         (6503)三菱電機
(6701)NEC        (6752)パナソニック
(6753)シャープ       (6762)TDK
(6902)デンソー       (6954)ファナック
(6971)京セラ        (6981)村田製作所
(7011)三菱重工業      (7201)日産自動車
(7203)トヨタ自動車     (7267)ホンダ
(7731)ニコン        (7751)キヤノン
(8001)伊藤忠商事      (8002)丸紅
(8031)三井物産       (8035)東京エレクトロン
(8053)住友商事       (8058)三菱商事
(8113)ユニチャーム     (8267)イオン
(9104)商船三井       (9983)ファーストリテイリング


 
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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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12月1日から付与されるエコポイントが半減するため、駆け込み需要で家電
販売が急増しています。エアコンや冷蔵庫などもそうですが、中でも薄型テレ
ビの売り上げが空前の勢いで伸びており、市場調査会社のGfKジャパンによ
りますと、今年のテレビの市場規模は2500万台に達する見通しです。25
00万台と言いましてもピンとこないかもしれませんが、国民の5人に1人が
テレビを購入したと聞けばその数字の大きさが実感できます。尚、11月最終
土日の27日・28日は家電量販店の混雑もピークを迎える見通しです。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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