━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━

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おはようございます。aquaです。

 = 9755円 =

 本日から卯月(うづき)、名実ともに4月相場入りとなります。2010年
度末となった昨日の日経平均株価は9755円となり、昨年3月末の終値1万
1089円と比べますと値幅にして1334円、率にして12%の下落。昨年
9月末の9369円と比較しますと4%の上昇となっています。

 昨年4月以降、6月の民主党管内閣発足、7月のギリシャ・ショック、11
月の北朝鮮の「延坪島」(よんびょんど)砲撃、今年1月のエジプト・ショッ
ク、2月のリビア・ショック、そしてこの度の東日本大震災と原発事故、1ド
ル=76.25円と史上最高値を更新した超円高・・・等々、こうした点を勘
案しますとよく持ちこたえた、相当打たれ強くなった、こう言えるかもしれま
せん。

 尚、昨年末との比較では、大納会終値は1万0228円でしたので、値幅に
して473円、率にして4.6%の下落。震災直前の3月10日の終値1万0
434円と比較しますと、値幅にして675円の下落となっています。もっと
も、震災直後の3月17日には一時8227円まで売られましたので、その安
値からは1527円の上昇となっています。 

 戦後、東証再開後の4月相場は、41勝20敗と好調です。バブル経済崩壊
後の1990年以降を見ましても下げ相場の中にあって14勝7敗と非常に強
い強調月となっており、アノマリー的には期待が高まる月となります。


 為替につきましては、日銀の公表値では10年4月の年度初めに94円台の
水準にあった円は、11年3月の年度末の17時時点(終値)は82.83円
となり、10円以上円高・ドル安が進んでいます。年度末ベースでは4年連続
の円高となっています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12319.73(- 30.88)▼0.25%
□ナスダック       2781.07(+  4.28)△0.15%
□S&P500      1325.83(-  2.43)▼0.18%
□CME日経225先物  9735   (+ 25)※大証比

□為替      (対ドル) 83.19  (対ユーロ)117.87

□半導体株指数        437.36(- 4.02)
□NY原油先物(5月限)  106.72(+ 2.45)
□NY金 先物(6月限) 1439.90(+15.00)
□バルチック海運指数   1530   (-15)


 3月末日のNY株式市場は、ポジション調整の売りでダウは3日ぶりに反落
しました。

 朝方発表の先週の新規失業保険申請件数が市場予想をやや上回り、投資家心
理を悪化させるほどではありませんでしたが、明日発表の3月の雇用統計を見
極めたいとして様子見ムードが強まりました。アイルランドの銀行査定の結果
も一時相場を圧迫。

 米商務省が発表した2月の製造業新規受注は増加予想に反して減少。シカゴ
購買部協会がまとめた3月の景気指数は前月から低下した一方、内訳の雇用指
数は1983年12月以来の高水準となりましたが、四半期末で全体としては
動意薄でまちまちの統計内容に手掛けにくさが加わりました。指数は下値も限
定的で前日終値をはさみ小動きに終始。

 ダウはポジション調整の売りで引けにかけて再度マイナスに転じましたが、
この日までの3カ月でダウは6.4%の上昇となり、1998年以来最もパフ
ォーマンスの良い1―3月期となりました。

 業種別では、素材と資本財が上昇した一方、金融や一般消費財などが下落し
ました。

 個別では、ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウ
ェイが下落。バフェット氏の最有力後継候補と目されていたデービッド・ソコ
ル氏が突然辞任したことが売りを呼びました。保険大手のAIGも下落。同社
の住宅ローン担保証券の買い戻し案をニューヨーク連銀が拒否したと伝わった
ことが嫌気されています。

 商品高を受けて資源株が堅調。金先物の最高値更新でバリックゴールドなど
の産金株がしっかり。原油も大幅高となりましたが、指数採用のエクソンモー
ビルやシュブロンは朝高後ポジション調整の売りに押されマイナスに転じてい
ます。米農務省が、今年度の米トウモロコシ作付面積が1944年以来で最大
となる見通しを示したことから、肥料大手のポタシュやCFインダストリー、
種子大手でもあるモンサントなどが上昇。前日に四半期決算を発表した肥料大
手モザイクは下落しました。

 ノート型パソコンの市況悪化を理由にアナリストが目標株価を引き下げた半
導体最大手のインテルが軟調な展開。ネット検索市場でのグーグルの独占的な
地位について、EUの欧州委員会に申し立てを行ったマイクロソフトが小安く
推移する一方、フェイスブックなどに対抗して新たに「+1」(プラスワン)
サービスを開始したグーグルは堅調に推移しました。

 ナスダック上場の電気自動車メーカーで日本のトヨタも出資するテスラモー
ターズが、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げたことを受けて急伸し
しました。

 ダウ構成銘柄では、スリーエム、ユナイテッド・テクノロジーズ、コカコー
ラなど8銘柄が上昇。一方、アメリカン・エクスプレス、インテル、ホームデ
ポなど22銘柄が下げました。

 原油先物はリビア情勢への警戒感やドル安を背景に急反発。中心限月の終値
としては08年9月以来およそ2年半ぶりの高値で取引を終了。金先物は原油
高に連れて投機的な買いが加速し大幅続伸。終値ベースで約1週間ぶりに過去
最高値を更新しています。

 CME日経225先物はドル建てが9735(大証比25円高)、円建ては
9720(同10円高)で取引を終了しています。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比30ドル安の1万2319ドルと3日ぶりに値下
がりしています。

 シカゴ日経平均先物は9735円と昨日の東京市場の日経平均株価9755
円と比べて20円ほど安い水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=83円20銭前後、対ユー
ロは1ユーロ=117円80銭前後といずれも円安が進行しています。

 NY金価格は2日連続高。前日比15.0ドル高の1トロイオンス=143
9.9ドルと終値ベースで過去最高値を更新しています。一時1441.0ド
ルまで上昇しています。

 NY原油は2日連続高。前日比2.45ドル高の1バレル=106.72ド
ルと08年9月4日(107.89ドル)以来、約2年7ヵ月ぶりの高水準と
なっています。


 = 外国人、21週連続買い越し =

 昨日発表された3月第4週(3月22日~3月25日)の投資部門別売買動
向を見ますと、外国人投資家は21週連続で買い越し、買越額は354億円と
なっています。一方、個人投資家は2週ぶりに買い越しに転じ、買越額は18
28億円(現物1276億円、信用551億円)となっています。

 本日から名実ともに4月相場入りとなります。4月の星取り(月初より月末
が高い場合は勝ち)は41勝20敗(戦後東証再開後)で月別では2番目に高
い順位となっています。

 本日は、8:50に3月の日銀短観(企業短期経済観測調査)が発表されま
す。市場の事前予想は、企業の景況感を示す業況判断指数(良いとする企業か
ら悪いという企業を引いた割合:DI)で大企業製造業が2ポイント改善のプ
ラス7となっています。今回の短観は調査回収期限の3月11日に東日本大震
災が発生したため、その影響は十分織り込まれない見通しです。

 10:00頃に3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表され
ます。2月の同指数は52.2と1月より0.7ポイント低下しています。前
月比は低下したものの、前年同期比では0.2ポイントの上昇となっています。
景気判断の分かれ目とされる50は24ヵ月連続で上回っています。

 14:00に3月の新車販売台数が発表されます。2月の車名別国内新車販
売台数では、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が2ヵ月ぶ
りに本田技研工業の小型車「フィット」から首位を奪い返しています。プリウ
スが前月比39.4%増の1万9110台だったのに対し、フィットは同13.
5%増の1万6876台となっています。

 その他、海外では3月の米雇用統計が発表されます。焦点の非農業部門雇用
者数の事前予想は前月比19万人増、失業率は8.9%となっています。2月
は非農業部門雇用者数が19万2000人(1月は6万3000人)増加し、
景気回復のムードを示す数値となっています。失業率は8.9%(1月は9.
0%)と09年4月以来、1年10ヵ月ぶりに9%割れとなっています。

 尚、3月の米ISM製造業景気指数、3月の米新車販売台数などの発表も予
定されています。


◆主なニュース

・復旧へ特別立法で緊急対策 二重ローンの軽減など16法案

・福島第1原発、汚染水処理を最優先 米仏独から機材や技術

・被災自治体の「復旧復興基金」設立、国が支援・資金拠出も

・野菜類出荷制限、規制値3回連続下回れば解除も 政府検討

・日銀、被災地の金融機関に低利融資 総額1兆円超軸に調整

・東電、国有化の思惑先行 電力の安定供給、国の支援不可欠

・素材の供給、大幅減 亜鉛65%減、紙の漂白剤在庫切れも

・ニプロ、豪社の医療ガラス事業を買収 海外の販路拡大狙う

・ホンダ、11日から生産再開 マツダやいすゞは一部車種で

・タカラトミー、海外生産を東南アジアにシフト 中国を縮小


◆経済指標等

・日銀企業短期経済観測調査(3月短観)
・生活意識に関するアンケート調査(日銀)
・新車販売台数(3月、自販連)
・軽自動車販売台数(3月、全軽自協)
・鉄鋼輸出量(2月、日本鉄鋼連盟)

・中国購買担当者景気指数(3月PMI)

・米雇用統計(3月)
・米ISM製造業景況感指数(3月)
・米新車販売台数(3月)

◆その他

・決算発表 キリン堂(2660:大阪地盤のドラッグストア)
      ジーンズメイト(7448:ジーンズ中心のカジュアル専門チェーン)

・41道府県議選、15政令市議選の告示(いずれも4月10日投開票)

・TPP第6回政府間協議(4月2日まで)



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【3】心に残る名言                        **
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      人間は頭で理解するが、感情で動く。

      説得力とは、とりもなおさず

      人の感情にストレートに訴えかける術である。


                  大山 梅雄(実業家)






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   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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