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おはようございます。aquaです。

 株式マーケットに接していますと、『ディフェンシブ・ストック』、或いは
『ディフェンシブ関連銘柄』という言葉をよく目にするかと思います。

 一体これは何なのかと思われたことはないでしょうか。本誌読者の方の中に
は、ビギナーの方がたくさんいらっしゃいますので、本日はこの点につきまし
て簡単に触れさせて頂きます。

 ご存知の通り企業業績は基本的に景気と関係していますが、企業の中でも株
価の動きが景気に先行するのは、鉄鋼や紙パルプ、機械株のように設備投資と
関係するものです。先行指標となる企業の業績が良くなれば、給料などが上が
り、その結果自動車や旅行などの個人消費に関係する企業の株が上がることに
なります。このような景気に敏感に反応する銘柄を「景気敏感株」と言います。

 一方で、景気の影響を受けにくい銘柄を「ディフェンシブ株」と言います。
例えば、食品や薬品などは、景気の良し悪しにかかわらず必要であり、そのた
め比較的業績が景気変動の影響を受けにくいという性格があります。

 そうした観点から、株式マーケットでは景気敏感株が買われた時はディフェ
ンシブ株が売られたり、ディフェンシブ株が高いときには景気敏感株が安いと
いった状況がよく見うけられます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言









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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12479.88(- 26.11)▼0.21%
□ナスダック       2825.88(+  5.72)△0.20%
□S&P500      1335.25(-  2.13)▼0.16%
□CME日経225先物  9670   (- 10)※大証比

□為替      (対ドル) 81.81  (対ユーロ)119.27

□半導体株指数        443.41(+ 0.21)
□NY原油先物(6月限)  112.28(- 0.01)
□NY金 先物(6月限) 1509.10(+ 5.30)


 3連休明け25日のNY株式市場は、手掛かり難でダウは4営業日ぶりに小
幅反落。一方、好業績のハイテ銘柄に買いが入ったことでナスダックは4営業
日続伸となっています。

 この日は欧州市場がイースターマンデーで休場となっており、NY市場では
企業の決算発表が少なく、特に注目される経済指標の発表もないなど手掛かり
材料に乏しい中、ダウ平均が先週末に昨年来高値をつけていることから小動き
の展開となりました。今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)やバーナンキ
FRB議長の記者会見を控えていることもあって積極的な商いは手控えられま
した。

 尚、米商務省が発表した3月の新築住宅販売戸数は事前予想を上回る増加で
過去最低となった前月からは改善したものの、ダラス連銀が発表した4月の製
造業景気指数は予想外の悪化。原油などの商品相場が一時下げ幅を拡大すると
指数も下げ幅を拡大、ダウは一時60ドルほど下げる場面がありました。その
後、商品相場が持ち直すに連れて指数も下げ幅を縮小。ハイテク株中心のナス
ダックはプラスに転じています。

 業種別では、ハイテク、ヘルスケアが堅調。素材、エネルギー、日用品など
が軟調でした。

 個別では、紙・日用品大手のキンバリークラークが下落。この日発表された
同社の1―3月期決算は原材料費高が利益を圧迫し1株利益は市場予想を下回
り、通期の利益見通しの下限も引き下げました。原材料費の上昇が企業の利益
を圧迫したという構図は市場参加者の企業業績に対する楽観的な見方を後退さ
せています。

 オーストラリアの鉱山会社エキノックス・ミネラルズ買収で合意したと発表
したカナダの産金大手バリックゴールドが下落。この日の金相場はマイナス圏
から持ち直し史上最高値を更新したものの、ニューモント・マイニングやゴー
ルドコープなどの産金株は軟調な展開でした。エクソンやシェブロンなどのエ
ネルギー株も下落して取引を終了しましたが、原油相場の持ち直しとともに下
げ幅を縮小させています。

 東日本大震災の影響で4―6月期の業績悪化を予想した自動車部品最大手ジ
ョンソン・コントロールズが下落。先週末発表の4―6月期業績見通しが慎重
と受け止められた半導体大手のアドバンスト・マイクロデバイシス(AMD)
は売り先行では始まりましたが引けにかけて下げ幅を縮小させています。

 経営幹部の発言として他社からの買収提案を検討する用意があると報じられ
たヤフーが上昇。好決算を発表しているアップルやインテルなどが上昇したこ
ともナスダック指数を押し上げました。

 ダウ構成銘柄では、インテル、ファイザー、バンク・オブ・アメリカ、シス
コなどが上昇し、デュポン、ヒューレット・パッカード、ディズニーなどが下
げています。

 原油先物はほぼ横ばい。早朝に2年7か月ぶりの高値をつけた後は売り優勢
となったものの、引けにかけて買い直され先週末終値付近にまで値を戻しまし
た。金もマイナス圏から持ち直し、連日の史上最高値更新となっています。バ
ルチック海運指数(BDI)は市場休場のため算出なし。CME225先物は
ドル建てが9670(大証比10円安)、円建ては9660(同20円安)で取
引を終了しています。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比26ドル安の1万2479ドルと18日(月)以
来、4日ぶりに値下がりしています。一方、ハイテク比率が高いナスダックは、
前日比5.72ポイント高の2825.88と4日連続で上昇しています。

 シカゴ日経平均先物は9670円と昨日の東京市場の日経平均株価9671
円と比べてほぼ横ばいとなっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=81円85銭前後、対ユー
ロは1ユーロ=119円35銭前後で推移しています。


 = NY金、6日連続で史上最高値更新! =

 NY金価格は8日連続高。前日比5.3ドル高の1トロイオンス=1509.
1ドルとなっています。一時1519.2ドルまで上昇し、終値ベース、取引
時間中ともに6日連続で史上最高値を更新しています。

 NY原油は、前日比0.01ドル安の1バレル=112.28ドルと4日ぶり
に小幅安となっています。一時113.48ドルまで上昇し、08年9月22
日以来、2年7ヵ月ぶりの高値水準となっています。


 本日の主な決算発表は、15:00台にイビデン、花王、日立建機・・・等
々が予定しています。

 14:30に3月の全国百貨店売上高が発表されます。2月は既存店ベース
で前年同月比0.7%増の4332億円と4ヵ月ぶりにプラスに転じています。
同月は寒気の弱まりから、婦人服が春物衣料を中心に売り上げを伸ばしたほか、
バレンタインデーが平日だったことで、義理チョコの販売が好調だったことな
どが要因となっています。

 16:00に4月22日時点の3市場信用取引残高が発表されます。前回発
表分(4月15日時点)は、買い残が前週比494億円増の1兆5211億円
と2週連続で増加しています。買い残高の1兆5000億円台乗せは3月11
日時点以来、約1ヵ月ぶりとなります。一方、売り残は前週比302億円減の
6484億円と4週ぶりに減少しています。信用倍率は前回(4月8日時点)
の2.17倍から2.35倍となっています。

 海外では、今晩から米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間の日程で開
催されます。市場では、昨年11月に開始となった6000億ドル規模の国債
買い入れ策(この量的緩和の第2弾を「QE2」と呼ぶ)が6月末に終了して
も、極端な引き締め策はとらないとの見方が多くなっています。

 その他の主な海外経済指標・行事は、2月のS&Pケース・シラー米住宅価
格指数、4月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)の発表が予定
されています。オーストラリア市場は休場(イースターチューズデー)です。

 米主要企業の決算発表で、今晩はアマゾン、フォード・モーター、3M、U
PS、USスチール、デルタ航空、コカ・コーラ・・・等々が予定しています。


 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。

 
 【15:00台】

   イビデン(4062)、花王(4452)、日立金(5486)、
      日立建機(6305)、日本両(7102)、大和(8601)、
   松井(8628)
   第1四半期:キヤノン(7751)


 【16:00台】

   富士通ゼ(6755)・・・等々。


◆主なニュース

・震災がれき、遺失物法で3ヵ月めどに早期処分 政府検討 

・東電、来春の新規採用見送り 常務以上の役員報酬を半減

・東電株の急落、生保・銀行12社損失4000億円に迫る

・車生産、落ち込み最大 3月国内、トヨタ・ホンダ6割減

・日ロLNG事業、伊藤忠・丸紅など新会社 17年実現へ

・旭化成、ブラジルに工場 建築・車用ガラス、13年メド

・凸版印刷、クレハから食品用の高機能フィルム事業を取得

・任天堂の前期、66%減益 「3DS」販売目標に届かず

・JSRの前期、純利益2倍 車用合成ゴム、新興国で好調

・米、シリアへの経済制裁発動を検討 デモ鎮圧停止へ圧力

・S&P、電力3社と自動車3社の格付け見通しを引き下げ


◆経済指標等

・食品スーパー売上高(3月、日本スーパーマーケット協会など)
・パソコン国内出荷実績(3月、JEITA)
・全国百貨店売上高(3月、日本百貨店協会)

・EU加盟国の財政赤字・債務残高(2010年度末)

・米チェーンストア売上高(先週分)
・米大規模小売店売上高(先週分)
・米住宅着工許可件数(3月改定値)
・S&Pケースシラー米住宅価格指数(2月)
・米消費者信頼感指数(4月)

◆その他

・主な決算 イビデン(4062:ICパッケージ・自動車向けセラミック等)
      花王(4452:トイレタリー首位、化粧品2位)
      日立金属(5486:高級特殊鋼から磁性材まで高シェア品展開)
      日立建機(6305:油圧ショベル軸に国内2位、世界3位圏)
      シマノ(7309:自転車用部品の総合メーカー、釣り具等展開)
      キヤノン(7751:カメラから複合機へ展開、LBPシェア6割)
      大和証券(8601:総合証券2位)
      松井証券(8628:ネット専業大手)

・海外決算 3M(ダウ採用、工業)、コカコーラ(ダウ採用、飲料)、
      UPS(運輸)、USスチール(鉄鋼)、フォード(自動車)、
      アマゾン(通販)、ブロードコム(半導体)、コーチ(鞄)

・米連邦公開市場委員会(FOMC、27日まで)



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【3】心に残る名言                        **
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      他をあざけるものは、

      同時にまた他にあざけられることを恐れるものである。


                        芥川 竜之介






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   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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