■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


   『 相場のテーマは「BRICs」+「ASEAN」へ、

            先回りで静かに仕込んでおきたい○8○○!』

  
  『 柔軟かつ適切な対応を可能にするには 』

 

  ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com 

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2010/12/01 夕刊
 
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こんばんは。aquaです。

 「12月」と言うときには単に時間的な印象が強いのですが、「師走」とな
りますと何か世間の中に引き戻されたように感じになり、途端に急き立てられ
るような気持ちになるから不思議です。

 ところで、標準規格として日本工業標準調査会(JISC)が定めるJIS
規格があるため、例えば洋服の10号(サイズ)はどの日本メーカーのもので
も同じサイズとなっています。

 これがもし規格が統一されておらず、メーカー毎に違う規格であったなら、
消費者は混乱するばかりです。自由に放置してしまえば基準もバラバラ、多様
化し、複雑化してしまうモノや事柄に対して、規格(標準)が統一されること
で、そのモノや事柄に対する判断も容易になり、利便性も向上するというわけ
です。

 ちなみに、JIS規格は、制定又は確認若しくは改正した日から少なくとも
5年を経過するまでに見直しを行うことが法律で定められており、時代の変化
に合わせた柔軟な対応が図られています。例えば同じ号数の洋服でありまして
も数十年前と現在とでは寸法が違います。

 他にJISCが参加する機関に国際標準化機構(ISO)というのがありま
す。これは各国の代表的標準化機関からなる国際標準化機関で、「ISO(ア
イエスオー、イソ)9000」シリーズや「ISO14000」シリーズなど、
数々の国際標準規格を策定しています。

 例えば「ISO14000」シリーズは環境関係の国際標準規格となってい
ます。企業・団体がこの認証の取得に動くのは、環境に対する配慮が国際基準
を満たしていることの証明になるからです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.追証とは

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均    9988.05(+ 51.01)△0.51%
◎TOPIX    866.07(+  5.13)△0.60%

◎売買高概算  17億1291万株
◎売買代金概算  1兆2051億円
◎時価総額  294兆0932億円

◎値上り銘柄数 861  ◎(年初来)新高値 7
◎値下り銘柄数 634  ◎(年初来)新安値 2
◎変わらず   162

◎騰落レシオ(25日)116.21%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ○●○○○○●○●○●○ 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.65% 75日線比+5.60%
 
◎為替  (対ドル) 83.42  (対ユーロ)108.72

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  133円(±  0円) 90,191千株
 2.三菱UFJ<8306>  397円(+  1円) 55,095千株
 3.東芝   <6502>  439円(+  3円) 36,204千株
 4.新日鉄  <5401>  278円(+  1円) 30,175千株
 5.野村   <8604>  478円(-  4円) 29,186千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ自 <7203> 3310円(+ 90円) 39,567百万
 2.ソニー  <6758> 3015円(+ 44円) 37,740百万
 3.ソフトBK<9984> 2943円(+ 43円) 23,111百万
 4.三井住友 <8316> 2564円(-  5円) 22,543百万
 5.三菱UFJ<8306>  397円(+  1円) 21,725百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1680万株 買い1770万株

 師走相場入りとなった本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比51円
(0.51%)高の9988円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが46ドル安、為替が一時1ドル=83円台半ば、1ユーロ
=108円台半ばの円高に振れたことを嫌気して朝方は輸出関連中心に売りが
先行、10:29には下げ幅が20円近くとなって9918円まで売られる場
面がありました。ただ、下値での押し目買い意欲は強く、また欧州財政不安に
対する過度の懸念は後退したとの見方が強まり、売り一巡後は一転して買いが
優勢。引けにかけて上げ幅拡大となっています。上海総合指数は3ポイント(
0.1%)高の2823、韓国総合指数は24ポイント(1.3%)高の19
29、売買代金は概算1兆2051億円です。尚、ユーロ建て日経平均は91.
88ユーロまで上昇し、年初来高値更新です。

 業種別では、ゴム、石油、自動車、海運、商社などが高く、証券、精密、食
品などが下げています。

 個別銘柄では、SPDRゴールド・シェアが150円高の1万1360円と
上場来高値を更新するなど金や銀など貴金属を連動対象とする上場投資信託(
ETF)が値を上げています。銀ETFの上昇も目立ち、89円高の2323
円と上場来高値を更新です。欧州の財政・金融不安を背景に昨晩の欧米市場で
貴金属相場が強含んだ流れを反映。実物資産の裏付けがある投資先として物色
の矛先が向っています。

 東栄住宅が43円高の1052円と年初来高値更新、これで3日連続高とな
ります。同社は首都圏中心に1次取得者向け低価格物件を供給する戸建て中堅
で、同業の飯田産業が昨日までの2日間で28%の上昇、タクトホームも15
%上昇しており、出遅れ感を意識した買いが入っています。飯田産業やタクト
ホームが好業績を発表するなど業界全体の業績上振れ期待が高まっています。

 東京電力が17円高の1967円と上昇。これで4日連続高となります。公
募増資で発行した新株(発行価格1843円)の受渡日だった10月20日の
終値1935円を先週上回り、公募株を取得した投資家だけでなく、その後に
買った投資家も利益が出る水準まで上昇したことから需給が一段と改善し、上
げ足加速となっています。

 ヤマダ電機が90円高の5410円と上昇。11月の薄型テレビの販売台数
が単月として過去最高の約600万台と例年なら約1000万台とされる年間
販売台数の6割を売り上げたと報じられたことが材料となっています。本日1
日から家電エコポイントがほぼ半減となり、今後は薄型テレビなどの販売急減
が懸念されますが、既に相場は販売減を織り込む形となっています。

 その他、リチウムイオン電池関連の新神戸電機が39円高の939円と連日
で大幅高、日本ピストンが9円高の217円と切り返し、ツガミが24円高の
582円、ドクターシーラボが3500円高の30万2500円、ウェザーニ
ューズが12円高の1323円、ファナックが210円高の1万2200円、
浜松ホトニクスが51円高の2800円と年初来高値更新、業績好調のナブテ
スコが33円高の1578円、トヨタ自が90円高の3310円と値を上げて
います。東芝機械は7円高の390円と上値追いの展開継続です。

 本日の新高値銘柄は、フルキャストHD、住友精密、セガサミー、浜松ホト
ニクス、東栄住宅、フージャース、SPDRゴールド、銀ETF、塩水港精糖、
日本リテールF・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・政府、モンゴルと共同でリチウム開発 安定確保を狙う 

・レアアース、双日が「国内需要の半分確保」13年めど

・11月新車販売、前年比30.7%減 3カ月連続の減少

・11月軽自動車販売、前年比15.9%減 2カ月連続減

・11月の中国PMI、4カ月連続改善 7カ月ぶり水準

・ロシア、本格的な穀物輸入検討 世界穀物需給に影響も

・鉄鉱石価格、急騰の可能性 インドの供給不測で 英紙

・米年末商戦、サイバーマンデーのネット売上高19%増

・米韓、合同軍事演習の全訓練を終了 年内再実施で協議



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 据置き   A (6481) THK       2,100→ 2,200円
 据置き   A (6594) 日本電産         10,000円
 据置き   B (8572) アコム       1,420→ 1,140円
 据置き   C (8574) プロミス       530→   380円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (4901) 富士フイルム    3,500→ 3,400円
 据置き   A (4902) コニカミノルタ   1,040→ 1,060円
 引下げ A→B (5214) 日本電気硝子    1,230→ 1,140円
 引下げ A→B (5218) オハラ       1,430→ 1,170円
 引下げ B→C (5201) 旭硝子        860→   750円

[シティG証券]
 据置き   A (4694) BML       3,800→ 3,700円
 据置き   A (5020) JXホールディングス 620→   640円
 引上げ B→A (5012) 東燃ゼネラル石油   800→ 1,000円
 引下げ A→B (5002) 昭和シェル石油        720円
 引下げ A→B (5019) 出光興産      8,400→ 9,100円
 引下げ B→C (5007) コスモ石油      220→   210円

[野村証券]
 据置き   A (4324) 電通        3,100→ 3,200円
 据置き   A (4676) フジメディア    17万→18.5万円
 据置き   A (6503) 三菱電機          1,000円
 据置き   A (9404) 日本テレビ    17,100→18,000円
 引上げ C→B (9401) TBS           1,200円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A (9602) 東宝        1,700→ 2,100円

[みずほ証券]
 据置き   A (4768) 大塚商会      7,800→ 7,150円
 据置き   A (4739) 伊藤忠テクノ    3,750→ 3,900円
 据置き   A (6301) コマツ       2,600→ 2,900円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】追証とは                          **
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 投資家は損失には耐えることはできましても、利益には耐えられないという
傾向があります。

 どういうことかと申しますと、利益が出ている銘柄は早々と利喰ってしまう
傾向がある一方で、損失になっている銘柄は売却することをためらい長く持っ
てしまうケースが多いということです。

 現物取引ならば「上がるまで待つ」も可能ですが、信用取引になりますと事
情が異なります。

 担保として差し入れた保証金のおよそ3倍の取引が可能となる信用取引では、
儲ける時の額と同様に損する時の額も大きくなります。儲けを期待して目一杯
に信用買いした後、運悪く相場が下落してしまった場合はあっという間に損失
が膨らむことになります。

 弁済期限のない無期限信用取引でありましても追証(おいしょう:追加証拠
金の差し入れ)は発生し、損失に耐えられずに投げざるをえないという事態に
追い込まれてしまうケースが多々あります。つまり信用取引では、期日到来の
他に、評価損の拡大も投げ売りを誘発する要因となります。

 ここで「追証」について簡単に説明させていただきます。証券会社によって
差はありますが、信用取引で株価1000円の銘柄を1万株買い付けた場合、
30%の委託保証金率ならば300万円の委託保証金を予め差し入れておく必
要があります。

 他にも信用取引には維持率というのがあり、信用の建て玉を維持するために
は委託保証金の割合を一定の率で維持しておかなければならないという決まり
です。

 例えば維持率が25%のケースで考えてみますと、1000円で買い付けた
銘柄が900円に下がってしまった場合、100万円の評価損となりますが、
この額が委託保証金から差し引かれてしまうため、委託保証金は200万円に
減額され維持率の25%(250万円)を下回ってしまいます。

 こうなりますと、維持率を下回った翌々日の正午までに建て玉に対する委託
保証金率を回復する金額(この場合100万円)を追加で差し入れなければい
けません。これが追証(おいしょう)です。

 差し入れ期日の到来前に相場が回復しましても、一度発生した追証は必ず差
し入れるのが決まりで、限度一杯の建て玉を落とさずに維持している場合は、
何回も追証を差し入れなければいけない可能性が生じてきます。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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漢字を「書く」ことよりも「打つ」ことのほうが多くなってきた状況を反映し
て、新たに196文字が常用漢字に追加になりました。たしかにそれらの漢字
を改めて見てみますと、読めることはできましても書くことができない字が多
いのが実際です。ところで、本日は2社のIPO(新規株式公開)がありまし
たが、一方は公開価格割れ、もう一方は公開価格の倍以上の価格で寄り付き、
対照的な展開でした。ただ、初値買いは高値掴みになったという点では共通し
ています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
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