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■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 買いに利あり、静かに仕込んでおきたい 過去最高益&好取組みで上昇余地大の○9○○!』 『 バフェット曰く、愚行は参加するのではなく、利用するものである 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2011/05/18 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 2001年9月11日の同時多発テロ、いわゆる「911」の発生はアメリ カ市民の家族観を変えたと言われます。 その端的な事象が、事件発生後の結婚の急増です。当時、結婚を決意したア メリカ人のある女性は、不安や恐怖の中で一人ぼっちで過ごす孤独感から、誰 かと一緒にいたいとの思いが強くなったと述べています。同じような事象の兆 候が、東日本大震災後の日本でもみられるそうです。 ところで、カナダの心理学者がある実験をしました。頑丈な橋と揺れる吊り 橋の上で男女の出会いをセッティングしたところ、揺れる吊り橋の上で出会っ た男女の方が恋愛感情に発展するケースが多かったそうです。不安や緊張を共 有したことがそのような感情の発芽となったとするこの実験結果は、「吊り橋 理論」として広く知られるようになりました。 テロや戦争、大規模災害などの後によく見られる結婚の急増を説明する際に この理論が持ち出されますが、このような大きな事件・災害の発生が人と人の 絆、家族の大切さを見直すきっかけになるのは間違いありません。 ちなみに、911後は、深刻な状況への対応を見て別れを決断するケースや 長年続いた関係を「時間のムダ」として清算するケースも増え、自分に何かあ った場合の愛する家族の身を案じ、あらかじめ遺言状を作成する人などが増加 したそうです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.毎月勤労統計 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 9662.08(+ 95.06)△0.99% ◎TOPIX 837.96(+ 9.11)△1.10% ◎売買高概算 18億3474万株 ◎売買代金概算 1兆2429億円 ◎時価総額 286兆0652億円 ◎値上り銘柄数 1338 ◎(昨年来)新高値 8 ◎値下り銘柄数 224 ◎(昨年来)新安値 8 ◎変わらず 98 ◎騰落レシオ(25日)93.60% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○●●○○●●●○○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-0.25% 75日線比-3.44% ◎為替 (対ドル) 81.14 (対ユーロ)115.77 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 131円(+ 4円)109,056千株 2.三菱UFJ<8306> 386円(+ 9円) 58,452千株 3.東電力 <9501> 389円(+ 9円) 58,148千株 4.日立 <6501> 468円(+ 10円) 46,658千株 5.東芝 <6502> 446円(+ 9円) 34,963千株 ◎売買代金上位 (円) 1.三井住友 <8316> 2464円(+ 83円) 39,015百万 2.ソフトBK<9984> 3080円(+ 92円) 38,468百万 3.コマツ <6301> 2656円(- 25円) 25,033百万 4.トヨタ自 <7203> 3310円(+ 5円) 24,384百万 5.東電力 <9501> 389円(+ 9円) 22,737百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1710万株 買い1790万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比95円(0.99%)高の 9662円で取引終了です。 昨晩のNYダウは68ドル安ですが、ナスダックは0.9ポイントの小幅高。 シカゴ日経先物も9610円まで上昇したことを受け、東京市場は朝方から買 いが優勢。14:18には9693円まで上昇して9700円に急接近する場 面がありました。復興に絡む追加補正予算検討のために通常国会の会期を延長 する案が浮上したこと、銀行株や不動産株が上昇したこと、また外国人と見ら れる買いが入ったこと、さらに上海や香港などアジア主要市場が上昇している ことも買い安心感に繋がっています。売買代金は概算1兆2429億円、上海 総合指数は20ポイント(0.7%)高の2872です。 業種別では、銀行、不動産、食品、商社、建設などの上げが目立ちます。 個別銘柄では、ソフトバンクが92円高の3080円と値を上げています。 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が格上げ方向の『クレ ジット・ウォッチ』に指定としたことが買い材料となっています。現在の長期 会社格付け及び長期優先債券格付けはダブルBプラスであり、トリプルB格と なれば一般の機関投資家にとって投資対象となる格付け水準となり、同社の信 用力向上→株高に繋がるとの思惑に繋がっています。 三井不が19円高の1412円、三菱地所が27円高の1430円、住友不 が47円高の1719円と値を上げています。不動産経済研究所が13時に4 月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)のマンション市場動向調 査を発表。月間契約率は76.0%と好不調の目安となる70%を上回り、先 行きに対する警戒感が後退したとして買いが入っています。都内で売り出した マンションで即日完売したケースがあるなど、耐震性能や勤務先に近い物件へ の需要は高いです。一方、新築マンション発売戸数は、東日本大震災の影響に よる発売延期などが響き、前年同月比27.3%減の2336戸と3ヶ月ぶり の減少です。 国際帝石が1万6000円高の55万3000円、石油資源が55円高の3 740円と値を上げています。NY市場の時間外取引で米原油価格が通常取引 の終値を上回る1バレル=97ドル台後半で推移しており、好感した買いが入 っています。 ミサワホームが19円高の507円と連日で値を上げています。昨日の大引 け後、2011年3月期の連結決算と併せ、12年3月期の売上高が前期比8 %増の3700億円、営業利益が15%増の100億円になる見通しと発表し、 増収増益予想を好感した買いが入っています。 三菱UFJが9円高の386円、三井住友が83円高の2464円、みずほ FGが4円高の131円と値を上げています。東電向けの債権放棄の懸念など を背景にこのところ下落が続いていただけに、相場全体の地合い改善で機関投 資家とみられる買いが入っています。また、昨晩のNY市場で金融株が堅調だ ったことも支援材料となっています。 その他、アサヒビールが95円高の1591円と値を飛ばし、巨大地震発生 前の水準である3月10日終値1567円を上回っています。欧州系の外国人 と見られる大口の買いが入っています。住友精密が40円高の701円、ゴミ 処理関連のタクマが25円高の362円、眼鏡チェーン大手で業績好調のメガ ネトップが59円高の906円、江東区豊洲に保有する土地の一部(約329 1坪)を三菱地所に売却するIHIが10円高の199円と値を上げています。 本日の新高値銘柄は、日揮、MonotaRO、タクマ、メガネトップ、ゼ ンショー、スタートトゥデイ・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・社債の流通利回りが震災前の水準に回復 財務不安後退 ・みずほ、傘下5子会社を3事業に集約 まず銀行を合併 ・北越紀州、中国で200億円を投じ白板紙の工場を新設 ・ドコモ、ソフトバンクの接続料に関して紛争処理を申請 ・4月の首都圏マンション発売、営業自粛などで27%減 ・3月の第3次産業指数、震災の影響で22年ぶり下げ幅 ・震災でビール工場被災、ビール不足がお中元商戦に影響 ・2―4月の米個人消費、高級店堅調 低所得向けは不振 ・インテル、スマートフォン向けMPUを来年初めに発表 ・米デルの2―4月、純利益が2.8倍に 時間外で大幅高 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (6502) 東芝 510→ 570円 据置き B (4502) 武田薬品工業 3,500→ 3,300円 [メリルリンチ証券] 据置き A (4062) イビデン 3,100→ 3,300円 据置き A (4578) 大塚HD 2,600円 据置き A (4817) ジュピターテレコム 98,000円 [ゴールドマンS証券] 引下げ A→B (9506) 東北電力 1,600→ 1,150円 [野村証券] 据置き A (2782) セリア 28.3万→30.1万円 据置き A (2790) ナフコ 1,750→ 1,850円 据置き A (3360) シップヘルスケア 1,600→ 1,950円 引上げ B→A (4091) 大陽日酸 750円 据置き A (6417) SANKYO 5,300→ 5,000円 据置き A (6871) 日本マイクロニクス 1,521→ 1,229円 据置き A (7541) メガネトップ 1,070→ 1,210円 据置き A (7550) ゼンショー 1,100→ 1,300円 据置き A (8841) テーオーシー 630→ 590円 [大和証券CM] 引上げ 2→1 (8242) H2Oリテイリング 770→ 870円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】毎月勤労統計 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 厚労省が発表している毎月勤労統計調査は、賃金や労働時間、雇用市場の動 きを見る代表的な指標となっており、速報値が調査月の翌月末頃にまとまり、 確報値は翌々月の中旬に公表されます。 具体的には、従業員が一定以上の民間・官公営事業所を対象にした調査で、 現金給与額、労働時間、労働者(常用雇用者)数、入職率、離職率、パート タイム労働者比率等が公表されており、その中でも注目度が高いのが現金給 与総額、労働時間、労働者数の三つです。 現金給与総額とは「定期給与」と言われる「所定内給与(基本給+諸手当)」 と「所定外給与(残業手当)」、それに「特別給与(ボーナスや結婚手当等)」を 合わせたもので、所得税や社会保障費等を差し引く前の金額を言います。 現金給与(名目賃金)は、企業収益・労働需給・物価動向の影響を強く受け ます。例えば、物価の動向(インフレかデフレか)によって現金の実質的価値 が違ってくるため、物価(消費者物価)を考慮したものが「実質賃金」で、実 質賃金の伸び率が「サラリーマンの懐具合」を表す指標となっています。 また、ボーナス支給月の6月と12月は名目賃金が高くなるという季節性が あるため、前年同月の水準と比較する必要があります。 労働時間は、所定内労働時間(就業規則等に定められた制度上の労働時間) と、所定外労働時間(残業時間)とに分けられ、残業時間は景気動向に敏感に 反応することから「景気のバロメーター」とも言われ、景気の先行指標として の特徴もあわせ持っています。 労働者数の変動も景気の良し悪しを判断するのに有用ですが、集計範囲の差 異から、労働者数の統計としては一般に労働力調査の雇用者数が利用されてい ます。ただ、労働力調査では確認できない細かな産業別の雇用動向を見るには 毎月勤労統計が適しています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式市場は常に「その先」を予想します。「その先」とは、足元の小さな変化 の集積です。つまり、身のまわりには「その先」につながるヒントが数多く存 在するということです。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━