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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

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こんばんは。aquaです。

 九州南部が梅雨入りしました。昨年より20日、平年より8日早い入梅です。
沖縄地方は平年より9日早い梅雨入りでしたが、今年は他の地方も梅雨入りが
早いのかもしれません。

 ところで、震災による原発事故の影響で日本を訪れる外国人観光客が激減し
ています。

 日本政府観光局の集計によりますと、4月に日本を訪れた外国人観光客やビ
ジネスマンなどの外国人旅行者は推計29万5800人で、前年同月比62%
減と過去最大の落ち込みとなっています。

 国別では、年間を通じて日本を訪れる人が最も多い韓国が66%減となり、
中国は49%減、香港87%減、シンガポール82%減等々。欧米では、アメ
リカが55%減、フランスが68%減、ドイツが67%減などとなっており、
多くの外国人観光客でにぎわっていた浅草(東京)や日光(栃木)、旭山動物
園(北海道)なども大きな影響を被っています。

 外国人観光客の減少は、東日本以外の観光地でも危機的で、観光立国で経済
や地域を活性化させるという日本の成長戦略が大きく揺らいでいます。

 現在は日本への渡航制限が緩和されたことや、民間や市町村レベルでの努力
もあって団体の観光ツアーを再開する動きが出ています。また、週末に行われ
た中韓首脳による被災地訪問には各国の様々な思惑が絡んでいましたが、両首
脳が原発にほど近い福島に足を運んだことは日本に対する懸念を和らげる上で
一定の効果があったものと思われます。

 日本への観光客の復活は、観光業のみならず全経済的な見地からも急務では
ありますが、その一方で日光や浅草などをゆっくり見て回れるのは今だけなの
かもしれません。紫陽花が咲くころの鎌倉は、毎年多くの外国人観光客で大変
混雑します。今年は例年になく、日本的情緒を味わいながらのんびり散策でき
るのかもしれません。

 

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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.先週の動き

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9460.63(-146.45)▼1.52%
◎TOPIX   817.68(- 10.09)▼1.22%

◎売買高概算  18億2739万株
◎売買代金概算  1兆2415億円
◎時価総額  279兆5977億円

◎値上り銘柄数  363  ◎(昨年来)新高値  6
◎値下り銘柄数 1202  ◎(昨年来)新安値 35
◎変わらず    103

◎騰落レシオ(25日)84.39%

◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●○○●●●○○●●● 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.19% 75日線比-5.13%
 
◎為替  (対ドル) 81.64  (対ユーロ)114.59

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  126円(-  2円)101,461千株
 2.東電力  <9501>  334円(- 33円) 78,106千株
 3.三菱UFJ<8306>  371円(-  4円) 59,056千株
 4.川崎重  <7012>  291円(- 15円) 37,237千株
 5.東芝   <6502>  423円(- 12円) 32,371千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.コマツ  <6301> 2381円(-149円) 64,215百万
 2.三井住友 <8316> 2309円(- 56円) 33,943百万
 3.ソフトBK<9984> 2916円(-129円) 33,254百万
 4.三井物産 <8031> 1334円(- 11円) 29,539百万
 5.東電力  <9501>  334円(- 33円) 26,697百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1120万株 買い1650万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価は3日連続安となり、前日比146円
(1.52%)安の9460円と心理的節目として意識される9500円を下
回って取引終了です。

 週末のNYダウがギリシャの債務問題や米景気の先行きを警戒して93ドル
安となったことを受け、東京市場も朝方から売りが優勢。中国やインドの金融
引き締めに伴う景気減速懸念から香港、上海、韓国などアジア主要市場が下落
していることも相場の重石となり、終日、日経平均株価で9450円を中心に
軟調な展開となっています。日経平均が9500円を下回るのは4月19日以
来、約1ヶ月ぶりとなります。売買代金は概算1兆2415億円、上海総合指
数は83ポイント(2.9%)安の2774です。

 業種別では、医薬品がしっかり。機械、保険、不動産、証券などの下げが目
立ちます。

 個別銘柄では、ソーラー屋根を手掛ける三晃金属が16円高の248円と値
を飛ばしています。26日からの主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)で
表明する政府のエネルギー政策について、「2030年までにすべての新築ビ
ル・住宅の屋根に太陽光パネルを設置する構想を盛り込む」と報じられ、今後
の急速な普及による収益拡大期待から買いが集まっています。

 ウエストHDも198円高の1206円と大幅高。同社はこれまで2万カ所
以上の住宅に太陽光発電システムを販売・施工しており、需要拡大を見込んだ
買いが入っています。太陽電池で世界5位の中国・インリーグリーンエナジー
HD(河北省)や韓国の太陽電池大手ハンファグループなどと提携や販売契約
を結んでいます。

 その他、太陽電池関連銘柄として韓国製パネルの販売・施工を手掛けるサニ
ックスが28円高の234円、太陽光発電システムの設置件数で首位級の高島
が20円高の224円と大幅高。 

 太陽電池製造装置のエヌピーシーが54円高の1641円と値を上げ、太陽
電池用のシリコン結晶製造装置を手掛けるフェローテックが213円高の19
41円と大幅高です。

 一休が6日連続高、2650円高の3万8200円と値を上げています。中
国の温家宝首相が22日の菅首相との会談で、日本の旅行会社1社に中国国民
の海外旅行業務のライセンスを付与すると表明。JTBが最有力とみられます
が、一連の中国人観光客の増加に向けた取り組みが宿泊予約サイトを運営する
一休の収益拡大に繋がるとの期待感から物色の矛先が向かっています。

 東京電波がストップ高、100円高の640円となっています。前週末に村
田製作所が東京電波との資本提携を強化すると発表したことが買い材料となっ
ています。村田製は24日付で東京電波の株式200万株を取得し、出資比率
を現在の10.6%から31.9%に高めて筆頭株主となります。東京電波が
手掛ける水晶部品は、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末向
けなどに需要が急増しています。

 一方、マネックスGが320円安の1万3740円と連日で年初来安値更新。
日経平均株価が節目の9500円を割り込むなど株式相場全体が軟調となる中、
投資心理や収益環境の悪化を懸念した売り圧力が強まっています。松井証券も
17円安の358円、みずほFGは3円安の184円、SBIは280円安の
7500円といずれも年初来安値更新です。

 東京電力は寄付き343円、安値330円、高値359円、終値は33円安
の334円です。前週末に2011年3月期連結決算を発表しましたが、今後
も発生する補償などの負担額が見通せないことや、決算短信に「継続企業の前
提に関する注記」が記載されたことを嫌気し、終日売り優勢の展開です。出来
高は7810万株です。

 本日の新高値銘柄は、ビックカメラ、IIJ、タクマ、JUKI、KDDI、
スタートトゥ、六甲バター・・・等々です。


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【2】主な材料                          **
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・パソコン価格が急落、春商戦不振 夏モデルも値下がりか

・銀行の債権放棄「東電支援法案の条件ではない」官房長官

・全国の自治体、補正予算相次ぎ編成 復興へ過去最大規模

・日銀、景気「生産面中心に下押し圧力強い」判断据え置き

・日銀、個人消費「生産の回復とマインド改善で持ち直し」

・4月全国スーパー売上高、前年比1.3%減 3カ月ぶり減

・三菱化学、コンビニ向けに太陽光発電システムを定額発売

・日米欧の自動車部品大手、中国で新エネ車向け事業を拡大

・欧州企業、業績好調 1―3月期純利益が前年比38%増



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 据置き   A (9783) ベネッセHD    5,100→ 4,500円
 据置き   A (8031) 三井物産          2,530円
 据置き   C (6370) 栗田工業      2,500→ 2,300円

[野村証券]
 据置き   A (6301) コマツ       3,500→ 3,130円
 据置き   A (6471) 日本精工      1,030→   990円
 引上げ B→A (6472) NTN            500円
 引上げ B→A (7013) IHI        230→   260円
 引下げ A→B (4547) キッセイ薬品    1,950→ 1,700円
 引下げ A→B (5406) 神戸製鋼       260→   200円
 引下げ A→B (6104) 東芝機械       670→   465円
 引下げ A→B (7012) 川崎重工       410→   310円
 引下げ B→C (6305) 日立建機      2,250→ 1,570円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A (4044) セントラル硝子        490円
 据置き   A (4676) フジメディア        17万円
 据置き   B (1721) コムシス       830→   840円
 据置き   B (9706) 日空ビル      1,450→ 1,030円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】先週の動き                         **
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◎先週の日経平均株価:変動率-0.43%(値幅-41.69円)

◎週足サイコロ ○●●○○○●○○○●●

◎上昇率順位 ※株価が1ケタの銘柄を除く

 1位 4779 ソフトブレーン   通信業    +32.27%
 2位 6298 ワイエイシイ    機械     +26.82%
 3位 7448 ジーンズメイト   小売業    +23.48%
 4位 7745 A&D       精密機器   +19.01%
 5位 3009 川島織物セルコン  繊維製品   +18.64%
                
◎下落率順位(同)       (業種)      (週間騰落率)

 1位 7709 クボテック     精密機器   -23.64%
 2位 4319 TAC       サービス業  -20.40%
 3位 8574 プロミス      その他金融  -19.72%
 4位 9501 東京電力      電気ガス業  -18.98%
 5位 9502 中部電力      電気ガス業  -17.65%


◎先週の業種別動向         ◎TOPIX及び規模別株価指数

 1位 不動産業器   +1.80%   TOPIX -1.45%
 2位 保険業     +0.82%   大型株   -1.58%
 3位 精密機器    +0.68%   中型株   -1.27%
 4位 空運業     +0.50%   小型株   -1.15%
 5位 小売業     +0.39%


●現在値付近の主なテクニカルポイント(週足ベース)

        13週線 9758
     一目(週)雲下限 9607
       心理的節目 9500

             9460 本日終値

             9409 4月19日安値
             9362 -1σ(13週)


●先週末時点の指標    (TPOIX)     (日経平均)

 前期基準PBR      1.02倍      1.06倍
 今期予想PER      15.29倍     15.12倍
 今期予想平均配当利回り  1.98%      1.80%


※前日のNY市場の騰落、シカゴ日経平均先物、為替、原油や金価格動向、寄
 り前の外国人の注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は
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 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html 



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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記録的な猛暑となった昨年7月から9月までの3か月間に、熱中症で亡くなっ
た人は全国で1648人にのぼり、1961年の統計開始から過去50年間で
最多となっています。記録的な猛暑だった昨夏ほどではないにしても、今年の
夏も暑くなることが予想されています。今年は節電のためにある程度の暑さは
我慢しようとする人が多くなりそうで、例年以上に熱中症対策をしっかりとや
る必要があります。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/ 
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   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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