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 ┃株式投資┃  “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ”
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おはようございます。aquaです。

 街角で見かける「紫陽花」(アジサイ)が、雨に濡れて生き生きと咲いてい
るのが非常に印象的で、思わず足を止めてしまいます。しとしと雨が降る中で
咲く紫陽花の花、まさに日本の梅雨の風景です。

 ご存知の通り、この梅雨から夏にかけて咲くアジサイは、咲き始めから花の
終わりまでに色が変化してくるため「七変化」と言われます。そのためか花言
葉は「移り気」です。今ではこのアジサイの花には、青・白・ピンク・紫・赤、
そして緑・・・等々、様々な色がありますが、本来の日本のアジサイは青だっ
たそうです。

 アジサイについてよく言われていますが、土壌が酸性だと青くなり、アルカ
リ性だと赤くなります。もともとの日本の土壌は酸性であるため、日本古来の
アジサイは青だったという訳です。

 幕末から明治にかけて来日した西洋の人々が初めて見る美しいアジサイを持
ち帰り、青以外の色の花を作り出したそうですが、元々ヨーロッパの土壌はア
ルカリ性のため、青かった花が自然と赤っぽくなり、そして色とりどりの花へ
変化を遂げたそうです。

 ちなみに、アジサイを西洋に紹介した人物として有名なのは、かのシーボル
トですが、彼はアジサイの学名を「ハイドランジア オタクサ(Hydran
gea otaksa)」と名づけました。この「Otaksa」は、シーボ
ルトが日本の愛人「お滝さん(楠本滝さん)」を想い、彼女の呼び名を名付け
たそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      11961.52(+ 64.25)△0.54%
□ナスダック       2623.70(-  7.76)▼0.29%
□S&P500      1267.64(+  2.22)△0.18%
□CME日経225先物  9420   (+ 10)※大証比

□為替      (対ドル) 80.72  (対ユーロ)114.73

□半導体株指数        393.87(- 4.57)
□NY原油先物(7月限)   94.95(+ 0.14)
□NY金 先物(8月限) 1529.90(+ 3.70)
□バルチック海運指数   1424   (+19)


 16日のNY株式市場は、雇用指標や住宅指標が好感されダウは反発しまし
た。

 ギリシャ支援の調整難航や同国政局の混迷、5月の英小売売上高の予想以上
の減少などでリスク回避の動きが強まり欧州株が続落。NY株も慎重なスター
トとなりましたが、朝方発表の先週の新規失業保険申請件数が市場の予想より
も大幅に減少し、5月の住宅着工件数は予想以上の増加、先行指標の着工許可
件数も2カ月ぶりにプラスに転じたことなどから投資家心理がやや改善しまし
た。

 フィラデルフィア地区の6月の製造業景気指数は予想外の落ち込みとなりま
したが影響は限定的。ただ、バーゼル銀行監督委員会が、大手銀行が規模を拡
大する場合は追加資本賦課(資本の上乗せ)を求める案を検討していると報じ
られたことなどから銀行株が一時値を消し、ギリシャ問題の不透明感、オプシ
ョン期日に絡む取引などで相場が上下しましたが、引けかけて値を戻しダウは
反発しました。

 業種別では、公益、生活必需品、金融、資本財などがしっかりで、素材が下
落しました。

 個別では、好決算を発表した食品スーパーのクローガーが上昇し、同業のホ
ールフーズやセーフウェイなどにも買いが波及しました。同じく好業績を手掛
かりに食肉関連のスミスフィールド・フーズが買われ、同業のタイソンフーズ
も上昇。その他、日用品のプロクター&ギャンブル、飲料のコカコーラ、食品
のクラフトフーズなどが堅調でした。

 住宅指標が改善したことから、ホムーセンター最大手のホームデポと同業2
位のロウズが上昇。住宅建設のDRホートンやKBホームなどもしっかりでし
た。

 金融株は方向感のない展開。バンク・オブ・アメリカはプラス圏に浮上しま
したが、JPモルガンは戻しきれずに3日続落。オランダのINGグループの
米オンライン銀行部門を買収すると報じられたクレジットカード大手のキャピ
タル・ワンが上昇し、自社株買いを発表したクレジットカード大手のディスカ
バー・ファイナンシャルも買われました。

 2―4月期決算が市場予想を下回り、先行きの見通しも慎重と受け止められ
た通信機器のフィニサーが急落し、同業のJDSユニフェーズやシエナなども
売り押されナスダック指数を圧迫しました。
 
 ダウ構成銘柄では、アメリカン・エクスプレス、ヒューレット・パッカード、
ホームデポなどが上昇率上位で、アルコア、ディズニー、JPモルガンなどが
軟調でした。

 商品相場は原油が小幅反発、金は小幅に3日続伸でしたが、いずれも前日終
値をはさみ方向感のない展開。バルチック海運指数(BDI)は続伸です。

 CME日経225先物はドル建てが9420(大証比10円高)、円建てが
9405(同5円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比64ドル高の1万1961ドルと2日ぶりに上昇
しています。

 シカゴ日経平均先物は9420円と昨日の東京市場の日経平均株価9411
円と比べて9円高い水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=80円60銭前後とほぼ横
ばい。対ユーロは1ユーロ=114円55銭前後とやや円安方向に振れていま
す。

 NY金価格は3日連続高。前日比3.7ドル高の1トロイオンス=152
9.9ドルとなっています。

 NY原油は小幅高。前日比0.14ドル高の1バレル=94.95ドルと2
日ぶりに上昇しています。

 バルチック海運指数(BDI)は2日連続高。前日比19ポイント高の14
24となっています。


 寄付き前の外国証券経由の注文状況は、昨日まで11日連続の買い越しとな
っています。直近では昨年11月29日から同12月15日の13日連続買い
越し以来となります。

 IEA(国際エネルギー機関)は、昨日公表した石油市場月報で2011年
の世界石油需要の予測を上方修正しています。日量平均8930万バレルと、
前年比で同128万バレル(1.5%増)増加すると予測しています。

 本日は、主要企業の株主総会で、トヨタ自動車、住友金属工業、東京エレク
トロン、NTTドコモなどが開催を予定しています。

 8:50に日銀金融政策決定会合議事要旨(5月19~20日分)が公表さ
れます。5月の会合では、政策金利を年0~0.1%程度に据え置き、実質ゼ
ロ金利政策を維持することや、基金による国債や社債などの資産買い取り規模
を10兆円程度に据え置くことを決定しています。

 14:30に5月の全国百貨店売上高が発表されます。4月は既存店ベース
で前年同月比1.5%減の4624億円となっています。東日本大震災の影響
が大きかった3月の14.7%減から大幅に改善しています。日本百貨店協会
では、日を追うごとに自粛ムードが和らいだことや3月の買い控えの反動など
により、春物ファッションを中心に活発な動きが見られたことが回復につなが
ったと見ています。

 昨日発表された6月第2週(6月6日~6月10日)の投資部門別売買動向
を見ますと、外国人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は398億となって
います。

 外国人は、昨年11月から29週連続(昨年11月第1週~5月第3週)で
過去最長の買い越しを記録した後、5月第4週に初の売り越しに転じました。
そして6月に入り第1週は買い越しましたが、今回(第2週)は再び売り越し
に転じています。

 海外では、5月の米景気先行指数(コンファレンスボード)の発表などが予
定されています。

 EU(欧州連合)とIMF(国際通貨基金)はギリシャに対し、総額110
0億ユーロの第1次支援枠のうち、120億ユーロ分(第5弾)を19~20
日のユーロ圏財務相会合で決定します。尚、民間投資家の関与を含む第2次支
援は来月11日の会合で決着を目指す方針です。


◆主なニュース

・アジア3ヵ国で鉄道整備に参画 政府と京阪電、丸紅など共同で

・風力発電、昨年度は新設3年ぶり減少 補助金停止、経営厳しく

・「3つの増税」難航が必至 政府税調、消費税の意見集約を断念

・東電の資産査定で検証、年金の減額も議論 経営調査委が初会合

・米HP、日本向け販売のパソコン生産を中国から東京都内に移管

・日産、ブラジルに新工場 中国では電気自動車を生産 中期計画

・マツダ・住商、ブラジルに販社 来年メド、成長市場の開拓急ぐ

・新宿伊勢丹を大規模改装 100億円投資、2013年春メドに

・ソニー、液晶パネル用フィルム増産 高機能携帯向け、能力2倍

・米、ファンドの強気心理変調 株の空売り残高、今年最高を記録

・EU・IMF、ギリシャ向け資金繰り先行支援 民間負担先送り


◆経済指標等

・日銀金融政策決定会合議事要旨(5月19~20日分)
・資金循環統計(1―3月期速報値、日銀)
・全国百貨店売上高(5月、日本百貨店協会)
・日本製半導体製造装置BBレシオ(5月、日本半導体製造装置協会)
・電力需要実績(5月速報値、電事連)

・米消費者信頼感指数(6月速報値)
・米景気先行指標総合指数(5月)

◆その他

・決算発表 ジーンズメイト(7448:ヤングカジュアル専門チェーン)

・IMF、世界経済見通しを改定



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【3】心に残る名言                        **
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        一切の気取りと、背伸びと、山気を捨て、

        自分はこれだけの者、という気持ちでやろう。


                       尾崎 一雄






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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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