朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 人の行く裏に道あり花の山、押し目買い好機の○３○○！』 『 もち合い相場とその次の展開 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 2011/05/25 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 今日の関東地方はカラっとした好天に恵まれました。気象庁が本日発表した ３か月予報（６月から８月までの天候見通し）によりますと、東日本・西日本 ともに６月と７月の気温は平年並みか高い予想となっており、８月は平年並み だそうです。 ところで、日本電機工業会が発表した統計によりますと、４月の白物家電の 国内出荷額は前年同月比１９．７％増で２カ月ぶりの増加となっています。 大震災後の自粛ムードで不要不急の消費は控えられていましたが、被災地で は破損や故障した製品の買い替えが進んでおり、節電につながる家電販売も伸 びています。 内訳としては、洗濯機が１３．４％増で５カ月ぶりの増加、冷蔵庫は８．５ ％増で４カ月ぶりの増加。扇風機は、節電意識の高まりを背景に前年同月比で ２．３倍増となっています。 反動でルームエアコンの販売額は苦戦が予想されていたところ意外にも、節 電性能を高めたエアコンの買い替え需要や被災地での需要増で前年同月に比べ 約６０％増と大幅に伸びています。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．ザ・ランキング ５．編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ９４２２.８８（－ ５４.２９）▼０.５７％ ◎ＴＯＰＩＸ ８１７.７４（－ １.４２）▼０.１７％ ◎売買高概算 １６億０７６３万株 ◎売買代金概算 １兆０９５６億円 ◎時価総額 ２７９兆６０６８億円 ◎値上り銘柄数 ４６５ ◎（昨年来）新高値 ６ ◎値下り銘柄数 １０２７ ◎（昨年来）新安値 １６ ◎変わらず １６９ ◎騰落レシオ（２５日）７７.１５％ ◎サイコロ（日経平均）５勝７敗 ○○●●●○○●●●○● ４１.７％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－２.４２％ ７５日線比－５.３０％ ◎為替 （対ドル） ８１.９０ （対ユーロ）１１４.９１ ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １２７円（＋ ２円） ９９,８０７千株 ２.東電力 ＜９５０１＞ ３１５円（－ １８円） ５３,３９０千株 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ３７３円（＋ ３円） ５１,３２２千株 ４.東芝 ＜６５０２＞ ４１４円（－ １８円） ４４,２１０千株 ５.日立 ＜６５０１＞ ４４１円（－ １３円） ４０,０５９千株 ◎売買代金上位 (円) １.トヨタ自 ＜７２０３＞ ３３１５円（＋ ７０円） ４５,２８５百万 ２.三井住友 ＜８３１６＞ ２３３９円（＋ ３５円） ２９,７９１百万 ３.ソフトＢＫ＜９９８４＞ ２９６６円（－ ３９円） ２４,６６６百万 ４.コマツ ＜６３０１＞ ２３７９円（－ ３８円） ２４,４２９百万 ５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ３７３円（＋ ３円） １９,１５５百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１３１０万株 買い１３３０万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比５４円（０．５７％）安の ９４２２円で取引終了です。 昨晩のＮＹダウは２５ドル安でしたが、為替が落ち着いた値動きとなってい たことを好感し、またＰＢＲなど割安感、値ごろ感を意識した買いが朝方は優 勢で９：１１には９５０３円と９５００円台に乗せる場面がありました。ただ、 欧州財政問題や世界的景気後退に対する警戒感が根強い中、積極的に上値を買 い上がる動きは見られず、買い一巡後は徐々に上げ幅縮小。香港、上海、韓国 などアジア主要市場が下落しているのを横目にマイナスに転じています。自民 ・公明両党が今国会期末までに内閣不信任決議案を共同提出する方向で調整と 報じられるなど政局不透明感も相場の重石となっています。売買代金は概算１ 兆９５６億円、上海総合指数は２５ポイント（０．９％）安の２７４１です。 業種別では、鉱業、証券、紙パ、自動車、銀行などが値を上げ、精密、電機 などが下げています。 個別銘柄では、トヨタ自動車が７０円高の３３１５円と上昇。東日本大震災 で通常の５割に落ち込んでいる国内の生産台数を６月に９割まで引き上げる方 針と報じられ、好感した買いが入っています。これまでは６月に７割まで増や す計画でしたが、部品の調達が予想より円滑に進んだことから前倒しのメドが 付いたとしています。 タカラバイオが２２円高の４９６円と上昇、一時は５１６円まで買われる場 面がありました。昨日に、国内で初めてヒトゲノム（人間の全遺伝情報）を完 全解読するサービスを６月１日に始めると発表したことが材料となっています。 三重県四日市市の拠点に専用装置を設置し、「次世代シーケンサー」と呼ぶ解 析装置を活用し約３０億個に上るＤＮＡの塩基配列を３ヶ月で解読するとして います。 ミニショベル主体の建機中堅で海外販売比率が高い竹内製作所が１５０円高 の９９５円とストップ高。昨日の引け後に２０１２年２月期の連結最終損益が ６億６０００万円の黒字（前期は１２億９９００万円の赤字）になる見通しと 発表し、好感した買いが入っています。最終黒字は４期ぶりで、欧米における 小型建設機械の需要回復やコスト削減が寄与しています。 国際帝石が１万４０００円高の５４万８０００円と上昇。昨晩のＮＹ市場で 原油価格が１．８９ドル高の１バレル＝９９．５９ドルと上昇したことが手掛 かりとなっています。米大手金融のゴールドマン・サックスとモルガン・スタ ンレーが発表したリポートで、欧州の原油指標銘柄である北海ブレント先物の 価格先行きに強気な見方を示したことも材料視されています。 福井地盤の郊外型ドラッグストアのゲンキーが１２０円高の１９１０円と値 を飛ばしています。東京証券取引所が６月１日付で同社株を２部市場から１部 銘柄に指定すると発表。第１部上場により、ＴＯＰＩＸに連動する投資信託や ファンドなどから買い需要が発生することから、短期的な上昇を狙った先回り 買いが入っています。 その他、オイレス工業が８９円高の１４２８円と値を飛ばし、電産トーソク が３９円高の７９６円、富士通ゼネラルが１８円高の４５５円、太陽電池とス マートフォン関連のアルバックが６８円高の１９９０円、太平工業が１５円高 の３２９円と値を上げています。 尚、東京電力は１８円安の３１５円と上場来安値となった４月６日の２９２ 円に接近です。福島第１原発の事故に伴う巨額賠償責任を抱えて経営の先行き が見通せず、投資家から損失覚悟の処分売りが継続しています。 本日は、東電が大株主となっている関電工が１１円安の３４７円と年初来安 値を更新、高岳が１０円安の２５１円、ＫＤＤＩが１万円安の５７万６０００ 円、大崎電気が２３円安の７２１円と関連銘柄の一角も値を下げています。カ ナダでも個人情報流出が報じられたソニーは３４円安の２２３６円です。 本日の新高値銘柄は、アイロムＨＤ、ＭｏｎｏｔａＲＯ、沢井製薬、角川Ｇ ＨＤ・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・日銀議事要旨、副総裁以外も「追加緩和の必要性」指摘 ・震災の影響で４月輸出額１２％減 ３１年ぶり貿易赤字 ・４月の民生用電子機器、テレビの単価下落響き１３％減 ・ガソリン価格が震災前水準に 原油高一服や販売不振で ・土中の放射性物質、水洗いに効果なし 福島大学が確認 ・産業用ロボ大手、中国事業拡大 急速な発展で人手不足 ・トヨタ、インドネシアで生産能力４割増強 市場急拡大 ・ソニーエリクソン、カナダで約２千人分の個人情報流出 ・米財務省、保有ＡＩＧ２億株を１株２９ドルで売り出し ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［メリルリンチ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (4555) 沢井製薬 8,100→ 9,400円 据置き Ａ (5486) 日立金属 1,300→ 1,350円 引下げ Ｂ→Ｃ (6952) カシオ計算機 643→ 566円 ［クレディＳ証券］ 据置き Ａ (5002) 昭和シェル石油 980円 引上げ Ｂ→Ａ (5019) 出光興産 10,000円 据置き Ａ (5020) ＪＸホールディングス 740円 ［野村証券］ 据置き Ａ (4506) 田辺三菱製薬 1,900円 据置き Ａ (6282) オイレス工業 2,000円 据置き Ａ (6502) 東芝 600円 据置き Ｂ (8056) 日本ユニシス 700→ 460円 引上げ Ｃ→Ｂ (6857) アドバンテスト 1,090→ 1,411円 ［三菱ＵＦＪＭＳ証券］ 据置き Ａ (1979) 大気社 1,640→ 1,800円 据置き Ａ (8870) 住友不動産販売 5,100→ 5,500円 据置き Ｂ (8830) 住友不動産 2,000→ 1,850円 ［大和証券ＣＭ］ 引上げ ２→１ (9719) 住商情報システム 1,336円 引上げ ３→１ (9737) ＣＳＫ 320円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】ザ・ランキング ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 国の内外を問わずＭ＆Ａ（企業の買収・合併）に関するニュースが相次いで いますが、今回は東証１部の「Ｍ＆Ａレシオ」のランキングをご紹介させてい ただきます。 ネット レシオ(倍) 時価総額 キャッシュ １位 ２６５７ インターニック －６.８０ ３３億円 ３５億円 ２位 ６７１５ ナカヨ通信機 －５.３４ ４１億円 ５２億円 ３位 ４８２６ ＣＩＪ －５.２０ ６０億円 ４７億円 ４位 ６７０６ 電気興業 －１.９１ ２５７億円 ２５３億円 ５位 ７５９１ エクセル －１.７１ ７５億円 ８４億円 ６位 ６６７５ サクサＨＤ －１.１２ ８０億円 ８６億円 ７位 ６９６２ 大真空 －０.９８ ２０７億円 １２６億円 ８位 ４０４３ トクヤマ －０.９０ １３８８億円 ９５９億円 ９位 ２６７６ 高千穂交易 －０.７０ ８４億円 ５５億円 １０位 ５９１１ 横河ブリッジ －０.６３ ２０７億円 １２３億円 尚、Ｍ＆Ａレシオとは買収のしやさを示す指標で、以下の計算式で求められ ます。 Ｍ＆Ａレシオ＝（時価総額÷２－ネットキャッシュ）÷キャッシュフロー 企業を買収して支配下に置くためには発行済み株式の半分を取得すればよく、 発行済み株式数の半分を取得するための金額「時価総額÷２」が買収コストと なります。買収先のネットキャッシュ（現金及び現金同等物）は、買収後に回 収できるため、その分を買収コストから差し引きます（正味の買収コスト）。 そして正味の買収コストを、年間の営業キャッシュフロー（本業の商売で得た 金額）によって何年で回収できるかを示したものがＭ＆Ａレシオです。 上記ランキングは会社四季報をもとに、東証１部上場銘柄で、買収の可能性 を考慮し、少数特定者持株比率が４０％以下、浮動株比率が２０％以上、株主 持分比率が５０％以上、ＰＢＲが３倍以下の企業を対象にしています。 Ｍ＆Ａレシオがマイナスとなるのは、現金及び現金同等物の額が買収コスト を上回るケースで、時価で買収できればコスト以上の現金等が手に入ることを 意味しています。帝国繊維やアルプス技研、東京鉄鋼、日本山村硝子、あすか 製薬、アツギなども上位にランクしています。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 相場の過熱感の度合いを示す騰落レシオが、安値圏とみられるゾーンに入って きました。本日の騰落レシオは７７．１５％で今年４度目の８０％割れ。これ は東日本大震災で急落（日経平均終値：１０１５円安の８６０５円・年初来安 値）した３月１５日（７２．８２％）に次ぐ水準です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝５年連続受賞＝ ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１０ http://melma.com/contents/moy2010/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 ３年連続での『総合大賞』 （０６年と０７年はマネー部門賞第１位） ◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 （０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず） ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
