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こんばんは。aquaです。

 多くの小中学校は今日から夏休み。水着とタオルをカバンにつめて毎日のよ
うにプールに通った昔が懐かしく思い出されます。

 ところで、江戸時代のはじめ、全国を行脚した儒学者の林春斎が、その著書
「日本国事跡考」で絶賛した三つの景観(下記)を「日本三景」と呼び、今日
は林春斎の誕生日であることから「日本三景の日」となっています。


 【 松島 】     宮城県宮城郡松島町を中心とした多島海

 【 天橋立 】    京都府宮津市にある砂嘴(さし)

 【 厳島(宮島)】  広島県廿日市市にある厳島神社を中心とした島


 いずれも海に面し、付近には松林。この時期は特に海の青さと松の深い緑が
一層際立ち素晴らしい景観となっています。

 ちなみに、松尾芭蕉が「奥の細道」の冒頭で「松島の月先心にかゝりて(松
島の名月がまず気にかかって)」とした松島の月景色の素晴らしさは、14世
紀初頭(鎌倉時代の後半)には中国にも知られていたと言います。

 今回の大地震と津波で松島町も被害を受けたと聞きましたが、被害は比較的
軽微で、三景松島の復興は日々進んでいるそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.ザ・ランキング

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  10010.39(+  4.49)△0.04%
◎TOPIX   860.11(-  0.55)▼0.06%

◎売買高概算  17億9700万株
◎売買代金概算  1兆1245億円
◎時価総額  294兆2949億円

◎値上り銘柄数 487  ◎(年初来)新高値 41
◎値下り銘柄数 996  ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず   176

◎騰落レシオ(25日)122.38%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○●○●●○●○●○○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.07% 75日線比+3.41%

◎為替  (対ドル) 78.82  (対ユーロ)112.50

◎出来高上位
 1.東電力  <9501>  590円(+ 81円)276,714千株
 2.山水電  <6793>    4円(±  0円) 89,642千株
 3.みずほ  <8411>  129円(+  1円) 85,138千株
 4.三菱UFJ<8306>  394円(+  5円) 32,505千株
 5.太平洋セメ<5233>  156円(-  2円) 27,066千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.東電力  <9501>  590円(+ 81円)154,590百万
 2.ソフトBK<9984> 3165円(+ 15円) 18,113百万
 3.トヨタ自 <7203> 3310円(- 15円) 16,527百万
 4.パナソニク<6752>  925円(- 26円) 16,240百万
 5.JT   <2914>3050百円(-75百円) 15,712百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り790万株 買い610万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比4円(0.04%)
高の1万0010円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは15ドルの小幅安でしたが、シカゴ日経先物は1万007
5円と堅調。為替も1ユーロ=112円台半ばの円安に振れたことが支援材料
となり、朝方は買いが先行。もっとも、昨日に116円高となって1万円の大
台を回復した直後とあって買い一巡後は手控え気分が強まって上げ幅縮小。一
時はマイナスに転じる場面もありましたが、下値では先高期待からの押し目買
いが入り、小幅高での引けとなっています。欧州で本日にユーロ圏17ヶ国首
脳会議を控え、欧州債務問題の先行きを見極めたいとして様子見気分も強く、
本日の高値と安値の値幅は52円と狭いレンジ内での推移となっています。売
買代金は概算1兆1245億円、上海総合指数は28ポイント(1.0%)安
の2765です。

 業種別では、水産農林、電力ガス、石油、銀行、非鉄などが高く、紙パ、不
動産、精密、鉄鋼などが下げています。

 個別銘柄では、自動車用オイルシールやフレキシブル基板(FPC)で世界
首位のNOKが大幅高、151円高の1495円となっています。昨日の取引
終了後に発表した2012年3月期連結業績予想を好感した買いが入っていま
す。自動車用シール材や事務機器向け部品の生産効率が改善し、純利益は前期
比32%増の221億円と市場予想175億円を大幅に上回る数字を発表して
います。

 フェローテックが139円高の1780円と大幅高。7月11日に発表した
新株発行400万株の公募価格が昨日に引け後に1株当たり1591円に決定。
本日から幹事証券が株価を支えることができる「安定操作可能期間」に入り、
足元の下落懸念が後退すると見た買いが入っています。

 東京電力が81円高の590円と大幅高。目新しい材料はありませんが、5
月11日の高値525円を上回ったことで、売り方窮地からの買い戻しが一気
に進んだほか、さらなる上昇を期待した買いが入っています。

 ファーストリテイリングが380円高の1万3720円と値を上げ、13日
に付けた戻り高値1万3620円を上回って年初来高値更新。野村証券が昨日
のリポートで目標株価を1万4500円から1万5500円に引き上げたこと
がきっかけとなっています。

 大阪チタニウムが140円高の5510円と値を上げています。米大手アメ
リカン航空の親会社AMRが昨日、2022年までに米ボーイングとエアバス
から460機を導入すると発表。航空機用ジェットエンジン部品で高い世界シ
ェアを占め、2社と取引する大阪チタニウムの受注増に繋がるとの見方から買
いが入っています。同社の輸出の大半はジェットエンジン部品で、世界のエン
ジン生産が増えれば受注は増えます。また、ジェットエンジン部品を製造する
東邦チタニウムも44円高の2317円と値を上げています。

 その他、リンナイが30円高の5990円と上値指向の展開継続、マルハニ
チロが8円高の136円、MISAWAが35円高の615円、大幸薬品が4
9円高の899円、日本配合飼料が6円高の117円、住友精密が19円高の
589円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、日揮、日本配合飼料、ゲンキー、マンダム、OSG、
旭ダイヤ、日機装、日本光電、ファナック、ニチコン、ファーストリテイリン
グ・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・6月の貿易収支、3カ月ぶりの黒字 自動車輸出が持ち直し

・6月の民生用電子機器出荷額、24%増 薄型TVがけん引

・6月のエチレン生産、前年同月比3%増 3カ月ぶりプラス

・地デジ完全移行迫る ブレーレイ録画再生機に駆け込み需要

・富士フイルム、14年3月期に営業益の過去最高更新目指す

・ANA、今秋にも2社目のLCC設立 成田拠点に来年就航

・7月中国PMI、50下回り28カ月ぶり低水準 HSBC

・インテルの4―6月期、過去最高の売上高 粗利益率は低下

・アップル、新OS「ライオン」やマックブックの新製品発売



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 新 規   A (8703) カブドットコム証券      300円
 新 規   B (8628) 松井証券           420円
 新 規   B (8698) マネックスグループ    16,900円

[クレディS証券]
 据置き   A (7956) ピジョン      3,350→ 3,240円

[バークレイズC証券]
 引上げ B→A (6773) パイオニア      380→   500円

[野村証券]
 据置き   A (1878) 大東建託          8,000円
 据置き   A (8341) 七十七銀行          410円
 据置き   A (9983) ファーストリテ  14,500→15,500円

[三菱UFJMS証券]
 新 規   A (5407) 日新製鋼           195円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】ザ・ランキング                       **
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 売上高は企業の規模を示す一つの指標です。例えば建設業(建設株)を売上
高の大きい順に並べますと以下のようになります。


・建設株の売上高(前期実績)ランキング

  1位(1925)大和ハウス工業  1兆6901億円

  2位(1928)積水ハウス    1兆4883億円

  3位(1812)鹿島建設     1兆3256億円

  4位(1803)清水建設     1兆3037億円

  5位(1801)大成建設     1兆2181億円

  6位(1802)大林組      1兆1318億円

  7位(1878)大東建託     1兆0011億円

  8位(1911)住友林業       7974億円

  9位(1944)きんでん       4785億円

 10位(1942)関電工        4624億円


 また、時価総額も企業の規模を示す指標です。時価総額は、企業の利益や資
産規模を反映した市場における企業価値ですが、市場の期待値の影響を受ける
ため上記順位とは趣を異にします。


・建設株の時価総額(昨日終値ベース)ランキング

  1位(1925)大和ハウス工業    6251億円

  2位(1963)日揮         6160億円

  3位(1878)大東建託       5828億円

  4位(1928)積水ハウス      5090億円

  5位(1803)清水建設       2673億円

  6位(1802)大林組        2568億円

  7位(1812)鹿島建設       2537億円

  8位(6366)千代田加工建設    2473億円

  9位(1801)大成建設       2132億円

 10位(1944)きんでん       1814億円


 ちなみに、時価総額2位の日揮は、売上高ランキングでは12位(4472
億円)、時価総額8位の千代田加工建設は売上高ランキングでは24位(24
70億円)となっています。


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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証券マンには験(げん)を担ぐ人が多く、「うなぎ上り」に通じるとして、事
あるごとにうな重やうな丼を食べる人が少なくありませんでした。(証券マン
が羽振りが良かった頃のお話です。)その後、時代の流れで、東京証券取引所
がある兜町に出入りする人はめっきり減ってしまい、同界隈で証券マン御用達
だった千代田書店・茅場町店は閉店しましたが、同じく証券マンの御用達だっ
た鰻屋「松よし」は今も健在だそうです。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/
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   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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