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 ┃株式投資┃  “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ”
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おはようございます。aquaです。

 土曜日の増刊号では、『一目で分かる主な太陽光発電関連銘柄!』をご紹介
させて頂きましたが、その他、「内需関連株」、「景気敏感株」、「ディフェ
ンシブ株」・・・等々、株式マーケットに接していますと、普段聞き慣れない
言い回し・用語に出会うことが多々あるかと思います。

 慣れてきますと違和感は全くないのですが、それでも本誌を読んで頂いてい
る方の中にはビギナーの方が多くいらっしゃいますので、本日は簡単にその分
類と意味について触れさせて頂きます。


・【内需関連株】

 事業基盤が国内にあり、業績が国内景気に影響されやすい。主な業種は、不
 動産・銀行・建設・通信。

・【輸出関連株】

 輸出比率や海外売上高比率が高く、海外景気や為替の動向に左右されやすい。
 主な業種は、自動車、電機、ハイテク、機械。

・【景気敏感株】

 収益が景気変動に左右されやすい。主な業種は、鉄鋼、化学、非鉄などの素
 材産業や工作機械などの設備投資関連。

・【ディフェンシブ株】

 景気変動の影響を受けにくく、比較的業績が安定。主な業種は、食品・医薬
 品・電力・鉄道。

・【市況関連株】

 国際商品市況や株式、金利などに業績が左右されやすい。主な業種は、証券・
 銀行・損保・非鉄。


 大まかに分類しますと上記の通りとなります。ただし、不動産は金利変動で
収益が左右される金利敏感株といった側面があり、また電機株でも半導体生産
が多いと輸出というより半導体市況関連と見たほうが良い場合もあります。従
いまして、四角四面に線引きしないようにすることも大切です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言









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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12441.58(+ 38.82)△0.31%
□ナスダック       2796.86(+ 13.94)△0.50%
□S&P500      1331.10(+  5.41)△0.41%
□CME日経225先物  9490   (- 40)※大証比

□為替      (対ドル) 80.77  (対ユーロ)115.66

□半導体株指数        433.09(+ 4.85)
□NY原油先物(7月限)  100.59(+ 0.36)
□NY金 先物(8月限) 1537.30(+13.60)
□バルチック海運指数   1474   (+ 7)


 先週末27日のNY株式市場は、素材株などへの買い戻しで続伸しました。

 G8首脳が声明で「世界経済の回復は力を増し、一段と自律的になりつつあ
る」と指摘したことを好感し欧州株が上昇、NY株も買い優勢で取引をスター
ト。朝方発表の4月の仮契約住宅販売指数が予想よりも大幅な落ち込みとなり、
4月の個人消費支出は市場予想を小幅に下回りましたが相場への影響は限定的
でした。

 G8が世界経済の強さを指摘したことや、ECB政策委員会メンバーのオラ
ンダ中銀総裁がIMF(国際通貨基金)によるギリシャ支援について楽観的な
見通しを示したこと、加えて米経済指標の内容を受けて為替市場でドルがユー
ロなど主要通貨に対し下落したことで、ドル建てで取引されている商品相場に
資金が向かい素材株が上昇。景気回復の鈍化を示す経済指標が相次いでいるこ
とで緩和的金融政策が継続するとの観測も相場を支援。3連休や来週の雇用統
計の発表を控えて積極的な商いは手控えられましたが、売りポジションを軽く
する動き(売り方の買い戻し)が目立ち相場は底堅く推移しました。ただ、出
来高は今年2番目の低水準でした。

 業種別では、素材と金融の上昇が目立ちました。

 個別では、商品高を手掛かりに産銅大手のフリーポート・マクモランなど素
材株が上昇。この日はスタンダードチャータード銀行が銅価格の上昇を予想し
たこともあり、銅生産大手のサザン・コッパーやテック・コミンコなどの上昇
が目立ちました。

 欧州市場で銀行株が上げた流れを引き継ぎ、ウェルズファーゴやバンク・オ
ブ・アメリカ(バンカメ)などの金融株が軒並み高。国際決済銀行(BIS)
による新たな銀行自己資本比率規制が懸念されていたほど厳しくならないとの
期待が広がったことや、ギリシャ問題や世界景気に対する懸念がやや後退した
ことなども支援材料となっています。

 アナリストが推奨リストに加えたと伝わった通信向け半導体のブロードコム
が大幅高。市場予想を上回る収益見通しを示した半導体大手のマーベル・テク
ノロジーが急伸し、タブレットPCや高機能携帯端末向け製品などでマーベル
と競合するインテルは下落しました。

 アナリストが投資判断を引き下げた医療保険大手のアフラックが大幅安。3
0億ドルの年間契約を失うことが明らかになった処方薬給付管理会社メドコ・
ヘルス・ソリューションズが急落しています。

 ダウ構成銘柄では上昇が23銘柄、下落が7銘柄。上昇率上位はバンカメ、
ジョンソン&ジョンソン、ディズニーなど。一方、インテルが下落したほか、
ホームデポ、メルクなどが軟調でした。

 原油先物は小反発。この日から取引の中心が8月物となった金先物は上昇し
終値としては今月3日以来の高値。ばら積み船運賃の国際指標であるバルチッ
ク海運指数(BDI)は7日続伸。CME日経225先物はドル建て・円建て
ともに9490(大証比40円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 先週末のNYダウは3日連続高。前日比38ドル高の1万2441ドルとな
っています。

 シカゴ日経平均先物は9490円と27日(金)の東京市場の日経平均株価
9521円と比べて30円ほど安い水準となっています。

 週末のNY市場の円相場は、対ドルで1ドル=80円75~85銭、対ユー
ロでは1ユーロ=115円60~115円70銭とほぼ横ばい水準で推移して
います。

 NY金価格は、前日比13.6ドル高の1トロイオンス=1537.3ドル
となっています。

 NY原油は小幅高。前日比0.36ドル高の1バレル=100.59ドルと
なっています。

 バルチック海運指数(BDI)は7日連続高。前日比7ポイント高の147
4となり、4月4日(月)以来、約1ヵ月半ぶりの水準に回復しています。


 今週の主な国内経済指標・行事は、31日(火)は4月の有効求人倍率、4
月の完全失業率、4月の家計調査、4月の鉱工業生産、4月の住宅着工戸数、
4月の自動車生産・輸出台数。6月1日(水)は日銀が2011年国際コンフ
ァランス開催、白川総裁の講演やパネルディスカッション(~2日)。同日に、
5月の新車販売台数。2日(木)は1~3月期法人企業統計の発表などが予
定されています。


 海外では、今晩は英国市場(バンク・ホリデー)と米国市場(メモリアルデ
ー)が休場となります。

 その他、31日(火)は1~3月期インドGDP、3月のS&Pケース・シ
ラー米住宅価格指数、5月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)。
6月1日(水)は5月の中国製造業購買担当者指数(PMI)、5月のADP
全米雇用報告。5月の米ISM製造業景気指数、5月の米自動車販売台数。2
日(木)は4月の米製造業新規受注。3日(金)は5月の中国非製造業購買担
当者指数(PMI)、5月の米雇用統計、5月の米ISM非製造業景気指数の
発表などが予定されています。



◆主なニュース

・今年度、過半数が増収見込む 日経「社長100人調査」

・台風2号が温帯低気圧に 東北・関東などで大雨の見込み

・日・EU、EPA予備交渉の即時開始で合意 首脳会談で

・原発の安全性向上で「G8首脳宣言」 IAEA強化提案 

・首相、小沢・鳩山氏と会談希望 不信任案は一致して否決

・ゆうちょ銀、全国銀行協会加盟へ 民間側が対決路線修正

・ニプロ、後発医薬品の生産能力倍増 年産能力25億錠に

・スマートフォン素材を増産 住友ベークライトや宇部興産

・IT各社、データセンターの増強ラッシュ 西日本で需要

・タカラトミー、海外売上高比率を50%に 14年度目標

・大手商社、アフリカ市場の開拓急ぐ 資源やインフラ事業


◆経済指標等

・貿易統計(5月上旬、財務省)
・製造業部門別投入・算出物価指数(4月、日銀)
・地域経済動向(5月、内閣府)

◆その他

・主な決算 菱洋エレクトロ(8068:独立系半導体商社)
      アインファーマシーズ(9627:調剤薬局首位、北海道地盤)
      常磐興産(9675:スパリゾートハワイアンズ運営、石炭卸)

・バンクホリデーの祝日で英市場休場
・メモリアルデーの祝日で米市場休場



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【3】心に残る名言                        **
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       私たちの生き方には二通りしかない。

       奇跡など全く起こらないかのように生きるか、

       すべてが奇跡であるかのように生きるかである。


                     アインシュタイン






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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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