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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

       独自の観点でaquaが分りやすく解説します。


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こんばんは。aquaです。

 自らをドジョウに例えて「ドジョウのように泥臭く、国民のために汗をかき
たい」と訴えて勝利した野田氏は、本日晴れて第95代の首相に選出されまし
た。次は党役員人事と組閣の行方に注目が集まっています。

 ところで、ドジョウといえば「2011地球環境保護 土壌・地下水浄化技
術展」が明日31日から9月2日までの日程で東京ビッグサイトで始まります。

 昨春の改正土壌汚染対策法の施行にともない、土壌入れ替えによる汚染処理
に対する規制が強化されたことに加え、原発事故による放射能汚染などもあり
関心が高くなっています。

 シアンやカドミウム、トリクロロエチレンなどによって汚染された土壌の浄
化は、以前は汚染土をいったん場外に持ち出して洗浄する方法などが主流でし
たが、改正土壌汚染対策法が施行された昨春以降は汚染土の搬出が厳しく規制
されたため、土壌を外部に搬出せずに現場で浄化する「原位置浄化」やコンク
リートで汚染土壌を固める「封じ込め」の需要が増加しています。

 ちなみに、上記のような土壌浄化の技術やノウハウを持っているのは大手ゼ
ネコンやエンジニアリング会社等です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.信用取引と信用残 その2

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   8953.90(+102.55)△1.16%
◎TOPIX   767.30(+  8.47)△1.12%

◎売買高概算  18億3235万株
◎売買代金概算  1兆1437億円
◎時価総額  263兆3081億円

◎値上り銘柄数 1393  ◎(年初来)新高値 19
◎値下り銘柄数  185  ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず     82

◎騰落レシオ(25日) 76.37%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○●●●●○●○○○○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.46% 75日線比-6.03%

◎為替  (対ドル) 76.68  (対ユーロ)111.20

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  114円(+  1円)105,349千株
 2.三菱UFJ<8306>  340円(+  6円) 59,048千株
 3.東芝   <6502>  339円(+  7円) 47,742千株
 4.レオパレス<8848>  170円(+ 21円) 38,180千株
 5.東電力  <9501>  389円(-  6円) 34,210千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ自 <7203> 2721円(+  6円) 34,464百万
 2.グリー  <3632> 2448円(+ 86円) 27,093百万
 3.三菱UFJ<8306>  340円(+  6円) 20,254百万
 4.三井住友 <8316> 2235円(+ 48円) 20,202百万
 5.DeNA <2432> 4005円(+ 85円) 18,187百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り760万株 買い540万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日連続高、前日比102円(1.
16%)高の8953円で取引終了です。

 この4日間の上げ幅は314円となります。昨晩のNYダウは景気の二番底
懸念が後退したことを好感した254ドルの大幅高、シカゴ日経先物も895
0円まで上昇したことを受けて東京市場も朝方から買いが先行。12:30に
は上げ幅が141円となって8992円と9000円手前まで上昇する場面が
ありました。欧州でギリシャの銀行大手2行が合併を発表して金融システム不
安が和らいだこと、電力使用制限令が前倒しで解除となったこと(東電管内は
9月9日)も支援材料となっています。尚、本日午後に国会で野田佳彦氏が新
首相に指名されましたが、今後は民主党の役員人事や内閣の顔ぶれに焦点が集
まります。売買代金は概算1兆1437億円、上海総合指数は9ポイント(0
.3%)安の2566です。

 業種別では、鉱業、証券、鉄鋼、海運、電機、銀行などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、民主党の野田佳彦新代表が首相に指名されたことで復興関連
銘柄などが再び物色されやすい状況となっています。新首相はいわゆる「3党
合意」の堅持を表明しており、第3次補正予算案の早期成立に期待感が大きく
なっているためです。一方で財政規律の重視から消費税増税などの議論が先行
するようであれば小売株には重しになると警戒感も出ています。

 その復興関連として、不動テトラが7円高の175円、PS三菱が8円高の
270円、大和ハウスが22円高の934円、積水ハウスが20円高の681
円。鹿島が7円高の246円、大成建設が2円高の208円、大林組が7円高
の375円、清水建設が6円高の341円と大手ゼネコンは軒並み高です。

 昨日に続いて太陽光発電など代替エネルギー関連も軒並み高。国策としての
エネルギー政策について原発の依存度を徐々に低下させる方向性に変化はなく、
太陽光発電の普及促進が一段と進むとの見方から物色の矛先が継続的に向かっ
ています。

 ソーラー屋根の三晃金属が6日連続高で15円高の335円、太陽電池製造
装置のエヌピーシーが5日連続高で108円高の1216円、太陽光発電機器
に進出のサニックスが41円高の347円、太陽光発電システムの設置件数首
位級の高島が8円高の221円といずれも大幅高です。また、日揮が68円高
の2223円、千代田化工建設が26円高の857円とLNG(液化天然ガス
)関連も値を上げています。

 グリーが4日連続高、86円高の2448円と株式分割後の上場来高値24
91円に接近です。9月15日から開かれる「東京ゲームショウ2011」に
初出展すると発表したことが材料視されています。東京ゲームショウの出展企
業の中でも最大級の出店規模と報じられており、成長期待が蒸し返されていま
す。東京ゲームショウの出展予定社数は146社。グリーの出展面積は108
0平方メートルで全体の1割弱を占める規模です。同業のディー・エヌ・エー
も3日連続高で85円高の4005円、ソーシャルゲームを手がけるコナミは
188円高の2818円と年初来高値を更新です。

 その他、新神戸電機が16円高の1309円、プレス工が16円高の370
円、牧野フライスが19円高の611円、ファナックが410円高の1万26
00円、スペシャル版にて強気一貫ご紹介のドクターシーラボは5000円高
の44万1500円と年初来高値更新です。

 本日の新高値銘柄は、日比谷設備、カルビー、IIJ、ゼリア新薬、ドクタ
ーシーラボ、エンプラス、スカパーJ、コナミ・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・衆参両院本会議、野田民主党新代表を第95代首相に選出

・8月上旬の貿易統計、輸出額5カ月ぶり増 供給網回復で

・7月の消費支出、前年比2.1%減 自動車購入落ち込む

・7月の失業率、2カ月連続悪化し4.7% 求人倍率改善

・7月の小売販売額、0.7%増 猛暑でコンビニが大幅増

・7月のパソコン出荷台数、前年比26%増 2カ月連続増

・東芝と日立、ソニーの3社の中小型液晶パネル事業を統合

・関西への人口流入続く 5カ月連続の転入超は41年ぶり

・インド政府、日印共同の産業インフラ整備で3千億円基金



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【3】主な投資判断                        **
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[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A (1925) 大和ハウス工業   1,300→ 1,190円
 引上げ B→A (1928) 積水ハウス      980→   890円
 新 規   A (8113) ユニチャーム        4,000円
 引下げ A→B (5938) 住生活グループ   2,200→ 2,290円
 据置き   C (1911) 住友林業       670→   730円

[シティG証券]
 据置き   A (4005) 住友化学           450円
 据置き   A (7202) いすゞ自動車         470円
 据置き   A (7205) 日野自動車     510円→   550円
 引下げ B→A (7262) ダイハツ工業    1,360→ 1,500円

[野村証券]
 据置き   A (4508) 田辺三菱製薬        2,000円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】信用取引と信用残 その2                  **
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 株価が高値を付けた日の6カ月後を「絶対期日」と言い、高値を付けた時期
と買い残がピークとなる時期はほぼ重なるため、絶対期日が近づくと、買い方
の売り返済で株価の上値が抑えられるケースがあります。これを「期日圧迫」
と言います。

 一方で、期日が近づくにつれ買い方の整理が一巡し、買い方の反対売買によ
る売り圧迫が減少した後の株価上昇を見込んで、絶対期日が開ける前に買い向
うことを「期日向かい」と言います。

 また、しばらく上昇した後、実際には相場が下降トレンドに転換しているに
も関わらず、天井から急落した直後の反発、いわゆる「アヤ戻し」局面で買い
残がピークとなるケースもあります。信用取引に限らず、現物取引においても
この場面での買いは大ケガにつながる可能性がありますので注意が必要です。

 需給的側面からは、上昇過程においてカラ売りが入り、売り残の増加を伴な
ったほうが、その後も上昇が継続した場合、売り方による損切りの買い戻しで、
さらに上昇に弾みがつくことが期待できます。売り方の買い戻しによる相場急
上昇を「踏み上げ」と言います。

 買い残が多いのが通常の状態ですが、買い残の増加とともに売り残も増加し、
その割合が拮抗してきた状態を「取組み接近」あるいは「取組み好転」と言い
ます。そういった銘柄は「取組み妙味がある」あるいは「好取組み銘柄」と表
現され、将来の買い戻しを期待して人気化することがあります。

 上記の用語等は相場解説でよく耳にする言葉で、そのまま投資戦略となりえ
ますので覚えておくと便利です。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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新首相は党役員人事と閣僚人事をスピード感を持って行う必要があります。も
し時間がかかるようですと、新内閣がスタートする前にリーダーとしての力量
が問われるばかりでなく、結果として政策軽視・派閥配慮型もしくは非挙党一
致・仲良しグループの人事になってしまう恐れがあります。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/
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   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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