━━━  これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け  ━━━

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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

       独自の観点でaquaが分りやすく解説します。


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             ◎ ハロー!株式 ◎      2011/08/30 朝刊
 
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おはようございます。aquaです。

 昨日の民主党代表選で野田佳彦氏が新代表に選出され、本日の衆院本会議で
第95代、62人目の首相に指名されます。

 野田氏と言えば、市場では財政健全化への取り組みに期待が集まる半面、増
税路線を嫌気する見方が出ています。それだけに組閣を含めて今後の経済成長
政策への期待が高まりますが、いずれにしましても株式投資という観点からは
同氏の政策が最も気になるところであり、以下にてザツとその関連する政策を
チェックしてみたいと思います。

=円高対策=

日銀の金融政策とも緊密に連携し、為替介入を含め、断固たる措置を講じる。
予備費、今年度3次補正を活用し、緊急経済対策を策定。日本企業の海外企業
買収や資源権益の獲得を支援する円高対応緊急パッケージの実施。法人税率5
%引き下げ法案の早期成立を目指す。

=エネルギー政策=

蓄電池、自家発電の補助、再生可能エネルギーの普及支援、住宅エコポイント
など政策手段を総動員。原子力安全庁(仮称)を設置。安全性を確認した原発
を活用し、電力を安定供給する。

=財政健全化=

税金の無駄遣いを徹底的に排除するなど歳出改革に全力をあげ、その上で歳入
改革を実行する。


 手堅く泥臭いとも言われる同氏の手法。経団連の米倉弘昌会長が「税財政や
社会保障などの政策に通じ、安定した行動力がある」と評価するなど経済界も
歓迎しており、増税路線と言われる同氏だけに経済成長戦略への着手に一層の
期待が高まります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      11539.25(+254.71)△2.26%
□ナスダック       2562.11(+ 82.26)△3.32%
□S&P500      1210.08(+ 33.28)△2.83%

□CME日経225先物  8950   (+ 80)※大証比

□為替      (対ドル) 76.83  (対ユーロ)111.50

□半導体株指数        358.44(+12.66)
□NY原油先物(10月限)  87.27(+ 1.90)
□NY金 先物(12月限)1791.60(- 5.70)
□バルチック海運指数   1541   ( ―― )


 週明け29日のNY株式市場は、景気の二番底懸念が後退したことなどから
大幅続伸。ダウは8月3日以来、約4週間ぶりに1万1500ドル台を回復
しました。

 ギリシャ第2位のEFGユーロ銀行と同3位のアルファ銀行が合併で合意し、
金融システム危機回避に向け金融機関の再編がすすむとの思惑から欧州株が大
幅高となったことが支援材料。また、ハリケーンから熱帯暴風雨に勢力を落と
した「アイリーン」の経済的な影響が懸念されたほどではなかったことや、バ
ンク・オブ・アメリカの資本増強の報道なども好感されました。

 米商務省が朝方発表した7月の個人消費支出は前月比0.8%増(市場予想
は0.5%増)と、5カ月ぶりの大幅な伸びとなったことで景気の二番底懸念
も後退。前週末のバーナンキFRB議長の講演を受けて追加措置への期待も引
き続き相場を支援しました。

 業種別では、自動車、金融、資本財、素材、運輸などが上昇率上位となって
います。

 個別では、米銀大手のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が前週末比8%
超の大幅高。バンカメはバークシャー・ハザウェイからの出資受け入れで資本
増強を発表したばかりですが、この日は保有する中国建設銀行の株式の約半分
を売却することが明らかになっており、株式売却による33億ドルの利益計上
で自己資本が増加することが好感されています。JPモルガンやウェルズファ
ーゴ、ゴールドマン・サックスなども上昇。ギリシャの大手行が合併し、金融
システム危機回避に向け再編が進むとの思惑から欧州市場で銀行株が上昇した
ことも金融株の追い風となっています。

 保険会社のオールステートや損害保険大手のトラベラーズが上昇。ハリケー
ンの被害が当初予想を下回ったことが安堵されました。また、ハリケーンの影
響で航空便の欠航が相次いでいましたが、ハリケーンが通過したことによりA
MRやジェッブルー、デルタ航空、サウスウェスト航空などが軒並み高。同様
にクルーズ大手のカーニバルやロイヤル・カリビアン・クルーズなども大きく
上昇しています。

 7月の個人消費支出で自動車販売が堅調だったことからフォードやGMが上
昇し、タイヤのグッドイヤーや部品のマグナ・インターナショナルなどにも買
いが入りました。景気動向に敏感なキャタピラーやユナイテッド・テクノロジ
ーズ、ボーイング、アルコア、デュポンなども軒並み上昇。同じくオラクルや
シスコシステムズ、インテルやマクロソフトなどハイテク株も堅調でした。

 ダウ構成銘柄では、ホームデポを除く29銘柄が上昇。上昇率上位にはバン
カメ、ヒューレット・パッカード、トラベラーズ、アルコアなどが並びました。
住宅用品販売大手のホームデポは、この日発表された7月の中古住宅販売成約
指数が振るわなかったことが重石となりました。

 NY原油先物は大幅に3営業日続伸。反面、NY金先物は利益確定の動きで
反落しました。この日のバルチック海運指数(BDI)は、英市場が公休日で
休場のため算出なしです。

 CME日経225先物はドル建てが8950(大証比80円高)、円建てが
8945(大証比75円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 = NYダウ、大幅高! =

 昨晩のNYダウは大幅高。前日比254ドル高の1万1539ドルと2日連
続で上昇しています。

 シカゴ日経平均先物は8950円と昨日の東京市場の日経平均株価8851
円と比べて100円近く高い水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=76円80銭前後、対ユー
ロは1ユーロ=111円50銭前後とほぼ横ばいで推移しています。

 NY原油は3日連続高。前日比1.90ドル高の1バレル=87.27ドル
となっています。7月の米個人消費支出が前月比で2ヵ月ぶりのプラスに転じ、
市場予想も上回ったことから、米景気の減速懸念がやや和らぎ、原油需要の増
加が見込めるとして買いが入っています。

 NY金価格は、前日比5.7ドル安の1トロイオンス=1791.6ドルと
3日ぶりに値下がりしています。


 昨日の東京市場は日経平均株価が3日連続高。前日比53円高の8851円
と18日(木)以来、7日ぶりに終値ベースで8800円台に乗せています。

 民主党の野田佳彦新代表は本日の衆院本会議で第95代、62人目の首相に
指名されます。

 野田氏は新首相就任後、東日本大震災からの本格復興に向けた11年度第3
次補正予算の早期成立を目指します。野田氏は、民主党の新代表就任後の記者
会見で、第3次補正予算について財源問題も含めて野党の賛同が得られないと
作れないとした上で、「なるべく早く提出したい」としています。

 政権運営では、民主党マニフェスト(政権公約)の主要政策見直しなどを盛
った自民、公明両党との3党合意について「基本的には3党合意は誠実に守っ
ていく」と述べています。

 大和証券投資信託委託は本日、「ダイワ新スマートグリッド関連株ファン
ド」を設定します。世界のスマートグリッド関連企業(効率的な電力調整シス
テムに貢献できる発電、送電、蓄電、節電分野に関わるビジネスを行なってい
る企業)の株式に投資します。設定上限額は1050億円となっています。

 本日は、8:30に7月の完全失業率、7月の有効求人倍率、7月の家計調
査の発表などが予定されています。

 7月の完全失業率の事前予想は、前月比横ばいの4.6%となっています。
7月有効求人倍率は、前月を0.01ポイント上昇の0.64と2ヵ月連続で
上昇する見通しです。

 16:00に8月26日時点の3市場信用取引残高が発表されます。前回発
表分(8月19日時点)は、前週比31億円減の1兆6546億円と4週ぶり
に減少しています。一方、売り残は前週比57億円増の5184億円と4週ぶ
りに増加しています。信用倍率は前回(8月12日時点)の3.23倍から
3.19倍となっています。

 海外では、6月のS&Pケース・シラー米住宅価格指数、8月の米消費者信
頼感指数(コンファレンス・ボード)の発表などが予定されています。その他、
米FOMC議事録(8月9日開催分)の公表が予定されており、追加緩和につ
いての議論の内容が注目されています。


◆主なニュース

・野田首相、きょう選出 党役員人事と組閣作業に着手

・野田氏3党合意守る 大連立も視野 円高で総合対策

・電力制限令9日解除 東電管内前倒し、製造業に配慮

・三井物産と三井化学、ブルネイで肥料原料 合弁工場

・ファストリ、始業を朝7時に 本部就業2時間前倒し

・コスモ石油、「風力」強化 関東・中部・関西に新設

・マツダ、ベトナムで小型車生産 中長期の成長見越す

・医療機器、新興国で攻勢 東芝メデ、中国生産を拡大

・デンソー、カーエアコンやメーターの種類数を半減へ

・OKI、中国で現金処理機販売 紙幣の流通増で需要

・アジア新興国、金融政策が難局に 安定成長へ正念場


◆経済指標等

・完全失業率(7月、総務省)
・有効求人倍率(7月、厚労省)
・家計調査(7月、総務省)
・貿易統計(8月上旬)
・商業販売統計(7月速報値、経産省)
・工作機械受注短観(8―9月、日本工作機械工業会)
・パソコン国内出荷実績(7月、電子情報技術産業協会)
・自動車国内生産実績(7月、乗用車8社)

・欧州景況感指数(8月)
・米チェーンストア売上高(先週分)
・米大規模小売店売上高(先週分)
・米消費者信頼感指数(8月)
・米S&Pケースシラー住宅価格指数(6月)
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(8月9日分)

◆その他

・両院で新首相を選出

・電気料金(10月、電力10社)
・ガス料金(10月、都市ガス大手4社)

・決算発表 菱洋エレクトロ(8068:独立系半導体商社)
      アインファーマシーズ(9627:調剤薬局首位)



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【3】心に残る名言                        **
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     金がないから何も出来ないという人間は、

        金があっても何も出来ない人間である。


              小林 一三(阪急グループ創始者)







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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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