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こんばんは。aquaです。

 今日は、秋気が本格的に加わる頃と言われる二十四節気の「白露」。朝晩は
涼しく感じるようになり、少し前まで温かった蛇口の水にも今は冷たさが宿り
ます。

 ところで、タイのバンコクでは「9」の発音が「前進」の意味を持つことか
ら、9が二つ並ぶ明日9月9日は特別な「吉日」とされており、ユニクロの東
南アジア最大のタイ1号店のオープンも明日に設定されています

 日本では「苦」に通じるとの理由で「九」という数字を嫌がる人もいますが、
陰陽道では奇数は陽の数とされ、その極数である「九」が重なる九月九日は「
重陽の節句」として祝う風習が昔からありました。

 この日は、不老長寿の霊草と信じられていた菊の花びらを杯に浮かべた菊酒
を酌み交わし、お互いの長寿と無病息災を祝ったとされています。このことか
ら重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれます。

 ちなみに、菊は日本原産と思われがちですが、薬草として日本に伝わった中
国原産の植物で、後に天皇家の御紋になり、慣習上の国花(菊と桜)にもなっ
ています。もちろん鑑賞用・園芸用として発展したのは日本においてで、日本
の菊が本家中国や欧州の菊事情に大きな影響を与えています。

 また、葬儀の際の献花に菊が用いられることが多いのは、古来から日本人に
慕われてきた花であるとともに、調達のし易さ、安価で長持ちという理由の他、
西洋で墓参用に用いられていたことの影響もあるそうです。

 各地で菊花展や菊人形展が行われるのも重陽の節句に由来し、庶民の間では
秋の収穫祭と習合し「お九日(おくんち)」として祝うようになったといいま
す。

 明治期に新暦に移行してからは季節とのズレが生じたことから、しだいに重
陽の節句が廃れてきましたが、菊を愛でる風習や収穫祭としての意味合いは菊
花展や九州北部のくんちとして今も残ります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.所属業種の見直し

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   8793.12(+ 29.71)△0.34%
◎TOPIX   757.41(+  3.78)△0.50%

◎売買高概算  14億6268万株
◎売買代金概算    9645億円
◎時価総額  260兆4221億円

◎値上り銘柄数 959  ◎(年初来)新高値 21
◎値下り銘柄数 512  ◎(年初来)新安値 13
◎変わらず   173

◎騰落レシオ(25日)92.91%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ●○○○○○○●●●○○ 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-1.21% 75日線比-7.08%

◎為替  (対ドル) 77.36  (対ユーロ)108.91

◎出来高上位
 1.太平洋セメ<5233>  123円(-  2円) 77,496千株
 2.みずほ  <8411>  111円(±  0円) 71,105千株
 3.東芝   <6502>  299円(-  2円) 35,807千株
 4.三菱UFJ<8306>  327円(-  2円) 29,119千株
 5.新日鉄  <5401>  231円(+  6円) 27,880千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.グリー  <3632> 2605円(-  9円) 57,815百万
 2.ファナック<6954>11610円(-410円) 24,319百万
 3.DeNA <2432> 3915円(- 80円) 17,368百万
 4.コマツ  <6301> 1881円(- 37円) 16,540百万
 5.トヨタ自 <7203> 2700円(+ 20円) 15,315百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1330万株 買い1500万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が2日連続で値を上げ、前日比29円
(0.34%)高の8793円で取引終了です。

 ドイツ連邦憲法裁判所がギリシャ向け金融支援について合憲との判断を示し、
欧州債務問題を巡る懸念が後退したを受け、昨晩のNYダウは275ドルの大
幅高。東京市場も朝方から買いが優勢となり、9:01には上げ幅が113円
となって8876円まで上昇する場面がありました。ただ、日本時間今晩にオ
バマ米大統領による景気対策についての演説、バーナンキFRB議長の講演、
欧州中央銀行(ECB)理事会など注目のイベントが予定されており、さらに
明日の株価指数先物・オプション9月物のSQ算出を控えて買い一巡後は手控
えムードが強まり、徐々に上げ幅縮小。7月の機械受注が8.2%減と市場予
想を下回ったことも重石となっています。売買代金は概算9645億円、上海
総合指数は17ポイント(0.6%)安の2498です。

 業種別では、鉱業、ゴム、鉄鋼、精密、医薬品、食品などが高く、証券、保
険、機械、電力などが下げています。

 個別銘柄では、セルシードが152円高の1262円と大幅高。細胞シート
再生医療医薬品のパイプライン(開発品群)の1つである歯周組織再生シート
の作製技術に関する特許が、日本で成立する見込みとなり、材料視した買いが
入っています。患者自身の「親知らず」から採取した歯根膜細胞を原料として
作製したシートを患部に貼り付けることで、歯周病で失った組織の再生を促進
できるといい、将来的な収益拡大への期待が高まっています。

 エーザイが50円高の3290円、小野薬が75円高の4475円といずれ
も年初来高値更新。輸出関連株が軟調な地合いとなる中、景気変動に業績が左
右されにくいディフェンシブ銘柄として物色の矛先が向かっています。ジェネ
リックの沢井製薬は260円高の7960円と値を飛ばしています。

 ダイセキ傘下で土壌汚染処理大手のダイセキ環境Sが1万1800円高の2
0万00800円と上昇。昨日の引け後に2012年2月期の単独純利益が2
億7200万円(前期は4400万円)となり、従来計画1億7700万円を
上回る見通しだと発表し、好感した買いが入っています。土壌汚染対策事業で
受注が好調に推移しています。

 キーセットなど自動車電装品製造を手掛け、マツダ、スズキ向け4割のユー
シンが15円高の592円と上昇。前日の取引終了後、2011年11月期の
年間配当予想を修正し、1株あたり10円(従来予想は8円)にすると発表し、
配当増額を好感した買いが入っています。10円の年間配当は過去最高額で上
場来初となります。

 エディオンが20円高の543円、ケーズHDが30円高の3210円、上
新電機が14円高の865円と家電量販店の一角が値を上げています。鉢呂経
済産業相が省エネ商品の普及を支援する節電ポイント制度の導入の検討を始め
る方針を示したと報じられ、3月末に終了したエコポイント制度の衣替えが念
頭にあることから材料視した買いが入っています。

 その他、大林組が8円高の393円と上値指向の展開継続。ユニ・チャーム
が30円高の3615円、リンナイが150円高の6010円、ウェザーニュ
ーズが32円高の2267円、リチウムイオン電池正極材の戸田工業が31円
高の675円と連日で値を飛ばし、住生活Gも58円高の1925円と値を上
げています。富士急が27円高の494円、近鉄が6円高の319円、京阪電
鉄が2円高の372円といずれも年初来高値を更新するなど陸運の一角が目立
たないながらも上値追いの動きとなっています。

 本日の新高値銘柄は、高松G、東洋水産、エーザイ、小野薬、ゼリア新薬、
エンプラス、日本ガス、富士急、近鉄、京阪電鉄、東邦ガス、ニチイ学館・・
・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・日銀月報、景気「着実に持ち直し」4カ月連続上方修正

・7月の機械受注、3カ月ぶり悪化 予想を大幅に下回る

・8月の街角景気、現状判断5カ月ぶり悪化 円高が重石

・7月の経常黒字、5カ月連続減少 LNG輸入増加等で

・8月第5週の部門別動向、海外投資家6週連続売り越し

・パナソニック、ベトナムに冷蔵庫と洗濯機の工場を新設

・日立、子会社通じ米ストレージ会社を約500億で買収

・豪8月の失業率、予想外の悪化 為替市場で豪ドル下落



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 据置き   A (6501) 日立             520円
 据置き   A (9364) 上組             920円
 据置き   B (3436) SUMCO     1,000→   900円

[UBS証券]
 据置き   A (2875) 東洋水産          2,300円
 引上げ B→A (2685) ポイント      3,700→ 4,500円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (8053) 住友商事          1,450円

[シティG証券]
 引上げ B→A (9433) KDDI      49万→  78万円
 引下げ A→C (9427) イーアクセス   80,000→22,000円

[大和証券CM]
 据置き   1 (3268) 一建設           3,700円
 据置き   2 (8876) リロHD          2,000円
 据置き   2 (9616) 共立メンテナンス      1,680円
 新 規   2 (9956) バロー           1,800円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】所属業種の見直し                      **
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 東京証券取引所が発表している業種別株価指数は、東証1部上場の全銘柄を
33の業種に分け、時価総額を基準に指数化したものですが、実際の業種分類
の基準は全国の証券取引所などで組織する「証券コード協議会」が定めており、
それに基づいて東証が指数算出を行っています。

 証券コード協議会では、最近2―3年間の実績や計画をもとに、売上高が最
も多い事業で判断し業種分けを行い、事業規模だけで決定できない場合は利益
計画や設備の状況なども勘案されます。

 現業種分類に属する事業の売上高に比べて他の事業分野の売上高がの2倍以
上になった場合などを勘案し、所属業種の見直しが定期的に行われており、結
果として社名やイメージと所属業種が合致しないケースも出てきます。


 ちなみに9月1日に発表された最新の見直しでは、下記のような銘柄の所属
業種が変更となります。

  会社名        コード   現所属業種   新所属業種

  NECネッツエスアイ 1973   建設業    情報・通信業
  日本コークス工業   3315   卸売業    石油・石炭製品
  ソフトクリエイト   3371   卸売業    情報・通信業

                     変更日:2011年10月3日


 
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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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東京証券取引所が本日発表した8月第5週(8月29日~9月2日)の投資部
門別株式売買動向で海外投資家は6週連続の売り越しとなりましたが、今朝の
寄り付き前の外資系証券の注文状況では7月29日以来、じつに29営業日ぶ
りに買い越しに転じています。オバマ大統領の議会演説(雇用対策発表)やバ
ーナンキFRB議長の講演など注目イベントが目白押しですが、海外勢の日本
株に対する基調の変化を期待したいところです。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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