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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

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おはようございます。aquaです。本日は友引。1997年の本日には、山
一證券が自主廃業を発表しています。

 さて、日経平均株価で節目となる8200円近くに接近してきた株式マーケ
ット。ここまで来ますと、「大バーゲンセール」状態であり、前向きな意味で
「宝の山」。これほどまでに割安な銘柄がゴロゴロしているのは、そう滅多に
ありません。

 一株当たり利益から算出するPER、一株当たり純資産から算出するPBR、
そして配当利回り・・・等々、主要指標は歴史的な割安を示唆しており、ザッ
と目を通しましても魅力的で美味しそうな銘柄がいっぱいあります。

 こうした銘柄を「バリュー株」と言い、株式マーケットに接していますと、
この「バリュー株」という言葉に多々出くわすかと思います。ビギナーの方に
とりましてはちょっと分かり難いかと思いますが、これは一言で申し上げます
と、「企業本来の価値と比べて株価が割安な株式」のことを言います。

 英語では「VALUE」は「価値」という意味であり、価値のある株という
ことになりますが、具体的には同業他社と比較して株価収益率(PER)が低
い(割安)銘柄や株価純資産倍率(PBR)が1倍を大きく下回る銘柄が該当
します。

 株価が割安に放置されるのは、企業の知名度の低さや含み益が株価に十分に
反映されていないなど様々な理由があります。ただ、PBRが1倍を大きく下
回る企業は業績不振で株価が低迷しているケースも多々あり、バリュー株を選
別する際は今後の業績見通しも含め、財務内容のチェックも必要となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      11257.55(-236.17)▼2.05%
□ナスダック       2460.08(- 61.20)▼2.43%
□S&P500      1161.79(- 26.25)▼2.21%

□CME日経225先物  8265   (- 95)※大証比

□為替      (対ドル) 77.34  (対ユーロ)103.19

□半導体株指数        348.17(-11.49)
□NY原油先物( 1月限)  96.17(- 1.84)
□NY金 先物(12月限)1695.90(- 6.50)
□バルチック海運指数   1830   (-24)


 23日のNY株式市場は大幅続落。欧州の信用不安と米中の経済指標が弱い
内容だったことから売りが優勢となりました。

 欧州の信用格付けに関して、格付け会社のフィッチとスタンダード&プアー
ズ(S&P)が引き下げの可能性に言及したことや、この日行われたドイツの
10年物国債の入札が不調(応札額が募集額に届かず異例の札割れ)に終わっ
たことなどから欧州の信用不安に対する警戒感が強まりました

 また、英金融大手のHSBCが23日に発表した11月の中国購買担当者景
気指数(PMI、50が判断の分岐点)が、前月の51から48に大幅低下し、
2009年3月以来、2年8か月ぶりの低水準を記録したことも相場を圧迫。

 米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数は3週間ぶりに増加、米商
務省が発表した10月の耐久財受注額で、設備投資の先行指標とされる航空機
を除く非国防資本財が落ち込み、9月分も大きく下方修正されたことで、中国
経済のハードランディング、そして世界経済のリセッション(景気後退)入り
が意識され指数は終日マイナス圏で推移。

 ダウは安値引けとなり3日続落。ナスダック指数とS&P500種指数は6
日続落です。
 
 業種別では、エネルギー、金融、素材などの下落が目立ちました。

 個別銘柄では、四半期決算と通期の業績見通しが市場予想を大きく上回った
農機大手のディアが大幅高。一方、世界景気の動向に敏感なキャタピラーやス
リエームなどが下落。中国の経済指標の悪化で世界経済の減速懸念が強まった
ことから非鉄のアルコアや鉄鉱石大手のヴァーレ、鉱山会社のフリーポート・
マクモランなど素材・資源関連株が下落し、エクソンモービルなどのエネルギ
ー株も軟調な展開でした。

 欧州の信用不安拡大懸念を背景にバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やJ
Pモルガンなどの金融株が軒並み安。アップルやインテル、オラクルやマイク
ロソフト、シスコシステムズなど、景気動向に敏感なハイテクセクターも冴え
ない展開です。尚、アナリストはアップルに関して、韓国サムスン電子が担っ
てきたアップル製品のディスプレー生産のほとんどを日本のシャープに移管す
る可能性があるとの見方を示しています。

 小売り最大手のウォルマートは小幅安で、消費関連の一角が底堅く推移。こ
の日発表された個人消費に関する指標は、市場予想を下回ったものの改善傾向
が続いているためこれから始まる年末商戦への期待が消費関連銘柄の下値を支
えました。

 ダウを構成する全30銘柄が下落。下落率上位はバンカメ、アルコア、JP
モルガンなどとなっています。

 NY原油先物や金先物は、ドル高や世界景気に対する先行き懸念を背景に反
落。バルチック海運指数(BDI)は4日続落です。

 CME日経225先物はドル建てが8155(大証比165円安)、円建て
は8150(同170円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは大幅安。前日比236ドル安の1万1257ドルとなって
います。一昨日(22日)は前日比53ドル安となっており、2日間では28
9ドル値下がりしています。

 シカゴ日経平均先物は8155円と22日(水)の東京市場の日経平均株価
8314円と比べて160円ほど安い水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=77円30銭前後とやや円
安に振れています。一方、対ユーロは1ユーロ=103円10銭前後と円高に
振れています。ドイツ政府が23日実施した10年国債の入札が不調だったこ
とを受け、欧州信用不安に対する警戒感が強まり、ユーロに売りが出ています。

 NY金価格は、前日比6.5ドル安の1トロイオンス=1695.9ドルと
2日ぶりに値下がりしています。一昨日(22日)は前日比23.8ドル高と
なっており、2日間では17.3ドル上昇しています。

 NY原油は、前日比1.84ドル安の1バレル=96.17ドルと2日ぶり
に値下がりしています。一昨日(22日)は前日比1.09ドル高となってお
り、2日間では0.75ドル値下がりしています。


 欧州連合(EU)は昨日、欧州の信用不安を防ぐための抜本的な対策として、
ユーロ圏17カ国が共同で債券を発行する「ユーロ共同債」構想の本格協議を
始めています。

 欧州危機封じ込めへ国際通貨基金(IMF)に1兆ドル(約77兆円)規模
の追加資金枠を設ける案が浮上しています。日米欧など先進7カ国は、中国な
どの主要新興国を加えて電話による緊急協議も視野に入れています。


 休日前の日経平均株価の終値は8314円と終値ベースで年初来安値を更新。
ザラ場中には一時8261円まで下落し、3月15日に付けたザラ場中の最安
値8227円に急接近する場面がありました。

 騰落レシオは78%。そして、8200~8300円どころには強力な下値
サポートゾーンがあり、注目の水準となっています。尚、東証1部のPBR(
株価純資産倍率)は0.90倍と今年最低水準となり、指標面から割安感が顕
著となっています。

 本日は、月例経済報告関係閣僚会議が開催されます。終了後に11月の月例
経済が発表される予定です。前回(10月)の月例経済報告では「景気は引き
続き持ち直しているものの、そのテンポは緩やかになっている」として、景気
判断を大震災後の4月以来、6ヵ月ぶりに下方修正しています。

 14:00に石油情報センターから11月21日時点の給油所の石油製品価
格が発表されます。11月14日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は
1リットルあたり142.7円となり、前週と比べて0.2円値上がりしてい
ます。原油価格の上昇に伴うものですが、一方で需要の低迷や価格競争の激化
により、小幅な値上がりにとどまっています。

 22日発表された11月18日時点の3市場信用取引残高は、買い残が前週
比234億円増の1兆4294億円と2週ぶりに増加しています。売り残は前
週比119億円増の5256億円と3週ぶりに増加しています。信用倍率は前
回(11月11日時点)の2.74倍から2.72倍となっています。

 海外では、今晩の米国市場は祝日(感謝祭)で休場となります。

 中国では「広州モーターショー」が本日から一般公開されます(21日開幕
~28日)。世界最大の自動車市場に成長した中国での販売拡大を狙い、日米
欧や韓国に加え、地元中国の完成車メーカーなどが、東京モーターショーの2
倍以上にあたる約900台を出展しています。

 国際通貨基金(IMF)は22日、6ヵ月間の短期流動性を供給する融資制
度「予防的流動性枠(PLL)」を新たに創設すると発表しています。制度を
拡充することで、欧州債務危機が世界に波及することを防ぐ狙いがあります。


◆主なニュース

・企業、サイバー攻撃や災害などサーバー集約し防御

・日中韓投資協定、年内合意を目指す 日中外相会談

・来年度から段階的に年金減額 厚労相、物価下落分

・伊藤忠、米投資ファンドなどと米天然ガス社を買収

・東京駅周辺、ビル建設競う 森トラストは月内着工

・ホンダ、北米でSUV生産再編 アラバマ工場増強

・太陽光発電関連メーカー、海外勢が相次ぎ日本開拓 

・ドイツ10年国債入札不調 応札額、募集の7割弱

・米GDP改定値、2.0%に下方修正 7~9月期

・米韓FTA、1月発効へ 韓国、批准案を強行採決


◆経済指標等

・月例経済報告(11月、内閣府)
・ガソリン価格(11月21日時点、石油情報センター)

・独IFO企業景況感指数(11月)
・英GDP(7―9月期改定値)

◆その他

・決算発表 日生、明治安田、住生など主要生命保険

・復興増税法案が衆院通過へ

・民主党両院議員懇談会 TPPへの対応について野田首相が説明

・広州モーターショーの一般公開(中国、28日まで)

・感謝祭で米の全市場が休場



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【3】心に残る名言                        **
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   松明(たいまつ)は足元を照らすもの。

   遠いほうをみるときは、かえって、その光がじゃまします。

   そんなとき、私たちは、ワザと松明を消すのです。

                  「光に向かって100の花束」より







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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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