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―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2011/10/28 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ おはようございます。aquaです。 いい相場展開となってきた株式マーケット。チャート上で連日のように「コ マ」や「寄せ線」(十字線)といった重要な線が出現していましたが、「コマ 」は分岐を司るもの、「寄せ線」は攻防の分岐点に現れる傾向があり、いずれ 大きく動いてくることは察しがつきました。「保ち合い放れは大相場」と申し ますが、いよいよ上方に上放れてきており、ここからの展開は楽しみです。 気になる上値メドですが、日経平均株価(昨日は8926円)で心理的節目 となる9000円、9月1日に付けた戻り高値9098円、そして8月16日 の戻り高値9150円などの節目がありますが、そうした節目を上抜き、8月 2日~3日に空けた窓埋め水準となる9822円、すなわちここから約100 0円近く上方の9800円どころをトレンドとして目指す展開を想定します。 もちろん、まだまだ悲観論や懐疑感がいっぱいあることは承知しています。 それでも、皆が皆強気になったら相場は終わりです。 ちなみに、直近まで8日連続で売買代金が1兆円を下回る低水準となってい ました。「閑散に売りなし!」と繰り返し申し上げてきましたが、実は200 3年の7月後半にもこうした閑散状況がありました。 当時はその後どうなったか。結論を申し上げますと大相場となっています。 9500円前後だった日経平均株価は翌年にかけて1万2000円近くまで上 昇し、最終的に07年の1万8000円台までほぼ2倍近くとなっています。 相場が枯れ果てた後は、「枯葉が燃え上がるが如く、大相場」。こうなる可能 性が高い訳です。ご参考にして頂ければと思います。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.NY市況 2.主な注目材料とニュース 3.心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】NY市況 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 12208.55(+339.51)△2.86% □ナスダック 2738.63(+ 87.96)△3.32% □S&P500 1284.59(+ 42.59)△3.43% □CME日経225先物 9055 (+135)※大証比 □為替 (対ドル) 75.95 (対ユーロ)107.74 □半導体株指数 395.74(+16.26) □NY原油先物(12月限) 93.96(+ 3.76) □NY金 先物(12月限)1747.70(+24.20) □バルチック海運指数 2091 (-54) 27日のNY株式市場は大幅に続伸し3カ月ぶりの高値で取引を終了。欧州 不安が大きく後退し、リスクをとる動きが強まりました。 前日のユーロ圏・欧州首脳会議で、金融安定化基金(EFSF)の機能拡大、 ギリシャ債の50%債務減免、欧州銀の資本増強など、債務危機克服へ向けた 包括戦略が合意されたことを受けて投資家の不安心理が後退するとともにリス ク選好の動きが強まり欧州株が全面高、NY市場も買い優勢となりました。 朝方発表された先週の新規失業保険申請指数は前週比で減少した一方、4週 移動平均は増加しましたが市場の反応は限定的。米商務省が発表した7―9月 期の米国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比2.5%増で市場予 想と一致、個人消費と設備投資がともに伸び1年ぶりの高い伸びを記録し、米 景気に対する過度の懸念が薄らいだことも相場を支援しました。 ダウは大幅続伸で心理的な節目の1万2000ドルを回復。7月28日以来 およそ3カ月ぶりの高値となり、テクニカル上の節目で長期トレンドの200 日移動平均線を突破しました。ナスダックも大幅に続伸し、8月1日以来の高 値となっています。 業種別でも全面高の様相。中でも金融、素材、資本財などの上昇が目立ちま した。 個別銘柄では、モルガン・スタンレーが17%高。ゴールドマン・サックス とバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は9%高。JPモルガンも8%超の上 昇。欧州の今回の対応で投資家の不安心理が後退、リーマン・ショック時のよ うな金融危機の発生を回避できるとの見方が広がりました。 建機大手のキャタピラーや複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)な ど景気動向に敏感な銘柄も大幅高。非鉄のアルコアや化学のデュポン、資源大 手のBHPビリトンやフリーポート・マクモランなど、素材セクターの上昇も 目立ちました。 決算関連では、好業績を発表した化学のダウ・ケミカルや鉄道大手のノーフ ォーク・サザンが大幅高。予想以上の決算を発表したクラウド関連の事業を手 掛けるアカマイ・テクノロジーズは前日比15%超の急伸となっています。 増益決算を発表した石油最大手のエクソンモービルや産金大手のバリック・ ゴールドなども上昇しましたが、エクソンは一時マイナスに転じるなど上値の 重い展開。7―9月期決算がほぼ市場予想の範囲内だった日用品大手プロクタ ー&ギャンブル(P&G)も前日終値をはさみ小動きでした。 1株利益が市場予想を下回った化粧品大手のエイボンは急落。同社の海外で の取引について米当局が調査を開始したとの報道も嫌気されています。セキュ リティソフトのシマンテックも決算に対する失望売りで値を下げました。 上昇幅の高低はあるもののダウを構成する全30銘柄がそろって上昇。上昇 率上位にはバンカメ、アルコア、JPモルガン、GE、デュポンなどの銘柄が 並びました。 リスク指向の動きが強まる中で商品市場にも資金が回帰。NY原油先物は大 幅に反発し、再び3カ月ぶりの高値。NY金先物は5営業日続伸で約1カ月ぶ り高値。一方、ばら積み船の国際運賃指標となっているバルチック海運指数は 続落しました。 CME日経225先物はドル建てが9055(大証比135高)、円建ては 9045(同125円高)で取引を終了しました。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な注目材料とニュース ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 昨晩のNYダウは2日連続で大幅高。前日比339ドル高の1万2208ド ルと7月28日以来、約3カ月ぶりの高値水準となっています。 = シカゴ日経平均先物9000円台! = シカゴ日経平均先物は9055円と昨日の東京市場の日経平均株価8926 円と比べて130円近く高い水準となっています。 = 円、3日連続で最高値更新 = 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=75円95銭前後とほぼ横 ばいとなっています。昨日のNY・ロンドン市場で円は一時75円67銭まで 上昇し、前日にロンドン市場で付けた過去最高値の75円71銭を再び更新し ています。 昨日開催の日銀金融政策決定会合で、資産買い入れ基金の規模を5兆円積み 増して55兆円にすることを決定していますが、市場予想の範囲内と受けとめ られています。尚、市場で実施されるとの観測が高まっていた政府・日銀によ る円売り介入がなかったことから、投機筋の円買い・ドル売りの動きが強まっ ています。 対ユーロは1ユーロ=107円75銭前後と大きく円安に振れています。 欧州連合(EU)が昨日、欧州危機克服に向けた包括戦略で合意したことを 好感し、ユーロに買い戻しが入っています。 NY金価格は5日連続高。前日比24.2ドル高の1トロイオンス=174 7.7ドルとなっています。終値ベースで9月21日以来、約1ヵ月ぶりの高 値水準となっています。 NY原油は大幅高。前日比3.76ドル高の1バレル=93.96ドルと2 日ぶりに上昇しています。終値ベースで8月1日以来、約3ヵ月ぶりの高値水 準となっています。欧州連合による債務危機解決に向けた「包括戦略」合意や 米成長率の改善などを好感し、原油先物に買いが入っています。 米商務省が昨日発表した7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は 前期に比べて年率換算で2.5%増となり、昨年7~9月期(2.5%増)以 来の高い伸びを示しています。 昨日の日経平均株価は大幅高。前日比178円高の8926円と9月2日以 来、約2ヵ月ぶりに8900円台を回復しています。次は心理的節目の900 0円突破から、9月1日に付けた戻り高値9098円と8月16日の戻り高値 9150円どころが視野に入ります。 昨日発表された10月第3週(10月17日~10月21日)の投資部門別 株式売買動向を見ますと、外国人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は48 7億円となっています。直近で売越額がピークだった9月第1週(9月5日~ 9月9日)の5340億円と比べますと約9割減少しています。 一方、個人投資家は4週ぶりに買い越し、買越額は363億円となっていま す。 主要企業の中間決算発表が相次ぎます。本日は11:00台にデンソー、ダ イハツ、14:00台はJR東日本、15:00台はコニカミノルタ、日本ガ イシ、住友電工、エプソン、リコー、東京エレクトロン、全日空、16:00 台はサンリオなどが発表を予定しています(詳細は下記参照)。 国内主要経済指標の発表が集中します。8:30に9月の全国消費者物価指 数(CPI)、10月の東京都区部消費者物価指数(CPI)、9月の完全失 業率、9月の有効求人倍率、9月の家計調査、8:50に9月の鉱工業生産・ 速報値の発表が予定されています。 注目の9月の鉱工業生産・速報値の事前予想は前月比2.1%低下(8月は 0.6%上昇)となっており、これを上回るか否か注目となります。 9月の全国消費者物価指数(CPI)の事前予想は、生鮮食品を除く総合で 前年同月比0.2%上昇と3ヵ月連続でプラスとなり、伸び率は横ばい(8月 は同0.2%上昇)となる見通しです。 先行指標とされる10月の東京都区部CPI(中旬速報値)の事前予想は、 生鮮食品を除く総合で前年同月比0.4%低下と09年5月以降、30ヵ月連 続でマイナスとなる見通しです。 9月の有効求人倍率の事前予想は前月比0.01ポイント上昇の0.67倍 と4ヵ月連続で改善する見通しです。9月の完全失業率は4.5%と前月比で 0.2ポイント悪化する見通しです。 海外では、9月の米個人所得・消費支出の発表などが予定されています。 海外企業の7~9月期決算発表で、本日は韓国サムスン電子、米国ではメル ク、シェブロン、クライスラー等々が予定しています。 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。 【11:00台】 大東建(1878)、豊田織(6201)、デンソー(6902)、 ダイハツ(7262) 【12:00台】 日野自(7205) 【13:00台】 カルビー(2229)、日清粉G(2002)、 ジェイテクト(6473)、アイシン(7259)、小田急(9007) 【14:00台】 トヨタ紡織(3116)、カネカ(4118)、三菱自(7211)、 JR東日本(9020)、阪急阪神(9042) 【15:00台】 ハウス食(2810)、コニカミノル(4902)、 ガイシ(5333)、住友電(5802)、コロナ(5909)、 エプソン(6724)、日車両(7102)、リコー(7752)、 東エレク(8035)、ヤマトHD(9064)、ANA(9202)、 東北電(9506) 【16:00台】 キーエンス(6861)、サンリオ(8136)、中部電(9502)、 大ガス(9532)・・・等々。 ◆主なニュース ・円が3日連続最高値 日銀は国債買い増し、追加緩和決定 ・日銀総裁「世界経済、不確実性高まる」円高進行に危機感 ・TPP、11月決断へ大詰め 例外扱いは交渉参加が前提 ・タイ工場洪水、世界でHDD不足懸念 パソコン生産影響 ・東電支援9000億円、機構に要請へ 賠償額膨らみ増額 ・ソニー、エリクソンと合弁解消 携帯端末会社を買い取り ・任天堂、初の最終赤字に 今期200億円、3DSが低迷 ・トヨタ、減産を7ヵ国に拡大 タイ洪水で部品調達困難に ・建機大手「脱中国依存」急ぐ 東南アジアの鉱山向け強化 ・ヨーカ堂「ニトリ」をテナントに導入 専門店で集客狙う ・EU包括策合意 ギリシャは国民に求める改革実施に不安 ◆経済指標等 ・全国消費者物価指数(9月、総務省) ・家計調査(9月、総務省) ・完全失業率(9月、総務省) ・有効求人倍率(9月、厚労省) ・鉱工業生産指数(9月速報値、経産省) ・製造業部門別投入産出物価指数(9月、日銀) ・自動車生産輸出実績(9月及び上半期、自工会) ・電気料金(12月、電力10社) ・ガス料金(12月、都市ガス大手4社) ・米個人消費(9月) ・米個人消費支出(9月) ・米雇用コスト指数(7―9月期) ・米消費者態度指数(10月確報値) ◆その他 ・野田首相が所信表明演説 ・新規公開 イーブックイニシアティブジャパン (3658東マ:電子書籍の販売事業) 公760円 菊池製作所(3444JQ:試作品、金型等の製造) 公1,100円 ・主な決算 日本ガイシ(5333:ガイシ世界一、NAS電池を量産) 住友電工(5802:電線首位、自動車用ワイヤハーネス世界大手) キーエンス(6861:FAセンサーなど検出・計測制御機器が中心) デンソー(6902:国内最大の自動車部品メーカー) 三菱自(7211:国内7位の自動車メーカー) アイシン精機(7259:トヨタ系部品大手、AT世界シェア1位) ダイハツ(7262:トヨタ自動車グループで軽自動車首位) リコー(7752:事務機で国内首位級、カラー複合機に重点) 東京エレク(8035:半導体製造装置で世界2位、FPD製造装置) JR東日本(9020:鉄道最大手、首都圏・東日本が地盤) ヤマトHD(9064:宅配便首位、国内シェア4割) 全日空(9202:国際線はアジア集中、エアアジアと格安航空合弁) ・海外決算 シェブロン(ダウ採用、石油)、メルク(ダウ採用、医薬)、 バイオジェン・アイデック(医薬)、 ニューモント・マイニング(産金) ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】心に残る名言 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 人生は心一つの置き所 晴れてよし、曇りてよし富士の山 もとの姿は変わらざりけり 山岡 鉄舟(明治時代の政治家) THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! by aqua  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◆10月28日 今日は何の日? 六輝:大安 速記記念日、日本のABCの日、透明美肌の日、霧下そばの日 ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━